殿上人日記

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2016年04月19日
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カテゴリ: 長野、山梨の旅



西から東へ旅する、地方情報番組スイッチ!内のコーナーも
木曽路に入り、遂に岐阜県最後の宿場「馬籠」に到着した
恵那市のあたりから見てたけど、うちも映っていたし(汗)




落合の石畳では、高井アナウンサーが古人に思いをはせて
涙するシーンも印象的だったが、地元中津川で忘れては
いけないもう一つの道が、古代における五畿七道のうち
「東山道(とうさんどう)」である




>元々は、中国で用いられていた行政区分「道」に倣った
>物である。日本における「道」の成立については大化改新
>以前より存在したとする見方もあるが、五畿七道の原型は
>天武天皇の時代に成立したと言われている。当初は全国を
>都(難波宮、平城宮、平安宮)周辺を畿内五国、それ以外の
>地域をそれぞれ七道に区分した。ウィキペディアより転載




木曽谷を北上する中山道と違い、東山道は中津川から険しい
神坂(みさか)峠を越えて伊那谷へと入るルートをとっており

>その険しい道程から東山道第一の難所として知られ、荒ぶる
>神の坐す峠として「神の御坂」と呼ばれた




>神坂峠は急峻で距離も長かったため、峠を越えられずに
>途中で死亡する者や、盗賊が出ては旅人を襲ったとの
>記録が、いろいろな古典に書かれている。後に、東山道
>(中山道)は神坂峠を避けて、木曾谷を通るようになったため
>神坂峠を越える者は減少した。




>平安時代初期に、伝教大師最澄はこの峠のあまりにもの
>急峻さに驚き、旅人のために峠を挟んで両側に広済院と
>広拯院という「お救い小屋(仮設避難所)」を設けた。

                ウィキペディアより転載



このようにして古代より人の往来があった東山道沿いには
日本書紀では日本武尊が登場し、古今和歌集や、源氏物語
今昔物語集にも登場する歌枕にもなった「帚木」は恵那山の
向こう側、園原(阿智村)という里にあるというが




少し歩かなきゃいけないので一度も見た事はない。その近く
南信州を代表する一本桜の「駒つなぎの桜」もあるのだけど
忙しい時期でもあり、車も混むんだろうなぁ~といった憶測
から行った事が無かったが、今年こそはと娘と出かけてみた




この近くには月川の花桃の里もあり春は大変な賑わいになる
のだが、花桃は昼神温泉辺りまでで、まだ園原では咲いては
いなかったのと、例年に比べ早い桜の開花の為かお花見客も
さほどおらず(平日、金曜日。娘は三連休)駐車場の心配も
いらず




そこからゆるい坂道をてくてく1キロ弱。目当ての駒つなぎの
桜も満開じゃないですか? 写真とかでのイメージは田んぼの
向こうでもっと遠くにあるのかと思ったら、意外に至近距離!




本来であればもっと遅い開花ので、手前の田んぼにも田植えの
準備で水をはり、それが水鏡のようになり美しいと言う話だが
水も無し。夜のライトアップも見事のようだ


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↑こんな感じか。雑誌の表紙を飾るような日本でも名を
知れた桜については、看板の文章をお読みください↓




かの日本史でも沖田総司と並んで、美少年と言われもした
源義経ゆかりの桜なのかって、樹齢はせいぜい400年から
500年らしいし




どうやら、ひこばえであるらしい。ウィキペディアによれば
>蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる
>若芽のこと。太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てて
>「ひこばえ(孫生え)」という。春から夏にかけて多く
>見られるが、俳句では春の季語となっている。




つい最近、テレビで昼間に再放送をしてたサスペンス枠で
浅見光彦シリーズの「還らざる道 故郷への道に消えた老人?
死者から届いた白木の壺!?半世紀に及ぶ贖罪の念・木曽檜
盗伐に潜む巨悪親子二代に及ぶ不審な殺人連鎖」を見た
ばかりで




そこでも「ひこばえ」が出てきました。中津川北部の裏木曽
上矢作の木地師のもとに生まれた老人が孫娘に、木や森の
命を次代に繋いでいく、ひこばえの事を語るシーンがあり
ましたよ




さて念願の阿智村の駒つなぎの桜も見れた事だし、比較的
道沿いにあるので、よく見る事が出来る桜の方も・・・・




こちらは現代の木曽路から伊那谷に抜けるルートである
清内路(せいないじ)。以前は清内路村であったが昨今の
合併で阿智村に併合された。峠道は明治時代に作られた
そうであるが




>清内路峠区間に並行する中央自動車道中津川IC~
>園原IC間に存在する恵那山トンネルは危険物積載車両が
>通行禁止の上、通過に際し特別料金が加算されている。
>このため、飯田市民・阿智村民・南木曽町民はもとより
>同区間を利用しない物流トラック等が迂回路としており
>交通量は多めである。  ウィキペディアより転載




といった感じで、山道の割に交通量が多く、新しくトンネル
作ったり、道幅の拡張工事も行われる地域の重要な道であり
恵那山トンネル通行料金を払いたくない我が家も飯田市とか
伊那谷に行くのには、この道ばかりだ




そんな山間の峠の集落にひっそりと咲くのが、黒船桜である




↑詳しくはこんな感じ。黒船に直接は関係ないが、その時期に
植えられたという話。ネーミングセンスが良いし




こちらも満開。今年の春は飯田方面へ娘と三週に渡って3回
お花見に出かけたが、どこも良い見頃だったし、のんびりと
出来たのが良かった




全国に知られた名のある桜も、沢山のお花見客を迎える桜も
ひっそりと山里に咲き地元の人が見上げる桜も、母親に手を
惹かれた子供が指さす街の桜も、どの桜もみんな美しい
花に優劣などつけれはしない




            このたびの熊本地方で発生をした大地震により、被災を
            された多くの皆様に心よりのお見舞いを申し上げます。




                  平成28年4月15日に南信州で撮影



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最終更新日  2016年04月20日 11時47分58秒
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