灯台

灯台

2024年11月16日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類






Becoming an adult, living, and not trusting people


物事を突き詰めて考えていくと、すべてのものが解体する。
そして、意味が消えていく。
その消失や崩壊から再構築が始まるまでのスパンが、
引き出しの中のもっとも重要な鍵を形成するんだけど、
篩っていうもの、砂漠の中でダイヤモンドを見つけるための、
本当に地道な作業を省略させる。

結論だけですべてを語ることもできる僕等は、
ありとあらゆるものを自動化したいのかも知れない、

都市の横顔のお世話になっている君にとっても、
ちんぷんかんぷんなことだろうけど、
文明研究と体裁で語るわけだが、とりたてて都市の地図、
今そこにあるズレを伴ったありのままの風景、
道路や標識、街路樹、ベンチ、自動販売機に至るまでの、
そういう様々なものがどのような形で一つになったのかを、
考えていると僕は楽しい。

難易度の高い課題がある、専門用語や知識が必要だ、
そういう時に僕は自分に向かって、糞面白くない話だけど、
クリアしなければならない課題があることを、
根気強く自分に向かって説得し、理解させ、納得させようとする、
意識する、小さな階段を作る、何度も何度もシミュレーションする、
毎日詩を書くなんて老人の戯言に決まっている、
暇人たちが趣味で人生の時間つぶしをしているに決まっている、
―――という世界線を書き換える為に。

確率論を都合のいいように引き寄せられるケースが、
数多あると思う、人生における成功者はみんなそう言うだろう。
でもそれはハロー効果で、またリップサービスにすぎない。
絶対成功するとしたら、それはインチキだ、
たまたま上手くいったことを脚色しているにすぎない。
でも本質を一ミリ変えることは出来る。
才能や努力というもので生き方を一ミリ分変えようと思う。
嘘偽りなく、等身大の僕、脚色抜きの現実の僕は、
はっきり言って糞つまんないことを言うと思う。
心掛けや、やり方で、もう少しましな未来を引き寄せようと思う。
なんて、小さな、か弱い、引き寄せの法則だろうか。
でも意識することで世界は変えられる。
人生を六十年生きた結論がもし眼の前にあるとして、
大方の結論は変更できるものではない、
確定していることは人生の基盤だ、
いま、手元にあってもなくとも、たとえば仕事をすることは回避できない。
抽象とは縁遠くなるが、黴生えて苔生えそうな具体性こそが、
人生を幸せにしてくれる。夢見るなと言っているわけじゃない、
足元を見ろ、と言っているだけだ。
前向きに人を動かす力、夢にきちんと手を伸ばす勇気、
いくつも僕にはちゃんと言えることがあるわけだが、
何かを諦めた人間の言葉は他人に対して届かなくなる、
限界を見つける、
さりとて際限のない仕事で終わりのない達成感のない日々を、
終わらせるために、ね。

昨日と同じ今日は百年後でも一千年後でも変わらない。
その自分を都合のいいように一ミリ変えることが僕の生きる意味だ、
みんな笑うかも知れない、
あるいは僕の言っている意味がきちんと呑み込めて、
僕がどれぐらい厳しい人生を過ごしたかわかるかも知れない、
僕の周囲には味方は一人もいなかった、
援軍は一人もいなかった、救済措置も一つもなかった、
神も仏もなかった、信じられるのは残念ながら僕の腕一つのみ。
自殺をしたがる子供たちがいたらよく聞くがいい、
想像力のない人間はあなたの周囲に沢山いるのだ。
両親もそうだし、友達もそうだ。
僕は君の思っていることや考えていることならわかると思うけど、
同時に僕は首を振って、
死にたければさっさと死ねと突き放すだろ―――う。
繰り返しになる、何度も同じことを繰り返すことになる、
それを輪廻と呼ぶにせよ、別の言い方をするにせよ、
僕等はまだその機構に一ミリも触れられていない。

人間が天敵だという見方は僕は正しいと思うな、
思うに僕は人間としておそらく致命的に人間らしくないのだろうね。
何度も何度も、諦めてはまた高みを目指そうとした。
たった一日でもその例外を作ってはいけない。
何度も何度も諦めては、また高みを目指す日々だ。
人生を舐め切った奴が触れられる心境なんかじゃ到底、ない。
偉そうなことや格好つけたことは言いっこなしさ、
結果は自分の中にしかないよ、
誰も本当の自分を見ているわけではないよ。












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年11月16日 00時00分03秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: