るうるう★のつぶやき

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September 15, 2024
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カテゴリ: お花
今年も地区別教授者研究会に参加してきました。

当初は特別開催地の名古屋で参加する予定でしたが、母の病状が悪化したことで参加は無理という判断で秋の東京に変更していました。

先に結果を言いますと、良い所なしの散々な結果に終わりました

まずは1作目。通常は瓶花のはずですが、なんと今回は盛花2作だったんです。
普段あまり手にしない花材をつかって、というふれこみでしたが、その分は5種での写景自然というお題になったようです。

  80点でした

 万作・女郎花・小菊・薄・山シダ

モリモリの花材だったのでもしかして好きな花材を選んでいいのかと思いましたが、花材説明でどうやら5種全部使うような話しぶりでした。


私としてはまずは山シダを手にしたのが久しぶりです。金沢支部に移ってから1度も触っていないので7年は触ってません。
とってもキレイな山シダは嬉しかったです。

ただ、たくさん入れ過ぎないようにというアドバイスもあったことから、とにかく少ない花材でいれようと注意しました。
あと10分ですと言われた時にまだ薄が入っていなくて焦りました><
手が震えて、既に入れたものを倒してしまったりバタバタです。
あせりすぎて薄の葉をいれるのを忘れていて慌てていれたし、細かい部分を修正する余裕は全くありませんでした。

寸評では、剣山が見えていて、まだいけている途中のように感じたと。
実は私も剣山が見えるなと自覚がありましたが、とにかく余裕がなかったです><


お昼休憩をはさんで筆記試験でした。
筆記試験も今年から記述式がなくなり記号選択式になったものの、他の地域で満点者がものすごく少なく厳しいことは聞いていました。
でも正直、今の私の日常はとにかく忙しくて例年に比べて明らかに勉強不足でした。

申込数142名中、満点は4名だけという結果でした。


午後の2作目は様式でした。
実は1作目のいける段階で机に乾山と七宝を既に置いてあり、しかも1作目で配られた小菊を2作目でも使うと言われており、七宝と小菊を使う「ヨウ・・・」です と言われていました。
実は私は9月の東京という条件で、唐胡麻が出るんじゃないかと予想していたんです。
今年から花材を守るプロジェクトに入っていますし、9月は唐胡麻を使う旬ですからね。

 最低点でした

これに関しては自分でもダメだとわかっていました。
まず、日蔭を敷く作業をいれて50分でいけたことが過去に1度もありません。
もちろん研究会で様式が出題されたことは何度もありますが、日蔭は持込のため既に縛ってあったり下処理をすませている状態でしかいけたことがないんです。
日蔭蔓でしたが、絶対に時間が足りなくなると思って自分の中では高速でいけたつもりですが、全く時間が足りません。
唐胡麻の水揚げも余裕はないし、傾斜型なのに主枝が立ち気味、おまけに副枝も止まってくれなくて焦りまくり。
日蔭もピョンピョン飛び跳ねるし、敷くだけで精一杯でした。
寸評では、まず唐ごまの中間枝の手前にいれる1本と中間高との間をうめる中間枝が並んでしまっていました。
小菊も全体的に短い、日蔭はもっと入り江が欲しいと。
もう先生のおっしゃる通りです。
唐胡麻については育てているので扱いには慣れていますが、水揚げが悪くて下がり始めている小枝も多くて、葉が小さいのはいいですがいつも新鮮なものばかりいけている私としては厳しい状態でしたね。


最後に、実は前日眠れなくなり、万全の体調ではありませんでした。
田舎暮らしはあまり歩きませんが都会にいくとめちゃくちゃ歩きますよね。
前日けっこう歩いたうえ連日35度の猛暑が続いており、体は疲れているはずなのに布団の中で眠れませんでした。
自分でも原因はわかりません。普段はすぐ眠れる人なんです。近年たまにこういう日があります。
ようやくウトウトしたと思ったら夢を見ていて、地区別で失敗をする夢でした
布団の上で横になってはいたものの、浅い眠りで3時間くらいは寝たでしょうか。。
ただ当日は緊張感からか眠い感じは一切なく、精一杯頑張っていたんです。
でも1日経った今、ちゃんと夜眠れた後は、クリアな世界でした。
恐らく眠れてなかった地区別の1日はフィルターがかかった状態で、冷静に判断できていなかった気がします。
以前、東京の地区別弾丸ツアー(早朝出発して終わったらすぐ帰宅)をした時の感じに似ています。
完全に言い訳になってしまいますが、やはり体調が万全でないといい花はいけられないです。
これは来年への課題の1つにしたいと思います。


そんな散々な1日でしたが唯一いいことがあったのは、福岡の懐かしい方にお会い出来たことです。
実は朝からお姿を拝見していらっしゃるのは私は知っていましたが、上の先生なので私は知っていても私のことはご存じではないと思って、話しかけるつもりはありませんでした。
試験会場で向かいに座っていらっしゃった方とお話していたら、福岡の先生がいらっしゃったんです。
なんと私の向かいに座っていらっしゃった方と福岡の先生がお友達だったそうで。
それで福岡の先生から声をかけていただいたので、私はビックリ。
なんと私のインスタグラムもご存じでいらっしゃって見てくださっていたそうです。
しっかりご挨拶させていただきました。
地区別を受け続けているとこういうことってあるんですよね。
日本全国広いようで、偶然ってたくさんあるんだと思い知らされます。
そして、同じ小原流をやっている者同士ですし、席が近かった方、控室で隣に座っていらっしゃった方とも和やかに話ができて、初対面でも違和感なく話することができますね。


もう1つ、自分への課題として50分でいける感覚が消えていることです。
最近自主練習でも何度も入れなおして写真をとってまた直したり、気付いたら2時間3時間ということがよくあり、短時間でささっといけることができていませんでした。
先週の研究会でも気づいたら10分前でまだ全部いけ終わっていませんでした。
今回の実技2回とも同じ状態です。
これは悪い癖がついてしまっているなと実感しました。
もうちょっと時間にシビアにしようと思います

そしてこういう事に気づかせてくれるのが地区別教授者研究会だと思っています。
やはり試験!という緊張感を継続的に持たせないと成長がありません。
おぼえたことの持続もできません。上達を目指すための試練の1つと思っているので今後も参加は欠かさず続けて行こうと思います。





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Last updated  September 15, 2024 09:29:19 PM
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