志鬼朗の部屋

志鬼朗の部屋

故郷よりも思い出す人


音楽名:モクセイの花(歌:デューク・エイセス)
レビュー:
さわやかでどことなく懐かしさを感じるこの曲は、おなじみのニッセイのおばちゃんのCMです。のどかな田園風景をバックに自転車で道行く人に笑顔で接するおばちゃんが印象的でした。

モクセイの花咲くころは 故郷の顔思いだす
にきびもまぶしいあの顔 狸と呼んだあの顔も
ドジョウひげは駐在さん 駅長さんに和尚さん
ニッセイのおばちゃん自転車でいつも笑顔を置いてった~
みんなどうしているだろう ちよちゃんお嫁に行ったのか
ニッセイのおばちゃん自転車でいまも笑顔を運んでるかな~

このように、この歌は多分故郷を離れた青年が故郷を思い出しながら、おばちゃんを思い出しているといった状態なのでしょう。そこで、モクセイの花というのがよくわからなかったので調べてみました。

モクセイの花のことを桂花(けいか)と言います。桂とは匂いを出す芳香樹の総称で黄色の花のモノを金桂、白色の花のモノを銀桂、赤色の花のモノを丹桂と言います。近くで見ると花弁がつながっています。縁が丸く肉厚で何とも可愛らしい花です。季節的には秋に咲く花らしいです。

季節的には春なのかなと思いながら聞いていると、実は秋らしいということを知ってちょっとへぇーと思ってしまいました。

それよりもへーと思うことが、もうひとつあり、この曲の2番にはこの青年がちよちゃんという女性のことが好きらしく(ちよちゃん待っててくれたかな そろそろ所帯を持とうかなというのがあり、セリフで「結婚したら真っ先におばちゃんに知らせてやろう」というフレーズがありました。)この曲は故郷に残してきた恋人に対しての帰郷の歌にもなっていたことでした。

しかし、真っ先に結婚をおばちゃんに知らせるなんて、また保険に入らされるよと思う私は無粋でしょうか?

しかし、この曲を聴くたびにほっとする感覚をもつことができるので、癒しには最適でしょう。ぜひフルコーラスで聞いてみてください。

点数:
なつかしさ  ☆☆★★★
インパクト  ☆☆☆★★
曲の入手   ☆☆★★★

※CDで出ているので、比較的入手は容易でしょう。




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