ロールケーキで幸せ、スイーツ好き

ロールケーキで幸せ、スイーツ好き

2010年03月25日
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都市部の若者が農山村の地域資源を生かして起業を目指す「ふるさと起業塾」の塾生として、長岡市の小国地域で活動していた柴田力也さん(32)(福岡市出身)と小野塚雅宏さん(29)(新潟市出身)が、小国特産のギンナンを使ったスイーツなど加工食品の商品化を進めている。全国の塾生が考えた企画で1位の「グランプリ」を受賞し、22日、小国商工物産館で成果を発表した。

 「起業塾」は、若者が農山村に住みたくても仕事がない問題を解消するため、国の支援を受けて認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」(東京都)が企画。昨年10月から半年間、計20人が国内5か所で民家などに宿泊しながら、起業を目指した。小国地域では、静岡市、広島市、燕市などから23~38歳の5人が参加。会社員や派遣社員、美容師など職歴も様々で、地元のNPO法人「MTNサポート」の支援を受けた。

 柴田さんと小野塚さんが目をつけたのがギンナン。小国地域は栽培面積が30ヘクタールを超え、県内の約4分の1を占める産地だが、価格低下などで「作ってもお金にならない」とこぼすお年寄りの声を聞いたのがきっかけだった。

 2人は専門学校や製粉機メーカー、菓子会社などに「飛び込み営業」に回って協力を得て、試作に挑戦。今月5日、ロールケーキやクッキーなどを地元の農協関係者らに試食してもらったところ、食べやすさや風味などで改善の余地があったものの、味は好評だったという。

 他のメンバーは郷土食の研究や地域紹介ホームページ作成などに取り組んだが、東京都内で18日に行われた発表では、2人のアイデアがグランプリを受賞。今後、会社を設立し、秋に向けギンナン粉や、その粉を使ったスイーツの製品化を目指す。

 引き続き小国地域に住む小野塚さんは「今後も多くの人の協力が必要だけど、何とか続けていけるようにしたい」と意欲を見せる。福岡で農業をするという柴田さんは「2か月に1度は小国に戻って手伝います。人が笑顔になる仕事がしたい」と話した。

読売新聞 より引用

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最終更新日  2010年03月25日 10時18分13秒
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