ロールケーキで幸せ、スイーツ好き

ロールケーキで幸せ、スイーツ好き

2009年10月14日
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「地産地消」が注目される中、和歌山県紀南地方の洋菓子店でも地元の食材を使った商品が増えている。鮮度が重要な菓子作りで、新鮮さや味の良さが客に受けている。

 田辺市下万呂の洋菓子店「カフェ・マイユ」(山本美鶴店長)では、田辺市本宮町の契約農場から仕入れたニワトリの有精卵を使ったロールケーキ「マイユロール」(1050円)を約1年前から販売している。卵の単価が高いためコストはかかるが、「普通の卵とは異なり、割ったときに卵黄が横に広がらず、こんもりと盛っている。しっとり感があり、舌触りや味も違う」という。

 紀の川市桃山町産のモモや有田産のマンゴーなど、ケーキに使う果物は基本的に県内産を使用している。山本店長は「味を追求していったら、結果的に地産地消になっていた。和歌山県は全国でも有数のフルーツ王国。味も見た目もレベルが高く、活用しないのはもったいない」と話す。

 白浜町大浦の洋菓子店「シャモニー」(浜田武志店長)では、田辺市中辺路町産のクリを使った「熊野川のモンブラン」(480円)を4、5年前から秋限定で販売している。浜田店長によると、ケーキ店のモンブランは缶詰のクリやペースト状になった材料から作ることが多く、生のクリを使ったモンブランは珍しいという。

 クリ以外にも、町内の農家から仕入れたイチジクを使ったタルトや紀の川市桃山町産の白桃を使った洋菓子なども販売している。「ケーキの食材は鮮度が命。採れたての新鮮な食材で作った洋菓子を提供したい」と話す。

 田辺市湊の洋菓子店「幸屋」(上園幸作店長)でも、地元産の食材を利用した焼き菓子や生菓子を販売している。2005年、田辺市本宮町産の番茶やユズみそを使った焼き菓子「熊野の風情」(130円)が熊野スイーツコンテストで特別賞を受賞したのをきっかけに、地元食材に目を向け始めた。市内産の梅とミカン、ユズを使ったパウンドケーキや市内の山間部で採れるブルーベリーを乗せたレアチーズケーキ、市内産の仏手柑(ぶしゅかん)で作る焼き菓子など、独自の商品を開発している。上園店長は「洋菓子はどうしても輸入食材が多くなりがち。今後も地域独自の食材を取り入れ、田辺にふさわしい、田辺らしいお菓子を作りたい」と話している。

【地元産の食材を使った洋菓子(和歌山県白浜町大浦で)】

紀伊民報


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最終更新日  2009年10月14日 12時19分49秒
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