空中散歩:コナベの日記

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2006.01.22
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カテゴリ: 読書
まずはお知らせを。
本日、 本館サイト の読書感想文、野口聡一『宇宙日記』をアップしました。
この本自分にとっては久々の大ヒット。
そちらも是非ご覧ください。


さて、今週頭から『八犬伝』の第2巻を読み始めているのだけれど、前回読んでから半月の間に現代語の本を何冊か読んでいたので、その所為だろうか、最初のうちはリズムがなかなか合わなくて、読んでいると言うより字面を追っているだけのような感じになってしまっていた。
なので今日は2巻の始めに戻ってし切り直しに。
「さあ、読むぞ!」
とがらにも無く気合を入れたのが良かったのか、今度は前回みたく流れるように読み進められる。


第1巻の解説に、
「源氏物語が仮名文学の傑作であるとするならば、八犬伝は漢字文学の傑作である。」
と言う一文があって、確かに表意文字の漢字が巧く使われているようで、正に“読む”という行為で楽しめる作品だと思う。

それにしてもこの作品、信乃達犬士は本当に善人で人間も出来ている。
逆に悪い人間はどこまでも腹黒い連中ばかりと、人物設定も白黒ハッキリして勧善懲悪の典型的な姿。
道徳的、哲学的な意味も込められてのコトだと思うし、
「そこまで出来た人間、いるかいな!!」
と突っ込みを入れながらも、ついつい彼等に憧れてしまう。
江戸の人達もそう思っていたのだろうかな・・・。

まだまだ先の長い物語だし、一冊読むにも時間がかかる。
多分図書館で貸出し期間を延長してもらわなければいけないだろうな~。

2巻の中盤では犬士同士の大格闘もあるようで、今は静かに進む物語も何やら一気に動き出しそうで楽しみだ。





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Last updated  2006.01.22 16:06:40
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Re:『南総里見八犬伝』再開!(01/22)  
『信乃達犬士は本当に善人で人間も出来ている』
そうです、先日のドラマではタッキーがやっていました。
実際にそんな素敵な人はいないのではと思いながらもやっぱり、かっこいいな~と憧れてしまいますよね。

勧善懲悪ですか。
現実の世の中ではそういうことはあまり無いですよね。
一面から見れば悪人でも違う側から見れば善人の部分もあり、また反対に一見善人のように見えても、裏側では全く違ったり。

でも、お話としては勧善懲悪の方がわかりやすい。
また、理想的な人物の方が魅力もありひきつけられる。

そういった分かりやすさの中に、実は滝沢馬琴の本当に言いたかった難しいことも分かりやすく入ってくるのかもしれませんね。

人の生き方、考え方。
理想を貫くのは難しいけど、何が一番大切かそれをこの作品は教えてくれているような気がします。 (2006.01.22 17:09:41)

悪人はどこまでも  
源九郎 さん
善人はどこまでも正しく、悪人はどこまでも悪い。名前見ただけでも「うわー悪そう!」って感じだし。歌舞伎でもそういう傾向があって、いい人は敗軍の将でも、貧乏のどん底でも、人を殺してさえもいい人で、悪い人は悪役商会のお奉行様のように見るからに悪そうな顔つきで、いつも奉公先の店や藩や国家ののっとりを企んでいて、いい人の妻や恋人に横恋慕していて……って感じです。わかりやすい。

登場人物が着ているものが説明されていることがありますが、今では名前を聞かない織物が登場することもあって、楽しいです。
http://blog.livedoor.jp/gen96_cat/ (2006.01.23 08:24:12)

Re[1]:『南総里見八犬伝』再開!(01/22)  
コナベ8207  さん
レーナマリアさん
>人の生き方、考え方。
>理想を貫くのは難しいけど、何が一番大切かそれをこの作品は教えてくれているような気がします。

今テレビで放送中の『西遊記』もそんな感じですよね。
普段考えるとあまりに理想的過ぎでクサい考え方も、物語にすれば意外と素直に受け止められる。
こういう真面目な作品は文章、映像を問わずに大いに楽しみたいと思います。 (2006.01.24 12:43:23)

Re:悪人はどこまでも(01/22)  
コナベ8207  さん
源九郎さん

善玉の言動に憧れを持つのと同時に、悪玉に対して、
「憎たらしい~」
と思ったら、作者も本望でしょうね(笑)

人としての善し悪しは別に、悪役に“魅力”のある話は大抵面白いんですよね~。 (2006.01.24 12:46:01)

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