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2009.12.19
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カテゴリ: 着物の話
こちらの日記 の続きです。土曜日は、着物のおしゃれとシャンソンを楽しむ素敵なイベント 、「キモノでシャンソンショー☆」 に参加させていただきました。

京橋の駅から目指したのは、ゴージャスなイベントスペース「BERONICA」。
キラキラのシャンデリアがまばゆい空間に一歩踏み込むと、そこはもう色彩の洪水!
思い思いに趣向を凝らしたキモノ姿が一堂に会して、その眺めはホント、圧巻でした。

右から私、イベント主催の 桃葉さん 日比野琴さん 、行きも帰りもご一緒していただいた mayさん

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シャンソンショーの主役は、ドラァグクイーンとしても有名なシモーヌ深雪さんです。



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こんなにステージを間近に感じながらシャンソンを聴くのは久しぶり。
二十代の頃、渋谷のジアンジアンで毎月、美輪明宏サマのライヴに通い詰めていたのを思い出しました。
…すると、シモーヌさんが最後に歌ってくださったのは、美輪サマのレパートリーの中でも大好きな“恋のロシアンカフェ”!思いがけないうれしいことで、大感激でした。

その後は、集まった皆さんが主役という感じで、(あの人のコーディネート素敵!)(あの人の帯かわいい!)とキョロキョロ。キモノというより「おベベ」と言うのがふさわしいような、かわいい華やかさを演出されている方が大勢いらして、目の保養です。


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私自身は、いわゆる『盛り』系の装いがまったく似合わない性質なのを自覚しているので(苦笑)見て楽しませていただく方に専念。

着物の醍醐味は、何というか、物語のあるおしゃれが楽しめる、ということなのだなぁ…と改めて思いました。
どうやって自分の手元に来た着物なのか、コーディネートにどんな思惑があるのか。
一人ひとりにお聞きしたかったくらい。
大人が本気で遊ぶことのカッコ良さに満ちたパーティーでした。

初めてお会いする方々とも、着付けのこと、お仕立てのこと、話題は尽きず楽しくおしゃべりさせていただきました。
Web上のコミュニケーションがリアルな人間関係に発展すること。ちょっと前の自分にはわからなかった面白さです。




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着物を自分で着られるようになりたい、と考えたのは、この人たちが遺したタンスの中身を何とか活かさないともったいない、と感じたのがきっかけでした。

4人姉妹のなかで、一番仲の良かった二人の着物を、没後十数年、こうして私が組み合わせて着ていることを思うと、不思議な感慨がありました。

素敵なイベントを実現してくださったスタッフの皆さんに、そして縁を結んでくれた着物とブログに、感謝です。

そしてお楽しみはまだまだ続いたのであった…





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最終更新日  2009.12.22 03:26:26
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