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サリィ斉藤

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カテゴリ: 今日のつぶやき
昨日の日記

私の住むマンションは、駅から商店街をずっと歩いて、歴史のある古い町並みを通り抜け、大きな川を渡ったところにあります。
その距離、徒歩にして約20分。
昨日のカフェも、その通り道にあります。

この道のりが、とても静かで…と言えば聞こえはいいですが、要するにすっかりさびれてしまっています。
人の姿はいつもまばらだし、駅前のメインストリートなんて、6時になればあっという間にお店のほとんどが閉まって、街灯の明かりだけが並ぶ光景になるのです。

元々の人口が少ない…ということを除けば、大きな要因はただ一つ。
「駐車場が少なくて車では来にくい」ということ。

空き店舗の物件はいくらでもあるので、時折、新しいお店がオープンします。

若い人が、いっしょうけんめい自分の夢を集めて作った、そんな感じのお店が多いです。

でも、「へぇーこんなの出来たんだ、そのうちのぞいてみよう」と思っているうちに、いつの間にか元の「貸し店舗」という看板がシャッターにかけられていることがしばしば。

また、評判になって人気が出て来たお店は、そのうち、駐車場の広い一軒家の大きなお店を建てて、郊外へ移ってしまうのでした。

そして、いつまでたっても、駅前の通りは寂しいままなのです。

私も、休日は車を使って移動することが多いので、そういう状況の一端を立派に担っていると思いますが…
「街歩き」なんて言葉は、地方の小さな町ではほとんど死語に近い状況があると、住んでみてしみじみ実感しました。

車を降りて、もっとみんな歩いてみればいいのに。北風に鼻を赤くしたり、夕暮れの空を見上げたりしながら、おもしろそうな店をちょこっとのぞいて、本屋さんで立ち読みして…

以前、吉祥寺に住む友人を訪ねたとき、久しぶりに味わう散歩の楽しさに胸が躍りました。
海外でも、フィレンツェやプラハや…歩いているだけで胸がわくわくする、むしろ「車に乗るのがもったいない」と思うような街が、本当に好きです。

【この映画を観ると「喫茶店の似合う街っていいな」と思う…】
珈琲時光 珈琲時光

もうすぐクリスマス。イルミネーションを見ながら歩くのも、冬の醍醐味ですね。


TOP用ルミナリエ






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最終更新日  2005.12.02 19:31:24
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