ふたり暮らしの手帖

ふたり暮らしの手帖

PR

プロフィール

サリィ斉藤

サリィ斉藤

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2006.06.06
XML
カテゴリ: 映画の話
日曜日の午後、家でボーッとしながら夫とWOWOWで鑑賞しました。

カンフーハッスル コレクターズ・エディション


監督・脚本・主演のチャウ・シンチーは、私が「トニー・レオンの次に好きな」香港映画スターなのです。
・・・といっても、大ヒットした前作「少林サッカー」で初めて彼の存在を知った「にわかファン」なんですが。

「少林サッカー」が公開された当時は、ちょうど前回の、日韓W杯の開催に向けたチケット争奪戦が繰り広げられていた頃で、当時はチケット販売元の対応に右往左往させられ、相当ストレスが溜まっていたと記憶しております。

そんな中で、評判を聞いて見に行ったところ
「あまりにもバカバカしいことを、あまりにも一生懸命に作り上げている」
映画に、もう開始3秒でノックアウトされたというわけです(ちなみにDVDも持っています)。

さて、「カンフーハッスル」ですが。

ノスタルジックな50年代の香港を舞台に、街を牛耳るギャング団、立身出世を夢見るチンピラ、横暴な貧民街の家主夫婦に伝説のカンフーの達人たち…などなど、様々な人々が入り混じり、アクションあり笑いあり、(別にいらないと思うけど)ほのかなラブストーリーあり…
その徹底したサーヴィス精神、まさに、エンタテイメントの大盛り定食というか、人によっては胃もたれ確実(笑)というのは、チャウ・シンチーの映画づくりに一貫した持ち味でした。


それにしても、「マトリックス」や「ハリー・ポッター」と同じような最新のSFX、VFX技術を使って、こうまで荒唐無稽な映画が作れるかと…
「ホントにくだらないね~っ!!」と言い合いながら、心の中では「お見それしました!さすがはチャウ・シンチー」と、心から拍手を送っている私たち夫婦です。

二転三転のストーリーづくりもさることながら、CGで何でも出来る時代に、すさまじく鍛えられた肉体を保持しているチャウ・シンチーに惚れ直しました。
憂さ晴らしにおすすめの映画。

ところで、この映画、本来は公開と同時に映画館で見るつもりだったのですが、信じられないことに、いつも行くシネコンでは日本語吹替え版しか上映されなかったのです。
調べてみたら、近隣の映画館でもそういうところが多くて、泣く泣く鑑賞を断念したのです。

今回、字幕版で見て、やはりあの選択に間違いはなかった、と確信しました。
やっぱり、カンフー映画はこの中国語の響きとともに見ないと、その世界に浸れないと思う(Mr.Boo!シリーズの、広川太一郎さんの吹替えくらい面白いレベルなら別ですが…って世代限定の話題ですみません…)。

それにしても、映画を「観せる側」の感覚と、私自身が大切にしたいと思っているものとが、ずれていってしまうのを感じることの多い、今日この頃です。

【テーマ曲は名作!実際に、選手入場時に流していたJリーグのクラブもありました】
少林サッカー デラックス版【KWDV-20】=>15%OFF!少林サッカー デラックス版

【チャウ・シンチー(周星馳)の名を取って、この人がペンネームを決めたのは有名な話】
雪月夜 雪月夜/馳星周





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.06.06 16:38:31
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: