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2007.04.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日、本屋でアトピーに関する本を見つけた。買って、読んで、既に人に貸してしまったのでタイトルや著者は覚えていないが、興味深い話がいろいろあった。もちろん、実質的な治療方法として意味のあることは多く書かれていて、それだけでも買って読む価値はあるのだが、アトピーに苦しんでいない人でもいろいろな示唆を受ける本だった。

自分自身はアトピーとは無縁で育っているが、うちの子供たちは肌が弱い。症状からすると、軽度のアトピーかもしれない。詳しくは知らないが。で、その本を買ってみたわけだ。

面白かった点というのは、その本によれば、アトピーに対するイメージ、具体的には治りづらい病気であるということや、体質改善が効果的であること、また、ステロイド剤が怖いものであるということなどは、皆、どこかで誰かの都合などによって作られたものであるということ。治療は医学的な公式の知見によりまとめられた基本的療法を確実に行うことが最善であり、簡単かつ効果的であること。そして何よりも興味深かったのが、継続的な「対処療法」こそが治療の王道であるということ。

アトピーは皮膚の表面に現れる病気であり、だからこそ、対処療法が重要なのだそうだ。仮にこれが胃潰瘍などの内に潜む病気から来る発疹だったりしたら話は異なるはず。

ただ、これはアトピーという特定の者に現れる病気だけでなく、広く世の中で適用できそうな原理のような気がする。得てして「対処療法」という言葉は、「その場しのぎ」というマイナスイメージと同義であるように受け取られる。ただ、目に見える問題点は、やはり真っ先に解決すべきものである。殺人事件が起これば、まずはその事件の犯人を捜す。道路に亀裂が入ればそこをなおす。不得意科目は勉強する。サッカーで得点力不足があれば、セットプレーに約束事を作る。これが、「目の前の事件解決よりも事件がおこらない社会システムが必要だ」とか、「道路がもろくなる箇所に共通する法則を突き止める」とか、「どの科目も得意になるように、記憶力トレーニングを行う」とか、「サッカーは全て基礎体力が大事なので、走りこむ」とか言っていると、当面の課題がなかなか解決しない。

本質の解決にチャレンジすることは、それはそれで必要だ。対処療法ばかりで本質を探そうともしないのは、単なる怠慢であることは多い。でも、誰かが問題の本質を探る間、そうしたことに対する素人にとっては、対処療法で目の前の危機を回避することこそが重要となる。

当面の課題が解決しないと、そこにかかわる人たちのモチベーションが著しく低下する。これが事態を更に悪化させる。点が取れないサッカーチームがいくら基礎力をつけるべく励んでいても、当面の試合で点が取れずに負け続けるうちに、遠からずチームは崩壊する。この本の言いたいこともそういうことだったと思う。

修羅場をくぐってきた人に大物が多いと思われるが、本当に石橋をたたいて渡るように全てを用意周到に行う人がいたら、修羅場はそうそう発生しない。場当たり的になるのを覚悟して、対処療法を繰り返す人が、こういう修羅場をくぐれるのだろう。対処療法がはまるときは、その威力は絶大なんだろう。

まあ、自分では修羅場はくぐりたくないけど。小物で結構。君子危うきに、でいきたい。





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Last updated  2007.04.11 01:42:00
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