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RiXiang@ Re:送り出し完了!(10/04) お疲れ様でした。 早くもインド通ですね…
れい@ Re:送り出し完了!(10/04) 国際的なお仕事かっこいいですねー!^^ 私…
2004年08月10日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
夏のイタリア料理レッスン ~南イタリア編~

先月に引き続きのお料理レッスンに行ってきました。
今回は南イタリア編です。前回の 北イタリア編 もよかったし、何より大好きな南イタリア料理ということで、とても楽しみにしていました。
講師はいつもと同じ、 南アフリカ家庭料理 も教えていただいたTさん。素敵な方ですよ。
この日も、ローマで習ったレシピ、レストランで出会ったお料理をご自身で研究されたものなどを、家庭で作りやすくアレンジしたレシピで教えてもらいました。
帰って早速作ったものもあるくらい気に入ったものもありました。

南イタリア

南イタリアをイメージして、レモンやライムもふんだんに使われています。



ウェルカムドリンクは時節柄これ アテネオリンピック限定ビール マラソン


デザートまであわせて6品。
それとイタリアらしく羊乳製チーズもいただきました。



*タコのマリネ
*ズッキーニのスカペーチェ
*ナスのPolpette
*ツナとトマトとモツァレラの冷製パスタ
*Polpette
*ブラッドオレンジのグラニータ

*チーズ ペコリーノ・トスカーノ オーロ・アンティコ





Greco di Tufo 2002 / Fratelli Urciuolo
Alfeo Rosso 2002 / Azienda Agricola Ceralti(Bolgheri) アルフェオ ロッソ [2003] チェラルティ
サッシカイアやオルネライアに葡萄を販売していた生産者。
馬のエチケットはオーナーが馬好きだから。この馬の絵はダ・ヴィンチ。





menu
左上から時計回りに:
ズッキーニのスカペーチェ、タコのマリネ、ブラッドオレンジのグラニータ、

ナスのPolpetteを揚げてるところ





前回の北イタリア編と比べてみても、いかにもイタリア料理っていうお料理が並んだような気がします。中部~南イタリアのお料理が6品並びました。

その中で初めて食べたのが、 Polpette (レストランでは食べたことあるかも)。
Polpetteとはイタリア版ミートボールのこと。このときはトマトソースで煮込むものでした。
このレシピは講師のTさんが、ナポリのレストランで出会っておいしいと思ったものを作りやすい量とレシピにして教えてくれました。ポイントは、ひき肉の中に鶏もも肉をを入れる(滑らかになる?)、プロシュートを入れること。プロシュートについては、ナポリの郷土料理の本にかいてあったようです。

もう一つ、Polpetteが名前に入っているお料理がありますね。
ナスのPolpette です。
これはお肉は入りません。ナスのミートボール風というものでしょうか。
でも、中にパルミジャーノ・レッジャーノや松の実などが入るので、しっかりとした食べ応え。
パン粉をつけて、揚げ焼にしてあるので、ちょっとみると丸いコロッケのようです。
これもまた、Tさんがシチリアの大衆食堂に入った時にたべて、おいしかったものを再現したものだそうです。その場で作り方を聞きかじり(概してイタリア人は大雑把な材料と作り方くらいしか教えてくれないみたい)、郷土料理の本などで調べて、納得できる味と作りやすい量のレシピを編み出したものを教えてくれました。
ナスはシチリアではよく使われる食材とのこと。確かに南の方のお料理ではよく見かける気がします。中身は野菜中心だから意外にヘルシーな料理なんじゃないかなと思いました。

その他のお料理はよく見かけるものばかり、 タコのマリネ だってよくあるものじゃん、と思ったら大間違い!
というかとてもおいしい!!

おいしく作る秘訣として、
  ・タコを丸ごと茹でること
  ・たまねぎやセロリなどの香味野菜、それとホールトマトを1つだけ入れて茹でる
  ・沸騰したら弱火で50~60分
  ・茹で上がったらゆで汁ごと冷ます
というコツを教えてもらいました。その後は、マリネしてでき上がり。

でも、なんと言っても大ヒットだったのは、 ツナとトマトとモツァレラの冷製パスタ
材料はどこにでもあるものっていう感じですが、病み付きになるおいしさ。
私も帰ったその日のうちに作り、その後も何度も作ったくらい。
実際これはTさんがローマでお料理を習ったときに、シェフがお昼ご飯にささっと作ってくれたものだそう。(まかないってこと?)すばやく作れて思いのほかおいしかったので、よく作っているとのことでした。
  細切りにしたバジリコ、プチトマト(1/2カット)、ツナ缶、モツァレラ(サイコロ大カット)、
  塩・こしょう、EXVオリーヴオイルをボウルに用意し、
  ゆでたてのショートパスタを和えて冷蔵庫で冷ますだけ。
簡単ですよね?自分でやってみて思ったのは、冷ましている間にのびてくるので、パスタはかなり固めに茹で上げた方がいいということ。
その他はあまり気にせず作れます。

ズッキーニのスカペーチェ も気軽に作れるお料理でした。というかこれは材料がズッキーニでなければかなりおなじみな調理法じゃないでしょうか。
スカペーチェとは魚や野菜を油で揚げてから酢に漬ける調理法、フランス語ではエスカベージュ、スペイン語ではエスカベッシュ、日本語では南蛮漬けでしょう。ナポリの郷土料理だそうです。
ここではミントの葉を入れるのが新鮮な感じでした。
赤ワインビネガーにお砂糖を入れた甘酢とも不思議と調和してついついつまんで食べてしまう、というおいしさ。おつまみにもよさそうです。

ブラッドオレンジのグラニータ も簡単にできておいしい。フードプロセッサーがあればあっという間にでちゃいます。



と、こんな風に家庭でも無理なく作れるのに、いかにもイタリア料理らしいというものばかりを教えてもらいました。
つくづく、南イタリアのお料理って日本人の口に合うものが多いなって思います。
あ、唯一ペコリーノだけはちょっと食べなれないかもしれませんね。
でもペコリーノの中でもトスカーノは割と食べやすいものだから、ここで教えてもらったものをすべて再現して、おもてなしをしても大抵の人は残さず食べられそう。






もう一つよかったなと思うのが、ここで出会った他の参加者の方々。
特に60代でありながらいろいろなことにチャレンジしているマダムには感銘をうけました。
いまやあこがれ~な存在となりました。
この方は「年をとるのは楽しいこと。みんな顔のシワを気にしちゃいけないのよ、いいことなんだから」とおっしゃいます。
これだけ堂々としかもチャーミングでいられるのは素晴らしいことだと思います。

おいしいものを食べて、素敵な出会いもあり、とっても元気になった1日でした。






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Last updated  2004年08月24日 14時48分06秒
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Re:夏のイタリア料理レッスン ~南イタリア編~(08/10)  
こんばんわ~。
やっとこさ、日記を更新できました(汗)

画像を見ていると、懐かしいな~って
気持ちになりましたよ。
茄子のポルペッティーノ(小さいポルペッタ)も
良く食べたな~。
豚肉とミントのボッリートとか思い出しました。

そうそう、カプリ島でおばちゃんに教わった
蛸のゆで方なんですけど、柔らかくなる御まじないで
ワインのコルク栓を1~2個入れろって
耳にタコが出来るくらい言われました。

(2004年08月25日 21時26分13秒)

Re[1]:夏のイタリア料理レッスン ~南イタリア編~(08/10)  
satopies  さん
太陽さんさん4660さん、こんばんは。
忙しそうですね。

>画像を見ていると、懐かしいな~って
>気持ちになりましたよ。
>茄子のポルペッティーノ(小さいポルペッタ)も
>良く食べたな~。
>豚肉とミントのボッリートとか思い出しました。

おいしそうですねー。
お店で出すお料理にも入ってるのかなあ。


>そうそう、カプリ島でおばちゃんに教わった
>蛸のゆで方なんですけど、柔らかくなる御まじないで
>ワインのコルク栓を1~2個入れろって
>耳にタコが出来るくらい言われました。

おまじない?!でも、もしかしたら本当に効果があることなのかも。
なかなかタコを丸ごと茹でることはなさそうですけど、もしもやることがあれば、
コルクを入れるのを忘れないようにします。
もし、私がお店に行けたら・・・カプリ島で食べた懐かしいお料理を作ってくださいねー!!
(2004年08月25日 21時58分26秒)

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