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douuuuu
かけだし“香凛”の日々の暮らしや 自然療法やハーブの話 3人の子供たちのエピソードなど
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February 6, 2006
カテゴリ： カテゴリ未分類
あちらこちらで小さなつぼみが膨らんで、
芽を出し始めました。
少しずつ、春が近づいている証拠ですね。
先日、ターミナルケア・・・もうすぐ死期が迫って
いらっしゃる患者さん（そう信じたくはないですが・・・）
のケアに、行かせて頂きました。
80歳前後ぐらいの女性の方でした。
全身にガンが転移されてて、
パンパンに腫れていらっしゃいました。
寝返りするのも辛そうでしたが、
お嫁さんとお孫さんとお話しするときは、
すごく楽しそうにしてらっしゃいましたよ。
閉塞されているので、リンパ液などを
マッサージで流して、循環することは
できませんが、少しでも抗がん治療の痛みから
安らいでいただく目的で、
ここの病棟では、アロマによるケアを取り入れて
くださってます。
その方が選ばれた精油は、レモングラス・・。
その香りが病室に漂うと、とてもいい笑顔を
されました（＾＾）
お友達のセラピストは、脚の付け根から腰にかけてを
トリートメントされて、私は、足先のりフレクソロジー
ケアをさせてもらいました。
とてもご年配の足には見えませんでしたよ。
やっぱり、持続することはすごいんだな～って、
つくづく思いました。
帰り際に、“あっ”と思うことがあったんです。
それは、婦長さんが、いつもペパーミントで
うがいしてもらったり、何かと使用して大助かりです・・と
おっしゃったので、
「ペパーミントは、少量では、かなりすごい効果が
あるんですけど、長時間や大量に使用すると
副作用がこわいのでは・・」
と、聞いてみました。
（私が、そう思ったのは、ペパーミントの精油は、
その中の成分に含まれてるメントールとメントンには、
大量に使用した場合、中枢神経や特に延髄を麻痺させる
作用があるって習っていたので・・・）
でも、その婦長さんからの返事に、私は、なるほど・・って、
思ったんですよ。
それは、ターミナルの場合
副作用を気にするより、今日一日をいかに痛みがなく
残された時間を大切な家族の方と、
過ごしてもらうかが大事だから、
患者さんが一番楽に過ごせるものを選んでるそうです。
目からうろこが落ちました。
現場に行かせて頂くと、本当に勉強になりますね。
そのままの知識が通用しない場合も、
いっぱいあるんですね。
そのおばあちゃまが、一日でも長く
たくさんの愛に包まれて、楽しい時間が
過ごせますようにと、病室を後にしました・・・。
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