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重いタイトルになってしまいましたが・・・
今夜、何気にBSチャンネルを観ていたら、「9,11、同時多発テロ」の番組を放映してい
て、引き込まれるように観てしまったのです。
途中からだったので、よくわからないのですが、アメリカのTV局が製作したものだと思わ
れます。コメンテーターは、鳥越俊太郎さんでした。
当日、NY、ワシントン、まさに同時に発生した、飛行機のハイジャック、そして激突・・・
そこに居合わせた人々の語る内容は、生々しくて、あらためて、未曾有の悲惨な事件で
あったことを感じずにはいられません。
遠く離れた日本に深夜近くに飛び込んできた、あのニュース!
黒煙を上げる、ツインタワービルの映像!
あの衝撃は一生忘れることは出来ません。
あの凄惨な現場を外から見ていた人々の話しと、映像に涙が溢れました。
と、同時に、もし、あの時、私があのビルの中にいたら?と、想像しました。
はしご車など、とても届かない、超高層ビルのオフィスの中、迫り来る炎・・・
絶望の中で、多くの人々が、窓からダイビングしていく・・・
多分、私もダイビングするでしょう・・・(高所恐怖症の私ですがーー;)
そして、その前に家族にお別れの電話をしたいです。そんな余裕があるかどうかは、わか
らないけれど、万感の思いを込めて、、、「ありがとう!」を言いたいです。
事件、事故はいつも突然のことです。
最近、連続して起きた、通り魔事件。
亡くなられた、たくさんの人達は、まさか自分の人生がこの日で終るとは!
そんな事、想像もせず、いつものように家を出たことでしょう。
そして、明日も明後日も、また次の日も変わらぬ日々が続くことを疑いもせずに・・・
事故や事件もそうですが、ここ数日の豪雨による被害もありますし、自然災害も予測不能
なことばかり・・・(あら?今日は防災の日でした!^^;)
せっかく今は生きているのに、死ぬことを想像して暗くなることもないけれど、心の準備
はしていた方がいいと思います。(準備体操?^^;)
寿命は人それぞれで、事故、事件は年齢に関係ないのですから・・・
私は異国の地で、2回もエレベーター故障で閉じ込められたことがあります。
ほんの数分の出来事でしたが、短い間に色々なことが脳裏をよぎりました。1回目の時は
若い頃でしたから、「え~っ!人生、これで終わりなのぉ~~!!!」
恐怖の中で、苦い思いがこみ上げてきました。
ぁぁあああああ~~!日本に帰りたいよ~~!(心で叫んでいました!)
せめて、両親に元気な顔を見せてからにしたかった~!(泣;)
アフガンで亡くなられた、伊藤和也さんの魂は一足先に、日本に帰っていたと思います。
愛する両親に、「ありがとう!」を伝えるために・・・
異国に暮すと、【母国】という言葉が身に沁みます。
あなたにとって、日本とは?と聞かれたら、、、、
私は迷うことなく「私を生んで育ててくれた、愛する家族が住んでいる国です。」と、、、
答えるでしょう。
ヤバイっ!死ぬかも知れない!と思った一瞬に、激しい思いがこみ上げてきたのです。
愛する家族に会いたい!!!と。
あの日、あの高層ビルからダイビングした、たくさんの人々・・・
最期の瞬間に脳裏をよぎったものは?
考えるだけで、胸がしめつけられます。。。