城山の幼児教育を考える会

2003.08.12
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◇岩城 敏之 キッズいわき・ぱふ代表

 この季節は、幼稚園選びの相談をよく受けます。大切な我が子が初めて経験する集団生活を心配されているのでしょう。園選びに親の思いや教育感が当然反映されます。確かに子どもがどんな教育を受けるかは大切なことです。だから親が園の方針や教育内容に関心があるのは当然のことです。

 でも相談の内容を聞いていると、『どの園に入れたら子どもを上手に育ててくれるだろうか』という内容が多いようです。日ごろから先生方とよく話をする機会の多い私は、いつも先生方がクラスの子どもたちのことを考えたり悩んだりされていることを知っています。

 教育の方針や内容は様々ですが、子どもを健やかに育てたいと思う先生方の気持ちは同じです。子育てに悩みは付きものです。大人にもドラマがあるように、子どもにもドラマがあります。親が子どものことで悩んだ時、我が子のことをよく知っている担当の先生と相談出来ることはとても心丈夫なことです。

 園選びに大切にしてほしいポイントは、子どもをどう育ててくれるかではなくて、親である自分をどう育(はぐく)んでくれるかです。二、三年間子どもだけを育ててくれることよりも、大切な幼児期からのかかわり方を親が学べる方が一生の得ではないでしょうか。

 自ら足を運んで園の様子を見てみましょう。子どもの様子や雰囲気、そしてあなたに友達が出来そうか感じてみましょう。




2002/10/03 
「エール子育て応援団」より

この記事は、岩城 敏之氏の許可を頂き、掲載させていただいております。




この記事に出会ったとき、「昨年の秋、幼稚園選びをする皆さんと一緒に考えたかったことはこれだわ!」と、すごくすっきりしました。



私は二人の子どもとともに通った4年間の幼稚園生活の中で、
私自身の子どもとのかかわり方を、先生方からも、お母さん方からも
身を以って教えていただいた気がしているのです。
そして、その一方で、きっと私も、誰かに何かを伝えたと思うのです。

私の場合、
前半2年間は、幼稚園が終わったあとの園庭で、
子どもを遊ばせながらお母さん方とおしゃべりしたひとときが、
とても貴重な時間でした。
リフレッシュであり、自分探しであり、
子どもの観察時間でもありました。

後半2年間は、役員活動を通じて、

最高の収穫といえるでしょう。
考える、共感する、協力する、そういうことの積み重ねが
希望を実現させることであると、ささやかながら実感できました。

「子育てに大事なものはすべて幼稚園の園庭で学んだ」という感じです。
引き合い:「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場から学んだ」(ロバート・フルガム著)






岩城 敏之氏が代表をつとめる


そのほか、「岩城敏之」で検索すると、いろいろ出てきますよ。
是非、是非、岩城さんの世界をお散歩してみてください。






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最終更新日  2004.08.01 21:48:34
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