青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2020年02月09日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆Fender JAZZ BASS 弦高調整のご依頼を頂きました
 ベースオーナー様は、O様です。数年前にレスポールのネックのオイルフィニュッシ
 のご依頼を頂きました。

◆画像から確認したいのですが、不覚にも昨日デジカメを忘れて工房に出掛けて
 しまいました。
 現状を確認しますと、弦を緩めた状態でネックは完全ストレートに
 調整されてます・・・これでレギュラーチューニングしますと、どの位順ゾリ
 するのかデータを取って、ロッド調整の参考データにします。
 レギュラーチューニング後の順ゾリは、何と8mm有りました。

 と勝手に想像しました。
 K2もドツボに嵌まらない様に、基本に忠実に弦高調整を進めて行きます。

◆画像から確認して行きます

●既に弦高調整は完了してる画像です


●トラストロッドの入口を指先までザグれば、弦を張った状態で調整可能なのに
 この辺はアイデアマンのレオ・フェンダーらしからぬと思います


●殆ど弾かれて無かったと様に感じます


●弦を緩めた状態ですと、5F~1Fまでは逆ゾリに調整して有ります


●レギュラーチューニングしますと、4F/12Fで2.6mmです


●レギュラーチューニングしますと、1G/12Fで2.1mmです


●E.BASSの弦高調整のデータです


●フレットボードの順ゾリの最大値は、0.28インチです。



 このセッティングでベースマンのふかふか様に試奏して頂きましたが。とても弾き易い
 と評価して頂きました。

◆ロッド調整をしてから24時間経過しましてセッティングが安定して来ましたので次の
 ステージに移ります



アンプに接続して 全てのポジションで、単音を出してビビるポジションにマーキングして



●工房で考案しました、弦を張ったままピンポイントで擦り合わせ可能な特殊工具です

 してます



●マークキングが消えたら擦り合わせOKのサインです


●フレットクラウンを整形して元の形状に戻します


●外見からは擦り合わせた事が判らないと思います。
 フレット擦り合わせと称して、クラウンのみ削ってクラウントップは、平らに成ってる
 フレットを見る事が有りますが、プロなら手抜きするなよ、と口には出しませんが出したく
 なります。


●擦り合わせたフレットにコンパウンドを掛けて磨きます

◆仕上がりましたが、画像を撮り忘れてまして画像付きのレポートは
 ここまでです。
 音はフェンダージャズベースそのままです。

◆購入されてから、弾かれていた時間が短くネックがまだまだ安定してない
 様です。この先も微調整が必要な時は我慢せずに工房にお持ち下さい。
 スーパーベーシストにもお越し頂いて、ベースクリニックを楽しみ
 ましょう!

●スーパーベーシストの、ふかふか様の最初からフレットレス・ベースです

●コントラバスをそのままエレキにした様な感じです。
 アンプを通さないで音出ししますと、コントラバス特有のビビり音を出す事が
 出来て、ロン・カーターを思い出してしまいました

🌸もうすこしねっくがあんていするまでようすをみるひつようがあります🌸





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最終更新日  2020年03月14日 10時24分20秒
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