ロールケーキで幸せ、スイーツ好き

ロールケーキで幸せ、スイーツ好き

2010年05月21日
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米粉パンを売るベーカリーが増え、人気を集めている。パンの手作り教室でも米粉を使ったレシピが定着。米粉特有の、もっちりした食感が受けているようだ。「ごはんよりパン」という人でも、米粉配合のパンを食べることで自給率アップに貢献できるのかもしれない。(津川綾子)

 ◆珍しさから

 4月下旬、パンの人気店がひしめく東京・自由が丘に米粉パン専門店「和良(わら)」がオープンした。

 50種類のパンと10種類のスイーツの生地はすべて米粉80%以上。野沢菜やツナマヨネーズなどの具が入ったおむすび形の「おやきパン」(6種、1個180円)は生地がもっちりし、小さめのブリオッシュ(100円)はしっとり、やわらかい。「小麦のパンにはない、もちっとした食感が好き」と世田谷区の主婦(70)。米粉専門の看板に、「珍しい」と飛び込む女性客もいた。

 「和良」は4月末、都立大学駅前(目黒区)にも出店。「和良」をチェーン展開するアドタッチ(岡山市)の森本理マネジャーは「食感はもちろん、米は甘みがあり、砂糖やバターが少なくて済み、低カロリー。味と、こうした特徴が支持されているようだ」と話す。

 「米粉パンはないの?」。全国に75店がある「ポンパドウル」(横浜市中区)にも昨年からこんな問い合わせが相次ぎ、今月12日には米粉60%配合の「お米ぱん」(157円)を発売。「米粉のパンはもちもちしている、という情報が知られる一方、扱っているベーカリーはまだ少ない。食べてみたいというニーズが高まっている」と同社広報の金子晶子さん。

 ◆味わい底上げ

 一方、手作り派にも米粉パンへの興味が膨らんでいる。パン教室を全国120カ所で開くホームメイド協会(東京都中央区)は、平成20年から米粉を使ったパンメニューの開発に力を入れている。「小麦粉に加えればパンの食感を多様にし、味わいを底上げする」(同協会担当)と、ドーナツやデニッシュなど約20種類のレシピを編んだ。

 4月、東京・渋谷の教室で開かれた「米粉入りメロンパン」の授業では、小麦粉と米粉を3対1の割合で使用。受講者4人は全員が「自宅に米粉を常備する」と言い、パン作りに凝る主婦の間では定着の兆しだ。



 農林水産省が掲げた10年後の食料自給率の目標値は50%(カロリーベース)。達成に向けた施策の一つが国産米粉の利用拡大で、昨年、「米穀の新用途への利用の促進に関する法律」も施行された。

 食卓では1人当たりの米の消費量(20年度)がピーク時の約半分なのに対し、パンの購入量(21年)は10年前と比べて約2割増。小麦の何割かを米粉に置き換える「米粉パン」が定着すれば、自給率アップにもつながりそうだ。

産経新聞 より引用

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最終更新日  2010年05月21日 10時21分12秒
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