殿上人日記

殿上人日記

全て | カテゴリ未分類 懸賞 | 東京の旅 | 行事、地域 | 家族 | 滋賀、奈良の旅 | グルメ | 四季の移ろい | スポーツ | 馬籠より | 韓国旅行 | 中津川より | 恵那より | 美濃の旅 | 愛知、三重の旅 | 長野、山梨の旅 | 静岡の旅 | 京都の旅 | 大阪、兵庫、岡山の旅 | ヒューマン | 旅のいろいろ | 喫茶 | 菓子 | パソコン、電化品、車 | ヨーロッパ、ハワイ旅行 | テレビ、映画、音楽 | 歴史、伝統 | 買い物、主婦業 | 芸術、文化 | 日々の暮らし | ニュース、時事 | ペット、動物 | 花、植物 | 飛騨の旅 | 自然 | 子ども | 神奈川の旅 | 温泉 | 名古屋より | ブログ、リンクス、ネット | 中日ドラゴンズ | 木曽より | 夕焼け | 食べ物いろいろ | 行楽、遊び
2014年03月06日
XML
カテゴリ: 恵那より



私の姉のところの姪らは、イケメン好きであるのか
どうかはわからないが、確実に自分たちが行けるよう
土日みたいに複数公演のチケットを取るので、仕事等
行けないとか、他日に行くので必要がなくなった場合
姉や、私のところにチケットがまわって来る事が多く
姉と二人でよく駆り出される事がある




一番最初が10年前位だったかな。のだめカンタービレの
千秋役をした「玉木宏」の名古屋でのライブ。で舞台が
続き、下谷万年町物語と劇団☆新感線シレンとラギでの
「藤原竜也」。更に時計じかけのオレンジで「小栗旬」と
「高良健吾」、太陽に灼かれての「成宮寛貴」ですよ~~~




今年は、舞台挨拶付の映画チケットがまわってきまして
「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」を見に、姉と
出かけてきました。TVドラマ大奥の将軍役ではまった
「西島秀俊」といえば朝ドラのトウゴウさんや、大河の
八重のお兄ちゃんも有名だけど




すんごいシャイな感じで、車のテレビCMでのお店の好青年
そのまんまって感じでしたよ~。で、程なく姉からの電話
またもや姪からのイケメン出動かと思えば、今度は姉から
春の京都、南座に誘われた




京都南座と言えば歌舞伎のまねき上げで有名だけど、今度は
市川海老蔵の特別公演「源氏物語」で歌舞伎のみならず能楽
オペラのコラボ公演であるそうだ。つい先日、海老蔵主演の
モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞した
映画「利休にたずねよ」を見たばかり




ここでも大河での奥方、清州会議でのおねも演じた、仁の花魁
時代劇では無くてはならなくなってきた中谷美紀が利休の妻を
演じていたが、衣擦れの音、雨だれ・・・湯の沸く音と何やら
音というものが印象に残った




またもやイケメンな海老蔵はもちろんだけど、そんな日本文化
花開く春の京都もまたまた楽しみ。御所の一般公開、西本願寺の
春の法要や他にも見どころ満載で、どこか桜は残っているの
だろうか?と京都のホテルの予約も無事に終え・・・何を食べるか
なんてのもポイントだし




更には「後のまつり」って言葉知ってます? その語源とも
なった「祇園祭」は、天神祭、神田祭とともに日本三大祭に
数えられる程に盛況ですが、50年程前までは7月17日の
神輿をお迎えする「前祭」と、7月24日に神輿をお送りする
「後祭」の二つがあったそうである




大きな山鉾が幾つも巡行をする「前祭」に比べて、山鉾の数が
少なく小規模な「後祭」は見劣りすることから、時期に間に
合わない、もう手遅れの事を「後の祭り」と言うようになった
とも言われている。そんな山鉾巡行も長らく1本化していた




ところが今年の祇園祭は従来の形に戻すという事で、後祭が
復活する事になった。その最後を飾るのが「大船鉾」である
応仁の乱前から四条町に存在をしたという豪華な「大船鉾」が
幕末の禁門の変によって焼失してしまっていたのを、江戸期の
「祇園祭礼図屛風」の絵などをもとにして150年ぶりに復興




ちなみに御祭神の神功皇后(仲哀天皇の后、応神天皇の母)は
応神天皇を身ごもりながらも海を渡って、新羅、高句麗、百済を
平定したといわれ、占出山、船鉾、大船鉾で神功皇后を祭神と
なっているのだがストーリー性があって




神功皇后が戦のゆくえを占う為に、鮎を釣られた姿を表している
のが「占出山であり、戦に出陣をする船を表しているのが「船鉾」
戦に勝って凱旋をする船を表しているのが「大船鉾」なのだとか
これは、後祭りで「大船鉾」見るしかないでしょ~! てな訳で
後祭の宵山と山鉾巡行を楽しむ為にも京都のホテル予約をゲット




そんな京都のお楽しみを前にして、最近は群馬や箱根、北信州の
温泉番組の特集を見てた旦那が、昨年秋に和歌山の温泉に泊まって
だいぶ経つし、そろそろ温泉にでも宿泊したいなぁ~などとなんと
嬉しい発言を! ハイハイ、この時を手ぐすね引いて待っており
ましたぁ~!




前にもここで発言した覚えがあるけど、何かとあったプロ野球の
楽天イーグルス優勝セールで、私は自分で通常のプランを下調べ
したうえで、これはお得だ!という楽天トラベルの優勝セールでの
宿泊プランを予約し、すごく楽しみにしてたんだけど




旦那の年明けの英国出張が決まって、若い時に1度だけ泊まった
奈良ホテルのクラシカルルーム宿泊に茶粥朝食が付いて休前日でも
9千円程の超・お得なプランはキャンセルとなってしまって、大変
残念だったが、ふっふっふっ、もう一つ予約してたんだよね~!




風情のある憧れの温泉で様々な特典や郷土料理がついて、休前日で
ありながら、かなりお得であると判断しての予約。もちろん口コミも
高得点だし。てな訳で桜咲く前に、近場ドライブ旅に出かけてきます
おっと~伊藤園の懸賞で当たった日帰り温泉ランチペア招待もまだ
利用してなかったし。期限があるから早く使わなきゃ




写真は先週、出かけた恵那市岩村で始まったばかりの「ひな飾り」の
イベントで、こちらの地方は旧暦合わせの4月3日がひな祭りなので
それまでのひと月の間、江戸のお雛様も、素朴な土雛も、華やかな
段飾りも飾られているのだ




その雛飾りのイベントの初日であったので、蔵開き最終日とあいまって
普段より多くの観光客、しかも雛飾り目当てのご高齢の女性の来訪も
多かったのかもしれない。足助町、瀬戸なども町ぐるみで雛飾りを
しているので、ハシゴしているのかも




そういった雛飾りは商家などの一般の家庭の他に、建物としても
価値が認められる民家が幾つか公開をされており、江戸中期から
藩の財政困窮のたびに御用金を調達してきた、問屋の木村邸と
染物業を営んでいた商家「土佐屋」は今年の9月まで無料公開を
しているのだという




どちらも恵那市指定文化財で、この機会に見学をさせてもらった
戦国の頃までは城の北にあったのが、戦乱により壊滅したのを
天正年間に整備をされたそうである




城下町は城の西へ移され、東から西へ通ずる道(本町通り)を中心に
その左右にそれぞれ二本の用水を設置したそうで、「天正疎水」と
呼ばれ今も使われているそうだ




本町通り(旧上町、中町、下町)基礎はその時に造られたものであり
上町には職人が住み、大工、指物師、葺き屋、石屋、鍛冶屋、畳屋、
蹄鉄師などが軒を連ね、織物染物の仕事場もあったそうだ




中町、下町には商い屋が並んでいたんだとか。武家屋敷は城に近い
地域にあり、今は兵どもが夢のあと。明治に教育界で活躍をした
下田歌子や、江戸後期の儒学者で幕末の志士らにも影響を与えた
佐藤一斎、天然記念物制度を提唱した現代植物学の祖の三好学等
岩村藩出身である



短い時間であったが、しばし平成の世からさかのぼり戦国の世までを
感じ取る事が出来、タイムスリーパー気分だ。あなたの住む町にも
きっと調べたら、面白い歴史が残されているのかもしれませんよ




              平成26年3月2日に恵那市岩村で撮影





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年03月06日 08時57分29秒
コメント(36) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: