弥勒のしあわせさがし

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仏教とカウンセリング


私にとってカウンセリングだけでなく仏教は縁が深いものでありました。
カウンセリングをやりながら、もう一度仏教を振り返ってみたくて、こんなページを作ってみました。
お断りしておきますが、私は現在宗教団体には所属していません。
お寺には行きますが、どっぷりとつかりこんでるというわけでなく、自分で学んできたことのほうが大きいかな。
仏教とはかけ離れてる部分もあるかと思います。
そこは、いろんな見方をしていただいてOKだと思います。

小学校時代に協会の日曜学校に通い、高校は仏教系の高校、何をしてたわけではありませんが、そのころに徐々に始まっていたのでしょう。
体を壊して、OLをやめて自宅で療養してるころ、宗教団体も2箇所経験しました。
そのあたりから、さまざまな宗教団体の人たちとの交流が増え、私は疑問に思ったことは自分で調べないときがすまないので、調べていくうちに宗教団体の教えに納得がいかなくて、反発ばかりして結局やめました。

理不尽なことを言う人には噛み付き、それは真理ではないと生意気なことを言ってましたね(爆)
宗教団体の人たちとは、話し合いましたし、戦いました(爆)
私にはどうも納得がいかなかったんです。

お寺にも行き始めたので、そこの住職にもよく質問をし自分で感じたことをぶつけていました。
この部分は、宗教団体よりも手ごたえがありますよ。
お坊さんはその筋ではプロですから・・・

そして、仏教ホスピスの会というところに飛び込み、さまざまな宗派のお坊さんたちとの出会いがありました。
これが私にとって、大きくものの見方を変えるきっかけとなったのです。

仏教ホスピスの会というのは、仏教情報センターというお坊さんたちの活動団体の主催する、患者と家族と医療関係者と僧侶たちの語らいの場であり、いのちを見つめる集いということで毎回20~50名ぐらい集まっていました。
(仏教ホスピスの会は、現在もやっております)
私は、そこでカウンセリングに出会いました。
そこで、「本格的に勉強してみないか?」って勧められました。
それが私のひとつの転換期だったようです。
そこで出会った人に紹介してもらったカウンセラーの養成所に通いながら、ホスピスの会でお手伝いをするようになったんです。
これが、今の私の原点・・・

カウンセリングって、キリスト教のイメージが強くないですか?
仏教は、どうしても葬式や法事のイメージが強くて、カウンセリングとは無縁に思われがちです。
しかし、仏教の精神はカウンセリングととても関係があるんですよ。

私は仏教が先でした。
具合が悪かったために、殆ど寝たり起きたりの状態のまま本をむさぼるように読んでいましたが、そこで得たことは共通のことがとても多いことに気づかされます。

仏教では、人はいずれ成仏する(仏になる・悟りを開く)といわれています。
その種(仏心)は誰もがみなもっているのだ、と・・・
正しい教え、導師との出会いによってそれは開花する、と・・・
悟りに到達する道は色々あるが、時間はかかってもいずれかならず到達できるのだ、と・・・

これが、カウンセリングの立場から見ると、人は、自己実現に向かって歩いている、といわれています。
自己実現は、いろいろなことをわかり、生きる知恵を身につけ使っていくことができる状態だといったらいいかな。
なりたい自分になること、というと誤解があるかもしれないので、そういう言い方にします。
そして、その可能性はどんな人にもあるわけです。
いろんな経験をし、その中から学習し自分のものにしていくわけですね。
人間関係や仕事や生活のあらゆる中で知恵を得て使いこなせるようになっていく。
その方法は人によっていろいろです。
ひとつではありません。
人は顔、声、形、みな違います。
まったく同じ人はどこにもいません。
ひとつの言葉を取ったとしても、受け取り方は100人いたら100様ありますし、感性や考え方はさまざまです。
違ってて当たり前、違っていていいんです。
人に強制されて、自分の生き方を決めますか?
自分の人生ですよ?
親やほかの人の人生ではないんです。
だから、親や周りの人の考えと違ってたっていいと思います。
それもひとつの方法なのですから、間違いなんかではないのです。
無駄なことはありません。
それはそれで意味があってやってることだって、私は思います。
失敗だって、恐れてたら成功はなかなか難しいでしょう。
失敗の中から学ぶことはとても大きなものだって、私は思うのです。
結局は、自分の成長のため、自己実現のために必要なんです。
そう考えたら、仏教だってカウンセリングだって、似てるじゃないですか。

ここに書いたことは、一部でしかないです。
でもね、大まかに言ったら、そんな感じがわかりやすいかな。
私は文章表現が下手なので、読みにくかったらごめんなさい。
このページも、少しづつやっていきたいと思います。


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