買書とつんどくの日々

買書とつんどくの日々

2008年01月29日
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ヴォルテールの「カンディード」を読みました。

「カンディード」自体は、前にも書いたとおり再読ですが、今回はいろいろなコントも含めて読み直してみた中で、数ある遍歴譚(遍歴コント)の集大成としての「カンディード」という感を強く持ちました。

その現代的意義ということになると、すでに歴史的書物となっていると言わざるを得ないと思いますが、稀有な遊戯的精神の発露という観点からは貴重なものであると思います。
こんな言い方は無いのですが、成長しないアンチ・ビルドゥングス・コントみたいな印象です。

で、これからのメインとしてはシラノ・ド・ベルジュラックの「月と太陽諸国の滑稽譚」を読んでみます。
30年以上のつんどくの中から引っ張り出してきたものです。

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Last updated  2008年01月29日 08時49分53秒
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