日本産カミキリ学習帳

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2005/09/01
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カテゴリ: カミキリ本編
7月16日

高原の草花に

7月17日

ハイマツ帯の草花に

8月の

北関東、富士山などの高地に

相当数の個体を確認した。


nisehutaobinomihana
Pidonia testacea M ATHUSHITA ,1933 ニセフタオビノミハナカミキリ

体長5.6-7.9mm

ハナカミキリ族日本産44属のうち
ヒメハナカミキリ属日本産は5亜族56種

フタオビノミハナに似るがより大型。

頭部、前胸部、小楯板は黒色~赤褐色。
  ♂に赤褐色の個体が多い。
頭頂は強く膨らむ。
 頬はより発達。
 前半はほぼ平行。
 角ばり頸部に至る。
触角第3節は4節より長い。
前胸側縁は強く三角形に突出する。
上翅はフタオビノミハナに比べ、
    より長く、より密に斜立した剛毛を備える。
  表面は粗雑に点刻される。
  2対の黄白色斑部の点刻の直径はより大きい。
上翅の斑紋は変化に富み、
  ♂で2対の黄白色斑が連結し
    1対の眼状斑になる個体が
      中部山岳特に南アルプスの亜高山帯に出現する。
  ♀では上翅が茶褐色の個体と黒褐色の個体があり、
     後者はオヤマヒメハナの♀に似る。

本種とフタオビノミハナとは垂直分布に違いが認められる。
  フタオビノミハナは日本列島の低山帯から山地帯に広く生息する。
  本種は本州の山地帯から亜高山帯に生息する。
  両種の分布粋が重複する場所では出現期がずれる傾向があり、
  フタオビノミハナ、本種の順に出現する。
また、前者は林縁のやや明るい環境を好む。
   後者は林内や林床の薄暗い環境を好む。

成虫は6-8月、山地帯から亜高山帯に出現。
   ミヤママタタビ、ヤグルマソウ、トリアシショウマ、
   ヤマブキショウマ、オニシモツケの花に集まる。

寄主植物:未知

分布:新潟、福島~石川、岐阜、静岡の中央山岳、及び奈良










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Last updated  2012/04/06 08:51:43 AM
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