春夏秋冬　きままな雅遊人

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2005年09月27日

とうがらし　（唐辛子）

カテゴリ：緑黄色野菜

今日の緑黄色野菜は「 とうがらし 」です。

別名　　南蛮、鷹の爪

辛味の強いものと弱いもの、全く辛味の無いものがあります。

辛味の強いもの＝香辛料（唐辛子）

辛味のないもの＝青果用（ピーマン）

とうがらしには、五つの品種があります。

１、五色群＝円錐状の小さな実をつけます。　観賞用。

（成熟すると変色します。　緑、紫、黄、橙、赤）

２、榎実群＝果実は丸い。　香味は強い。　観賞、香辛両用です。

３、鷹の爪群＝辛味が強い。　熟成期が不揃いです。

４、八房群（やつふさ群）＝実は房なりです。　一斉に赤く熟成します。

５、伏見辛群＝実は大きく辛味は少ないです。　ピーマン類に分類されます。

実（緑果）と葉（葉唐辛子）を使います。

生の実は漬物に利用します。

乾燥したものは細かくして、七味唐辛子、タバスコ、ラージャン（唐辛子

味噌）、ラー油（ごま油に唐辛子を入れて、加熱したもの）や、漬物を

漬け込むときに使用します。

とうがらしの葉は、手早く茹で、水気を絞り佃煮にします。（葉唐辛子）

カロテンを多く含みます。

ビタミンＢ1、ビタミンＢ2、鉄なども含んでいます。

とうがらしの生葉やとうがらしの果実生には、ビタミンＣが豊富です。

生葉のビタミンＡ（カロテン）は、１００ｇ中　５．２００μｇです。

果実生は、１００ｇ中　７．７００μｇです。

果実の乾燥では、１７．０００μｇ含んでいます。

生葉のビタミンＣ量は、１００ｇ中　９２ｍｇです。

果実生のビタミンＣは、１００ｇ中　120ｍｇ含まれています。

乾燥の場合のビタミンＣの量は、100ｇ中　１ｍｇです。

辛味成分は、胃液の分泌を促進し消化を助けます。

消化不良改善に役立ちます。

辛味成分のカプサイシンは、毛細血管の血の流れをよくします。

また、新陳代謝を促し脂肪を燃やす働きがあります。

肥満の改善や冷え性の改善、疲労回復や風邪の予防にも効果があります。

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