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サリィ斉藤

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カテゴリ: 落語の話
忙しさに追われて取りそびれていた夏期休暇をいただいて、久しぶりに大須へ出かけてきました。
仕事に行くのと同じ時間に家を出て、でも職場には行かない…って、すこぶる良い気分です(笑)

しかし、折しも台風15号が本州めがけて着々と近づいていたこの日。
当然、朝から空は荒れ模様。
やってきた大須商店街は、まだほとんどのお店が開店前で、休日の賑わいがウソのように静まり返っていました…が、最初の目的地だったこちらのお店はしっかり営業中。よかった!

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大須ベーカリーのクリームパンが大好きで、来る度に立ち寄りますが、夕方にはパンの数が少なくなっていることも多く…ギッシリ並んだ陳列棚を見ているだけでテンションがあがりました。

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クリームパンと、熟慮の末選んだアボカド入りのサンドイッチを手に、向かったのはこちら。

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大須演芸場の「芸協らくご」。この日の目的は、昼席で大好きな桂歌丸師匠の高座を聴くこと。整理券の配布は10時頃だったはず…と、早々に出かけてきたのです。

整理券は無事若い番号をゲット、11時の開場(雨のため30分繰り上がっていました)までコメ兵を覗いて時間をつぶし、やっと演芸場の中へ。



出演者と演目。
 春雨や風子  「平林」
 三笑亭夢吉  「桜鯛」
 瀧川 鯉朝  「置き泥」
 三遊亭円馬  「壺算」
 東京太・ゆめ子 漫才
 笑福亭鶴光  「竹の水仙」
 -仲入り-
 雷門 花助  「初天神」
 桂 小文治  「虱茶屋」
 春風亭柳橋  「子ほめ」

 桂  歌丸  「お化け長屋」

客席の年齢層を見た瞬間、あぁ、今日は何回携帯が鳴り響くやら…と覚悟を決めて、そのイヤな予感はしっかり現実となったのですが(涙)それ以上に集中力をかき乱される雑音がありました。
背後の扉の向こうから聞こえてくる、

ゴォォォォォォォ

という重低音の響き。

最初は何だかわからなかったのですが、それが滝のように叩きつける雨の音だ、と気づいた時には、さすがに焦りました。



終演後携帯を開いたら、驚いたことに、名古屋市内に避難勧告が出ているというエリアメールが入っています。
氾濫が危ぶまれている川の名前も、勧告が出ている地域も、土地勘のない私には何がなにやら、さっぱり????

仕方なく、行きたかったカフェも買いたかったものも諦めて、まずは名古屋駅まで戻ったのですが…
地下鉄のダイヤに乱れはないし、行きかう人々にも緊迫感ゼロ。
大したことはないのかな、と一安心して(←何でも楽天的に解釈する非常時に不向きな性格)、タカシマヤでホッと一息、おやつタイムを決め込んでいました。

ところが、 実は大したことだったのだ …ということが徐々に判明。
心配したお友達が情報を教えてくれたり、「タクシー乗り場の行列がすごいことになってる」という会話を小耳にはさんだり…
挙句の果てに、「終業時間を早める場合がございます」とプリントされた紙を大量にもった社員のオジサマを見かけて、のんきな私も青くなって即座に帰路についたのでした。

翌日はまさに台風直撃の中を出勤し、それなりに大変ではあったものの、帰る頃には台風一過の夕焼け雲を見られました。
被災地の仮設住宅が浸水している光景など見ると、多少の不便で文句を言っている自分を恥じるばかり。月並みな言葉はかえって虚しいですが、心から、早い復旧を願うほかありません。

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タカノのパフェも美味しいですが、おしゃべりとおしゃれに無縁な日は
タカシマヤB2のフルーツパーラー「レモン」でこれを食べるのが恒例。
フルーツソフト、値段はかわいくお味はなかなかのハイレベルです。





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最終更新日  2011.09.24 00:58:02
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