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2004年07月26日
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話題の映画『Fahrenheit911 』を見ました。
非常に興味深い映画でした。
徴兵のくだりはわろた。

マイケル・ムーアさんの映画で見たのは二作目なのですが、
なんと言うか、
前作『Bowling for Columbine』と見た時に感じた違和感が蘇ってきました。

とりあえず気づいたところは、
1、社会科学をたった2時間の映画にまとめるのは厳しい。
2、映像を通して視聴者を操作しようとする意図が露骨。


理論を組み立てる上で、
根拠というのはある程度のqualityを持っていなければならないわけで、
一般の人のインタビューを論拠にするのは無理がある。
(今回のはかなりqualitativeではあったけど)
なんて知ったかぶり。

2に関しては、
要所にちりばめられている感情的になった人たちの映像。
子供を亡くして泣いている母親の映像を見れば、
誰しもが感情移入したくなる。
その感情移入が、
彼の理論が真理であるかのように導いているように受け取れる。


あのシュールというか、シニカルなギャグ良いですよね。
前作の「恐怖による米国式資本主義社会」というのも、
自分にとってはとても新鮮な考えでしたし。
(その後、テキスト等でもよく見かけた。)

今回は本人があけすけに政治的意図があるって言っているわけですし、

彼が言っている事だけを根拠に、
鬼の首でも取ったかのように「やっぱりブッシュと共和党は危ないんだ!!」と思い込んでしまう人の方が危ないというオチでしょうか。
(いや、まぁ、おかしいとはおもうけど)

見る方がどれだけ覚悟して見るかによるのかなーと思ったのでした。





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最終更新日  2004年07月26日 17時21分38秒
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