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2007.12.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ウィキペディア情報だが、自己実現理論というものがある。人間はあるレベルの欲求が満たされると、次の欲求を持つというもの。裏を返せば、あるレベルの欲求が満たされない限りは、なかなか次のレベルの欲求には進まないともいえるのかも知れない。

最も低次の欲求は生理的欲求で、次のレベルは安全の欲求ということらしい。この2つの階層の欲求は、おそらくいろんなところで重視される。国連憲章の中でもこのレベルが保障されるべきと考えているようだし、緒方貞子とアマルティア・センのまとめた「人間の安全保障」という概念も、基本は欠乏からの自由と恐怖からの自由である。

ここらへんの概念と基本的人権との関係などはわからないが、何にしても、衣食住が満たされて恐怖におびえることがなくなって、初めて自らのアイデンティティを求めたいという、いわゆる自分探しができるようになる。

とすると、一時期はやった自分探しブームは、まさに日本が豊かで平和だったが故のものだろう。電波少年で猿岩石が出たのは日本のアイデンティティの再確認かもしれないし、なすびが文字通り裸一貫で懸賞生活にいそしんだのは、自己実現論の第一段階の欲求を再度思い起こさせるためかもしれない。今更の古いネタだけど、電波少年は奥が深い。

最近は離婚率も高く、職場環境も大抵はギスギスしている。人の生活は、社会人なら家と職場の往復が基本なので、そのどちらでも満足できないとすると、人が幸せになれうはずもない。では、なぜ、高度成長期にあった幸せが今は無いか。なぜ、人は三丁目の夕日で涙するか。(見てないけど。)

これを自己実現論に照らして考えれば、欲しいものが程よく足りていない状況が、最も幸せなのだと思う。テレビ、冷蔵庫、洗濯機の三種の神器が無い状態だと、いきなり自分のアイデンティティで悩むことはないだろう。まずは、「テレビ買いてー」と働く。力道山も見ずに自己実現とか言っても、説得力ないし、そもそも誰もそんなこと考えなかった。多分。結婚相手を親に決められた不満よりも、少しずつ物が増えて生活環境がよくなる楽しみが勝れば、離婚を考える人も少ない。これも多分。人は、つかみどころの無いものを求めすぎるから不幸になるというわけだ。

これだけ物が足りている時代に「ハングリー精神」とか言われても、何かを買ってきても家には置く場所もないし、遮二無二働いて広い家に住みたい、というほど、広い家自体の魅力もない。ハングリー精神があれば幸せになれるとわかっていても、それを持つのは難しい。

では、どうすれば今の日本で幸せになれるか。個人単位で考えるなら、より高度の自己実現に果敢に挑戦するのが一つ。でも、求めるものが高度なので、途中で挫折するリスクはある。国の単位で言えば、下から2番目の欲求である安全の欲求を刺激するという手もある。多分、世界中どこをとっても、近隣諸国は大抵は仮想敵国とされている。これは、理論との関係なら、国内に内政に関する不満分子を育てない合理的な手段であるんだろう。

個人でとれるもう一つの手段は、この理論における自己実現の階段を昇るのを意識してやめること。普通、人は「向上心を持て」といわれる。でも、向上心を捨てたほうが、目先の幸せには到達できるかもしれない。今、あるものに満足し、感謝する。多分、不満が蓄積してきたときに戻るべき場所はここだと思う。結局、青い鳥か。





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Last updated  2007.12.10 23:48:10
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