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今日は久方ぶりに午後に起きた。昨日は18時過ぎからロングの会議があって午前様で帰宅。明け方ぶっ倒れて7時間ほどひたすら寝ていた。このところ3日過ごして睡眠時間が10時間くらいという日がほとんどだったから、とても気持ちが良かった。夕立の後、商店街へ出てお買い物をする。厚手のコートや冬春に着たジャケットをクリーニング屋さんへついでに出しにいく。「確か明日までセールでしたよね」と笑いながら話をして、ちょっとだけおまけしてもらう^^こういう「主婦っぽい」ことをするのも、いい気分転換になる。GWがはじまったから、今日を最後に長期でお休みする店舗がほとんどだった。お店の人と一軒一軒世間話をしながら、なるべく安くて新鮮なお野菜や魚介類を中心に買い込む。帰宅して、大根とばら肉などの煮物をことこと煮つつ、味噌汁の下ごしらえをしていたら、お友達の投資家さんからお電話があった。忙しい人で、なかなか会えないと思ったから、料理と我が家の愛鳥に「ごめんね」を言って、待ち合わせ場所へ向かった。そうしてお友達とお夕飯を一緒に囲む。お仕事とか、生き方の話が中心なんだけれど、私はこういうトピックこそが、一番話をしていて心地がよい。今日ははじめてお友達の行くお店に招待してもらった。彼の選ぶお酒の肴が、自分の好みとかなり合致していて、とても嬉しかった。私が呑んだくれとして持っている哲学の一つに「酒を呑むときにこそ性格が出る」というのがある。人間は酒を呑んで酔っているときにこそ本性が出る。一緒に呑む相手が、どういうお店を嗜好し、何好んでどれくらいのペースで呑み、どういう肴をチョイスするのか。そうしてどんな話題をふるのか。そんなことをとても楽しみにしながらいつも酒を囲う。一緒に呑んでいる人の一挙一動が、「とても素敵だな」と思う瞬間が訪れたとき、私はその時間にその相手といて、心から良かったと思うし、そういう出会いに感謝する。酒は私に素晴らしい出会いをもたらし、いい経験の場を授けてくれる。人生のうち半分の年数以上お酒を呑んでいるが、最初に呑んだときから、その考えは今も変わらない。・・・って、年齢が合わないか(爆)<お酒メモ>ヱビス生 グラスで1つ鳥飼(米焼酎) そのままで1つ天使の誘惑のハナタレ そのままで1つ佐久の花 生1合
2007年04月29日
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今チャレンジしているディアジオ社主催のギネスラリー。指定された首都圏のお店のうち20店舗を6月末までに訪れてギネスをいただくと、認定書と記念品がいくつかもらえるというキャンペーンである。一応、昨日を以って折り返し地点に着ました(10店舗)。4月中、昨日現在(って半月じゃんw)で訪れたのは9店舗。これ以外にも指定でない店にもちらほら顔を出してはギネスを呑んでいる。・・・う~む、こう考えるとかなり呑んでるぞ(汗)ラリーを初めて新規開拓の店舗もいくつか訪れた。だがギネスの美味しかった店は訪れたうちの4割ほど。そのうち新規で「うまい」と思ったのは1店舗しかなかった。また、指定店のリストに載っていた店のうち、2店舗が閉鎖されていた。酔った頭で地図を見て到着したのに、店そのものがないときは、正直凹んだりする。個人的にはギネスラリーの認定店でなくても認定店よりもっと美味しい店って結構多いと思う。旨いギネスは呑んだあと、グラスの内側に天使の輪のような泡の筋ができる。これは丁寧に洗浄され、乾燥もむらなく行ったグラスに、ギネスを手順どおりきちんと淹れた場合のみにできる。指定店であっても、こうならない店も多いし、指定店でなくても、このクオリティを出してくるところもある。ラリー中は新規開拓が中心で、天使の輪に出会えるかどうかはランダムだけれど、これが終わったら、「天使の輪」を作ってくれるとわかっている店でギネスを呑みたいと思う。ちなみにどうして認定されているのか判らない店もある。具体的に言うと、HUBはあえて避けているということである。なぜなら、サンフランシスコで呑んだギネスに次いで、自分の中ではワースト2位のパイントだったと記憶しているからである。<お酒メモ>サンタ・クリスティーナ(赤・イタリア)、ソアベ・クラシコ(白・イタリア)、カリテラカベルネソーヴィニヨン(赤・チリ)合計で2/3本くらい。
2007年04月17日
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お酒が好きである。株は月末に一度パフォーマンスを記録して公開しているが、お酒を呑んだ日は正直にその「お酒パフォーマンス」を公開している。過少申告とか、粉飾決算とか、申告漏れとか、そういうものは一切ない。飲酒量の申告が国に義務付けられても、私は多分監査人を必要としないだろう(禁酒法ができなきゃそんなこともないかw)けれど、時々「もっと呑んでいるのでは?」とか「毎日そんなに呑んでて平気?」とかはたまた「アル中?」と聞かれる。いや、そんなことはない。この1週間はほぼ毎日呑み通しだったが、普段は中1日とか中2日とか空いているのである。しかも、毎日呑んだくれるのは本当に好きじゃない。一回に呑む量が多いため、呑んだ翌日は呑みたい気分が強烈に襲ってくることはまずないから、約束がなければ呑まない。誘いがなければ呑まない。でも、誘いがあればまず断らない(^.^)基本的に健康志向なのでアルコール解毒に使った肝臓は、48時間は休ませてあげたいという思いのほうが先に立つのである。家で食事をとるときは、友人が来るとき以外基本的には1滴も呑まない。ウィスキーの酒瓶が20本以上あろうと、日本酒が冷蔵庫に10升近く入っていようと、リビングに紹興酒が10L甕で置いてあろうと、別になんとも思わないのである。両親は毎日のように呑むが、私は違うんである。そこを両親を含め、周囲に誤解されることが多いので、最近「なんだかなー」と思うのである。ちなみに「今日はスパに浸かって呑も(^.^)」というお誘いを断ってまだ仕事なんである。素面で仕事をしている。大変残念である。
2007年04月13日
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昨晩ギネスを呑んだところは、はじめて入る店だった。ギネスラリーの判子を押してもらおうと思って、わざわざ新しい店を訪れようと思ったのである。で、入ってみた。呑んだギネスも、うん、(かなり)うまい。それは当然のことだった。なぜなら店主は「10年近く前、ダブリンのギネス社に行って、日本のパブで生ギネスを出したいと交渉した」くらい、アイルランド&ギネスを愛していたからだ。液体温度が少し低めのギネスだったけれど、味がきりっとして、アイスクリームが口にすべるような食感に似ていて、それはそれで楽しめた。話しているうちに、ギネスの会を開催している、という話題を提供すると、「じゃぁさ、俺の船でギネスパーティーやってよ」という。どうやら店主は小型の20人乗りクルーザーを浜離宮に置いていて、ギネスありの呑み会に、会場としてそれを提供しているというのだ。「でも高いんでしょ?」と尋ねると「いや、10人いれば、飲食込みで5000円からでいい」と店主。私は酔っ払って耳が変になっているのではないかと思い、もう一度尋ねなおした。でも、店主は真顔で同じことを繰り返す。「ギネスの会の参加者は、かなり呑みますよ。2樽(40L)空けちゃいますよ」としつこく私は言う。「いや、あなたがかなりギネス好きだということがわかったから」と店主はたたみかける。うーん。どうだろう?でもよくよく考えると、船上は揺れるから、案外早めに酔いが回る=お酒の量が減って、店側はちゃんと利益をとれるという構造なのかもしれない。ただ、シチュエーションとしては素敵なので、記念すべきギネスの会第10回とか、何らかの節目に利用してみたいと思っている。あー、呑みたくなってきちゃった・・・。
2007年04月04日
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昨晩ギネスを呑んでいたパブで「ギネスパイントの達人」なる小冊子をいただいた。読んでみると、St.Patrick's Dayだった3月17日からはじまったギネスラリーのキャンペーン名らしい。6月いっぱいまでに、生ギネスを提供する160以上の店舗のうち、20店舗でギネスを呑んだら、ディアジオ社(ギネスの販売会社です)提供の特製パイントグラスがもらえるという。う・・・欲しい。戦略にまんまと嵌っている。「雅さん、ギネスの会会長としては、やはり達人にならないと」横でギネスの会事務局長がそそのかす。そのキャンペーンでは10店舗回ると「名人」、20店舗で「達人」認定になるらしい。「名人」は認定証、「達人」には認定証と認定IDカードとギネスオリジナルパイントグラス(2種類)が与えられる。17日にギネスの会をやったお店も対象店舗だったようだけれど、この催しを教えてくれなかったのがいささか残念である。あ~スタンプ一個損した!(←なんだかんだ言って、かなりディアジオの戦略にのせられている)そんなに騒いだ、悪い客だったかしら?(^-^;
2007年03月28日
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ウィスキーの試飲&薀蓄の資料を、先日お酒の師匠に提供したところ、お礼の品が届いた。宗玄 生原酒(一升瓶)である。「幻の酒米」といわれる岡山県の「雄町」を精米歩合55%まで磨き、14号酵母で醸した純米無濾過の酒。ちなみに雄町は山田錦の親米である。これは、雅が一番好きなお酒なのです(^^)市販で手に入れようと思ってもなかなか入手ができない逸品。また、この蔵の生酒は冬に生産されるので、今の時期だけしか買えないのである。宗玄酒造は、石川県・能登半島北部に位置する。能登では一番生産量が大きい酒蔵なのである。生産量は、ピークに比べると半分以下の6000石高といわれているが、「生産高よりも酒質を重視した結果」ということで、評価もなかなか高い。悲恋伝説で知られる恋路海岸の近くにある。酒自体は非常に太った味。口にすべる、とろとろとしたまろ味と、フルーツ香のなかにあるかすかなサポニン臭が、なんともいえない。喉をすべるその感触は絹を思わせる。そして、「おり」の濃淡でその味と感触がグラデーションのように変化するのも面白い。また、空気と触れ合うと、徐々に発酵がすすむのも特徴で、1合を呑みきるまでに、どんどん味と香りが膨らんでいく。これは特に生原酒に感じられる、繊細な特徴だ。この酒には、肴も塩も必要ない。雪見酒を楽しみたい、あるいは、静かなところで大事な人と時間を過ごすときには、ぜひ欲しい1本なのである。このご時世に、しんしんと雪降る中で、昔ながらに酒づくりの唄をうたいながら作る蔵の意気に思いをはせて。というわけで、「いつ、誰と呑むべきか」を、ここ数日考えてはニマニマしていたのだが、今朝、能登半島沖の大地震の一報を知り、非常に心配している。蔵は、大丈夫だろうか。麹は生きている。一度絶えたら、もう取り返せないのだ。今回の地震で、酒母が倒れたり、蔵自体が棟ごと倒壊していやしないだろうか。そうなっていたら、味が変わったり、コスト面から復活を諦めてしまう可能性がある。「まさかこれが最期の一本になりませんように」と心から願いつつ、復旧の様子を見守っている。
2007年03月26日
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17日はアイリッシュの一番大切なお祭り、セント・パトリック・デーである。この日は、5世紀にアイルランドにキリスト教を布教させた、パトリックの命日の日。もともとアイルランドは妖精伝説が数多くあるくらい、多神教の国である。これはケルト文化が多神教に根ざしたものだからなのだが、それゆえになかなかキリスト教が広まらなかった。そこでパトリックがアイルランドに渡り、「キリストの三位一体説の聖霊は、アイルランドにおける妖精(精霊)の姿である」と説いて、キリスト教が浸透したとされている。そのときに、彼はアイルランドにたくさん生えていた「シャムロック」を手に布教したという。「シャムロック」というのはアイルランドのシンボルであるクローバー。その色にちなんで、当日は緑色のものを身に付けて、皆でワイワイギネスを呑んだり、騒いだりするのである。そしてまたアイリッシュたちが春の息吹を感じ、緑の萌芽を愛で、命の躍動を楽しむ日でもある。というわけで雅も、この日は押入れの奥から緑色の芝生のようなお洋服を引っ張り出し、ギネスの会へと向かった。仕事もなんとか片付いて、幸いであった。今年は「日本におけるアイルランド年」ということで、アイルランドのキャンペーンが目白押しである。その一環として、17日はその東京タワーが夜、緑色にライトアップされた。緑は感度が低めなのか、写真はあまり綺麗じゃないのだが、肉眼で見る限りとても素敵だった。実は、昨日ギネスの会に行く前に、緑のタワーをこっそり撮影しようと、先回りして東京タワー周辺をうろついたのだが、時間を間違えたらしく、いつもの色だった。。_| ̄|○ すごく寒かったので、かなり失望感いっぱいであった。<お酒メモ>ギネス生5パイント(1次会で3つ、2次会で2つ)wwwさん、昨晩は2次会に拉致してすみません。今日は大丈夫でしたか?
2007年03月18日
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みなさまこんばんは。納期は以前ずらせておりませんが、3月17日(土)にギネスの会第4回を開催することにしました。仕事はどうにか、します(^^;この日はアイルランドの一番賑やかしいお祭り、「セントパトリックデー」です。おりしも、今年は日本×愛蘭土50周年記念でして、東京タワーがこの日だけ緑色にライトアップされます。現在その東京タワーが見える都内のパブを物色中です。というわけで、ギネスの会第4回3月17日(土)19時~ 都内某所予算:5000円前後と言う感じでやりたいと思っておりますので、ご希望の方はメールをいただければ幸いです。場所は後で個別にメールします。どうぞよろしくお願いいたします。<お酒メモ>昼から酒。紹興酒(あたためて) 1合SCAPA 14Y 1つ社長と呑んでたけれど、途中で伊豆の別荘行きの車が来て、昼から一人で小一時間、呑んでたりして(^-^;琥珀色のウィスキーの液体を空気と光とかき混ぜながら呑んでいました。とても綺麗でした。夜も酒。ギネス(小瓶)1本天の戸(特別純米)1合奥(特別純米)1合ストラスアイラ 12Y そのままで1つ
2007年03月10日
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名古屋から麻雀が大好きなバリュー投資家がやってきたのでオフ会をした。「羊の店で」と指名が入ったので、いつも通っているフレンチの店で何人かと場を囲んだ。あまりにもマニアな話題ばかりが飛び交い、「はしご」をしながら大酒を呑んだので、雅は久しぶりにふらふらになりました。起きたときには自分の布団の上だった。でも、さかさまに寝ていて、お風呂も入らずの状態。時計を見ると就業時間直前だったので、ええ、半休しています(^-^;とにかく、家まで何とか辿り着いて、布団になんとか潜れたのはよかった。うーん、抗生物質飲み終わった直後に酒を呑んだくれてしまった。酒の名前も忘れるくらい、久しぶりに呑んだ。反省をこめて。みなさま、当分、雅に酒を与えないでくださいw<蛇足>さっき見たら今日はダウが大幅に下がっていた。自分のPFも下げていますが、あんまり気にならない。もっと下がってくれないと買えないなぁという気持ちばかりです。<お酒メモ>バスペールエール生 グラスで1つワイン 1本ちょっと(チリ、フランス、イタリアワインを7種類程度)ウィスキー 2つ ひとつめは56度といわれてカスクの味が舌に残っているのだけれど、忘れた(滝汗)。ハイランドスプリングで加水もした。ふたつめはブラッカダーのローカスク。追記:ウィスキーの一つ目はPC5のcask strenghだということを思い出す。アイラ系portcharlotteのやつなので、それはそれは変態な酒です^^
2007年02月28日
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昨晩は大変だけれど楽しい宴席を2つこなした。どちらも、「アイデアを形にしたい」と考える人と会うための席だった。2つ目の宴席は、軽井沢の酒の師匠と。夕方突然電話があり、「今夜東京に居るから夜呑んでくれ。何時でも構わないから。23時とか24時でもいい。相談したいことがあるんだ」と言われたからだ。大分急(せ)いている様子だった。そんな電話の仕方は師匠らしくなかったから、少しびっくりした。ホンネを言えば、1つ目の宴席のあとのスケジュールは空けておきたかった。1つ目の宴席はとても大切なものだったし、ゆったりした気持ちで臨みたかったから。多分師匠じゃなかったら断っていたと思う。とはいえ、師匠と合流したのは23時半を回っていた。師匠は私の最寄駅まで来てくれたのだが、私の自宅そばの(うまい)呑み屋さんは既に閉店時間だったので、家で呑むことにした。中途半端な酒を出す店に一見で入るよりも、自宅のほうがうまい酒も水もたっぷりあるからである(^Q^)相談の中心は今後の店の経営計画や、新規で建設するウィスキー&ベルギービールバーの内装や置く酒の内容、軽井沢を本来の意味で活性化させる再生プロジェクトを、どのように自治体に提案するか、というようなことだった。軽井沢のプロジェクトは、既に雅の知人が資金を投入して、面白い事をやろうとしているので、それとマッチングできるといいなと思いながら、話せるところだけ師匠に話した。師匠はウィスキーの知識はまださほどない。だから、相談の主目的はウィスキーのことだったようだ。丁度良かったのかどうかはわからないが、自宅だったので、自分のマニアなウィスキーのコレクションを次々に開け、師匠に試飲させた。ソサエティという種類の、余市の1986年もの(カスク)とか、同ラベルでロンドンで買ったものと日本で買ったものとの呑み比べとか、そういうのを10種類くらい、試しにさせてみた(^.^)私はそれを横目に、伊豆のアルカリ飲泉水、アイスランドの水、富士のミネラルウォーター、ハイランドスプリングなどを飲み比べながら、日本酒を次々と開けて話しに花が咲く。気が付くと部屋中に酒瓶とバーの図面やイメージ画が散乱し、時間は4時を回っていた。師匠を駅まで送ったところで記憶が途切れ、気が付いたらコタツでくーく寝ていた。これだけ(↓)呑めば、当たり前か(^-^;<お酒メモ>1軒目モルツ生ビール グラスで2つ日本酒(ぬる燗) 3本2軒目ギネス生 350mlグラスで2つ自宅にていずれも日本酒韮山 1合弱黒龍垂れ口 1合喜楽長 天保正一 大吟醸2合
2007年02月24日
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アサヒビールが、サッポロHDに対し、経営統合を提案しているというニュースが流れた。ハゲタカファンドとして知られるスティール・パートナーズが、TOB(株式公開買付)によるサッポロ買収を提案しており、アサヒとスティールのTOB合戦になるのでは、という憶測も流れている。(※ただし、サッポロもアサヒビールもこの報道を否定している)どの側を応援すべきか、呑んだくれとしては非常に悩むところである。その前にまず日本のビールメーカーのシェアを確認しておきたい。2006年の出荷量ベースでは1位 アサヒ37.8%2位 キリン37.6%3位 サッポロ12.9%4位 サントリー10.8%となっている。この順位は、偶然にも各メーカーのビールのモルトの弱さに比例している。すなわちアサヒスーパードライ>キリンラガー>サッポロビール>サントリーモルツなのである。左側のビールほど水っぽい(のど越し重視)路線で、右に行くほどモルトが濃い(味わい重視)なのである。だが、業界3位のサッポロはヱビスを作っている。これはモルツよりも味が濃く、他のビールよりも20円高いながらモルト派に支持されている。また、海外ビールでは我が愛しのギネスを日本で独占販売できる権利を持っている。いわば、炭酸のきつくない、「もっさり系」ビールの総本山なのである。一方、アサヒビールは海外ビールについてはバスペールエール(イングリッシュエール)、ヒューガルデンホワイト(ベルギービール)、青島ビール(中国)、オリオンビール(沖縄・国内シェア0.2%)などを統括している。これらのギネスなどのスタウト系やサッポロブランドのビールよりも、すっきりしていて、炭酸が強く、のどごしに重点をおいているのである。アサヒビールは現時点で統合提案を否定しているが、仮にサッポロを傘下におさめた場合、サッポロが権利を保有しているビールの味が変わる可能性が否定できない。事実、青島ビールはアサヒビールの資本が入ってから、味わいが随分洗練されてしまい、炭酸がきつくなってしまったからだ。長年通っていた手羽先の店で、青島ビールを注文しなくなったのは、アサヒの系列になってからだった。統合すれば機械やライン、原材料の合理化を徐々に高めようとする。それは資本主義においては至極まっとうな動きである。また、似たような味の異なる原材料で、もっとコストダウンする気持ちもわかる。ブレンダーたちが「さほど味が変わらないから、このあたりの材料を使おう」とある程度のところで着地点を探る気持ちもわかる。でも、呑んだくれとしてはその微妙な味の変化が許せないのだ。酒は生きている。菌の動きによって醸されてできる生き物なのである。同じ材料でも、温度の違い、空気に触れるタイミングで味も変わるのである。また、日々酒を愛し、酒を愛(め)で、酒とともに生きる呑んだくれはブレンダーよりも舌と喉のセンサーがとても敏感なのである。酔えれば何でもいい、というわけではない。そこをぜひ、わかって欲しいのである。ヨーロッパの小咄に「ドイツ人とフランス人は仲が悪い」というくだりが出てくるが、アサヒとサッポロはビール界の「ドイツ」と「フランス」である。通貨統合されて現在この2カ国がEUに加盟している時代だからといっても、酒販業界は世界的に戦国時代である。呑んだくれとしては、やはりそれぞれ独立した存在であってほしいのである。とはいっても、元々アサヒとサッポロは大日本ビール。元さやに収まりたいのなら仕方あるまい。時代の流れには逆らえないのか・・・。悲しくなったので、酒を呑みにいってきました。。<お酒メモ>ラストオーダー後に駆け込み、閉店を過ぎてもご好意で呑ませてもらった(^^)明日もあさっても仕事だから。。ソアベクラシコ ハーフボトル
2007年02月17日
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土曜日にやった「第3回ギネスの会」に来ていただいた皆様、どうもありがとうございました。また、お疲れ様でした(お店の場所などはフリーページに掲載しました)ただひたすらにギネスが好きな私と(かなりの量を)一緒に呑んだくれてくださって、本当に嬉しく思います。今回は15名と、非常に人数は多かったのですが、全体的に一体感というか、まとまりがあった楽しい会だった気がします。特に、名古屋から日帰りでいらしてくれた方、2次会から合流して明け方までお付き合いくださった方など、本当に本当にありがとうございました。株をはじめてから、お金だけじゃなくてお友達の輪も次第に拡がるようになったことは、私にとってこのうえなく貴重で、最も嬉しいサプライズです。何度御礼を申し上げても足りないくらい、私と会ってくださる皆様に感謝申し上げます。さすがに昨日は久しぶりに呑みすぎて、今日は二日酔い気味(^-^;お昼からCMBの新年会にお邪魔させていただきましたが、食欲は全くなく、ビールをみるだけでもう辛い、という状況でした。明日からはしばらくお酒は控えめにしたいと思います。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
2007年02月05日
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今日は仕事帰りに久々に呑んだくれていました。1軒目は軽くギネスを呑んで、2軒目は和食。そこで日本酒を注文し、お猪口に注いで一口つけたところお銚子に入っている酒が蒸留酒臭いことに気が付いた・・・。(※蒸留酒で見た目日本酒のように透明なのは焼酎の可能性が高い)数時間前まで英語と日本語のちゃんぽんで、へヴィな仕事をしていたせいか、自分の味覚がおかしくなったかと思ったのだが、もう一口呑んでもやっぱり蒸留酒だと思う。「ねぇ雪×ファンドさん、これどう呑んでも蒸留酒だと思うんだけれど。お店の間違いかな。多分芋だよね。百歩譲って泡盛だと思うんだけれど、雅、酔ってます?」と尋ねてみた。だが、雪×ファンドさんに「わからない」と言われたので、店員さんを呼んで、「これ焼酎か泡盛だと思うんですけれど・・・」と申告して、確認してもらうことにした。で、やっぱり思ったとおりだった。しばらくして店員&店長が来て「すみません、あれは焼酎です。新しいものをお持ちしました」という。「ちなみに、何の焼酎だったんですか?」と雅。「芋です」ワーイ♪当たった♪呑んだくれ冥利♪゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*と両手を挙げてはしゃいでいる雅を雪×ファンドさんは微妙な目で見ていた・・・(^-^;お酒も株も、ちゃんと目利きができたら嬉しいものなのよ( -_-)それでご機嫌になって、るんるんでひとり、プラットホームに到着して電車を待つ。と、暫くして身体が肌寒いことに気が付いた。コートがない(汗)慌ててお店に電話をし、改札口を通り抜け、来た道を戻ってコートを取りに戻る。ダッシュを利かせて、なんとか終電に間に合った。お酒で調子こいて、大切な持ち物を忘れて肝を冷やした己の行為に反省した。何でも、分別が大切なのね・・・。2日続けて、アル中日記でごめんなさい。伝言:ギネスの会はあと数人は大丈夫なので(半個室です)、奮ってご参加ください。<お酒メモ>ギネス ハーフパイント生1つキリン ブラウマイスター グラス1つ明鏡止水 純米吟醸 2/3合獺祭 純米吟醸1合
2007年01月27日
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こんばんは。今日はギネスを呑みながら投資談義をするお誘いのお知らせです。前回から3ヶ月ほどあいてしまいましたが、2月3日(土)19時~ 都内某所のアイリッシュパブ(未定)でやる予定です。場所は現在選定中ですが、ギネスの呑み放題のあるところで、2~3時間呑んだくれてもご飯込みで4000円以下に収める予定でいます(^^)もし参加してくださる方がいらっしゃれば、雅の楽天メールにメールアドレスを放り込んでください。宜しくお願いします。PS:明日は生まれて初の合コン(2×2)に参加するのですが、お鼻に吹き出物ができて赤鼻のトナカイさんになっています。。最悪です(ToT)←すっぴんで行くけれど(汗)<お酒メモ>ギネス 生2パイント半南(日本酒)1合佐々一(日本酒)半合
2007年01月22日
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とあるところの、新年会に出てきた。料理が揚げ物や油っこいものが中心だったため(体調も気遣って)、これらには殆ど箸をつけず、ひたすら持ち込んだ手土産の酒を周囲の人に振舞いながら呑んでいた。すきっ腹で呑んでいたせいか、帰宅後、無性に食べ物を欲した。通常は酒を呑みすぎると血糖値が急激に下がるため、ラーメンやご飯などの炭水化物を欲するのだけれど、今日は珍しく肉が食べたかった。しかも牛肉。そう、昨日作った、これ↓「うんちくなんかどうでもよい。食いたいものを食えば良し」というのが常なのだが、普段はあんまり肉を欲さないのでなぜかと考えてみた。家には現在、1分以内に出せる肉類のつまみとしては、鴨のスモーク/鴨のペッパースモーク/焼き鳥缶/ローストビーフがある。これ以外にもすぐにならチーズ数種とワイルドスモークサーモン、金目鯛の煮付け/豆腐ようなどがある。ただ、このなかでローストビーフ(牛肉のたたき)は唯一の牛肉で、イノシン酸とグルタミン酸を豊富に含む。実はこれらはアミノ酸であり、旨味成分といわれているもので、味そのものを「おいしい」と感じさせる以外に、アルコールをを中和させる働きがあるのだ。ちなみに、酔っ払った人がラーメンを食べたくなるのは、スープの「だし」に、肉や「がら」を使うために、その旨味を体が覚えているからなのである。脱線したが、牛肉はまた、鉄分を豊富に含んでいる。ちょっとこのところ呑みすぎもたたり、貧血気味だった。肌や肝臓、腸の粘膜を保護するビタミンBもたっぷり、というわけで一番体が欲したのだろう。というわけで、今お茶を飲みながら箸でローストビーフをつついている。深夜なので身体に悪いのは十分承知だが、口が卑しいので、少しばかりいただいて、自分をなだめようと思う。うーん、太りませんように(^-^;<お酒メモ>ヱビス黒 350ml缶 1つローデンバッハ クラシック(ベルギービール) 250mlボトル1/2本PRIMUS(コンゴビール) 瓶入り グラスで1杯くらい村祐 純米吟醸 1合半魔王(芋焼酎) 0.5合くらい。そのままで
2007年01月03日
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私は自他ともに認める呑んだくれですが、記憶を辿って苦笑するくらい呑んだ。1日にこれほど呑んだのは人生でそうない。どれくらい呑んだかというと、以下のリストのとおり。小休止を挟んで、のべ12時間くらい連綿と呑んだくれた。<お酒メモ>最初。・白ワインと赤ワイン(いずれもサルディニア産。ジェノヴァ料理にあわせて)グラスで1つずつ次。・シャンパン:モエをグラスで3つ(ハーフボトルくらい)・ジャパニーズウィスキー 富士山麓 そのままで。グラスで4つくらい。残ったボトルはいだだく(笑)その次。・マデラワイン:バーベイト マデラスイートをグラスで1つ。ポルトガルのリスボンから南西に位置するマデラ島原産のワイン。私が呑んだものは、琥珀色が特徴で、ラムのような甘さの口当たり。ちなみに世界三大酒精強化ワインのひとつ(ちなみに、あとの2つはシェリーとポート)である。・ポルトガルワイン:キンタ ド ロケス トゥリガナショナルをグラスで3つ弱(1/2本・赤)ポルトガルの老舗中の老舗といわれるところで製造されたワイン。そこそこ渋みはあるが、ほどよいタンニンがいい感じに身体を酔わせてくれる。まだまだ次。・ウィスキー ローズバンク(カスク)22Yをそのままで1つ・カクテル ジャック・ローズを1つフレッシュなざくろとレモンジュース、そしてカルヴァドスを使ったショートのカクテル。カルヴァドスはフランス・ノルマンディー地方のりんごを使ったのブランデーで、「アップル・ジャック」という異名を持つ。多分このカクテルのジャックはそこから来ているのだと思う(^^)マスターが昨晩切ったばかりというざくろは、まだ熟してないせいか、甘くなく酸っぱさを強調したジャック・ローズを作るのに適していた。素敵なお味でした^^ そうしてフィニッシュは・ジャパニーズウィスキー 富士山麓 グラスで2つくらい。ここまで呑んで、「あ、もしかして少し呑みすぎちゃったかな?」と思ったので、呑むのを止めた。そうして眠りについた。翌日は、身体は多少乾燥していたが(此れだけ呑めば当たり前だ、と自分の「良心」が冷たい目で睨むのを自覚した...)二日酔いもないので、いいお酒と時間だったのだろう。というわけで、今月のお酒は63/40杯。正直に書くのが辛いです(汗)運用結果に関しては明日書きます。知人のブロガーさんたちは結構プラスですけれど、私は間違いなくマイナスです。下手なもので・・・(^-^;
2006年12月30日
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今日はクリスマス・イヴ。ひと昔前は「20~30代の男女が、クリスマス前に焦ってでも付き合い始めて、贈り物をし合って、シティホテルに泊まる」なんていう、消費者物価指数を押し上げるカルチャーが流行っていましたが、最近はどうもそうではないですね。僭越ながら私は、そういう「ブームに乗っていた人」というのは、今の40代前後から上、の世代のような気がするのです。シングルも結構散見されますが、そういう世代の一部が、結婚して子どもを作って、家族で過ごすクリスマスが中心になったから、どうもクリスマス商戦の売れ筋というのが変わってきている気がします。昨日はビックカメラでDS&Wii買いのための気の遠くなる行列を見ましたし、今日は今日でクリスマスケーキの行列を見ました(ちなみにキハチなんかはまったくお客さんがおらず、「銀のぶどう」が一番長い列を作っていました)。カップルが街にあふれているのではなく、バーゲンセールを目当てに来ている1人きり、あるいは1組の女性を多く目にしました。飲食店は日曜が理由で結構閉めていたし、売れているものの単価が数千円と小さいものが多い。人が多くとも、うーんどうなのだろうか、という感じ。クリスマスも様変わりしたなぁと思います。私はですね・・・なじみのバーに「24日の夜にパーティやるけれど、当然来るんだろうなっっ!!」と何度もいわれたので、そこにひとりで出かけました。ひとりで(ToT)←何人かに電話をかけたが誰も出ず。何とでも言ってくれ( -_-)そのバーはイラン人の友人がやっているところなのだけれど、彼の両親と妹が日本にやってきたということで、顔を見にいったんです。友人はテコンドーをはじめ、武術の有段者なのだけれど、お父様はテコンドー8段と聴いて非常に驚いた。一緒にビールを呑みながら、片言のフランス語と英語、ペルシア語でちゃぽんな会話。パーティの参加者も武術をやっている人が多くて、海外の人も多かったからスウェーデン語、ドイツ語、スワヒリ語、イタリア語にスペイン語・・・なんだか酒も深くなってよく判らなくなってしまったが、話は通じるから不思議だ(^-^;ちなみに元ホストとの会話は日本語だったが、一番話が通じなかった( ゚Д゚)人生そんなモンさ・・・。来週は気合を入れねばならないアポイント&忘年会が連日続くので、頑張らなければ、と思う。悲しいかな、クリスマスは年末の多忙なスケジュールの中の一里塚でしかないなぁ。。(ぼやき)<お酒メモ>・カールハインツ(ドイツ発泡赤ワイン)oppenheimaer kro:tenbrunnen 1つ・ランプルスコ ロッソ(イタリア白ワイン)1つ・Louis Chevallier Vin de TAble Francais(Rouge)2つ・ギネス 生パイントで1つ今月のお酒47/40杯※昨日数字を足し間違えてたので修正しました
2006年12月25日
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しばらくビールから遠ざかっているので、非常に恋しい気持ちになっている。食欲がないときも、酒は頭に浮かんでは消え、浮かんでは消えずそのまま・・・ビールのことばかり考えている。ただ、温かいものがやはり恋しいので、こういう日はホットビールが呑みたくなる。時々足を運ぶ軽井沢のオーベルジュ(=飲食店と宿泊がセットになった施設)が、以前東京にあったとき、そこの店主が冬になるとホット・ビールを出してくれた。ホット・ビールとは、読んで字のごとく温かいビール。ワインのように薫り高いベルギーのクリーク系ビール(さくらんぼの味)などを用いると、それはそれは甘い香りが鼻腔を刺激し、喉を優しく温めてくれる。しかし、自分の知っている東京の気安い店で、このビールを出してくれるところはない。沸騰させたお湯に、栓を抜いた瓶を入れ、瓶の口から泡が出るまで待つ。数分すれば泡が暫く流れ落ち、瓶の口のそばの「首」の部分が温まる。そうしたらお湯から引き上げてやる。手間はこれくらい。とても簡単なのだ。なので、家で自分で作るのもいいのだけれど、1本じゃ効かないんですよね。呑むたびにお燗して、というのも味気ないし・・・。もしどなたかお燗してくれる人がいらっしゃったら、喜んで飛んでまいります(^^)/<お酒メモ>ギネス生2パイント半ヒューガルデン生半パイント
2006年12月12日
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年末はお酒の総摂取量がいつにも増して増える。そこで、意識的にそれを少し減らせないかと考えて、「月40杯運動」にトライしてみることにした。なんのことはない、お酒を1杯のむごとに「1杯、2杯」とカウントしていって、月に40杯以内に納めればOKという計算方法である。本当は1ヶ月は30日だから、1日1杯程度=月30杯にすればいいのだが、自分の酒量を考えると我慢できるはずがない(^-^;というわけで、10杯多めにしたのである。ただ、これには問題点があって、パイントグラス1杯(約570ml)でも、おちょこ(約30ml)でも1杯と換算するルールだから、呑兵衛な自分は月の後半になるに従ってきっとビールをチョイスすることが多くなるような気がする(汗)酒を注文するたびに、中ジョッキじゃなくてはじめから大ジョッキを頼むという姑息な手を遣いそうな気がする(汗)結果的に酒量が増えかねない気もする(^^;雅、ダメじゃん。土曜日は1日で10杯でしょ・・・(というか、お酒メモに書き忘れたのだが、家に帰っても村祐>日本酒をやってしまった)。月曜日も呑んでるし、今日も・・・やっぱり無理かな・・・。<メモ>今日はアイルランドの伝統ダンス、リバーダンスを観ることができた。リバーダンスはストンプ(タップみたいなもの)に近いもので、上半身を殆ど揺らさず、下半身だけをものすごく動かしてタップを踏む踊り。昔、アイルランドでふらふら旅をしていた頃、パブで聴いた音楽とアイリッシュと踊ったタップを眼前にし、オープニングには少し涙ぐんでしまった。モンゴルの馬頭琴に似た、風のように揺れる音が、どうしても脳に響いて郷愁を誘う(ような気持ちになる)から。昔から繰り返し見る夢の景色がアイルランドにあったときは驚きましたが、まぁそういうことと関係があるのかもしれません。私はむこうの打楽器を少しだけ演奏できる(太鼓も自室にある)のですが、独特のリズムであるジグやりールのリズムが心地よかったな^^<お酒メモ>SCAPA14Y ストレートで2つ<お知らせ>あと、今月末はちょっと外出するのでポートフォリオの更新が遅れます(ちなみにフェイスは全くいじってませんw)
2006年11月29日
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酒は私にとって、記憶を呼び覚ましてくれる大切なガジェット(小道具)である。今夜は仕事先の女性の慰労を兼ねて呑んでいたのだけれど、ふとストラスアイラが無性に呑みたくなって、頼んでしまった。ストラスアイラはハイランドモルトのウィスキーのひとつ。シーバスリーガルを作る際、メインとなる酒である。ストラスアイラにはアイルランドの逸話に漏れず、妖精伝説がある。蒸溜所の仕込み水の源「フォン・ブイエン」(ゲール語で「泡立つ泉」)はケルピーという馬のような姿の妖精がいつも守っていると伝えられている。近づく者は妖精が怒って、川に投げ込むと言われている。その澄んだ水から作られるストラスアイラは蜂蜜のようなとろりとした口当たりと甘い香り。綺麗な琥珀色をしたその液体はクリーミーなのにかすかにオイリーで、なんとも不思議なスコッチだ。呑んだ後は、メイプルシロップのように少しほろ苦さを感じる。「初恋」を表現した酒、とでもいうのだろうか。甘くて、そして少し苦くて、アプリコットに似た香りがずっと続く。気が付くと隣に取引先の彼女がいるのを忘れて、グラスを傾けて黙って、自分の世界に入ってしまった。最初に呑んだときの記憶を手繰り寄せながら、ゆっくりとグラスを回して、一口、また一口と呑んでいく。時々チェイサーの水を口に含むと、香りが幾重にも広がり、その豊かな香りに眩暈がした。大切な人と以前呑んだ時の楽しい記憶が蘇り、いとおしさとともになんだか少し泣きたくなってしまった。暦で3連休のこの時期に、仕事なんかするもんじゃないなぁ。苦笑しながらそんなことを思いつつ、また仕事の話に耳を傾けた。<お酒メモ>モロッコワイン(赤)ハーフボトルカリラ 12Y ストレートで1つストラスアイラ 12Y ストレートで1つ
2006年11月05日
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山梨で作られたワインの試飲会に参加した。昔は日本のワインというとひどいイメージしかなかったのだが、ここ数年は日本で作られるワインのレベルはかなり上がってきている。海外からも注目されるとともに、いわゆる日本の「金持ち」で酒がわかる人の間で、日本産のワインに好ましい印象を持つ割合が増えているように見受けられる。で、日本産ワインの中で評価が高いのが、山梨、特に甲州産なのである。試飲会では33種類のワインがあったのだが、今回は4種類だけ呑んでみた。その中で、ソムリエがだいたいベタに推奨する「勝沼酒造」のワイン(白)が置かれていたので、それをいただいた。整った上品な甘い香りが鼻腔をくすぐり、口に含んだワインの味とともに、みずみずしく身体に広がる。酸と糖分のバランスが取れたやや辛口の味わいを生かすために、ワインを主、食事を副としていただくのがいいなと感じた。また、以前は果実の味を主体にし、甘さで売ってきた日本のワインが、随分レベルアップしたという印象を受けた。今までは、日本人として、日本の酒文化を網羅するのに日本酒とウィスキーについていろいろ試してみたが、これからはワインについても勉強せねば、と思った瞬間だった。ところで、ワインと言って自分が真っ先に思い出すのが「ぶどう酒(ワイン)好きのローマ人」である。ローマ史に出てくる皇帝は、意外と呑んだくれが多い。皇帝が治世を収めていた頃は、暗殺なども頻発したが、それでも経済は好調だった。国が豊かだったこともあり、ぶどう酒の製造が活発に行われたことが要因としてあるのだろう。塩野七生さんの『ローマ人の物語』によれば「ぶどう酒を水割りにして飲むのが普通であったローマ社会では、ストレートで飲む人は酒飲みと言われたものである」という記述もあるくらい、「安定成長したよい時代」(同前)であったのだ。例えば、アウグストゥスの後を継いだティベリウスはカプリ島の景観が大好きで、ローマとカプリ島を往復しながらローマを治めた。カプリ島に滞在するときは自分が信用している部下のみを配置し、酒を愉しんだという。ティベリウスはあまりにも呑んだくれだったので、皇帝になる前からよくあだ名で「ビベリウス(呑み介)」と呼ばれていたという。カリグラの叔父で、カリグラの死後皇帝となったクラウディウスもまた酒好きだった。小児麻痺をわずらい、言葉も不明瞭、ハンサムではなかったが、ユーモアのあるもの言いと酒好きという庶民的な性格の持ち主で、ローマ市民から好かれていたという。ちなみにクラウディウスは「カリディウス(熱燗)」と呼ばれた。ネロはバラと酒をこよなく愛した。あだ名は「メロ(生酒)」。 酒池肉林の酒宴を開き、贅を尽くした。宴ではバラの冠をいただき、天井からバラの花や香油を注がせてバラ入りの酒に酔いしれていた。食前食後に入る風呂にもバラの香りの水という大のバラ狂いの大酒呑みだった。そしてローマ最大版図の時代の皇帝、トライアヌス。あだ名はわからないが「2世紀の呑んだくれ皇帝」として、『ローマ人の物語」でも紹介されている。ストレートでぶどう酒を呑んだ、ハードボイルドな呑んだくれである。彼らは一体どれくらい呑んだのだろう。雅は呑んでもせいぜいボトル2本くらいだから、きっと呑み比べたら負けてしまうと思います(^-^;<お酒メモ>金曜日・ワインの試飲会でグラス4杯(赤1、白2、ロゼ1)・メオ・カミュゼ マルサネ・ルージュ[2003](フランス・赤)ハーフボトル&プロシュートの生ハム・ヒューガルデンホワイト 小瓶×2本・一番搾り(キリン350ml缶)1本
2006年11月04日
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久々に酒を調達しに、とある酒屋に行ってきた。お目当ての酒を探すが、棚を探してもなかなか見つからない。そこで近くの店員さんに尋ねた。雅よりも(見た目)少し年上の、バーマンでいそうなカッコよさそうなお兄さん。直感で、かなりマニアックな酒好きと見た。「すみませ~ん、赫々然々(かくかくしかじか)の酒が欲しいんですけれど、どれがいいかしら」お兄さん、目を輝かせてリストのコピーを持ってきて、ペンで○をつけはじめる。「うまい酒は8番と10番。これはぶどうが去年かなりいけてたから、今年も期待できる」雅「寝かせたらうまいのは14番とかですかね?樽が良さそう」お兄さん「そうそう!それだよ!14番はかなり変態、ド変態でいいよ~」雅「え?そんなに変態なんですか~うわ~すごい樽で熟成するのね!じゃぁそれにする~変態スキ~(*^^*)」ということで、「変態」と呼ばれる酒の予約だけしてきた(まだ日本に到着していない)。酒の世界では、マニアックなつくりをした酒、素材が非常にレアで通が好みそうなものを「変態」と称する。要するに「変り種」ってことなのだけれど、呑んだくれはそういう酒を「変り種」とは言わず、常に「変態」と愛を込めて呼ぶのである。そして、「変態」と呼ばれる酒は、たいてい稀少品でもある。そういえば、「株の世界で生き残る人間は変態」とかって形容するのを聞いたことがある。確かに普通の人と違う行動をとり、稀少種だから生き残るわけで・・・うーん。相似たり、なのかしら?とりあえず、変態な酒は来月入手することになりました(^^)/<食事メモ>あさ:豆乳ひる:ごはん、ローストポークとポテト、ザワークラウト添え、子羊肉のサラダ、たまねぎと椎茸入りコンソメスープ、エスプレッソよる:六穀米ごはん、鴨鍋(葱、鴨、春菊、人参、椎茸、エリンギ、白菜、豆腐、蒟蒻)、鮭粕焼きとつけあわせ(新生姜、かいわれ)※間食:紅茶1L、緑茶1L、ドライフィグ、豆乳せんべい1/2枚
2006年10月31日
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仕事で地方にでかけており、更新が遅れてしまいました。いらしていただいた方、本当に申し訳ございません。野球に例えると私の酒飲みパターンは「ロングリリーフ」か先発完投型。中2日、3日で酒を長時間呑み、愉しむというのが大好きなタイプ。ところがこのところ大変仕事が忙しく、阪神の福原(=先発ローテーションに入っている投手)の登板感覚よりも長い、中5日も酒を抜いていたために、非常に呑みたくて呑みたくて仕方がなかったのである。出張先近くにはおいしい幸があったことも災いした。おいしいものに目がない雅は、会うなり、浦島太郎宜しく酒を「みりみり」と呑みながら、たらふくご馳走にあずかったのである。たちうお、金目鯛、鯵(にぎりとたたき)、えんがわ、烏賊、穴子(白焼きとたれ)、蛤の塩焼き、牡蠣(生とあぶり)、トロ、赤貝のヒモ、さざえ(肝も)、ふじつぼと海苔の汁椀、焼きたての玉子・・・まだ食べたのだけれど(汗)(書いているうちにまた食欲が湧いてきたヽ(´Д`;)ノ)と、こんな風に呑んでいたら、終電を逃してしまった。ウヒャ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!!ま、ちゃんとこうして帰ってはきたのですが、どうも食べ過ぎたらしく、先ほど体重計に乗ったら、過去最高の重さになっていた(ToT)50kgまでなら、宇宙にいける体重制限はクリアしていたのに、今はかなりそこから遠~い値。しばらくは、養生します・・・。<お酒メモ>金曜 ビールを2口ばかり、接待で舐める。(1口:地ビール 1口:サッポロ黒ラベル瓶)土曜ひるアサヒスーパードライの生を紙コップでよる生ビール グラスで1つ新亀 秋あがり 半合開運 ひやおろし 半合田酒 純米 1合牧水 1合 渡辺酒造※呑んだくれの牧水先生の名前を冠しているだけあって、すんごく味が深い!フルーティではないが、米のふくよかな香りがぐーっと口の中で広がる、スケールの大きいお酒。でも、酒の味は太りすぎではないので、食事によく合う。ちびちび グラスで1つくらい
2006年10月14日
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ご存知の通り、私は酒が大好きだ。できれば香りがよく、味のよい酒を嗜みたいなと思っているけれど、値段で選り好みしているわけじゃない。たまにはホッピーの焼酎割りも呑むし、居酒屋チェーンでレモンサワーを呑んでみたり、ネパールで腐ったウィスキーを呑んでみたりもする(笑)それらも美味しく呑んじゃったり、まぁ辛いけれど全部呑んじゃったりする。何がいいたいかというと、私にとって酒を呑む、というのは楽しい時間を過ごすための行為そのものなのだ。呑み会でアホみたいに酒を呑むこともあるけれど、呑まなくても楽しい。まれな話だが、呑み屋で水とか普通の烏龍茶だけを飲んでいるのに酩酊したこともある^^結局、誰と酒を呑んで楽むか、みたいなところに自分の一番の大切な気持ちを置いている。酒を呑んで酔うのではなく雰囲気に酔って楽んでいることが多いし、そういうことが大好きなのだ。だから、値段の高価な銘酒を振舞われたって、相手といて居心地が悪ければその場を立ち去るし、安酒だろうが、一緒にいる人と楽しく話ができれば、酔っているなと思いつつ、つい「もう一杯」とおかわりをお願いして、夜ばな話し込んでしまう。でも、水よりは、やっぱり旨い酒を嗜みながら、雰囲気に酔う。そういう時間が長いほうがいいな(^Q^)そんな楽しいお酒を呑んできました^^<お酒メモ>金曜日ティオペペ(シェリー)グラスで2つガオ オーデルンハオマー ペータースベルク(赤ワイン)グラスで2つグレンフィデック そのままショットで2つギネス 生 パイントで2つ土曜日お昼(笑)青島麦酒 330ml瓶1本今夜も酒呑んだくれてきまーす^^
2006年08月26日
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ひさしぶりに、勝手にお酒解禁!ヘ(^∇^ヘ)ヘ(^∇^ヘ)やっぱりギネスはおいしいわねー(^^)まだ顎は亀田君並に腫れているけれど(汗)ひょんなことから投資家さんとギネスを呑む会を持てることになったのだが、本日、第2回の場所などをギネス友の会の幹事をやってくださっている投資家さんと(ギネスを呑みながら)打ち合わせてきた。前回、予想を上回るギネスの消費量で、かかった金額がちと高かった気がするので、第2回は少しカジュアルな場所で開催することにした。今のところ、9月9日(土)18時~ 都内某アイリッシュパブで開催予定である。ご興味のあるかたは、雅までメールでご連絡ください(^^)前回はFX、中国株、マクロ、日本株個別、フェイス、ダンス、ギネスの話が主でした。ディープな話題も結構飛び交っていましたが、みなさん素敵な方です。かみついたりしません。オフ会未経験の方も気軽にお声がけください。<お酒メモ>ギネス 瓶1つ 330mlヒナノビール(タヒチ) 330mlギネスパイント生 1つ
2006年08月09日
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ギネスの好きな呑んだくれ投資家が集まって、ただひたすらギネスと運用の話をする。そんな素晴らしい(?)呑み会に出てきました^^第1回目のエントリーは10人で、総ギネス消費量は40L、36パイント。ギネスの生樽は20L単位なので、2樽弱を消費したことになります。私がいたテーブルでは、主にフェイス友の会会合と化し、そのむこうではレバレッジ数百倍をかけてFXに挑む投資家さんたちも出席されていました。なかには飛行機でいらっしゃって、お泊りという方もいらっしゃって、本当に感激しました。私はゼニを貯めようとして、それだけに邁進している生き方は好きではありません。どうも投資家というと「株オタ」で、消費もバリューなタイプか、派手に散財するか、どっちかのベクトルが多いのです。けれども真面目に働いて、運用も一生懸命して、ささやかな同志との呑み会を、食と酒を慈しみながら楽しむ。そんな生き方を応援したいし、そういう生き方をしたい人と一緒に呑みたいと思う。だからこの会を企画しました。(幹事のKさん、心より御礼申し上げます)今日は本当に楽しかったです^^第2回もまたやりたいです<お酒メモ>ギネス生6パイント。3、5Lくらい。ひさしぶりにたっぷりやったー(^Q^)
2006年07月30日
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食事もギネスも喉が通らない状態が続いたので、こりゃいかん!と思い。アイリッシュパブへ行ってきた。わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪ギネス1パイントと、マッシュルームフライ、フィッシュ&チップスを注文する。そうしてすぐに、目の前に、漆黒の美しいボディと白い泡がふわりと載ったギネスが登場した。一口呑んでみる。...きりりと整った味。やっぱりうまい(^Q^)というわけで、ゆっくり、ゆっくり流し込んだ。不思議とすべるように入った。「楽勝だ」。私は悦に入っていた。しかし、競馬に例えれば第4コーナーを回ったあたりだろうか。突然マッシュルームフライとギネスのグラスを持つことが辛くなる。胃が小さくなっていたのだ(ToT)雅、失速す。だが、近々ギネスが好きな投資家が集まる会合がある。私は「ギネス友の会会長」の役職をいただいた。ここでリハビリをしていかなければ、会長職に相応しくない...と思い、ゆっくりと呑んでいった。そうしてやっと完食、完飲した。記録は45分。いつもの2倍近く時間がかかっている。しかも、1パイントで酔ってしまった(ToT)早く身体元に戻らないかなぁ。。<お酒メモ>ギネス生 1パイント株は、明日からまたがっちり拾っていきます^^(予定。あくまで予定)
2006年07月20日
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初対面の投資家さんとお会いしたにもかかわらず、寝不足&すきっ腹で呑んでいたせいか、くだを巻いてしまいました。短期投資で成功していらっしゃる方で、「長期投資をやれば、儲かるって言われているけれど、長期投資なんかで本当に儲かるワケ?」と訊かれて、ちょっと口論みたいになってしまったのです。トレードの時間軸なんて、自分の好きな間合いでいいとは思っている。短期で成功しているのなら、短期でやればいいとも思っている。そういう人に対して、長期でやりなさい、ということを押し付ける気持ちはこれっぽっちもない。ただ、自分がなぜ長期でやっているのか、ということの哲学とか、美意識とでもいうのだろうか、相手の言葉がそういう琴線に触れてしまったので、ちょっと我慢ができなかったのです。反省しています。こんなことを続けたら、お酒に嫌われてしまうので、今後は耐えます。私は思うのです。短期トレードやデイトレは市場の流動性を確かに高める。でも流動性って、適度にあればいいわけで、流動性を増すためのプレーヤー(短期運用者)が増えすぎても、あんまりいい状態にならないと思う。たとえばプレーヤーが、今までの仕事をおっぽり出して、専業で血眼になる(それで損していたら目も当てられないが)。その分、会社で働く労働者が減ってしまったら、株式市場を支える企業と企業の利益そのものの滅失になりやしないだろうか。ただ、売買回数は増える。つまり市場参加者の富の移転のたびに税金だけがかかって、税収は増えるだろう。企業や民間の財の保有率は落ち、国家への富の移転に荷担するだけである。なんていうことも、思ったりもするのである。「ダメなヤツは退場するから大丈夫」という意見もあるかもしれないが、例えば専業で年数百万の利益が出れば、普通のサラリーマンに比べて担税力とか軽くなるわけだし。働くよりは年収は少ないけれど、使える金額は増えるよ、って人も結構いると思う。それって、日本企業や日本という国家、ひいては日本国民ひとりひとりを暮らし方を考えるとあんまりいい流れではないと思うのだ。私は「多くの人が働いて、そのお金の一部を運用してお金にも働いてもらう」。そういうひたむきな暮らしをする人が、日本に多くなって欲しい。働くことの大切さ、それによって得られる人間関係やスキルの習得に喜びを覚えつつ、運用にも明るい人が増える。そういう投資大国になって欲しいと思っている。そのために自分ができることには、自分の「金(カネ)」とか「儲け」、つまり「変な欲」を上乗せしたくないな、と思っている。<お酒メモ>グレンリヴェット 12Y ミニボトルをショットで。ビール(一番搾り) ビール瓶で半分イタリアワイン(白)、ドイツワイン(赤)をちゃんぽんでボトル1本くらいローズビール生 グラスで2つバルヴェニー16Y ストレート グラスで1つ
2006年07月09日
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マッサージの先生に、「禁酒!」と言われて、仕方なしに禁酒。といっても今日で3日目。_| ̄|○ もう辛い。麦茶を飲みながら「これがビールだったら」。トマトジュースを飲みながら「これがレッドアイだったら」。煮物を作っている最中の料理酒を見て「ああ日本酒呑めたら」。醤油の瓶を眺めて「これがギネスだったら」。というようなことを夢想するようになりました。そんなときに、届いたメルマガにこんなことが書いてあった。↓ ↓会社設立の件です。六本木オフィスに電子機器が入り、冷蔵庫いっぱいに酒を補充しました!特に飲んだくれのご友人の皆様、ぜひお立ち寄りください。_| ̄|○ 今すぐ立ち寄りたいよ・・・。私には聞こえるのです。安間さんの事務所の冷蔵庫の悲鳴が...。「いやん、なかにたくさんお酒が入って苦しいの。お願い、誰かこのお酒君たちを呑んでっっっ!!」...と、妄想もここまでくれば立派です。_| ̄|○ あともう2日ばかりの辛抱です。で、お酒つながりでもうひとつ。赤ら顔で酔っ払っているような風貌の石橋社長が経営している、ウェザーニューズ(4825)という会社があります。この会社、今年5月の決算で、黒字転換予定だった。けれども先月の4日あたりに「黒字転換達成できない」と下方修正。そのときの地合が悪かったせいか、株価は3営業日で20%以上下落しました(ToT)なのに、6月30日にやっぱり黒字です、って・・・。社長さん、しっかりしてください( -_-)酔っているのは顔だけにして頂戴!!業績まで酔っ払っちゃ嫌~~。
2006年07月04日
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お酒を飲んで酔っ払ったような、ちょいワル風の動物たちの写真が集められたサイトをみつけた。一例をあげると、こんな感じ。全部で50枚ある。もっと呑みたいにゃぁ。つまみはやっぱりナッツがいいねー。とっとこ酒のおかわり持ってこーい。4uさん好みですか?サイトには酒瓶の傍で寝ている猫もいるのだが、冬、酔ってコタツで眠りこける雅とそっくりである。でも、動物のほうが愛くるしいなぁ・・・。<お酒メモ>ひるビール生(サッポロ)グラスでひとつ紹興酒 花彫 あたためて 1合スパークリングワイン グラスでひとつSCAPA 14Y そのままでひとつよるキリン生ビール 中ジョッキ2つ
2006年06月29日
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今日たまたまぼんやり雑誌を見ていたら、自分が手がけたモノが、お薦めとして掲載されていた。いと嬉し(*^^*)ご機嫌なところに電話がかかってきた。「雅さん、今日東京へ来てるんですけれど、会えますか?」尼崎に住んでいるお友達からの連絡だった。今日はぬるい温度の日で、まさにギネスが呑みたい気候。「うん、呑みましょう」というわけで、二つ返事で呑んできた。ところで。お酒を呑んできましたよ、とメールで書くときに、カンパーイという絵文字を時々使うのだけれど、いっぱい種類があるんですね。特にお気に入りはコレ。"( ^-^)/且☆且\(^-^ )"カンパーイ理由は、たくさんお酒が入るジョッキに見えるから(^^;でも、グラスをよーく見ると、ギネスの色とは違うので、これからは、ギネスを呑んだときは( ^_^)/▼☆▼\(^_^ ) チン♪グラスが黒くてギネスらしいので、こちらを使おうと思う。黒くて美味しそう(^Q^)でも、あんまり量が入っていないのが残念だ( -_-)んで、ウィスキーの時は、グラスのかたちが似ているからこっちかな。( ^0^)/U☆U\(^¬^ )他にもこんなにたくさんあった。(^ー^)─∀☆∀─(^ー^) チーン(* ~_~)/□☆□\(~_~* ) カンパーイ( )/▽☆▽\( ) ウシロムキデ( ^^)Y☆Y(^^ )"( ^0^)/q旦☆旦p\(^0^ )"( ^-^)/[□□]\(^-^ )かんぱい♪( ^^)/▽☆▽\(^^ ) チーン(^O^)/C□☆□D\(^_^ ) カンパーイ!( ^_^)/U ( ^_^)/U☆U\(^_^ ) U\(^_^ )カンパイ( ^_^)/□☆□\(^_^ )( ^_^)/q□☆□p\(^_^ ) カンパァーイ!( ^^)/ロ≧☆チン!≦ロ\(^^ )( ^^)/▼≧☆チン≦▼\(^^ )かんぱ~い ( ̄ー ̄)/C□(^^)/[□☆□]\(^^ )( ^_^)/∀☆∀\(^_^ )( ^ ^)/U☆U\(^ ^ )(~0~)/□☆□\(~▽~ ) キャンパーイ( ^.^)_UU\(^_^ ) チンこうしてみると、いろいろあるんですね。何だか今日は、忙しい仕事が一段落したところに、嬉しいことがあったので、まとまりがなくてすみません。。<お酒メモ>ギネス生 パイント3つ( ^^)/▼≧☆チン≦▼\(^^ )
2006年06月21日
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自分のテリトリーの範囲内で、美味しい酒と肴の出る店がほとんどなくなってしまいました。そのため、以前好きで通っていた店のレシピを教わったり、仕入れ先を教わって、買い付けに行くことが増えました。もっぱら、好みの店がないときは自炊をしています。今日は日本酒と魚・野菜だけですませたかったので、自分で作りました。ごはん少量と味噌汁、それに梅干と葉もののサラダ、鮭の粕漬け、えいひれ焼き、いわし団子の串焼き(しょうが醤油)、マッシュルームのオリーブ炒めを作って、呑んだくれております。いい気持ちであります。自分で試行錯誤しながら、居酒屋で美味しかった料理を作って見たり、仕入れをしてみたりすることがあります。ふらっとお客さんが我が家に来たり、居酒屋で感じた味を元に料理を作って、誰かに食べてもらって、「おいしい」と言われることが何よりの歓びです。いつかお店を開けるくらいの料理の腕と仕入れルートが整ったら、お店をやりたいと思っています。食は心にひどく影響するものから、美味しいものをいろんなひとに原価に近い形で食べさせてあげたい。食生活が壊れている人は、神経も変わった人が多いから。だから、いいものを安く食べれる場所をいつかつくりたいと思っています。<お酒メモ>黒龍 垂れ口3合と純米吟醸1合
2006年06月18日
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ひょんなことから、若山牧水が「呑んだくれ」だということを知った。確かに彼の句は、酒が好きだ、好きだというものが結構ある。たとえばこんな感じ。それほどにうまきかとひとの問ひたらば 何と答へむこの酒の味(わかるわかる)白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり(そうだそうだ)酒飲めば心なごみてなみだのみ かなしく頬を流るるは何ぞ(泣き上戸なのね。ちょっと呑みすぎたんでしょアンタ)かんがへて飲みはじめたる一合の 二合の酒の夏のゆふぐれ(呑み始めると、考えてたことすら忘れちゃうのよね)いざいざと友に盃すすめつつ 泣かまほしかり酔はむぞ今夜(酒の強要はイケマセン)汝が顔の酔ひしよろしみ飲め飲めと 強ふるこの酒などかは飲まぬ(人間には適量に個人差というものがある。わかってらっしゃる)一杯を思いきりかねし酒ゆゑに けふも朝より酔ひ暮したり(朝から呑むな、っつーの)寒鮒のにがきはらわた噛みしめて 昼酌む酒の座は日のひかり(昼も呑んでる・・・あ、私もか)ほんのりと酒の飲みたくなるころの たそがれがたの身のあぢきなさ(夕方もまだ呑んでる・・・ちょっと呑みすぎです)飲むなと叱り叱りながら母がつぐ うす暗き部屋の夜の酒のいろ(深夜も呑んでる。。あー親にも叱られて、アル中ですよ) _| ̄|○でも、多すぎです。( )内は雅のツッコミですが、みなさんも読んでそう思いませんか、ねぇ?ウィキペディアによると、「旅を愛し旅にあって各所で歌を詠み、日本各地に彼の歌碑がある。大の酒好きで一日一升程度の酒を呑んでいた」(以下略)晩年には引きこもり、43歳で肝硬変により死亡。筋金いりの呑んだくれですな。うーん、今日から師匠と呼ばせていただきます、師匠(^o^)/というわけで、私も負けじと呑んできました↓<お酒メモ>生ビールをグラスで1つ・・・金目鯛うみゃぁシャンパンをグラスで2つ・・・カマンベールチーズうみゃぁプレミアムモルツ(瓶)100ml、日本酒(人肌燗と熱燗)計1合くらい黒龍八十八号大吟醸 1合ちょっと・・・京風懐石うみゃぁオールドパー なみなみ3つ・・・桜海老のかき揚うみゃぁSCAPA ワイングラスで3つ・・・酒はやっぱりうみゃぁ
2006年06月08日
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お酒を呑みながら人と話すのは大好きだけれど、たまに一人で呑みたくなる。まさに今日がそんな日だった。ウィスキーを空けながら仕事の話をし、ビジネスの話題にも話が咲く。そのあとデスクワークをしたのだけれど、なんだか自分の時間が欲しくなって、もう一度呑みに行った。今度は一人で。イラン人の友人がやっているバーに入る。「珍しいね。今日はひとりなの?久しぶりだね」「うん。なんだかぼーっとしたくて呑みなおしにきたの」「ギネス?」「もちろん」しばらくして目の前にギネスが供される。両手で抱え込むようにして、冷たい汗をかいたグラスに触れる。そうして上からそっとギネスを眺める。パイントグラスに入ったギネスの泡が、やや茶色から次第に真っ白くなる、その時間が好きだ。白くなった瞬間に「ふうっ」と息を吐き、真っ黒いその液体を流し込む。自分の呼吸でゆっくりと。この瞬間が、一番幸せなのだ。そうしてパイントギネスをいつもよりもじっくり時間をかけて呑む。黙って、一時間くらいかけて呑む。これが意外と息抜きの方法かもしれない。パイントグラスの半分まで呑んだとき、気付くと横で甘い香りがした。king Edward sweet cherry cigarという葉巻だった。匂いに特徴があるから、すぐわかる。その葉巻にはそぐわない、背広を着た若いおにーさんが吸い主だった。煙の行く末を気にしない人だったから、時々煙が流れてきて、多量に吸い込んでしまう。ちょっと咳き込んだけれど、なんだか心地よかった。<お酒メモ>scapa14Y ストレートで4つギネス生 パイントで1つ
2006年05月18日
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村上ファンドが行っている阪神への対応に怒っている心を諌めようと、夕方のお買い物に出た。お夕飯を作って、ひとり淋しくタイガースをTVで観戦したものの、完封リレー負け(><)巨人の豊田が〆て「あ゛~~」と叫んだところへ電話がかかってきた。「呑まな~い!?」正直、肌の調子がそんなによくなくて、ベジタリアンメニューを昨日から作って摂生してたのだけれど。ギネスという言葉に反応して、やっぱり呑みに行ってしまった(^ー^;でも、呑みすぎないように、定期入れとポケットに1000円札1枚だけ忍ばせて(これだとワンドリンクしか呑めないから抑止力になる。あとは携帯だけ)指定の場所へ出かけた。今日会った人は、小笠原流という弓を作っている方で、時々一緒に呑む。その人が、ドイツのTV局から取材を受け、放送されたムービー(=業界で「ブイ」というらしい)が送られてきたので、視聴会をするから来い、という連絡だった。小笠原流の弓具は、作っている場所は女人禁制。だから、今まで見ることが出来なかった。映像を通して、作務衣姿で弓の胴にあたる竹に塗りをしているところや、鉄瓶で沸かした水蒸気を当てて弓に使う鷲や鷹の羽根をいなすところなど、彼の丁寧な仕事ぶりを垣間見ることができた。バーの片隅で見ていたので、周りにいた外国人が興味深そうに見ていたものの、音を消していたから「?」という感じだったのだろう。拙いさまで説明した。ドイツ人が多かったため、英語とのチャンポンになってしまった(^ー^;もうちゃんと喋れないでも彼らは、盛んに「cool!」と言って、立ちっぱなしで1時間以上その場を動かなかった。時々一緒に呑む人が、真剣に伝統的な武具を作っているさまを見るのは、とても貴重だったし、なんだかとても尊い気がした。私は、愛国心という言葉がすぐ「憲法」とか、「外交」とか「歴史をからめた戦争」の話に結びつくのに、いつも違和感を覚える。(国内ではなく、国外との)戦乱の歴史があったものの、戦争以外の豊かなカルチュアは日本にたくさんある。私はそれを愛し、実は大正琴とか、坐禅とか、手踊りとか、和楽器や民謡、みたいなことを少しずつはしてきた。でも、それを語れる人って、意外と少ない。若い人に特に少ない。本当に日本を愛しているのなら、英語とか、学問としての歴史や外交を学ぶことも必要だけれど、身近に居る親なり祖父母なり、もっと長く生きている人なりから「文化」を学ぶべきだと思う。そういうことが、「平和な日本の歴史」を垣間見ることになるし、国際交流や、他国の人と会話するときのブレイクとして役に立つんだと思う。英語だけ喋れて、自国のことを何にも知らない人がたくさん海外に出るほど、より日本は馬鹿にされると思っています。海外に出て、英語だけ堪能な日本人が、ろくでもないことをぺらぺら話している機会を見ると、ちょっと悲しくなります。<お酒メモ>ギネス生 2パイントベルビュークリーク生 1パイントお気づきの方もいるでしょうが・・・そうです、手持ちの金で呑み終わったから帰ると言ったら、プレゼントされてしまいました。んー、どうしたら酒量が減らせるのだろうか(汗)
2006年05月04日
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何軒ものアイリッシュパブを巡って、都内で一番おいしいと思ったのが、ダブリナーズ池袋店の「マッシュルームフライ」である。ここのマッシュルムーフライは、非常に外側がカリカリしていてフォークが刺さらないほど。で、口に一気に丸ごとほおばると、なかからホクホクの、ギネスにつけたマッシュルーム&ジューシーな汁が口の中を支配する。外殻が非常に堅固だから、なかなか冷めないのも利点である^^マヨネーズソースにも、ギネスが仕込んであって、ほろ苦いのもまた格別である。というわけで、食べてきた(^^)/巡回ルートの恵比寿/イニシュモア新橋/アイリッシュハウス高田馬場/フィドラー四谷/ザ・モリガンズ六本木/ザ・ウィッシングウィル(他にもあるが、あまりにも長くなるので割愛)このギネスの猛者どもたちをおしのけて、このマッシュルームフライはさくさく感も、味も格別である。ダブリナーズは新宿、池袋をはじめ、その他数店舗あるが、池袋店は客のレベル(落ち着きともいう)、スタッフの反応のよさ、内装ともにダブリナーズでは随一だと私は考えています。池袋店はアイリッシュのバーテンをこだわって雇っているので、彼が居ればギネスはパーフェクトパイントで入れてくれる。日本人バーテンの日でもきちんとサージぐらいはしてくれる。(このサージという行程を踏まないと、ギネスの美味しさは1/5くらいになる)やはり、マッシュルームフライとギネスでやるならここですな、というお店です^^<お酒メモ>ギネス生2パイント
2006年04月20日
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きっとここに訪れてくださっているみなさまは、私がギネスが死ぬほど好きだというのはご存知でしょう。そして、私が呑んだくれなのもご存知だと思います。最近、仕事と読書にいそしんでいたために、4日[も]酒を呑んでいない...。これは由々しきことです。土曜日、最後に呑んだのも、ギネスでした。3日前から、毎日「ギネス呑みたいー」と思いつつ、こらえていたのですが、本当に辛い。日に日に、黒いものを見ると「あ、ギネス呑みたい♪」という気持ちが強くなるのです。『一週間の歌』で表現するとこんな感じです。月曜日は自宅へ帰り鉄分のサプリを飲みこらえたテュリャ テュリャテュリャ テュリャテュリャ テュリャリャ~火曜日の帰りは傘ナシで雨が降ってきて諦めたテュリャ テュリャテュリャ テュリャテュリャ テュリャリャ~(以下続く)今日は会社で、行き先を記入するホワイトボードの欄に「エビス 15時戻り」と書いてありました。それを見て「恵比寿」ではなく「ヱビスビール」を思い出してしまいました。ふと我に還って「あ、恵比寿だ」、と思っても、そこは日本で出荷する生ギネスビールの聖地「ヱビスガーデンプレイス」があります。もう、妄想が膨らんで止まらないわけです(ToT)今なら知らないおじさんに「ギネス奢ってあげる」といわれたらついていってしまいそうです。今、風呂桶にギネスが淵まで一杯入っていたら、ぐびぐび飲み干してしまいそうです...。こんな状況になってしまい、仕方がないので、ちょっと仕事を放り出して、呑みに行ってきます。(執筆時刻21時52分・会社にて)というわけで呑んで来ました。いつになく美味しかったです^^ただ、呑んだ店のオーナーは、8年ほど付き合っている大切な友人で、イラン人です。彼と、アメリカのイラク空爆の可能性について話してきました。時々アメリカに買い付けに言っている彼の話を聞いて、少し悲しくなりました。「2月にアメリカとカナダに行って来た。アメリカはまた不景気だった。あの国はいつも不景気になると、戦争を仕掛ける。911の前に行ったときと同じ雰囲気だった・911の後は、イランに来るだろうと思っていたが、アフガンに行ってくれて正直ほっとした。でも、結局イラクと、アフガンを捕って、次はやっぱりイランだろ?オレはもう逃れられないと思っている。多分やられるはずだ」私は言いました。「アメリカは、国内で産業を興すのではなく、いつも外で産業を興すのね。壊すことでしか、経済を廻すことが出来ないからでしょう。アメリカドルの価値は、戦時国債のようなものだものね。だから恒常的に流通させるためには、戦争を起こすしかないのではないかしら」と。<お酒メモ>ギネス生 2パイントベリュビュークリーク生 グラス 1パイント家に帰って、鰻を食べてしまいました・・・太る。。。
2006年04月13日
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仕事で昼間からお酒が入ることは時としてあるのだが、午前中から酒が入るという経験はめったにない・・・。普段、ビジネスでもプライベートでも、きちんと相手の質問や話に答えなければと思っていたのだが、のんべんだらりといろんなシーンで酒を呑んだせいか、昨日は体調が妙に悪かったし、うまく喋れなかった(あまり眠っていないというのもあるかしら?)。でも、そんなのは言い訳にできない。場を壊したかもしれないと今でも反省している。夜は、ある席で「司牡丹 土佐宇宙酒」というのを呑んだ。調べてみると、「高知産の酵母と種もみをカザフスタンにあるロシアのバイコヌール宇宙基地に持ち込み、ソユーズロケットに搭載、酵母は約10日間宇宙を旅してきました。その宇宙に行ってきた酵母を使ってできあがった土佐の地酒」と書いてあった。呑んだ店では「8日間宇宙で寝かせた」と書かれていたので、多少の齟齬はあるが、とにかく、しばらく宇宙においた原材料で作られたものなのだろう。一口呑んでみると、飲み口は優しく、さわやかな麹の香りが口のなかにさっと拡がる。宇宙空間の無重力を経験してきた酵母のなせる業なのだろうか、とにかく、香り豊かで、普通のお酒よりわずかに軽い。それがお酒の特徴をよい意味で出している。ただ、原酒に対して醸造アルコールを混ぜているため、途中から添加したアルコール香が立ち上る。けれども、ロケットに積載できる量は限られるのだから、「純米酒にしろ」というわがままはさすがに言えない(^-^;どうも、昨晩これを呑んでから、道端をあるくと時折「ぐらっ」とくる。眩暈があまりにも多いので、何故かと考えていたが、きっと「宇宙酔い」なんだろうなと思うことにします(^^)<お酒メモ>火曜日あまりにもいろんなところへ足を運んだので、呑んだ順に。シャンパン(身元不明)グラス2つカティーサーク(水割り)、来福をそれぞれ少々ビール(サントリーモルツ・瓶)1/2本ビール(キリン・瓶)1/2本初亀 吟醸 盃で2つ来福 切子の盃で2つ雪の音 純米吟醸 1合 八海山 冬季限定生 1合司牡丹 土佐宇宙酒 盃で2つギネス 330mlドラフト缶Scapa ストレート。シャンパングラスで半分くらい。
2006年04月05日
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軽井沢の師匠の店で、こんな奇異なメニューが登場した。その名も「炭火やき蕎麦」(600円)蕎麦ダネをまあるく伸ばして、七輪で両面を炙る。おもちのように膨れてきたら、山わさびを載せて、そのまま出汁つゆに放り込む。ジュッと音をたてて、香ばしいかおりが立ちのぼり、鼻腔をくすぐる。口の中ではほどよく潰された蕎麦の実の感触が感じられ、麹のふくよかな、太った酒とほどよく合う逸品である。欠点は、お腹がすぐに膨れてしまうこと。ようするにバリュー過ぎるのである(^.^)こういう店で毎日呑みたいなー。こういう店で投資合宿したいなー。こういうメニューだったら、いくら食べても痛風投資家にならないのになー。<お酒メモ>1軒目。経営者グレンリヴェット 12Y ひとつグレンモーレンジ 12Y ふたついずれもストレートで。2軒目。素敵な女性と。weihenstephaner Hefe Weissbier 500ml 酵母入りの白ビール(ドイツ)ヒューガルデン 生 1L(笑)
2006年03月24日
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帰り際に、お世話になっている人にばったり出くわし、突然呑み屋に拉致された。場所は行きつけの軍鶏屋。そこに勤める親しい利酒師が他店に移ってから初めて行った。しかし、到着するなりがっかりした。日本酒を保存するクーラーボックスを覗くと、中はガラガラ。ラインナップを見る限り、数も減り、質も悪くなり、見るも無残な状態だった。新しいお酒の担当者は「自分が呑んだことのない酒ばかりだから、お客さんにも薦められないんです。封を切っていないものは前にいた○○さんに送ってしまおうかと思って・・・」私は、泣きそうになった。新しい担当者が好きな〆張鶴や男山も、中にはいい酒があるけれど、あんたがやる前の利酒師は、ブランド名でなく、舌で酒を味わい、足で新しい酒を捜し求め、いつも努力をしていたよ、と。だからここに通っていたんじゃないか。ちょっとそんな風に言いたくもなったけれど、黙って日本酒をクーラーボックスから出して呑んだ。オーナーで焼き鳥を焼いていた大将の代わりに、新しい人が軍鶏串を焼いていたけれど、肉の旨味を殺さない程度のミディアムレアな焼き加減ではなく、ごちごちに鶏が焼かれて串になっていた。ヴェルダンな焼き鳥は好みじゃないし、塩も大量に振ってあって、肉の味が死んでいた。呑み屋というのは、餌を提供する場じゃない。お客さんが、お金と時間を費やす「エンタテイメント」がなければならない。疲れたビジネスマンが憩う「非日常の空間」、いいかえれば「舞台装置」だと思っている。それは、企業と同じでお店のスタッフのモチベーションとか、働く人の資質で成り立つものである。仕入れがいくら一緒でも、加工や提供のされかたひとつが替わるだけで、割高に感じたり、あるいはとてもお値打ちなものに変化する。そういう部分では上場企業とか、その企業の株、みたいなものと同じだ。残念だけれど、多分、もう足を運ぶことはないと思う。また、好きな店がひとつ減りました。ちょっと悲しかったので、傘を閉じて、雨に濡れながら帰りました。<お酒メモ>天明 純米吟醸 1合生生原酒 16号(愛知) 1合
2006年03月23日
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17日は愛蘭土の一番のお祭り、セント・パトリック・デイだった。ぬるい陽気も手伝って、当然、ギネスをやろうとしたのだけれど。仕事を終えて、緑色の服(※緑のものをつけてお祝いするのがルールなのです)に着替えてから出かけようとしたら、つい、腰を落ち着けてしまった・・・。んで結局、今は寝かしておいたとっておきのお酒吟醸しぼりたて生無ろ過原酒(自家栽培山田錦50%by吉田酒造)を空けて呑んでいる・・・(現在2合ほど空けた)。蔵元から熟成させる前の原酒をクール宅配便で送ってもらって、一年間、冷蔵庫の温度管理に気遣った、自慢の逸品である。いうなれば、ワインを自前のワインクーラーで寝かせたもの、と同じかんじ。香りは麹ベースだが、かなり気品があり、ふくよか。味は、空気と触れ合ったら、すっきりとして凛とした感じ。つまみなしで、ゆっくり呑める酒に育っていた。こういう酒は、大切な人と呑みたいなぁ。残念(^^;2年前は、カリフォルニアのとあるパブでギネスを。去年は、都内のアイリッシュパブでダーツをしながら嬌声をあげてギネスを呑んだ。今年のセント・パトリック・デイはちょっと趣が違うけれど、部屋の明かりを落として、キャンドルを点し、アラン島&コークで買ったケルティック・ミュージックと、シャンソンを交互にかけて、日本酒。ちょっとチグハグだといわれそうだれど、とても気持ちがいい。もうちょっと、この時間を愉しんでから、ゆっくり眠ろうと思う。
2006年03月18日
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「重陽からひな祭りまでの時期は熱燗」と昔の人は言ったものですが、まだまだ寒い日が続きます。苦手な人が日本酒を試すなら、まず、熱燗をお薦めします。燗をすることで辛さを打ち消し、逆に甘みを引き出せるからです。 手ごろな温度は、大吟醸<吟醸酒<純米酒<本醸造<普通酒というのが基本。熱燗では乱暴な言い方ですが「手ごろな価格帯と質の酒」を用いるのがいいと思います。アルコールも揮発しますので、すぐに酔って身体がぽっぽする反面、醒めも大変早いです。しかし、高級酒(純米以上)はぬる燗以上の熱さをさけたほうがベター。というのも吟醸などの高級酒のフルーティーな香りは、揮発成分のため、温度上昇と共に消えてしまうからです。以下、呑んだくれによる、酒の温度と呼び方をご紹介します。飛切(とびきり)燗:55度以上熱燗:50~55度 上燗:45~50度(この2つが最も好まれる「適燗」ゾーン)ぬる燗:40~45度人肌燗:35~40度日向燗:30度常温:20度涼冷え:15度花冷え:10度雪冷え:5度私は雪で冷えた純米の冷酒を雪見で一杯、が好きです。でも、お燗なら、露天風呂で人肌燗かなー(^.^)
2006年03月06日
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わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪明日からお酒解禁だ~~。というわけで、来週いくつかお酒を呑む予定を入れている。主幹事は私なので、今からどこを予約しようか悩んでいる。やっぱギネスかなー。やっぱ日本酒かなー。肌が乾燥しているから、日本酒がいいかしら、とも思う。乾燥肌の人は、1日おきくらいに日本酒を1合ほど呑むのをお勧めします。なぜなら、日本酒を体内に取り入れることによって肌の乾燥を防ぐ「セラミド」を増やす作用があるからです。臨床実験では1.5合を摂取すると、呑まない人に比べて、肌の水分保持率が約1.3倍に高まるというデータがあるそうです。日本酒が苦手な人は、熱燗にするといいです。風味や香りは冷(ひや)に比べて変わってしまいますが、加熱することで適度にアルコールを飛ばしてしまうので、酔いも醒めも早い。というわけで、2日酔いの確率も減りますし、身体も温まります。だから熱燗にするときは、本醸造などのアルコール添加した酒のほうがバリューです。悪いアルコールが入っていても、熱で飛んでしまうため、酒本来のしっかりした味わいだけが残るのです。でも、熱燗だったらどんな酒でもいいよ、と蔵元たちが言っているわけではありません。ちゃんと「燗酒」を追求している蔵もたくさんあります。そのなかのひとつで、私がコレクションとして今、揃えたいのが黒龍酒造の「燗(かん)たのし」以前試飲会で呑んだ酒ですが、ぬる燗、熱燗にしても風味絶佳。大変贅沢なお酒です。しかもおとり寄せすると、外溜内朱山中塗りの入れ物もついてくるということなので、欲しくてたまらない。味由(よ)し、容美(かたちよ)し、の逸品です(^o^)/私は、殿方を含め、人と「お付き合いする」ということを常々「お互いの時間を、できるだけ長く共有すること」と定義して憚りませんが、このお酒とはぜひ「お付き合い」したいものです^^できれば、気の置けない人たちと「お付き合い」しながら呑みたいです。話はそれますが、日本酒は今、絶滅の危機です。喪われつつある伝統文化のひとつでもあります。だから見つけたときにすぐに手に入れないと、もうそのお酒には出会えない可能性がある。次に出会ったときには味もラベルも変わっているかもしれない。普段家でお酒を呑まないので、冷蔵庫には入手したお酒がパンパンに入っていますが、これもすぐに手に入れるつもりです。株と同じで、常に注意を払っていなければ、手の届かないことになる可能性がある。また、人間と一緒で、時間とともに(風味も、見た目も)変わっていってしまうお酒です。「刹那」の面がとても大きいのです。日本酒も、人も一期一会の存在なのです。だから、私はどっちも大切にしたいと考えています^^自分が選んで入手したお酒を、好きな人たちと呑む。そういう時間を長くもつのが、自分の「愉しみ」です^^
2006年01月22日
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お酒呑みたいなーお酒呑みたいなー、あーお酒呑みたい。のっけから恐縮です、雅です。最近お酒を呑んでいないので、禁断症状が出ています。焼酎ブームに圧されて、日本酒の酒蔵は石高をどんどん減らしています。最近、蔵元たちは一所懸命改良して、大変美味しい日本酒を作っているのに、世の「日本酒」好きは口をそろえて「辛口の酒がいい」とか「やっぱ久保田はいいな~」とか「酒は八海山に限るね」と言う。雅は、そうは思いません。白ワインと見紛うばかりのフルーティな吟醸酒、米の味がしっかりしたふくよかな純米酒など、新しい日本酒がたくさん出てきています。有名ブランドになればなるほど、味を調えるためのアルコール添加ではなく、容量を増すための「添加」ばかりが増えていく傾向にあります。蔵元が努力しているからこそ「もっと日本酒を知って欲しい」と思います。という前置きはこれくらいにして。ならば、新しい日本酒にチャレンジするときには何に気をつけたらいいか、というのをいかにつらつら書いてみます。●米山田錦なら「はずれは少ない」です。お酒を造るために造られた山田錦は、生産管理が行き届いていて、毎年種苗を購入して農家は生産するといわれています。つまり品種の改変の可能性が少なく、一定の味を保つ可能性が高くなります。●蔵元の生産地名水といわれるところの傍の蔵元なら、使っている伏流水も美味い可能性が高い、です。●お酒のタイプ純米酒・純米吟醸・純米大吟醸は米・こうじを発酵させてできたアルコールを使ってつくった日本酒。そのため、その年の米の生育や気温によって味が変わってきます。吟醸酒・大吟醸・醸造酒は、あるていど「種」のお酒を造った後、最後にアルコールを添加して味を調える。ただ、その割合が異なってきます。悪酔いしたくない、その酒本来の「生」の味わいを試したいなら、「純米」とつくものを試すとよいと思います。もちろん、美容でお酒を選ぶのなら、「純米」と付いたものを選択してください。これらのことは酒瓶の後ろに書いてある「ラベル」に書かれています。酔う前にじーっとみて、新しいお酒をぜひ発掘してください^^まだ有名でない場合は値段もこなれていて割安です。つまり「安く、美味く」呑める♪株だけじゃなく、美味しいお酒も「発掘」しましょう(^^)/
2006年01月05日
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会社が休みに入った。されども、細かい仕事は残しているので、仕事をちょこちょここなしながら、酒を呑んでいる^^というわけで、徹夜で酒&仕事をしたのですが…これから軽井沢で友人と酒を呑んできます^^ちょっと前に年をひとつとりました。みなさま、お祝いメール、本当にありがとうございます。生まれて今まで一番多くのお祝いの言葉をいただいた気がします。ブログやって、こうやって人の輪が広がって、素敵なメッセージをいただけることの恵みに、感謝します。では、いってきます^^<お酒メモ>水曜日シャンパン 1/4本紹興酒(女児紅) 250ml お燗でウィスキー いずれもショットでSCAPA 12Yグレンモーレンジ 12Yリンクウッド ローズバンク(キングスバリー)
2005年12月29日
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風邪をひいていて、アルコール厳禁なので、クリスマスのお祝いの飲み物はグラピヨンにした。スイス生まれの最高級グレープジュースといわれており、甘いワインに似た、洒落たジュースである。我が家には常時数本が用意されている。お酒が苦手な客人・友人のための「とっておき」なのだ。少しでも、お酒の楽しさに似た感覚を味わって欲しいと思って、しつらえている。以前は赤・白があったのだが、現在は白が製造中止となってしまった。最後に製造されたグラピヨンのうちの2本が、まだ我が家には、ある。ワインと違って、長く寝かせることができないから、賞味期限が切れる前には飲まなければいけない。いい機会だと思って、そのうちの1本を空けてみた。豊かな芳香、飲んだあとにちょっとした炭酸が舌に残る。みずみずしい味が身体を駆け巡る。お酒が呑めないときに、身体と心を満足させてくれるグラピヨンは、呑んだくれの私を満足させてくれる「偽薬」(プラセボ)のようなものです^^あー幸せ、と思ったのも束の間、期せずして22時過ぎから仕事が入った…。本日は起き抜けから声が出ず、夕刻、なんとか喋れるようになったのだが、夜になってまた声が出なくなってしまった。しかし、仕事で電話でどうしても話をしなくてはならず、説明すること1時間…。気が付いたら「ひきがえる」みたいな声になってしまった(ToT)明日のオフ会は、酒抜きだな、こりゃ…せっかく日本酒の旨い店を手配したのに、意味なし(ノ>
2005年12月26日
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雅は「時々」お酒が無性に呑みたくなる。そういう時のために・ゆっくりとくつろげて・携帯電話が通じない・好きなお酒がしつらえてある・職場から30分以内で行けるそんな希望を満たすバー(根城ともいう)をいくつか知っている。そのうちのひとつでは、カクテルの種類が豊富で、メニューには数百種類の名前がずらりと並んでいる(私はもっぱらビールかウィスキーなので、メニューは見ない)。カウンターでひたすら酒を楽しみながら株のことを考えていると、こんな声が聞こえてきた…。「ショートとロング、どちらがいいですか?」「1ショット、いくらですか?」んんんんんん???酒のことだと思っていたので今まで気にならなかったのだが、株式用語と似ている…。ちなみにショート=売ること ※反対語=ロングショット=売買の最低単元(ロット)。※雅は通常「○枚」といっていますという意味です。今日もまだまだお仕事♪でももうすぐ終わりだー^^…徹夜で眠い&ちょっと二日酔い<お酒メモ>土曜遠方より朋友来る。仕事を中断して、愉しい時を過ごす。お昼:森下の「京金」にて田舎蕎麦をいただく。やき味噌と一緒に日本酒・飛露喜を半合その後、深川江戸資料館へ。雅のお気に入りの場所。くつろぎながら楽しんでいたら、あっという間に閉館になってしまった。夜:1軒目某所にて日本酒とダチョウ料理を堪能。ダチョウ刺、ダチョウの砂肝唐揚、ダチョウのカルパッチョ、ダチョウの串揚げ…その他たくさん。とりあえず店にあるダチョウ料理を端から流しで(笑)豊杯 特別純米 半合 ※ポスト十四代といわれているが、十四代とはまったく違うタイプの酒。米の味がしっかりのこっているが、+3の割には辛味が強い感じがする1杯目としてのチョイスはちょっと失敗だった。佐久の花 純米吟醸 2合南 純米 生原酒 1合2軒目ギネス 生 パイント1つバスペールエール 生 パイント1つベルビュークリーク 生 パイント1つレモンビール 330ml瓶 1つ呑みすぎです…。
2005年12月18日
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私が思う、バリュー投資家に多い特徴。・マイペースである(頑固とも言う)・分析をした上で、想像たくましい・穏やかである・酒が強い久々にお会いしたバリュー投資家さんたちと一緒に、某宅で呑んだくれた。参加者はほぼすべての条件を備えていらっしゃる方々であった。調子にのって騒いでいるうちに、一升瓶にぶつかって、富乃宝山のふたが吹っ飛んでしまった…「せっかくだから、こうなったら全部呑まないと♪」どこからともなく声が聞こえたので、仰せのままにごくごく、ごくごく、呑んだ。以下、( )内は市場に置き換えた場合の話だが、酒に関しては、私は「呑め」といわれればいつまで呑みつづける。(強気相場と言われれば、調子にのってどんどん買いつづけ、永遠に儲かるものだと思っている)自分の意思で酒の席から離れることはできない。(まだ騰がると永遠に思って、許容量以上に摂取=買い続ける)何をどれくらい呑んだか、酔っているのか自分の状態が把握できない。(マネーマネジメントや市場の強さ、個別銘柄についての視点なく参加し続ける)…私は、酒の席に関しては完全なる「レミング」です(爆)今日の教訓:「酒でも、市場でものまれ過ぎてはいけない」
2005年11月26日
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福井に本社を置く「三谷商事」ホルダーの方、おめでとうございます^^私の知っている人で、何人かこの銘柄をお持ちの方がいらっしゃいます。来年の株主総会にはぜひ、現地へ行っていただいて祝い酒を呑んだくれていただきたく、本日は福井限定で銘酒ガイドをさせていただきます。福井は九頭竜川などに代表されるように、水量が豊富で水質が良いことで知られています。米どころは酒どころ。コシヒカリの発祥であるこの地は、昔ながらのよき蔵元がたくさんある地域でもあります。私が好んで呑む日本酒は、福井と長野が多いのですが、やはり水の良いところは、よいお酒を醸している確率が高いです。以下に紹介する6種類は最近、試飲したものです。今まで知らなかったお酒も含まれますが、どれも中身がしっかりしていて、おそらく呑み屋で出会ったら、臆することなく自分が注文したいと思う酒ばかりです(こんなことは珍しい)。蔵の名前/主な銘柄/ ☆・・・お酒についてひとこと●黒龍酒造/黒龍 いっちょらい 吟醸☆口蓋にあたる酒度のしっかりした強さは黒龍ならでは。それでいて、かすかに香るぶどうのよう芳香と透明感のある味わいがあり、バランスが取れている。日本酒度+5。●加藤吉平商店/梵艶 純米吟醸☆女性好みの酒。雪溶けの花びらのような淡い味わいが、かすかに舌に残る。自己主張が少ない酒なので、お刺身などにもあう。マイナス5度以下で1年以上熟成させたお酒。端的に表現するのなら、アル添するまえの「上善如水」を少し上品にした感じ。日本酒度+2●南部酒造/花垣 有機 純米吟醸☆化学物質を排除した天然自然のお酒、というふれこみどおり、自然の味わいを生かした酒。雑味は多少あるが、それは米の味がする「生きた酒」の証。口に入った瞬間米香がひろがるが、当たりはさらりとしている。主張がある酒なので、2杯目の酒としてセレクトするのがオススメ。日本酒度+3。●真名鶴酒造/真名鶴 氷点囲い 純米 ☆氷点囲いとは、「氷室囲い」と同じ意味。お酒を造るのにもっとも美味しい温度の中で醸したということをあらわす。今回呑んだなかでもっとも美味いと思った酒。田酒のような風味で、米の旨みはしっかりと残っているが、味が太っているという感じを残さない。ゆえに、福井の名産・カニ料理に最適。日本酒度+1。●一本義久保本店/伝心 特別純米 ☆品質保持のため、蔵出しは毎月定量。飲み口は辛く感じるので、いわゆる「酒飲み」や「日本酒党」におすすめ。おなかが膨れて、ほろ酔いになった3杯目からのチョイスがよさそう。日本酒度+3.5。●田嶋酒造/福千歳 無濾過原酒 山廃純米 ☆麹米60%、掛米65%。米の香りがきちんとたったお酒。山廃は搾りあがった後、ろ過しないので旨みも雑味も全て混ざる。そのために嫌われる向きもあるが、このお酒は山廃の割にはすっきりしていてクリア。喉を通るアルコールもさほど強味を感じさせないので、すいすい呑める。日本酒度+4。<ひとりごと>今日は大切な人の14回忌なので、弔い酒を1杯だけやる予定です。節目の日が来るたびに、だらけていた自分を見直し、襟を正そうという気持ちになります。いつものバーでティオぺぺ 1つブラッカダー ローカスク peat reek(ピートが臭い、という意) シングル(61.9度だそう)tomatin 1つ
2005年11月14日
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アイルランドの味わい深いビール「ギネス」のロゴが、来年くらいにリニューアルされるという話を聞いた。どうやら、「ちょっと可愛い感じ」になるらしい(ToT)という噂なのだが、見当もつかない。現在、パイントグラスに描かれているハープと「GUINESS」の書体はとても美しく、かつ威厳がある。ギネスの祖であるアーサー・ギネスの緋文字のサインも「粋」を感じさせる。伝統を感じさせながらも、古臭さがないこのデザインをどうして変えてしまうのか、ギネスを愛する私には理解ができない。年間80リットル近くは呑んでいるだろう私がそう思うのだから、もっと呑む人は違和感を覚えるに違いない( -_-)ともかく、この話が本当だとすれば、まずやるべきことは「今市場にあるGUINESSのロゴ入りノベルティを集めること」である。というわけで、昨今グラスその他の収集に奔走している。だが既に、我が家には、ギネスのグラスがパイント/ハーフあわせて9個ある。ちょっと集めすぎではないかと思うきらいもあるが…まぁ、いいか(^^;
2005年11月08日
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