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2005.11.06
テーマ： DVD映画鑑賞(14659)
カテゴリ： 映画のレビュー
『セルラー』
DVDのジャケット(←この画像ではありません。これは米国のリリース･ポスター)を見て、「なんかちょっとホラーっぽい？」と思っていたので敬遠していたのだけれど、 Happy-Luckyさんの日記 に「面白かった」と書いてあったので借りてみた。
「ホラーっぽい？」というのはまったくの私の勘違いで、いやいや、サスペンスなのに笑えるところがけっこうあって、 かなり面白かった わ～！
突然、理由もわからず誘拐されてしまった ジェシカ （キム･ベイジンガー）。
閉じ込められた部屋にあった壊れた電話をつないでみると、お気楽な青年 ライアン （クリス・エヴァンス）の携帯電話につながり、そこから ライアン ジェシカ とその家族を助けるべく、LAの街で大冒険を繰り広げる。
興行的な理由もあるからか、“キム･ベイジンガー主演”とうたっているけれど、実際は（私にとっては、と言ったほうが適切かも）、 “クリス･エヴァンス＆Nokiaの携帯電話主演” だわね、この作品は。
以下、感想を箇条書きに。
・大変なことに巻き込まれてるんだけど、おっちょこちょいで、なんとなく緊張感の感じられない ライアン と、家族を守るため必死で緊張感満点の ジェシカ が、対照的に描かれていて、作品にメリハリが付いていたのがよかった。
・ ムーニー巡査 （ウィリアム・H・メイシー）、今回の件では大活躍だったけど、それでもやっぱり引退後は、“デイ･スパ”を奥さんと一緒にやるのかなぁ？
・今どきの携帯電話ってホント高機能（全然使いこなしてないけど・・・）。でも、それにしても最後の動画はキレイに撮れすぎてないか？
・「何かお礼をさせて」という ジェシカ ライアン の答え＝ （ネタばれ反転） 「もう二度と電話してこないで」 （ここまで） ＝はこの作品のラストを飾るにピッタリの台詞で、気に入った。
・犯人たちが、「なぜ線を抜かずに電話をわざとらしく壊したのか」なんていう素朴だけど野暮な疑問は、とりあえず「威嚇のため」ということで納得しておこう。
評価は、
★★★☆ （3.5 / 満点は5つ）
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Last updated
2005.11.06 18:06:51
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