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disco99 @ Re:父と姪とハイチュウ(07/16)  Saranneさん、こんばんは。  とても…
disco99 @ Re:感触  Saranneさん、お久しぶりです。  力を…
アトムおじさん @ Re:感触(05/17) ついに、復活したかな・・・?!
akkey701 @ あっ! あっ!Saranneさん!
☆Perfecta☆ @ はじめまして 人にどう見られるのか、どう思われるのか…

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2006年01月08日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
・・・つづき

澱んだ空気を重く見たBossは、自分がしばらくそのフロアで仕事をすると言い出しました。

もちろん私も移動です。

たくさんの人がまわりにいる状態で、代表や秘書という仕事が成り立つのか?などといろいろ考えてしまいが、それはBossは思いついたら即行動ですので、それに私は自分の重要な時期が終わったこともあり、お好きにさせてみようと従いました。


ある朝元気に、

「おはようございます。」

と入っていくと、みんな小さな声で、ぼそぼそっつ挨拶を返してきます。


Bossが来ると、フロアの空気は一気に凍り、みんな一気に緊張したのがわかります。

私はBossを恐いとは思っていませんし、空気が澱んでいようと、私は澱んでいないので影響もなく、むしろそんな状況を観察することがなんだか楽しいことのように思えてきました。



私は、隣にBossがいると、私自身の仕事がなんてスムーズに進んでいくのだろうと感動していました。

公にできないことは隣にいてもメールですが、そのほかはすぐに問題が解決していきます。


しかしBossはずっとそこにいられるわけでもなく飛び回っているので、外出時などいらっしゃらないとき、つまり緊張が緩和したとき、人の心は一瞬、一番その人らしく戻り、普段いわない一言をつぶやいたりします。

おもしろい。(笑)


そして何日かたました。


頂き物のお菓子があったので、みんなでどうぞとその女性に渡すと、ただテーブルの上に置いておくだけで、それでは食べて良いのか、誰の持ち物なのかわかりません。

気が付くと減っていっているという、怖ろしい状態。

なので、私は人数分のお茶をいれお菓子と共に配ることにしました。


特に男性はびっくりしていました。今までそんなことは一度も無かったのでしょう。

うれしそうではありましたが首を少し「どうも」と振るだけで、言葉がないのです。


そういうことが何度かあり、そのフロアの一番若い女性は手伝ってくれるようになりました。




私は配った相手が黙っているので、

「○○さんありがとうは?」

といいました。びっくりして顔をあげ、

「あ・ありがとうございます・・・。」

と消え入りそうにいいました。満面の笑みで私は



といい、噴出しそうになるのを抑えてその場を後にしました。



常々、姪に「ありがとう」を言わないと自分が損をするのよ・・と教えていますし、「ありがとう」がその人たちの口癖になるまで、繰り返してやろうと思います。


だけれども、お菓子とお茶を配ることが私の仕事ではありません。

忙しい中しているのです。かなり時間を費やします。でもそうできる行動が私の心の余裕であり優しさであると思うのです。

長年一緒に働いているそのフロアの男女は、何をしても反応が無いお互いにいらだっているのではないでしょうか。


だんな様に手料理をだしても、「おいしい」とも「ありがとう」だともなーんの反応もなく、一切を諦めてしまったような関係?

「ありがとう」を伝えようにも、奥さんが疲れた顔やそっけない態度で、言いづらい状況?



ああ、これはまるで末期的な結婚生活だわ。そんな結婚生活は送りたくないと、身震いしてしまいました。



結論:結婚はとうぶんしないな・・・。



おしまい。






追伸:私はぜんぜん濁ってません。(笑)






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Last updated  2006年01月09日 03時25分22秒
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