TRY!

産科な話。

しん
●●
「仕事をやめた理由」
私は、助産師でありながら、妊婦っていうことが 夢だった。
私が、働いてる間にも、3人の妊婦さんと共に仕事もしてきた。
でも、妊娠3ヶ月のとき、日勤深夜っていう勤務形態があるんだけど、
8時から16時半まで、そのあと、8時間は家に帰って
また、0時から出勤っていうのがあった。
それは、妊婦にはつらいし、当然、お腹にも負担がかかる。
娘は、やっと出来た赤ちゃんだったから、
お腹の痛いときは、それは、流産しそうで怖かった。
しかも、深夜勤だと人数も少ないのに、おばちゃん看護婦は
働かないで、寝てるし、それを見た瞬間、仕事は
あっさりやめようって思った。
子供の命のほうが大事だわ!って、思えた。
途中で退職することは、かなり職場に迷惑がかかるので
したくはなかったが、妊娠初期の体調がスゴイ悪くて
働くどころでもなかったし、働かないおばちゃんがいたりで
余計に体に負担もかけてしまうので、あっさり
やめた。やめても、結局、切迫になってしまったけど
あれで働いてたら、早産してたなって思うので
やめていてよかったと思う。
妊婦の助産婦って、妊婦さんにはいいけど、助産婦って
妊婦さんばかりが患者さんではないし、時として
それが患者さんにショックを与える事もある。
流産のあとの処置につくこともあるし、死産の介助もするし
体外受精も介助してたので、そういう患者さんを
看護するのが妊婦さんだと返って失礼になってしまう


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: