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2005年02月15日
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カテゴリ: 学校行事
次男(小4)のクラスがこの半年えらいことになってました。
まず、担任(40代女性)と生徒のコミュニケーションがとれていない。
先生の叱り方が怖すぎるってことと、やんちゃさんが
何人かいて何するのも邪魔をする。
やんちゃさんは決して嫌われているわけではないのに
「あの子といたら巻き添えくって怒られるから」と
他の子が微妙な距離をとって接するため、教室の空気が
いつもピリピリしています。
そんな状態で1月まできてしまったんです。


学校に出入りすることが多いから気になってしかたない。
「何とかしなくちゃ」とあれこれ考えてみても、
具体的に何をすればいいのかわからず1月になっちゃった。

長男のときにも4年生で学級崩壊になり、先生は鬱になって
参観でも紙飛行機が飛び交う状態でした。
保護者が団結して学校に訴えてもそのときの学校側の対応は
「もみ消し」にしか力を注いでくれず、教育委員会に電話
したり親が交代で監視しに行ったり。
結局その先生は学校を去る事になり「我が子に関わることは
なくなったんだ」っていうほっとする気持ちはみんなの中に
確かにあったけど、私はとっても後味が悪かった。

子ども達の4年生のいい思い出を残してあげられなかった
空しさみたいなものが、大きく残ってしまいました。
何か他に方法はなかったんだろうかという後悔も。

1月のある日、息子がやんちゃさんに蹴られてアザを作って
きたことがきっかけで、いろんなお母さんから気持ちを

いる。でも、「もう少しでクラス換えだから我慢してる」
っていうのがほとんど。そんなぁ・・・って思った。
何かできる事はあるんじゃないの?って。
子ども達は人質じゃないんだし、4年生って時間は取り戻
せないんだよって。

教頭先生に相談してみると、今回は「ぜひ協力してください」
って言ってくれました。学校側も改善しようと努力していること。
担任も学校もがんばっているけど、思うようには改善できないで
苦しんでいること。担任と話しをしてほしいって。
一人の親である私に「HELP」という姿勢を見せてくれました。
全開のもみ消しにしか力を注いでくれなかった学校とは違う、
この教頭先生がいてくれるなら何かできるのかもしれないと
とても嬉しく思いました。
とは言うものの、私一人では荷が重い。
絵本サークルのみんなや仕事仲間にもことの流れを相談し、
何ができるか必死で考えました。

で、まず担任の先生と二人で話しをする機会を作ってもらい
息子だけじゃなく、クラス全体をよくするために親が協力
できることはないのかを聞いてみた。
友達なのに注意もしてあげられない関係のまま5年生に
したくないって訴えてみた。
そしたらね、先生もとっても悩んでたよ。「自分の力で何
とかしよう」と思えば思うほど子どもが受け入れてくれず
反発ばかりが大きくなって、つい怒ってばかりになるって。

先生も一人の人間だから、何も一人で背負い込むことないのにね。
やんちゃさんにはやんちゃさんの訴えたいことがあるんだろうし
子ども達もまだ自分の気持ちを伝える力が限られていて
その中できっと正しいことを探してもがいてると思うし。
教育は「教える・育てる」っていう一方的なものじゃなくて
親も教師も子どももお互いに「教えあう・育てあう」のが
ほんとの姿なんじゃないかと思ってるし。
人間が相手なんだから、そりゃ難しいことだろうと思った。

「いろんなタイプの親がいるけど、基本的にどの親も自分
の子どもが愛しいはずだし、その子どもをとりまく環境が
よくなってほしいと願ってます。親は敵じゃなくて協力者
なんだよ」ってことを先生に伝えました。

先生はホッとした様子で「心強いです、嬉しいです」って
言ってくれました。

ーーーーーーーーー後半に続く。





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最終更新日  2005年02月16日 10時32分02秒
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