殿上人日記

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2014年02月26日
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そんな訳で久しぶりに家に戻りました~。なんか青空が
まぶしい。来週は3月なんですが、家では12月下旬の
大掃除の最中のままで、戸棚からとりあえず取り出した
モノなどが使っていない部屋に整理されず眠っています
何かするにも、もう少し暖かになってからだなぁ・・・と




旦那がお正月過ぎに出張に行っていた先の写真を、PCに
取り込んでみました。この雰囲気どこだかわかりますか?
魔法使いと女王陛下のいる国、あと007やベッカムも
正式名称グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国
(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)
またの名をイギリス、英国です




女王陛下でも有名なこの国は、近世においての産業革命でも
知られており、その発祥地がこのイングランド中央部に位置
するシュロップシャー州にある「アイアンブリッジ峡谷」で
エイブラハム・ダービーがコールブルックデールで、コークスを
使って、高品質の鉄を作り出す近代的な製鉄法を発明した事
から始まったそうである




その産業革命の象徴とされるのが「コールブルックデール橋」で
通称はアイアンブリッジ。1779年に建築された世界初の
鉄橋である。長さは約60メートルのアーチ橋で、鉄や石炭
石灰石を川の対岸へ輸送する為に使用されていた




1950年までは橋を渡るには通行料を支払わなければなら
なかったそうで、通行料徴収所の料金表には「王室も支払う
べし」との注意書きがあったんだそうだ。この橋を含めて
アイアンブリッジ峡谷の一帯は、世界遺産に登録されている




右側の建物はビール工場で、その奥の煙突状のモノはどうやら
石炭火力発電所のようだ




冬のこの時期、日の出も遅く会社に出かけるときはまだ暗くて
日の入りも早くホテルに戻る頃には真っ暗で、なかなか周囲の
街並みもわからないようだけど




今回は国際免許を取って車での通勤。日本と同じ左側通行で
良かったね。でも交差点などは飯田市にもあり最近、注目を
集めつつある、信号のない「ロータリー交差点」だったのが
慣れなかったみたいだ




やっぱイギリスと言えばフーリガン・・・いえサッカーって訳で
なんでも、会社の方にサッカーファンの方がおいでになるそうで
試合に連れて行ってもらったそうです。香川とかのいるプレミア
リーグ(20クラブ)ではなく




その下位のフットボールリーグ(72クラブ)のうちで、一番
上位のチャンピオンシップに所属し、ウルヴァーハンプトンに
本拠地を置く「ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ・フット
ボール・クラブ」で、愛称は「ウルブス」。1877年に教会に
併設されていた学校のチームとして設立をしたんだそう




リーグ優勝3回など、数々のタイトルを獲得をした歴史を持ち
「威風堂々」で有名な音楽家のエドワード・エルガーや、ロック
バンド「レッド・ツェッペリン」のヴォーカリストのロバート・
プラントもサポーターだ

1902年のエドワード7世の戴冠式の為に書かれた「戴冠式
頌歌」の6番「希望と栄光の国」は、「威風堂々」に歌詞が
付けられたが、これは王のアイデアであったそうだ




今では第2国歌的な扱いを受けており、BBCプロムスなどで
演奏が放映される際には、歌曲の最初の部分でエリザベス2世
女王の映像が必ず流される事になっているんだとか

会員専用のバー(?)で、試合前にビールを飲んでの観戦だ
そうで、試合も勝ったので連れて行ってくれた方もご機嫌♪
だったようだ




なんか英国とかイメージではスコッチとか、ウヰスキーを
飲むのかと思ったら、普通にビールみたいで結構、美味しい
ものが飲めたそう




昨夏のオランダでも仕事で一緒だった英国人の方など、顔も
名前も憶えていてくれたようで、とにかく人懐っこいというか
フレンドリーな方が多かったようだ




ヨーロッパの外食は高いイメージだけど、地元の人が出かける
お店とかにも連れて貰ったようで、ひと月にも満たない滞在で
あるのに、お別れ会のようなものもしていただけたのだとか




英国料理は素材に火を通す(焼く、煮る)のが目的で、味付けは
二の次のシンプルな料理が多いそうだけど、それも産業革命で
母親が工場での仕事で忙しいので、なんてのが一因ではないかと
言われている




別に同じお店で食べてた訳でもなく、付け合せもフライドポテトに
玉ねぎと似たような感じで、確かにワイルドなビールのおつまみに
良さそうなお料理かもっ(汗)




食に関しては日本に生まれてよかった~と、つくづく思いもする
「スコーン」とか好きなんだけどもね。あと写真がないけど事前に
イギリスのカップラーメンはまずいから食べれるもんじゃないと
ネットで調べていたのに、怖いもの見たさの心理か




旦那、イギリスでカップラーメン(原産国は不明)を食べようと
したけど、やっぱりまずくてほとんど残してしまったそうである
(あくまでも個人の感想です)




さてお土産には、やっぱ英国であるならば「紅茶」でしょ!って
訳で頼んでみたのですが、駐在の方にも人気のものなど、紅茶&
お菓子を買ってきてくれたんだけど




スーパーで買ったという「リンツ」チョコレートって
スイスだったりして~。まっ美味しいし、円安でも
どれもが日本で買う三分の一から半額程度らしいから
いいか

厳選された原材料と、伝統的な手法を用いて作られている
スコットランドの「ボーダービスケット」社のビスケット
娘がうまいうまいと喜んで食べてました~




さて日本でもお馴染みの「トワイニング」ですが、日本に
輸入されている製品も含め、その大半がポーランド工場で
製造されていますが、イギリス国内専用品である黒箱は
イギリスのトワイニング本社工場でブレンドがされており
王室納入品と同様に茶葉の選別からブレンド等、一般に
流通されている物とは全く異なっているのだとか


王室御用達である総合高級食品ブランドの「フォートナム・
アンド・メイソン」のショップがオープンをしたのはなんと
1707年なんだとか。日本各地にもティーショップがあり
お馴染みの方もおいででは?。1902年のエドワード7世の
国王即位を祝って作られたのがロイヤルブレンド


数百円程で買ったという「テイラーズ・オブ・ハロゲイ」
ですけど、ネット検索をしたら、日本では2500円もする
ようで、カフェインレスなので珈琲や紅茶を夕刻から飲むと
寝れなくなる娘にでも。王室御用達のブランド紅茶として
イギリスでは非常に評価の高いんだとか




                  平成26年1月に英国で撮影





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最終更新日  2014年02月26日 17時06分30秒
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