家の近所まで来たところで交差点がパニック状態?信号機が消えています。 右折車線を含めると片側3車線の交差点です。 どの車も左右を警戒しながらジリジリと交差点に侵入して行きます。 直進する隙を伺っているんです。 少しの隙を合図に車の流れが一気に左右から前後に変わるのです。 いつ事故が起きてもおかしくないでしょう。 いつにない安全運転で信号機の止まった交差点を5つくらい通過して自宅にたどり着きました。 家は静まり返っていました。 停電ですね。 信号機が止まってるくらいですから当たり前なのかもしれません。 停電でPCが使えないので携帯で情報収集をし、震源地が三陸沖であることを初めて知りました。 100km以上離れていてあの揺れなので震源地を思うと恐ろしくなりました。 しかしながら地震直後であったため被災地の惨状はまったく感じられませんでした。 一向に電気は復旧しません。 安否が気になる人たちへ届くか分からない携帯メールを送りましたが、案の定1時間経っても返事は着ませんでした。 日が暮れても電気が復旧しないので石油ストーブを持たない私は部屋の中でも厚着です。 厚着ついでに近所を回ってみました。 街灯の消えた街中では充電式の LED非常灯が役に立ってくれました。 大きな交差点では警察官やボランティアの人たちが交通整理を行っていましたよ。 それでも大渋滞はしかたないですね。 電車が止まっている駅では帰宅難民が大勢いたが明るい(自家発電?)せいか悲壮感は感じられなかったです。 自宅に向かうのか歩いている人もたくさんいました。 電気は止まっていましたが水はでたのでトイレには困りませんでした。 ガスも大丈夫だったので非常灯片手に食事も済ませました。 飢餓感が収まらないのは情報が入って来ないからでしょう。 電気が復旧したのは地震から8時間後くらいです。 今回の東北地方太平洋沖地震では多くの命が奪われ、行方不明者も数えきれないほどです。 多くの家屋が失われ復旧には時間がかかることでしょう。 危機状態が続いている原発は更なる不安を増幅させます。 それでも月曜になれば関東に住む私は普通に出勤して経済活動を再開することでしょう。 大事なことっで何だろうって思います。 何か切ない気分です。 |
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