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“男の「行き方」 男の「磨き方」”
★★★★☆
歴史人物計20人から、男の「行き方」「磨き方」を学びます。
男の方に限らず、人としての行き方、磨き方をも教えてくれます。非常に感銘を受けるものばかり。どの人物からもたくさんのことを得られました。いいですね、こういう本♪
中でも印象に残ったのは、徳川家康の言葉。
人の一生は重き荷を負ふて遠き路を行くが如し。急ぐべからず。
不自由を常と思へば不足なし。心に望みおこらば困窮したる時を思ひ出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵とおもへ、
勝つことばかり知りて、負くること知らざれば、害その身に至る。
おのれを責めて、人を責むるな。
およばざるはすぎたるに勝れり。
他にもたくさんたくさんありましたが割愛。
どの人物にも共通しているな~と思うのは、彼らはみな打算的じゃないんですよね。つまり、こうすれば部下がついてくる、とか、こうすれば民衆を味方にできる、とかそういうことは決して考えていない。
皆、己の信念を持ち、それを貫いている。また、決して私利私欲に走らず、世のためにいいことは、人のためにいいことは、を優先して考えてる。そしてその結果、部下に慕われ、民衆に好かれた人として歴史に名を残してる。
本屋でよく、『人の使い方マニュアル』みたいな本をみかけますが、あぁいうのは私はあんまり好きじゃないですね(^~^;)ゞ
こうすれば信頼を得られる、とか、こうすると部下が喜ぶとか。自分が信頼する上司がそういうマニュアル本を読んでその通り実行してたらなんか嫌だな(笑)
人のことを第一に考えて、信念を持って物事を行えば、人はついてくるもんだと思います。
私も堅い信念を持ち、それを貫ける強さを持ちたいもんです(*´ー`)
=== 47冊目 読了 ===
小林美佳 『性犯罪被害にあうということ』 2012年05月11日
本田靖春 『誘拐』 2012年05月08日
櫻井よしこ 『GHQ作成の情報操作書「真相… 2012年05月06日