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ワインのようにマニアではないけれど、実はウイスキー好き。とくにジャパニーズウイスキー。2010年にニッカウヰスキー余市蒸溜所に訪問して目覚め、年間20~30本くらいは買っているかも。当時、1千円台でおいしいと思っていたのは「シングルモルト余市 500ml 43度」。そしてキリンの「富士山麓 樽熟50°」(600ml)。とくに富士山麓は近所のスーパーで1,000円くらいで買え、サントリー角とほとんど同じ値段で売られていてハイコスパ。富士山麓は、その後に黒キャップの「富士山麓 樽熟原酒50°」(700ml)へとリニューアル。1,500円くらいになったものの、コスパのよさは変わらず。ところが2019年春に終売になってしまった。「富士山麓 Signature Blend」を全国発売したけれど5,000円オーバー。以前のコスパは失われてしまった。Signature Blendもおいしいけれど、樽熟原酒の3倍という値段差を感じるのは厳しい。売れ筋に安い商品がなくなってキリンの営業は困っているだろうと思っていたら、ついに「キリンウイスキー陸」を投入。こちらはサントリー「碧Ao」のように海外原酒もブレンドしたもの。すでに評判がいいので期待して開けてみました。キリンウイスキー陸 500mlで1500円くらい。700ml換算だと2000円弱。ブレンド比率は非公表だけれど、ほぼグレーン主体とのこと。ストレートのファーストノートでは、アルコールの強さが目立つが、安ウイスキーのようなネガティブな要素はなく、グレーンらしいハイトーン。少しずつ加水すると、甘みが出てきて、ウッディーなフレーバー。水割りとしてもイケル。モルト派のわたしでも、おいしいと感じるレベル。他ジャパニーズメーカーのグレーンと比較しても、コスパの優秀さが光る。価格的にハイボールにしてもいいけれど、個人的には少し加水して、なめるのがオススメ。キリン ウイスキー陸を探す>左から富士御殿場蒸留所 SINGLE MALT WHISKY(DRINX限定)富士山麓 Signature Blend富士山麓樽熟50度他に蒸留所限定ボトルなども持っているけれど、現在は蒸留所に行っても入手困難。2016年にはシングルカスクが買えて、2017年は蒸留所限定は本数制限無しで購入可能。2019年は、そもそも1日あたりの販売数が限られていて、購入できる数も制限付きになってしまった。富士御殿場蒸留所を訪問したブログ2016年、2017年、2019年
2020.06.20
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前回の続き。こちらは朝食。こちらも抜かりなし。翌日はニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所へ。平日はニッカウヰスキーの送迎バスが無いので、ホテルの一の坊から送迎バスが出ています。ラッキー!宮城峡は2015年以来の3回目(2014年訪問時のブログ、2015年訪問時のブログ)。ゲストハウスがリニューアルされて、ものすごくキレイになっていてビックリ。アルコールの影響で木が黒くなるのだとか。2014年に訪問したときはNHKの連ドラ「マッサン」が始まる直前で、そんなことをガイドさんが話していました。やはり、日本のウイスキーシーンのターニングポイント。いよいよテイスティングタイム。2014年のときは、ツアーに付いていた無料試飲が「アップルワイン、鶴17年、宮城峡12年」で、現在ではあり得ないラインナップ。さらに当時の有料試飲にはシングルカスクがたくさんありました。過去を振り返ると、2010年に訪問した余市蒸溜所所(そのときのブログ)。2011年は今は亡き軽井沢蒸留所に訪問(そのときのブログ)。サントリー系は初訪問のときからシングルカスクは無かったけれど、昔のニッカはシングルカスクがあったんだよなあ。最後の楽園、キリンの御殿場蒸留所もシングルカスクは無くなっちゃったし。軽井沢蒸留所で案内をしてくれたおっちゃんは、ものすごく印象に残った人。タイムマシンがあったら全財産をつぎ込んで買い込みたいところ。まさか、こんなことになるとは思っていなかったので、買ったものはサクッと飲んでしまいました。蒸留所限定の3兄弟で一番よかったのは「フルーティー&リッチ」。終了後は有料試飲をたくさんいただきました。ニッカのいいところは、有料試飲にツマミがあるところ。サントリーは無いので、マリアージュを楽しむのはセミナー限定。買ったウイスキーの一部。終了後は仙台駅で食べ&飲み歩き。1件目は駅ビル1Fの大辰鮨。食べログ高得点で実際にも悪くない。2件目は「ばるの助 仙台青葉店」。肉盛りはそれなりにスゴいけれど、ワインの品ぞろえはイマイチだし、リゴレットにすればよかった。飲みまくり食べまくりの3日間でした。これじゃ痩せられないよなあ。
2019.06.13
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キリンの富士御殿場蒸留所に行ってきました。2017年9月以来の通算3度目(前回のブログ)。前回までは路線バスで行っていたのに、専用の送迎バスが登場。CGのツアー映像を見たあとは場内見学。ウイスキーに含まれる香りを表したもの。ワインのアロマホイールみたいなものかな。壁に映っているのはCG映像。前回は無かったような...。グレーン用蒸留器の中身を解説しています。出荷ライン。土日は動いていないことが多いのだけれど、この日は「本搾りオレンジ」が箱詰めされていました。こちらが樽の熟成庫。先日のニュースで、増築して20%保管能力を上げるとともに、蒸留器なども増設するとか。サントリーなどはいろいろな樽使っているけれど、こちらはほぼバーボン樽で、実験的にシェリー樽を使っている程度。まあ蒸留所の成り立ちや、グレーンに力を入れているからね。富士御殿場蒸溜所3回目で初めての富士山。朝方は雲一つ無い状態でした。テイスティングタイム前回と同じく、グレーンの蒸留器違い3種と、樽熟原酒50°とシグニチャーブレンド。グレーンはブレンド前の原酒ということもあって毎回印象が違うけれど、今回はヘビータイプがよかった。そしてシグニチャーブレンドはさすがの味わい。とはいえ樽熟原酒と3倍近く値段が違うことを思うと、樽熟原酒のコスパが光る。終売になってしまうのが惜しい。終了後は有料テイスティング。ディスティラーズセレクトモルト、シングルモルト17年、ピュアモルト。計3アイテムで1,100円。前回より値上がりしている!!!前回まで制限なしで買えた蒸留所限定ボトルは、1人1本&200mlのミニボトルのみ。ついにキリンまでそうなってしまったか。2016年に来たときはシングルバレルもあったのに。蒸留所のあとは御殿場プレミアムアウトレットへ。こちらの18 1/2 Steakhouse(エイティーン・ハーフ・ステーキハウス)でランチハンバーグはおいしかった。看板商品の18 1/2 Steakhouseは平凡アウトレットにあまり興味は無かったのだけれど、セール期間ということもあり、さらなる値引きにグラグラ。結局3万円以上使ってしまいました。それにしてもアウトレットのセールは破壊力抜群。
2019.01.19
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甲府に泊まったので、翌日は小淵沢のサントリー白州蒸留所へ行くことに。12月なのに、送迎バスはこの混雑売店で蒸留所限定の「サントリー白州蒸留所シングルモルト300ml」をゲット。最後の1本でした。バーに直行白州セレクション、白州ハイボール山崎セレクション、白州、白州18年サントリーだと、角か白州、山崎、響しか飲まないので「オールド、スペシャルリザーブ、ローヤル」の飲み比べにもチャレンジ。この中ではローヤルがおいしいという値段通りの結果に。いずれも購入したことが無いけれど、ローヤルは3千円くらいで買えるらしい。ウイスキーフェスティバルでも飲んだこちらを、今回はじっくりとテイスティング。シングルグレーン 白州蒸留所ライタイプ独特の香りシングルモルト 山崎蒸留所ピーテッドモルトいわゆる正露丸だけど、しなやかで、味わいゆたかシングルグレーン 知多蒸留所ワイン樽4年後熟ワイン樽らしい、ほのかなタンニン。このなかでは山崎か知多が好み。小淵沢まで行ったついでに、リゾナーレ八ヶ岳へ。こちらのお店で遅めのランチ。ソーセージたっぷりのピザはオススメ
2018.12.02
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ウイスキーフェスティバル2018 in TOKYOに行ってきました。会場は今年もベルサール高田馬場。11時から18時と長時間開催なので、昼過ぎに到着。すると、休憩のため一時退場している人にたくさん出会いました。ずっと飲みっぱなしだと、体が持たないからね。バランタインの限定品メーカーズマークのVR体験は大人気。キリンは昨年同様バレルを持ち込み富山の若鶴酒造。色は薄いけれど、サンシャイン プレミアムはオススメ。2千円で、この内容は立派。サンシャイン プレミアム ブレンデッドウイスキー 40% 700ml 三郎丸蒸溜...価格:1944円(税込、送料別) (2018/12/25時点)シーバスなどを手がけるペルノー・リカール・ジャパンはかなりの大盤振る舞い。18年ものまでは無料。こちらが有料アイテムこちらの3種類をいただきました。こちらは大好きなグレンモーレンジ。ネクタド―ルがやっぱり好み。毎年出展しているテングブランドのビーフジャーキー。ウイスキーに合います。サントリーの有料試飲は以下の4アイテム。響ブレンダーズチョイスシングルモルト 山崎蒸留所ピーテッドモルトシングルグレーン 白州蒸留所ライタイプシングルグレーン 知多蒸留所ワイン樽4年後熟響ブレンダーズチョイスは、このあと16,800円で買ったのに、いま確認するともっと安い店がたくさん。ゲゲッ!響 ブレンダーズチョイス 43% 700ml サントリー [ウイスキー]価格:12800円(税込、送料別) (2018/12/25時点)台湾のカバラン。その昔飲んだときにはイマイチだと思っていたけれど、今回飲んだボトルはどれもよかった。秩父蒸留所と同じく気温が高いため熟成が早いのだとか。カバランのウイスキーを探す有料のオールドボトル。珍しいので飲んでしまいました。ふつーの味です。マルスウイスキー会場の雰囲気も合わせて毎回楽しいウイスキーフェスティバル。初めて参加したときは飲み過ぎて翌日苦しんだけれど、それ以降は十分な水とインターバルを気をつけているので、楽しく過ごせました。
2018.11.24
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雑誌Penの募集企画に応募したところ、運よく当選したのでPen x 富士山麓 「ウイスキーの深さを知る、田中城太氏&肥土伊知郎氏トークイベントに参加してきました。会場は渋谷のTRUNK HOTEL。キリンの御殿場蒸留所には、過去2回ほど行ったことがあります。2016年12月訪問時のブログ2017年8月訪問時のブログマスターブレンダーの田中城太氏。いままで城太さんの話は少し聞いたことがあったけれど、じっくり聞いたのは初めて。まじめな風貌とは裏腹に、ウィットに富んだ面白いトーク。いままでDRINX限定発売だったシグニチャーブレンドが全国発売へ。過去3,4本買ってるかな。シグナチャー全国発売の代わりなのか、残念ながら発売中止が決まった「富士山麓 樽熟原酒50」。おそらく、もっとも購入しているウイスキーだったのに残念。数年前まではサントリー角と同じ値段だったのに...。【お一人様1本限り】 キリンウイスキー 富士山麓 樽熟原酒50度 700ml価格:1620円(税込、送料別) (2018/12/6時点)スライド画像が無いけれど、あらためて興味深いと思ったのはマチュレーションピークの話。以下はキリンのプレスリリースからの引用。?一般的な「熟成期間」ではなく、原酒によってそれぞれ異なる「熟成度」に着目し、マチュレーションピーク※という「熟成のピーク」を迎えた原酒を厳選しブレンドすることで、複層的で奥深く、円熟した味わいに仕上げました。ウイスキー原酒が本来持つ香味的特長と個性が最も良く表れている状態(円熟期)を指す。樽熟成前の蒸留液の性状、熟成樽の種類、温湿度環境によって、熟成のピークに達するタイミングは異なる。マチュレーションピークのことは以前も聞いていたけれど、今回あらためて詳しい説明がありました。一般にウイスキーは熟成するほどよくなるけれど、必ずしもそうでは無いらしい。とはいえ、基本的にはよくなると思っているので、特定の香味とか、求める味わいに着目したら、という話なのかな。テイスティング。グレーン推しのキリンだけに、グレーンの蒸留器違い。3種類の蒸留器おー! 伊知郎さん。今年の秩父蒸留所見学でお会いしました。こちらにお二人の対談記事があります。世界の頂点を知るふたり、田中城太と肥土伊知郎が「富士山麓 シグニチャーブレンド」とウイスキーづくりを語る。こちらがおつまみ。なぜかモダン。シグニチャーブレンドは、自宅以外にも蒸留所やウイスキーイベントでも何度も飲んでいるけれど、ロットによるバラツキが多い印象だったりします。まあ全国発売前だったので、いろいろ試していた可能性はあるし、自分の体調や環境もあるからね。とはいえ、今回ブログを書くために、自宅にあるキリンのウイスキーも含めて、あらためてテイスティングしてみました。右から1. 富士山麓 シグニチャーブレンド2. 富士御殿場蒸溜所ピュアモルト3. 富士御殿場蒸溜所 DISTILLER'S SELECTシングルモルト4. 富士御殿場10年モルト・シングルカスク5. 富士御殿場蒸溜所 シングルグレーンウイスキー AGED25 YEARS SMALL BATCHシグニチャーブレンドは加水をしてもバランスを失わないというか、さらによくなる印象。パンチと複雑さ。それと比べるとピュアモルトは、かなり繊細。このピュアモルトはロットがよくないかも。3, 4は蒸留所限定。明確にロット差を打ち出していたり、シングルカスクだったりするので、できるのは超主観的な評価だけだけれど、3はキリンとしてはかなりピートを感じるボトル。4は10年熟成らしいしなやかさ。5のグレーンは蒸留所でも飲んでいるけれど、セメダイン香が苦手で個人的には好みではありません。とはいえ、少し加水して飲んでみるとセメダイン香は和らぎ、繊細ながらも複雑な長い余韻。余韻だけを比べれば、他と一線を画す。いままで「富士山麓 樽熟原酒50」があまりにもよくできているので、3倍以上の値段のシグニチャーはどうなのだろうと思っていたけれど、あらためて飲み比べると優秀。私の好きなシングルモルトとは違う魅力だけれど、入手しやすいことも含めて、さすが城太さんと思ってしまいました。国産はシングルモルトが大人気のなか、ブレンデッドの富士山麓はどこまで売れるのでしょうか。富士山麓シグニチャーブレンドを探すオープン価格でDRINXでは5400円(税込)キリンウイスキー 富士山麓 シグニチャーブレンド 700ml 50度 ニッカ [ウイスキー]価格:3999円(税込、送料別) (2018/12/7時点)
2018.11.02
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ウイスキーフェスティバル Whisky Festival 2017 in TOKYOに行ってきました。今年の会場はベルサール高田馬場。去年の池袋は参加していないけれど、それまでのホテルイースト21よりは会場が広くてちょうどいい感じ。過去最多の3,500名が参加したとのこと。会場が広いせいか、フードブースが7,8軒出ていました。燻製の盛り合わせ。その場で切ってくれます。とりあえずサントリーブースから。グレンフィディックとボウモアのチョコレートのマリアージュをやっていました。チョコレートは「明治 THE Chocolate」のエレガントビター(ボウモア)と抹茶(グレンフィディック)。こちらで飲んだ中で好みだったのはザ・バルヴェニー・ダブルウッド。柔らかでスムーズな口当たり。好みだったので、さっそく買ってしまいました。ザ バルヴェニー ダブルウッド12年 40度 箱付 700ml価格:4490円(税込、送料別) (2017/12/9時点)カクテルコーナーもあります。最近の傾向通り、今年も山崎、白州、響は無し。ただし、蒸留所でも飲めない、こちらの有料試飲をしていました。「山崎蒸留所」シングルモルト <ピーテッドモルト>「白州蒸留所」シングルグレーン <ライ麦使用>「知多蒸留所」シングルグレーン <ワイン樽後熟>白州にグレーンの蒸留器があるとは知らなかったので聞いてみると、数年前に小規模なものを実験的に導入したとのこと。個人的には白州が好きだったけれど、知多のワイン樽は赤ワイン由来のタンニンがあって面白い。最近家でも飲んでいるグレンファース。バランタインとして初めてリリースするシングルモルト「グレンバーギー15年」と「ミルトンダフ15年」。いくらで販売になるのか分からないけれど、高くなければ「グレンバーギー」を買いたい。トマーティン18年が素晴らしい。値段も18,000円と一流なのは玉にきず。安いから平行なのかな。トマーティン 18年46度 箱付 700ml価格:11980円(税込、送料別) (2017/12/9時点)笹の川の安積蒸留所マルスウイスキーキリンはバレルテイスティング富士山麓 Signature Blendは1,000円引きクーポンを配布。戦略にはまって帰宅後にDRINXで買ってしまいました。以前買ったボトルよりおいしいロットでありますように。イチローズモルトは大人気。ニッカウヰスキーもサントリーと同様にジャパニーズはわずか。会場も広くなって、楽しいひとときでした。かなり慎重に飲んだけれど、酒量に限界があるのが悔しい。秩父ウイスキー祭りより、こちらの方が好き。広いし、無料が多いし、近いしね。秩父は、会場の狭さと混雑具合がね。にほんブログ村
2017.11.26
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リゾナーレ八ヶ岳で開催されたWine Resort Festa 2017に参加するために小淵沢へ。雨の小淵沢駅。写っているのは小海線。おー、小淵沢駅がリニューアルされている!10月に山崎蒸留所に行ったばかりと言うことで(そのときのブログ)、こんどは白州蒸留所へ。白州に来たのはたぶん6回目(2010年10月, 2012年10月, 2013年4月, 2016年5月、11月)。天気予報は雨だったけれど、思ったより小降りでよかった。さっそく売店&試飲コーナーへ。まずは売店で蒸留所限定ウイスキーを購入。在庫があってよかった。でも白州は数本あったのを、先に来たお客さんが買って売り切れ。白州は自宅にストックがあるから別にいいけどね。山崎で25年を飲んだので、こちらでは白州ノンエイジ、12年、18年、25年をいただきました。白州の25年を飲むのは初めてかも。15mlで2900円。白州は12年派だったのだけれど、今回は18年がいい。当然25年も。いままで、↓と思っていたけれど、今回の18年は12年が延長線上によくなっている印象。ノンエイジ < 12年 |違うタイプ| 18年25年もおいしいけれど、小売り希望価格10万円の価値は感じないかな。ちなみに市場ではプレミアが付いて30万円前後です。うわー。そしてハイボール。ハイボールは濃くてビックリ。響12年、17年。ブレンデッドということもあり、グレーンの存在をしっかり感じると共に、バランスのよさが光る。響も値上がり前にもっと買っておけばよかった。続く。
2017.11.18
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昨年の12月に続きキリンの富士御殿場蒸留所に行ってきました。昨年訪問したときのブログはこちら。今回も参加したのは「キリンウイスキー富士山麓 こだわり原酒セミナー」。前回は体調が万全で無かったこともあり、リベンジです。マルチカラムという蒸留器の内部構造。複雑な造形で、上にいくほど純度が高まります。それにしても蒸留器によって味が変わるというのは不思議な世界。熱源によっても違うって言うしね。ニッカの余市は石炭直火。こちらが樽貯蔵庫の外観。140m×6m×高さ15mの貯蔵庫が5棟もあります。前回見たので驚かないけれど、壮観な眺めは見事。いよいよテイスティングタイム。蒸留器ごとのグレーンウイスキーの比較試飲。富士山麓をストレート、水割り、ハイボールで飲み比べ。さらに富士山麓 Signature Blendも。Signature Blendは自宅にもあるけれど、気分の問題かロット差なのか、こちらで飲んだほうがだいぶおいしい。こちらは有料試飲。シングルモルト12年 赤ワインカスクフィニッシュ、シングルモルト17年、シングルグレーン25年ディスティラーズセレクトモルト、ディスティラーズセレクトグレーン、ピュアモルト各15mlで計2700円なり。前回同様リーズナブルなのでオススメ。前回は圧倒的にモルト系がおいしいと思ったけれど、今回はグレーン系の印象もいい。とはいえ、モルトの方が好みだけれど。富士山麓 樽熟原酒50°は安いのに、上のクラスになると、いきなり高くなるのが厳しい。まあ、ぞれでも瞬殺される人気なので仕方ないけどね。そして毎回残念だと思うのは有料試飲を飲まないで帰る人が少なくないこと。今回は有料ツアーなので、それなりにウイスキーに興味がある人が参加していると思うのだけれど、これだけ貴重な有料試飲を楽しまないのはもったいない。今回のお土産。ディスティラーズセレクトモルト×3、ディスティラーズセレクトグレーン×1。終了後は御殿場駅前の「大衆ビストロ2918」へ。料理は無難な仕上がり。料理的に特筆するものは無かったけれど、こちらのステーキはおいしかった。このあと駅前のホテルでバタンキュー。蒸留所めぐりは楽しいね。
2017.08.11
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ワイン中心のブログだけれど、実はけっこう好きなのがウイスキー。2010年に北海道余市のニッカウヰスキーに訪問して開眼。とくに最近2,3年はジャパニーズ・ウイスキーを中心によく飲んでいます。そして東日本の蒸留所には、いろいろ行っているのだけれど、今まで行っていなかったのが、キリンの富士御殿場蒸留所と秩父蒸留所。そして今回は月一開催で有料の「キリンウイスキー富士山麓 こだわり原酒セミナー 」の予約が取れたので行ってきました。御殿場駅まではロマンスカーでGO!御殿場駅から蒸留所まで路線バスで15分ほど。今回の参加費は1000円。最初にプロジェクションマッピング技術を利用した映像紹介。2015年9月にリニューアルしたばかりと言うことで必見の完成度。すげー。映像を見終わったあとは見学コースへ。ウイスキーを構成する香りをかぎながら進みます。ルネ・デュ・ヴァンの大型版?こちらは白い花などのかおり。全部で4種類くらいの香りがありました。こちらは麦汁を煮る釜こちらの蒸留所が異彩を放っているのは、キリン、シーグラム(米)、シーバスブラザーズ(英)でのジョイントベンチャーとして発足していること(1972年)。アメリカの資本が入っていることもあって、国内の蒸留所としては例外的にトウモロコシを主原料としたグレーンウイスキーに力を入れています。蒸留所のWebページを見ても「グレーンウイスキーの製法」が大きく載っています。ウイスキーの世界では「モルト(大麦)>グレーン(トウモロコシ主体)」という図式があるだけにびっくり。日本でもサントリーの知多やニッカウヰスキー宮城峡はグレーンでもがんばっているけれど、異例の力の入れ方。マルチカラム、ケトル、ダブラーという3種類のグレーン用蒸留器を持っているのは世界でも珍しいらしい。こちらはマルチカラムの内部構造。蒸留器と思ったけれど、違うもよう。こちらがサイロで原料が入っています。こちらのツアーの目玉の一つが樽貯蔵庫見学。一般の見学には公開していません。昔のSF映画をほうふつさせる荘厳さ。何しろ大きい。いよいよテイスティングタイム。構成原酒はすべてグレーンで、蒸留器違いの3種類。左から、マルチカラム、ケトル、ダブラー。右に行くほど色は濃くなり、味わいも濃厚。熟成期間が違うかもしれないけれど、ケトルが一番好みで、次にダブラー。そして一番右側は私の定番でもある富士山麓。ウイスキー各メーカーの値上げで高くなってしまったけれど、この値段でこの味わいは立派。【楽天最安値に挑戦】キリン 富士山麓 樽熟原酒50度 1本 700ml【ご注文は1ケース(12本)まで1個口配送可能です】価格:1295円(税込、送料別) (2016/12/27時点)こちらはおつまみ。おつまみだけでも500円近い。こちらは富士山グラスセミナーのアイテムを飲んだあとは、有料試飲へ突入。シングルモルト17年、シングルグレーン25年、ピュアモルト。そして蒸留所限定のディスティラーズ・モルト、ディスティラーズ・グレーン。シングルモルト17年とシングルグレーン25年は生産数が少なく値段も高いレアアイテム。グレーン25年の定価は税込み37,800円だけれど、きっとサントリーやニッカならば10万円近くするはず。グレーンを売りにしている蒸留所だけれど、わたしの好みはモルトなんだよね。ということで、1番はシングルモルト17年で、次がピュアモルトかディスティラーズ・モルト。ピュアモルトは蒸留所とDRINXだけの限定品で3240円はリーズナブル。ミニボトルもお土産でもらいました。売店を見ていると、限定品をいくつか発見。世界的なジャパニーズ・ウイスキー・ブームから、ほとんどの蒸留所ではシングルカスク(単一の樽)の原酒の販売を取りやめているなか、ここでは売っていました。もちろん購入。そして思い出すのは、いまは無き軽井沢蒸留所のクローズ数年前に行ったとき、少ししか買わなかったこと。クローズ後にボトラーズに売却され、いまはとんでもない値段になっています。これで蒸留所見学は終了。ウイスキーではマイナーなキリンだけれど、有料試飲も安いし、普段は飲めないアイテムもあってオススメです。
2016.12.10
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