ジョナサンでボケをかます
私は先月末日付で某団体を辞めた。
朝は好きなだけ寝てもいい、時間リッチな身分である。
だが、勤務していた頃よりも早い７時に起床して家を出た。
というのも元同僚の頼まれ仕事（というかボランティア）が入っていたためである。
早めに家を出てジョナサンで朝食を取る。
（ボチボチ行くか～）
レジの前で支払いを―――― と、
お や ？
あ れ ？
な い ？
・
・
・
な い ！！
サイフを家に置いてきちまったぜ。
しょうがない
「サイフ取りに行ってきます」
「なにか身分証明になるものを置いていってほしんですが」
しかしサイフがないと、免許証もなにもないよ。
かばんの中をまさぐる。
そこには、辞めるときにもらった「離職票」が入れっぱなしになっていた。
「あの、これでいいですか？ これ私にとってはすごく大事なものなんですけど」
「――――ハイ」
一発かまして自宅へ → 支払い → そして、出勤？
辞めた人間ですからね。出勤とは言わないか。
なんつーか、ご登場！？
後日、離職票を持って豊島区のハローワークに行ったときも、ボケをかましました。
その話は後ほど。
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