とある小中学校の総合学習の講師をしてきました。火曜日です。
急遽決まったので、担当の先生との話し合いも一回だけ。
私が環境学習で授業を持つと、最低二校時貰うのですが、 一時間。
テーマは「失ったふるさと」」ですがふるさとと言っても子供たちには実感は無いと思い。
プラス「ふるさと」ってなに?と言う副題を設けました。
以下に簡略な内容を書きます。
PS3を使用。
写真で津波の説明(簡潔に短時間)
がらりと話を変えて質問。ふるさとってなに? 答え無(予想通り)
地域、学校、個人の季節ごとにある行事、遊びの列挙
同じ行事でも、今年と去年と全く同じ? 違う
そんな経験が積み重なって思いで
思い出が積み重なって「ふるさと」
私の経歴紹介
帰れないふるさと でもそこにあるのがふるさとではなくて、心にあるのがふるさと
思い出もふるさと
って感じです。
今年度で統廃合されちゃうんですよ。
震災後に大人を対象にお話はしてきました。
また、これまでも環境学習で教壇には立ちました。
ですが、震災、原発事故も含めて、しかも「ふるさと」についてのお話。教壇が怖かったですね。
時間制限もありましたし、子供にショッキングな映像を見せたくないというのもありました。
ただ、それは杞憂に終わり、結果は大成功です。
子供の声で「学校が無くなるのは寂しいと思っていましたけど、本当に無くなるわけじゃない。僕たちの心の中にずーっとある」と涙声で話してくれた中学生、ありがとう。
小学校低学年には眠い授業だったかも知れないけれど、小学一年生から、中学三年生までなので、多少妥協したのでごめんね。
中学二年生かな?津波の写真を見ながら目を真っ赤にして、原発から逃げる話で、涙がポロポロ。あなたは、物凄く心が優しい子です。
いろいろ辛いかもしれないけれど、その心の優しさは何物にも代えられ無い宝物。
そうして、やはり最後に、「みんなの心に残る思い出で、ふるさとだよ」と言った時の花が咲いたような笑顔。忘れないでください。
私としてもチャレンジでした。制約が多いし、自然のことならスラスラ話が出来るのに、話すこちらも難しい。
時間も制約される。
そんな中でも、皆さんと触れ合えたことが嬉しいです。
素直な意見、反応ありがとう。
これから残り少ない、この学校で私で役に立つなら協力します。
また会いましょう!
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