さっかー監督のぼやき

さっかー監督のぼやき

Nov 26, 2005
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カテゴリ: 少年サッカー
前回の監督不在の続編です。


今日はなんと主力までもいません!もう一つの大会とブッキングしてしまい、レギュラーはそっちに行ってしまっての試合です。

相手は県内でも有数の強豪チーム。主力が戦っても10回やって2、3回勝てるかどうかの相手。でもやるしかない。選手も当然わかっているはず。

前半開始。立ち上がり5分は何とかボールもつなぎ、相手のミスもあって五分五分の立ち上がり。しかし、前半10分にサイドから崩されて1点献上。その後ズルズルと相手のボール回しに振り回される展開。前半を0-3で折り返す。

普段は中学生にはめったに叱咤しない自分ですが、相手の玉際の厳しさにウチが対抗するのは「レフリー!ファウル!ファウル!」のアピールばかり。


そんな後手後手の姿勢に一喝。

「相手はお前たちにプレーをさせないために厳しくプレッシャーをかけにくるんだ。お前たちはその当たりに負けていかにも被害者意識でアピールしてるだけだろ。レフリーだってそんなチームにファウルなんて取ってくれるわけが無いし、当たり負けしてる時点でお前たちの負けだ。向こうが戦う姿勢を持ってきているのに、お前たちはそれに何も出来ずに終わってしまうのか?確かに技術、フィジカル、個人戦術どれをとっても相手の方が上。でも気持ちは誰もが持ってるものだろ。その気持ちで負けてたらお前たちは何一つ勝てずに終わってしまうぞ!」


そして

「結果を出せなんて言っていない。お前たちがこの先サッカーをやっていくために必要なことを相手はたくさん持っているんだ。体の使い方、ボールの受け方、動き出し、判断・・・。レギュラーを取りたいんだったらこの試合、実戦で勉強して来い。」




結果、後半も3点入れられましたが、ボールポゼッション、攻撃の回数も前半に比べて良くなり、終了間際には流れの中から1点を奪え、1-6という結果でした。


11人交代無し、メンバーの半分は1年生という圧倒的に不利な状況でこの結果はよく出来たと思います。試合後は "戦う姿勢と技術"の重要性を説明し、労いの言葉で終了しました。まぁ、カズやゴンがあの歳まで出来るのは戦う気持ちを持ち続けているから。気持ちだけで戦うのは好きではありませんが、技術と気持ち、これがある選手は長くプレーヤーとしてやっていけるのではないかなと自分なりに思っています。





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Last updated  Nov 26, 2005 05:42:26 PM
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