昨日の夕方の広報無線で吹きました。
内容は「火災予防週間」
何でも、この時期火災が多発します。って。いやいや、湿度全開だし、それは内地でしょ!ここは関係ないでしょ!
常緑広葉樹で落ち葉集めも無いし、庭先で焼き芋やらないし。危ないのは、こっちのドライバー、運転中のタバコのポイ捨てが非常に多いんですよ。それは、季節関係ないでしょ。
相変わらず「不思議の国 沖縄」です。
沖縄に来た当初はホテル暮らしでしたが、現在住む市に越してきた当初、家庭料理をご馳走になりました。
家庭料理が「ポークビーンズ」だったのにはビックリでしたが・・・・・・。
私、豆料理苦手なんです。トマト料理は好きですよ。
口に入れると、得も言われぬ甘さ。これって、豆の甘さと違う!砂糖の甘さだ。
ポークはポークウインナーでした。
「これ、特別なウインナーなのよ」
と言われていたので、ガブリと。「うぇー」口の中に脂が広がる。美味い脂じゃなくて、ギトギトの脂。豚の脂なら、エゴマ豚の脂は最高なのに。「だにごれー、まずい」
「これ、何ですか?脂しかないような?」
額に汗して聞きました。
「そうでしょ。脂美味しいでしょ。アメリカのウインナーなのよ。うちの子大好きで。」
うちの子とは、私と同世代。いやいやいや、脂がぁ、脂がぁ。
お世辞にも「美味い」と言えませんでした。ウインナー、半分しか食せず。
悪いことしたなぁ。と思いながらも、無理なものは無理。
あれから一年以上、脂との死闘は続くのです。そうして、現在も続いています。
脂と砂糖の文化+泡盛
沖縄が長寿県と言われたのは、昔のことです。確かに、お年寄りには高年齢者が多いのですが、65歳以下の死亡率が全国No1の汚名があります。
健康保険の利用額も一人あたりNo1。ただし、健康診断の受診率がワースト1。
一番が好き♥なんですね。
これは、米軍統治下に入ってきたアメリカ食文化がそのまま今も根付いているから。
ハンバーガーの一人あたりの売上No1。
(当時の)アメリカの食文化と言ったら、砂糖と脂、肉です。加えて、元々沖縄人は大食いだったみたいです。
これやったらねぇ。早死しますよ。
私は自炊しますが、食料が調達できないんです。
肉類は、脂少なめ、さっぱりが良いのに、バラ肉など「ほとんど脂じゃねえか?」です。ホルモンは基本的に食べません。
また、賞味期限がかなりいい加減で、買ってきて直ぐに冷蔵庫に入れても賞味期限前にヤバイ臭いがします。
現在の肉の流通はほとんど一度冷凍しますが、解凍技術がおかしいみたいです。一箇所のスーパーだけではなく、全部なんですが(^^;)。
なので、足の早い鶏肉は危険が危ないwww。
また、私の住む場所は、ほとんど独身者が居ない(沖縄では、独身は家族と住むのが普通。)。小分けされたパックがありません。
野菜は値段が内地の1.5倍から2倍。それも殆どが中国産。私は中国産を決して買わないので、困り果てます。(福島産の方が安全だと豪語できる!)
この時期だと春菊。小さな一束が300円を超えていました。
海に面しているのに魚のバリエーションがありません。
笑えるのが「さんま刺身(解凍)」。あのねー、さんまが取れる地元でも、刺身で食べるのは、その日揚がった新鮮なものだけ。どんどん脂が酸化て、味が落ちるし、下痢するからね。
沖縄ではクルマエビの養殖が全国一なんですよ。なのに、地元じゃ売っていません。
刺身は、ハマチ(養殖)、タイ(養殖)、サーモン。脂、脂なものばかり。
せめて生で食べられるエビでもあれば、良いのに無いんです。沖縄人、実はエビやカニは好きじゃないらしい。あんなに、旨いのに。
近所に鮮魚を売りにした居酒屋があります。一時期そこに通っていました。発泡生が、100円なので、2,3皿頼むと、家で作るよりも安く上がるんですよ。
毎週木曜日に、全国各地から魚が入るので、行くのは木曜日。
そこで板さんと仲良くなりました。
ツブを頼んで、
「あ、肝食えます。鮮度良いなら肝もいれてください。」
と注文したのがきっかけで、話をするようになりました。
沖縄人は、ホタテの貝ヒモも食べないそうです。勿論、肝は論外。
「えー、何で一番美味い場所食べないんですか?」
「食感がダメらしいですよ。あと、匂いと。」
この板さんは、東北が好きで以前から(震災前から)お金が貯まると東北旅行していたんだとか。
「何度か勧めても、みんなダメでしたねぇ。もったいないのに。」
肝付きのホッキだとか、アイナメも肝付きでやら。
「へぇーサンマありますけれど、これいつの?」
「今朝、三陸で水揚げされて築地、そして届いたんです。今朝取れですよ。」
「二人前をニンニクで。あと、三昧に卸したら、一度氷水で締めてもらえますか?」
「はい☆」
沖縄人は刺身はワサビでした食べません。カツオもそうです。
ひき肉も脂ばかり。肉、魚の加工は甘い。塩辛に砂糖が入っている。キムチも何故か甘い。
漬物は、那覇の公設市場なら甘くない。あ、でも自分で漬けます。
あと、不思議なのは卵。スーパーから買ってきてその日のうちに割っても、高確率で黄身が潰れます。別に「割り方」が下手じゃないですよ。なんか、張りが無いんです。
味も微妙。色は限りなく白。
昨日試しに、ワンパック400円の宮崎産の卵を買いました。
殻も固く、割ると黄身が浮き上がり、色もしっかりと黄色。味も濃い味。
何かが違うんだよね。
あと、米。精米しないで沖縄に運んでくるそうですが、何処の銘柄を食べても美味しくない。
一番高い、魚沼産のコシヒカリも買ってみたけれど不味かった。
福島から避難してきた人と、コメに付いて話をしてみたら、同じ意見。ともかく、コメ産地ですからコメについては五月蝿いです。
最初は沖縄の水かと思ったそうです。(硬水)でも、ミネラルウォーターでも美味しくなくて、福島から取り寄せたら美味しかった、と。
何か、輸送か保存かの方法が沖縄に適していないのでは?それは、米にとどまらず、全てに於いて。
そうして、素材の味を知らない、大事にしない沖縄人ですから、誰も疑問に感じないのでは?
今、ある人が「沖縄人に、本当に美味いものを食べさせたい」と立ち上がりつつあります。
私はそんな彼を、声を大にして応援したいと思っています。
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