青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2025年10月18日
XML
カテゴリ: ギターリぺアー
◆CAT'S EYES CE-300/②
 ギターオーナー様は、ピタゴラスイッチ オープニングテーマ/栗コーダーカルテットの 
 川口様です。
 ブログをご覧頂いた事がご縁でお越しくださいました。


◆画像から確認します

●ボディコンディションは良好で、今回は余り手間が掛からずに済みそうです


●CE-300を2台お預かりしてますので②&①はコードネームです




◆リペア開始します

●簡易的にノックテストをしますと、トップ側からブレーシングが剥離している音が
 返って来ます。リペア開始と同時に精査します


●サドルの弦接点が当時のモデルでは使われていない位置に有ります。
 これではオクターブチューニングが合いませんので、オイル漬けのサドルに交換します


●タスク【人口象牙】製でした。
 市販のサドルと交換する際には、弦接点の位置を必ず確認する必要があります



●トップの異音の原因は、Xブレーシングが派手に剥離してました
 Xの交差個所から先端まで見事に剥離してます


●専用のクランプを総動員して接着固定します


●内部はこんな感じです


●更にトップ側を確認しますと、先に接着固定した逆側のXブレーシングも剥離してました


●↑発見したら即接着固定します


◆セッティングして行きます

●タスク製のサドルには手を付けずに、捨てサドルをエボニー材で作って基準とします



●チューニングをしますと4フレットが最大値で0.45mmの順ゾリが有ります


●ネックスケールを確認しながらロッド調整します


●ロッド調整後の6E/12Fは3.25mmです


●1E/12Fは2.25ミリです


●牛骨オイル漬けのサドルをピッタリの厚みに削ってセットします


●基準となる捨てサドルから、オイル漬けサドルの高さを決めて削り出しセットします


◆セッティング用に使っている安価な弦からダダリオの張り替えます

●1フレットのクリアナンスOKです



●6E/12Fは2.25mmで予定通りです


●1E/12Fも1.75mmで予定通りです


◆リペアの完了です





🌻K2ギターファクトリー
  千葉県八街市 八街 に 67-3 
   代表 加藤 和久
   ☏ O8O-5376-O998 
   ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025年11月03日 19時47分35秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: