全644件 (644件中 601-644件目)
“The King of cooktail”と呼ばれるマティーニは約300種類のレシピがあると言われている。私もウィスキーを知らない学生時代はよく呑んだものだけれど、最近はかなりカクテルとはご無沙汰である。そうは言っても、マティーニは「オンナが好きなおしゃれなお酒」だと思っている殿方が多いらしく、よく薦められる。ジンとベルモットのドライマティーニ以外に、ジャスミン、ズブロッカ、アイリッシュ、チョコレートなどなど、いろんなマティーニがあるが、私はどうもショート(小さくてかわいいグラスに入って来るカクテルをこう呼びます。対義語はロング。株みたいでちょっと嫌な感じ>笑)は好きではない(苦笑)そういえば、ニューヨークのビジネスマンの間で、こんな言葉があるというのを聞いた。“3 Martini Brunch”マティーニ3杯呑むまでの商談なら、交際費として認めましょうという言葉らしい。それが、金額ベースによるものなのか、酒量ベースによるものなのかはわからないけれど。マティーニは、それくらい親しまれているカクテルなのだな、ということだけは、この言葉から感じられるのだ。<お酒メモ>ギネス小瓶1つ(330ml)タリスカー10Yとマッカラン18Yいずれもグラスたっぷり♪1つずつストレートで。呑み足りなかったのでさらに彷徨うギネス生 2パイントその後バーで。バスペールエール生1パイントべルビュークリーク生 1パイント
2005年10月19日
コメント(4)
「日本酒の勉強」がてら、試飲会に行ってきました。日本酒の消費量はこの10年で半分近く減り、はっきり言って存亡の危機です。元来地酒というのは、その国が主食としている穀物や果実を使って作られています。世界最古のビールといわれているエジプトビール。砂漠のイメージが強い国ですが、ローマ帝国時代は、ローマで消費する麦の1/3を生産し、輸出していました。ウィスキーのある英国も麦が主食。ワインで有名な産地も、しかりです。メインで食べられ、大量に生産して余剰ができるからこそ、それを発酵させて違うものにする。それが酒というものです。酒は、豊かな生活を営むがゆえに摂取することができる「豊穣」の象徴のようなものだと思うのです。しかし、日本では米の消費量も減り、あわせて日本酒の消費量も減ってきています。成人男性が1年に消費する米の量は63キロ程度。ピーク時の昭和37年の118.3キロに比べほぼ半減しています。風土と気候に合った穀物やそれを醸した酒を放棄する人が多いことを私は残念に思います。衰退してゆく「酒」という文化を守るべく、自分の周りから「日本酒」の素晴らしさを少しでも伝えられたら。私はただの呑んだくれですが、そんな気持ちも持って常日頃、日本酒と向き合っています。さて。本日試飲したのは以下の酒蔵。種類までを書くととてつもない数になってしまいますので割愛します。雅が普段選ぶお酒が多々含まれています。興味のある方はこれらの銘柄を見たらちょっとチャレンジしてみてください。蔵の名前/主な銘柄/地域 ☆・・・お薦めのお酒やひとこと●麓井酒造/輝ら星の如く(山形)☆酒門特選純米吟醸は酒度の割にはやや辛に感じられるが、フルーティーな芳香とかすかな甘味もそれと同時に味わえる。贅沢な酒。●墨廼江酒造/墨廼江(宮城)☆大吟醸600-Kはお薦め●大澤酒造/明鏡止水(長野) ☆今年は、昨年の特吟のようなクリティカルヒットではありませんが、よく整っています。●神沢川酒造場/正雪(静岡)☆バランスが取れた銘酒。日本酒初心者に向いている●初亀醸造/初亀(静岡)☆価格がこなれている割にクオリティ高し。杜氏は個性的な方だそうですが、それが酒に出ています。パンチがあるので、2杯目、3杯目でも負けません。●鹿野酒造/益荒男・常きげん(石川)☆辛口の酒がお好きな方に。●黒龍酒造/黒龍・龍・九頭竜(福井) ☆九頭竜は燗酒。純吟をぬる燗にしたほうがいいかも。●瀧自慢酒造/瀧自慢(三重)☆大吟醸 斗瓶取りは鑑評会にも出品した一本。さらりとのどに通る繊細できめの細かい酒です。美味しいです。●喜多酒造/喜楽長・天保正一(滋賀)☆はじめて出会ったお酒。天保正一の純米大吟醸は超おすすめ!これは、かなり、いけます。●濱川商店/美丈夫(高知)☆「雅」というラベルが○。自分のHNと一緒だからというわけではありませんが、美味しいです。バランスの整ったお酒なので、女性でも悪酔いせずに安心して呑めます。●桑原酒場/扶桑鶴・凌雲(島根)☆扶桑鶴の純米吟醸 山田錦は口の中でぐるんと麹が暴れる元気な酒。米が最後フラットにからだを突き抜けるので、煮物系の田舎料理にあいそう。●井上合名/美田・栄田・三井の寿(福岡)☆三井の寿は鑑評会用の酒。今回一番好きだったお酒です。薫り高く、麹もたっており、上品な味わいでした。●山口酒造場/庭のうぐいす(福岡)☆春のラベルはうぐいすが小さく、秋のラベルはうぐいすが大きくなります。のどに強くあたって入ってきますが、そのあとは淡雪のような味わい。呑みやすいのでみんなでワイワイやるときに適している。知らない名前もあるでしょうが、ほぼ素晴らしい酒蔵がそろっています。私は「銘酒」といわれていても、アルコールや香料の添加をこっそりやっている酒蔵は嫌いです。香りをたたせるために、お酒のバランスを整えるためにそれらをやるのなら、「やっています」と記載すべきです。そういう意味で、きついいい方になりますが、「十四代」という有名なブランドの酒がありますが、ああいうのは嫌いなのです。今日のお酒群は非常に満足でした^^(そのあと仕事でしたが、仕事になりませんでした^^;)
2005年10月16日
コメント(4)
この間オリンピックに出た方とひょんなことから呑んだ。(要は呑んでいた場所にたまたま居合わせて、いつのまにか巻き込んで盛り上がっちゃったのだが…)メダルを持っていていたので、触らせてもらった。金メダルじゃなかったけれど、その輝きやデザインは、手に触れてみると凄く素敵だった。その人にとっては、何よりも輝くメダルだと思って、大切に扱って見せてもらったのだけれど。そのひとはちょっと悔しそうに言った。「メダルを出すと、みんなメダルばっかりちやほやするんです。自分のほうはまったく見てくれない」思うに、周りの人はメダルを持ったその人の写真や、メダルの写真ばかり押さえていて、ちょっと可哀想に思った。きっとその人にとっては、酒宴でメダルを見せることは「円滑なコミュニケーション」の一部なのに、みんなが、そっちばっかりに目がいってしまうのを残念に思っているのだろう。そばで見ていてそう思った。と、そのメダリストが言った。「雅さんって、お若いですよね。34くらいですか?」あぁ、そう..._| ̄|○タクシー覚悟で呑んでいたのに、それを聞いて凹んで終電と相成りました。<お酒メモ>マッカラン12Y ボトル半分シーバスリーガル ボトル1/3今日も呑んだなぁ。すきっ腹なので、これからごはん食べます(爆)
2005年10月08日
コメント(6)
ピッチャーと言っても、野球の話ではありません。昨日、親しき友人を交えてオフ会をしました。1軒目は神楽坂。よく通う店の関連の店舗なので、お酒や食材の仕入れが一緒だろうとふんで、呑みに行きました(正解!そこそこ呑み食いできました)その後、2軒目のパブを攻略し、ここまでは良かったのですが・・・。3軒目。気がつくとベルギービールのある店でした。酔いはかなり回っていましたが「何呑みますか?」と聞かれ、パブロフの犬のごとく、感応する。「ここはヒューガルデンの生がうりだから、やっぱりそれいきませんか?」私の口から自然に言葉が漏れていた。「量はどれくらい頼みます?」と再び問われ、「じゃぁ、ピッチャーで頼みましょうか!」そう、ピッチャーとは「ビールの入った器」のことなのす(^^;運ばれてきた生のヒューガルデンは、グラスに入る入る。でもなかなかなくならない。ヒューガルデン専用グラスは330ml。ピッチャーが空になったところで、入っていた量は約6杯だということがようやくわかりました。「これ、すごい量ですよねー」最初は驚いていたのだが・・・気が付くと、3人で、ピッチャーを3つ空けていた(・・;今日はさすがに、まだふらふらしています。雅、二日酔いか??もうすぐ球場へ足を運びます。先発ピッチャーは井川を予想しますが、このふらふら加減では、「とらぶら」で応援できなーい(><)ついでに、月例のパフォーマンス計算も、ちょっと正気になってからアップします。じゃないと計算間違えそうだから^^(あ、でも今月はマイナスですよー。分割した株がやってくるまでは切り捨てる計算でやりますので^^)<お酒メモ>1軒目田酒 特別純米1合酔鯨 純米吟醸1合(高育)あと、東北のお酒(ラベルのデザインしか現状でうかばない)1合2軒目ギネスパイント 生で2つ3軒目ヒューガルデン生 ピッチャーひとつ(約2Lです、ハイ・・・)
2005年10月01日
コメント(2)
働きすぎ&酒豪&投資家という3条件を満たした人たちの集まり、通称「ワーカホリックの会」第2回に出席してきました。・・・というか、幹事でした。今回も仕事場から駆けつけてきた方が約半数。「今週はトータルで6時間しか寝ていない!」と仰る方が約半数。いやはや、みなさま働きすぎです(^^;睡眠不足にもかかわらず、各業界の話から、個別銘柄の話、労働に対する価値観など、いつもながらに密度の濃いお話が飛び交う。そして、今回も飯と酒が美味い!いやはや、本当に貴重な会です。あんまり楽しかったので、久しぶりに朝までやってしまいました^^そのあと、妙に元気になってしまったので、そのまま美術館へ行ってきました。徹夜で丸1日以上おきていますが、今も元気です。パワフルな方々と呑むと、やっぱり違いますね~。明日から少し酒を慎んで、彼らに負けないくらい仕事をがんばろうと思います。<お酒メモ>1軒目。 禁煙のおいしい焼き鳥屋さん。ビール(モルツ) グラスで2つ ’96ヴィンテージ・シャンパーニュ グラスで2つ黒龍 八十八号 1合黒龍 石田屋 1合2軒目。いつものバーでショットを。ブラックアダー グラガンモア16Yジョンマクデューガル ハイランドパーク12Y3軒目。カラオケで六甲颪を叫ぶ。もはやアルコール必要なし。
2005年08月28日
コメント(0)
土曜日の夕方に車を走らせ、師匠の店に到着した。師匠の酒と肴を心ゆくまで味わいたいがために、空腹のまま訪れる。到着するや否や、携帯をOFFにする。自分のために自分の時間を使うという決意からだ。そしてテーブルにつき、メニューをオーダーする。「師匠、信州和牛のステーキをひとつ」最近はめったに牛肉を口にしなくなったが、ここへ着たらこのステーキはやはり食べなきゃいけない逸品。約200グラムの信州和牛が、ひとくちよりもちょっと大きいサイズでサイコロ状になって皿の上に載っている。ひとくちで食べられないサイズにしているのは、それをひとくちで食べさせるため。にくい演出である。大きく口を開けて「ぱくっ」と食べる。本当はもぐもぐ噛みたいのだけれど、大きな塊を口に運ぶため、口が動かせない。今すぐその味をかみ締めたいのに、じらされる。もう、それはそれは最高に幸せで最高につらい瞬間。そうしていると少しづつ、柔らかい和牛が「ふわーっ」っと溶けて小さくなってくる。そしてようやく、口を動かして、自分の意のままに食することができる。つけあわせは近くの畑で作ったレタスと、たくさんのオニオンスライス。そして自家製のからし。それにご飯と、お味噌汁と、自家製の奴豆腐。ふき味噌に、胡瓜のぬか漬け。これでしめて1850円、うん、これなら安い。んで、その後に酒を呑み始める。付け合せは豚の角煮とか、エイヒレ、奴、ふき味噌、ホタルイカ沖漬け、馬刺しなど。生意気にも師匠に「今日は殺してください」とのっけから口上を述べ、「わかった」といわれて酒を注がれる。8時間くらい、ゆっくりと酒を口に入れる。どんどん入れる。そして、倒れるまで呑んだ(笑)私を殺してくれたお酒は以下のとおり。天法 純米吟醸黒龍 吟十八号 生原酒幻舞 川中島の生原酒 斗壜囲い亀の海 純米吟醸で、宗玄 生原酒で締める。多分、私が日本酒で一番すきなお酒。すごく太った味のお酒で、本当に贅沢な味。肴なぞいらない。自分と酒と1対1で向き合って勝負するに相応しいお酒。いずれも1合ずつ呑んだ。朝は釜入りのおかゆとめざし、梅干、漬物、のり佃煮と味噌汁。そのあと、いつもの店で手羽先のスモーク&レバーペースト2本を購入。スモーキーな手羽先は、ウィスキーによく合う。ピーティーなスコッチとあわせたときには、それはもう格別なのだ♪んで、お気にいりの「ヤギソフト」を食べる。ヤギの乳で作ったソフトクリーム。1日限定30食。なのでいつも食べてしまう^^しばらく散歩をしたあと、遅い昼には、とんかつご膳を注文。さくさくしたとんかつ。一切れ食べるごとに国産のレモンを絞っていただく。と、時計を見たら16時。今日は靖国神社へ行こうと思ったので、慌てて車を走らせて東京へ向かう。なんとか渋滞を抜けて、夜、ライトアップされた靖国神社に到着する。みたまを鎮める提灯の灯りが、とても優しい色をしていて。心が落ち着いた。不謹慎だけれど、夜の靖国神社を訪れると、いつも色っぽいなって思う。何か、神社自体が「生き物」みたいで、不思議な魅力がある。今日もあちこちめぐった。身体は少し疲れているけれど、心はとても気持ちがいい。こういう時を過ごすとき、幸せだな、って思うのだ。
2005年08月15日
コメント(4)
ほぼ毎日放課後に食べていた「たこ焼き」が食べたくて、学生時代に過ごした場所をひさびさに訪れた。幸い、さほど混んでなかったので、たこ焼き「19個」を注文。カウンターでマヨネーズをつけながらたこ焼きを黙々と食べる。ここのたこ焼きは本当にうまい。関西のたこ焼きに引けをとらない。外側がカリカリしていて、ひとたび口に入れると中からチーズフォンデュさながらに、生地がふわーっと解け出して、口内に広がる。中のタコも大きい。私にとっての、本当に貴重なB級グルメの逸品なのだ。店には箸とつまようじの両方が置いてあるが、箸で食べるなんて、私にとっては「邪道」。だって真ん丸いたこ焼きがつぶれてしまうから。だからつまようじで注意深くつつきながら、一気にほおばる。ふふぅ、ん、うまぁ~い♪というわけで、たこ焼きを堪能。ご機嫌な帰りの道だったけれど、あまりの暑さに、近くにあった百貨店に避難。その地下1階の食料品店で、うまそうなベルギービール&グラスの大群に出会う。ここで呑んだくれの本気モード。以下を買い漁る。ラ・シェフ大瓶&グラスヴァルデュー トリプルブルージュ トリプルギネスドラフト缶3本・ハーフパイントグラス付まだ、買いたかったけれど、重たくてこれ以上持てなかった・・・。ということで、さらにご機嫌で帰還。だけれど、早速ベルギービールを冷やして呑もうとしたら、冷蔵庫が満杯・・・。なぜなら、冷やしていた日本酒の瓶が9本、全部で約7升もあったのだ(汗)ということで、まず古いものからあける。(半分以上は黒龍の限定品^^;)選ばれたのは、黒龍の垂れ口。生の4合瓶。本来は晩秋に呑むと季節とマッチしてベストだけれど、買ったのは今年はじめ。冷蔵庫の中でいい具合にこなれていた。山形の大豆をたたいたものを麹で発酵させ、塩味をつけたつまみ(納豆もどき)を付け合せにいただく。「おり」で薄濁りした垂れ口とつまみが、口の中でランデヴーする。うーん、幸せ♪今日は好きなものばかり見て、聴いて、出会って。五感をフルに使っていろんな経験ができて、いい一日でした^^外では祭囃子の太鼓の音が聴こえます。<お酒メモ>コロナ 1本キリン ホワイトエール 1本黒龍 垂れ口 2合↑(現在続行して呑んだくれ中^0^)
2005年08月06日
コメント(4)
仕事帰り、Yさんちにお邪魔した。あいかわらず、投資の話に花が咲く。あきらかに実態以上に下げているであろう某銘柄の話に花が咲く(笑)Yさんは美味しそうなコーヒーの香り漂うマグカップを手に喋るが、私は何も飲んでいなかったので、のどが渇いて仕方なかった・・・と、そこへYさんが、「雅さん、のど渇いてない?何か飲む?」といわれたので「うん、飲む飲む♪」(もちろん飲みたい^^)と、即答。美味しいコーヒーが出てくるのかなーと期待したら、冷蔵庫から・・・出てきたのは・・・ベルギービール♪3種類あって、「どれにする?」と聞かれたので「Leffeがいい~」と、これまた即答。実は、思うところがあって、今日は酒を呑まないで過ごそうと思ったのだけれど、目の前のベルギービールに勝てなかった・・・。「え、いいよ」と言いながら、顔と口調は全く断っていないのが自分でもわかる。それは(相場の世界に存在する)高値掴みをする「裏目じじい」の気分。いけないと思いつつ、我慢できなくて手をだしてしまう。投資では我慢するけれど、酒は一期一会。我慢できるものか(笑)で、一口呑んでみると東南アジアのような、ねっとりした気候に相応しく、暑さでほてった体の中をベルギービールの柔らかいモルトが駆け抜ける。これでモードチェンジ。Yさんを引っ張るようにして、早速夜のネオンのなかへと消えていったのでした・・・。<お酒メモ>Leffe 1/2本コロナ 1本ハートランド 1本
2005年08月02日
コメント(12)
800種類もあるといわれるベルギービール。黒から白っぽいものまでさまざまある。日本のビールと同じ、ピルスナ-系のお酒もなかにはあるが、私はベルギービールならばやはりトラピスト(アベイ)タイプと言われる上面発酵のさわやかなビールが好きだ。ベルギーの首都・ブリュッセル。EU本部が置かれているこの街は酒好きにとって聖地。素材を生かした肴とビールの組み合わせを堪能するなら、この街の右にでるものはない。私は以前、この街に数日滞在したとき、入る店、入る店でビールを試した。その数、約50種類。レッドビール、ホワイトビール、ブラック...片っ端から新しい名前をみつけると、その味を試してみた。だんだん呑んでいると、やはり味が似ているビールがあるし、味そのものにも飽きてしまうことがある。その中で、次の新しいラベルを呑む前に、かならず(ひどく)呑みたくなるビールが1本だけあった。それが、ローデンバッハ。酸味がかなりきいていて、とにかくすっきりした味。薬っぽい風味も口に残る。味自体はB級感満載なのだが、他の華やかなビールの味を一度切るのに、すごく適したお酒。薬っぽさというのも、影響しているのかどうかわからないけれど、しばらく呑んでいないと、無性に呑みたくなってくるのだ。バフェットがチェリーコークが好きなのは有名な話だけれど、そんな中毒性と結構似ているかも。ブリュッセルではありふれたお酒だったのだけれど、日本に帰ってからはなかなか店頭で見かけなかった。ヒューガルデンやデュベル、ベルビュークリークなんかはよく見かけるのに、ローデンバッハはなぜか見当たらなかった。けれど、偶然先日店頭でみつけてしまって。もちろん、すぐに購入。1年ぶりに私の手元に転がり込んできた。我が愛しのローデンバッハ。出会ったときの気候と今はだいぶ異なるので、どんな風に味の感想が変わってしまうか、少し怖いのだけれど、近日中にちょっと口をつけてみようと思う。呑んだときに、当時感じた味とともに一緒にいた人たちの記憶も思い出すことだろう。酒は、私の大切な記憶を呼び起こしてくれる、大切な飲み物なのだ。<お酒メモ>ひさしぶりにオフ会っぽいオフ会^^(では、いつもは何なのだろう?>笑)アイリッシュパブにて生ギネスを2パイント、生のキルケニーを1パイント。(ブラックトーンを少しおすそ分けしてもらう)そのあと呑み足りなくて、キリンのホワイトビールを1本(小瓶)買って持ち帰る。結構がんばって作っている味でした^^参加した皆様へ(順不同)・Kさん、今度は焼酎行きましょうね!(帰しません^^;)・Dさん、ラフな店でゴメンね。次回、和食のおいしい店に行きましょう!・Wさん、読んだ漫画は自分とダブるところが多々あるのですが、私って、呑んだくれなのでしょうか...。・Yさん、ウィスキーを持っていくので、呑みながら定性分析やりましょう♪・呑んだくれ2号さん、やはり貴方は私よりもお酒が強いと思います。謙遜はやめませう(笑)
2005年07月28日
コメント(6)
明日は、日本酒との本気の付き合い方を教えてくれた師匠に、会いに行く。1泊2日のちょっとした小旅行になる。師匠に会うのは、3カ月ぶりくらい。師匠が薦めるお酒は不思議と2日酔いしない。そして、新しい味わいをいつも教えてくれる。そして、酒と肴が口の中で出会うときの、素晴らしい味の広がり、すなわち口中調味の世界を見せてくれる。これは、まさに日本の食文化の原点である。もともと口中調味とは、ご飯とひとつひとつ異なったおかずを、口の中で混ぜ合わせて色々に変化する味を楽しむことを指す。これはアジアの中でも、特に日本で発達した文化である。口中調味は日本酒&酒という組み合わせの場合にも当てはまる。なぜなら、(アルコールを添加していないような、純粋な酒たちは特にそうだが)言うまでも無く日本酒は「コメ」から出来ているからだ。というわけで、最高の食事と料理を提供してくれる師匠に会う前はいつも、体と精神を整えようと努めている。なるべくいいテンションで飲、食、歓を楽しむためだ。というわけで、この2日はお野菜中心の食事をして、食事量も減らして、酒は呑まずといった具合で、少し体を整えた。師匠はいい銘柄だけでなく、その酒のコンディション(酸化していないか、外気温にあわせておいしく感じられるお酒と肴の組み合わせはどれか)ということを的確に判断し、準備を怠らない。師匠ほど、私が呑む酒のなかで最高のものを用意してくれる人はいない。どんな東京の名店でも、勝てないと思う。機会があれば、大切な友達を少しずつ連れ行きたい場所。師匠の店は、私のもっとも大切な隠れ家なのだ。
2005年07月23日
コメント(6)
深夜残業を厭わない、働きすぎの投資家さんによる呑んだくれ大会、通称「ワーカホリックの会」に出席してきました。普段味わえない、豪勢なメンバーだったので、参加者&人数は伏せておきます(笑)個別銘柄の話、取引のテクニック、大切な投資の心構え・・・とても有益な情報が、投資家さん自身の仕事の体験から、あるいは属している業界からみた観点からあますところなく語られていて、非常に参考になりました。四季報なんか誰もださないのに、業界シェアや売上高などの数字がどんどん出てくる。実にレベルの高いオフ会でした。参加した投資家さんたちは、みんなグルメで、酒にも含蓄のあるかたばかり。美味しいお酒と肴が次々と運ばれてくるので、嬉しくて酒と会話しているうちに、投資の話は先へ進み、話を追っかけるのが大変でした。お酒も美味しかったのでついつい呑んだくれると、今度は投資の話の理解力が格段に落ちる。・・・うーん、危険だ。実に危険なオフ会「ワーカホリックの会」。五感を研ぎ澄ませていないとついていけなくなってしまう。酒で脳をおちおちしびれさせることのできない、実にすごい会でした。みんな酒が強いので、お店が閉店時間となったところで、閉会。朝までやっている店だったら、きっと朝まで呑みかねない勢いでした。で、私は参加者として相応しく、その後仕事へと戻ったのでした・・・。<みんなで呑んだお酒>グラス生ビール9つ黒龍大吟醸 7合山ねこ(芋焼酎) ダブル×2杯翠露 4合日本酒(銘柄忘れたもの) 計2合菊姫 4合飛露喜 2合これ以外に呑んでたかもしれませんが、小規模な人数の割にはこの酒量はありえません!おまけ:その前に雅が呑んでいたお酒(え?^^;)シャンパン1本ヱビスビール500ml
2005年07月17日
コメント(4)
土曜日はたーくさんお酒を呑みました。所々でパソコンをいじり、携帯で呼び出され、仕事をしていたんですが・・・しっかしよく呑みました。土曜日はまず昼に蕎麦屋で田酒を呑みました。1合弱くらい。メンバーは投資(投機?)家UさんとスイングのYさんとKさん、呑んだくれ2合さん。そのあと、Uさんのおうちへ行こうという話になったのですが、Uさんが途中で真露を買い込み、Uさん宅で宴に。私は田酒で十分だったし、夕方からお酒の予定が入っていたので困った。。。ロックグラスに注がれた真露を眺めていると、Uさん「どうせ雅はこのグラスじゃ、絶対呑み足りないんだろう」雅「うぅん、これで十分だよ」Uさん「本当はもっと欲しいんだろ?」雅「いいってば~」Uさん「遠慮しなくていいから! これでどうだ?」といって、取り出されたのが・・・・・・計量カップ(汗)呑み屋でサワーを頼んだときのロングのグラスに近い形状で「さとう350グラム」「小麦粉400グラム」とか目安が書いてある・・・。そこになみなみ注がれてしまい。しかたなく、計量カップの口に口をつけて、呑んでいた。少しずつ呑みながら「あ、今さとう200グラムまで呑んだ」と確認。まわりは笑っている。もう、Uさん、いぢめないでください・・・。夕方からはブログでお世話になっているVさんと初めてお会いする。またもや呑んだくれ2号さんも合流。新宿で呑む。日本酒(明鏡止水や黒龍、獺祭、日高見)とビール(ブラウマイスター)を堪能。そのあと銀座のいつものバーへ。グレンキンチーからはじまり、ブラッカダーやボトラーズのウィスキーをみんなでちゃんぽんして呑む。朝まで呑みたかったのだけれど、土曜日は朝までやっているよいお店がない。雨も強く終電近くなったので、残念だけれど散会することにした。家に帰ったら、仕事がまたもやどっちゃり。家でもしばらくウィスキーを呑んだくれ、仕事をしていたら、朝の6時になっていた。土曜12時から日曜朝6時。18時間も呑んじゃったみたい。。でも、会いたかった人たちと笑って、呑んで、喋って。肝臓も時間配分も忙しいけれど、こういう贅沢な時間を過ごせたのは、とても幸せなことだと思う。会ってくれた皆様に、感謝。
2005年07月10日
コメント(6)
最近感じるのですが、お知り合いの投資家さんって、酒豪率がものすごく高い。なぜだろう。。。雅なんて可愛いもんです。でしょ?でしょ?本題です。お酒が好きなこともあって、ここ数年酒器にも興味を持つようになりました。今欲しいのは「鞠あそび」の酒器です。「鞠あそび」のセットは盃5つとサイコロ。盃の底の部分に、馬とか羽子板などの絵が1つづつ描かれており、サイコロの各面にも、同じ絵柄がついています。鞠あそびのルールは単純です。サイコロを順に振って、出た絵柄の盃に酒を入れ、順番に呑んでいく。昔ながらのゲームなのです。この盃は、唯一下駄の絵が描かれたもの以外足がありません。つまり、底が丸く鞠のようになっていて、手から離して平たいところにおくとぐらぐらゆれるのです。だから、下駄の絵のある盃以外で呑むときは、一気に呑まなければいけない。底のまるい盃ばかりで呑むと、あっという間に酔ってしまうというわけです。昔の人がお酒での席の遊びとして使っていた道具なのですが、私はこの酒器が欲しくてたまりません。この間金沢で漆塗りの「鞠あそび」のセットを見つけたのですが、現金が足りず、買えなかったんです(カード払いができなかった)。悔しかったなぁ。え、雅はお座敷で「鞠あそび」をやったことがあるのかって?それはナイショです(笑)ちなみに、お座敷はお邪魔したことがあります。異郷ですね。芸妓さんたちの振る舞いや品性は大変勉強になります。<メモ>今日は素敵な投資家さんたちと呑んだくれる予定です^^
2005年07月09日
コメント(6)
近々健康診断があるので、昨日Gさんと呑んだのを最後に数日間の禁酒生活をしようと思っています。ところが、今日街頭でモニターを探しているおばさんに出会った。「ねぇ、あなたくらいの子のリサーチが不足しているの!お願い!」炎天下の中、一所懸命に勧誘しているおばさんが少し気の毒だったので「いいですよ」と引き受けた。雑居ビルの中をエレベーターで上がり、指定の場所へついた瞬間・・・凍りついた。そのモニターとは、ビールのモニター。「酒じゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっっ!!!!!!」私は心の中で叫んだ。でも、ここで「やっぱ辞めます」って言うのも・・・と思い。結局、ひとくちだけで、モニターをすることにした。もともと、日本酒の試飲会に参加するときにも、私は舌で酒を転がしてすぐに吐く。日本酒だと苦味、渋み、コク、甘さ、華やかさ・・・基本として31の味の表現があるけれど、味を判定(表現)するのは、ひとくちで十分足りるのです。「じゃ、はじめます」おばさんにが持ってきたビールは、国内で一番売れているブランドのビールだった。缶のプルトップを開けて一口、呑む。アルミの堅い味が感じられて、なかなかビールの味を確認するのは難しい。それに昨日堪能したギネスの味が口と心に残っていて、なかなか厳しかった。残念だったのは、お水を出してくれなかったこと。試飲をする際は、口の中を湿らせて、かつ舌をニュートラルな状態へ持っていくために、水はかかせないものなのです。せめて水を出してくれたら、もっときちんとテイスティングできたような気がします。味の評価は5分くらいでささっと終えて、モニター終了。帰りの電車の中で、肝臓をなでながら「一口しか飲んでいないから、肝臓さん、休めるよね?大丈夫だよね?」と聞いてみた。・・・物言わぬ臓器といわれる肝臓だから、もちろん何にもリアクションは返ってきませんでした。
2005年06月27日
コメント(8)
保有銘柄急騰のお祝いに、地方からいらっしゃったHさんからお夕飯を奢っていただいた。美味しい中華のフルコース。グラスビールを呑んで、紹興酒をふたりで1本空けた。で、2軒目のバーに入ったのだが、これまたHさんお薦めの素敵なお店で、ウィスキーをショットで呑んでも呑んでも悪酔いしない。バルヴェニーのダブルウッド12Y、バリーブリュ13Y、ラガヴーリン14Y、リンクウッド12Yに、ローズバンク、マールと立て続けに呑んで話していたら、朝になってしまった(笑)これだけ呑めば眠くなったり、気分が悪くなってもおかしくないのだが、とても清清しい。いい気持ち。いいお店のバーマンがすすめてくれるお酒は、悪酔いしないから不思議だ。このお店(許可をいただけるのであれば)これから巡回ルートに加えようと思う。NYが大変なことになっているので、指値注文を変えようと思ったがなぜか変更できない。ちょっと小一時間眠って、会社に行く前に指し直そうか。
2005年06月23日
コメント(2)
「雅詣でしたいんですけれど・・・いいですか?」「へっ?・・・あ、お酒の誘いですね。いいですよ~」私はよく知らないのですが、商品先物の世界では、相関性というものがあって、原油とガソリンが同じ動きをするとか、ゴムが下げているときには○○が上がるときが多いとか、そういうことがあるらしい。で、雅は先物商品ではないのですが、周囲曰く「タイガースが強いときに雅と会うと、手持ちの株が跳ね上がる(らしい)」だからお酒の誘いがぐっと増える。本当かー!?何故かは解らないのだけれど、「タイガースが強いときには私のところにめちゃくちゃたくさんの仕事が降ってきて忙しくなる」傾向があるというのは、自分でもうすうす感じているのだが・・・。というわけで、その相関性を検証してみることにした。このジンクスを知らない投資家さんと会う約束をし、かつ賭けをしたのだ。「言った銘柄が、会うときまでに大きく騰がったら、ご馳走をする」という賭けを。タイガースは昨日中日と戦って勝利を収め、ペナンストレース1位をひた走っている。今日はYさん、明日は地方からやってくるHさんと約束がある。Yさんはファースト住建(彼とは、ちゃんとした賭け自体をしていない)、Hさんはメガチップスを保有。先週からずーっと波穏やかな銘柄だ。「雅、メガチップスが騰がらなかったら安いメシだぞー」先週末、Hさんからそんな連絡が入っていた。んで、今日・・・ファースト住建 +220 +11.76%メガチップス +136 +11.58%わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪わが目を疑いましたが・・・んー事実だよなー。ご飯奢ってくれるのは嬉しいですが、実はこの銘柄、両方持っていない(笑)先ほど、Hさんからメールが来ました。「雅さんが女神に思えて来ました。(^.^)」・・・私の手持ち株も騰がんないかなー。ツキのある人と会うと、自分のツキもあがるから、今日明日はとりあえず騒ぐこととします(笑)みんなで騒ぐことで儲かるのなら、いいことじゃないですか♪雅詣で、ただいま受付中です(笑)<お酒メモ>1軒目ギネス生をパイントで1つ2軒目美味しい鳥屋さんで禁断の果実(瓶)2つ。Yさんの奢り。ありがと♪
2005年06月22日
コメント(2)
先日、お酒のお誘いをいただいた知人から再度打診があったので、今日は呑みに行きました。テーマは「密造酒」。ということで、生ギネスをすきっ腹に1パイント流し込んで、都心のとある場所へと向かいました。到着し、サッポロの生ビールをしばらく呑んでから、いよいよメインの密造酒へ。「おじさーん、マッコリ頂戴」マッコリとは、漢字で「農酒」と書きます。白濁色の(甘酒のような)韓国のお酒です。「あいよ」おじさんはテーブルに瓶をドン、と置きます。見たら口が既にあいたビール瓶が一本。「おじさーん、これビールだよー」と私が言うと、「よく見てみぃ」とおじさんは答えます。見ると、ビール瓶の中に乳白色の液体が・・・。コップに注いで見ると、普通のマッコリよりもトロトロした感じ。でも、味はあっさりして、酸味が強い。でもこれが、豚耳や子袋の刺身によく合うのです。気が付いたら、あっという間に一本空けてしまいました。変に甘くなくて、悪酔いしなかったのでよかったです。その後、ゴールデン街のジャズバーでバーボン(IWハーパー)をロックで。今日は面白いお酒を呑んで喜んでいたせいか、悪酔いしていません。密造酒で、どんな結果になるかはらはらしていましたが、どうやらぐっすり健康的に眠れそうです。
2005年06月09日
コメント(4)
「雅は、お酒の神様に愛されている。だから酔わずに愉しく酒をいつも呑んでいるんだよ」昔、こういわれたことがあります。自分でも不思議とたくさんお酒を呑んでも平気だったので、言われた言葉がとても気に入っていました。でも、どうもダメですね。昨日調子に乗って呑んでいたら、帰りの車に揺られた後、ちゃんと歩けなくなってしまいました。気のおけない人と呑むと、やはり酔いが回るのが早いですね。潰れちゃいました^^;)「酒は呑むもの。自分が呑まれたらお終い」これも、酒の師匠に言われたことですが、今は耳がいたいです^^年相応に飲む量を調整しなくてはいけませんね。これも勉強のひとつです。昨晩はバッカスに、少し嫌われたみたいです。Kさん、本当にご迷惑をおかけしました。またありがとうございました。(次のお手合わせ、よろしくお願いします)<お酒メモ>1軒目和食のお店。黒龍2合弱東一 1合翠露 1合2軒目カリラ12Yをシングルのショットで1つギネス 1パイントちょっと。途中で酔ってしまったため、残してしまいました。。。残念です。
2005年06月01日
コメント(4)
人に誘われるとにぎやかなお座敷にもお邪魔しますが、基本的に私は少人数で呑むのが好きです。自分の体調に合わせて、好きなお酒をチョイスして、美味しい肴とともにいただく。こんなのが理想ですね。私はお酒をじっくり呑むほうなので、器にこだわっているお店が好きです。飲食に対して人一倍強い執着を持っているせいか、お酒のグラスの色や厚さ(グラスが口にあたるときに、滑らかに液体がすべるかどうか)や、肴が盛り付けられた器に目が行きます。そのときに目を愉しませてくれるようなものを出してくれるお店は素敵ですね。でも、一方で立ち飲み居酒屋や、日払いのお仕事を終えた労働者が帰りがけに寄るようなお店もまたおつなものです。肉豆腐とか、まぐろぬたとか、200~300円前後のつまみをいくつか頼んで、ホッピー割を呑む。そしていつのまにかカウンターの隣にいたおじさんと和気藹々、喋り始める。こんな呑み方も大好きです。けれど、基本的に見知らぬ人と偶然酒場で会い、お話をしたりすることが好きなほうなので、海外に行くと呑みっぷりは恥ずかしいくらいエスカレートする。2000年のカウントダウンをしに、5年前、アイルランドへ行きました。私は年末に近い日の生まれなので、「誕生日にアイルランドでギネスを呑む」ために、現地へ飛んだのです。現地についたのは誕生日の日の夜7時。ダブリンに到着するや否や、空港でレンタカーを借り(もちろん、値切ってみました^^)、内陸部のほうへ車を走らせました。2時間ほど飛ばして、着いた小さな町。そこにあった一軒のパブが、その日の「バースデー会場」でした。ふらっと入るとみな不思議そうな顔。尋ねると、どうやらこの町に日本人が来たのははじめてだというのです。日本人の髪の毛が黒いことを初めて知って驚く、というレベル。パブにいた人たちは次々に私と(一緒にいた)友人たちを取り囲んで、「ホンダを知っているか?」「トヨタやソニーはアメリカにあるのか、日本にあるのか?」なんて質問を矢継ぎ早に浴びせました。しばらくすると打ち解けて、かつ私が誕生日だということで、みんながギネスをプレゼントしてくれました。私は、飛行機と車の運転の後だったので、ちょっとハイになっていたようです。空腹のまま1パイント、2パイント、3パイント・・・いくつか胃に流し込みました。3パイントを過ぎたあたりから、現地の人が手をとって私にダンスを申し込みます。私は調子に乗って、タップを踏んで、一緒に踊ります。疲れると交代して、今度はアップライトのピアノやボゥロン(アイルランドの打楽器)を演奏したり、歌を歌います。世界の民謡をいくつか習っていたので、みなで大合唱でおお騒ぎ。歌うと喉が渇くので、今度はそばにあったアイリッシュウィスキー・ブラックブッシュをショットで流し込みます。いつのまにかアコーディオン奏者もやってきて、パブ中が「はじめての日本人を見た祭り」となってしまいました。そして、4パイント、5パイント、6パイントと進み・・・アルコールが回って、タバコも吸い始める始末(=普段は煙も嫌いなので、もう出来上がっている)。気が付くと、ギネスだけで7パイントを呑んでいました。友達はもうグロッキー状態。そのとき傍にいたアイリッシュがささやきました。「驚いたな、日本人は、君みたいにたくさん飲むのかい?」私は答えました。「ええ、もちろんよ。日本人は美味しいお酒をとことん愉しむのよ」この夜から、その町では「日本人は酒が強い」ということになったのです。(その後、宿までの車の運転は、危なかったです^^;)<お酒メモ>日曜日松阪牛&バークシャー豚(名前がいいですね^^)のしゃぶしゃぶとギネスドラフト缶350ミリ1本月曜日しのいでいる投機(資?)家Uさんとスイング投資のYさん、不動産投資をやってらっしゃるFさんと歓談中、冨乃宝山をロックで1杯。ぶどうのような香りがおいしい。※今日は帰ってきて紅茶を作ったんですけれど、breakfast teaの茶葉を思わず入れてしまいました。おかげで体がしゃきっとしてきました(笑)
2005年05月30日
コメント(2)
かれこれ8年前のこと。幼い頃から繰り返し夢に出てきた山がアイルランドにあるということを偶然知り、その翌月、アイルランドに飛びました。初めての海外旅行でした。そして、はじめての放浪の旅でもありました。当時、知り合った男友達と酒を呑み、「一緒にアイルランドへ行くか~」と言っていたことがひょうたんから駒。そいつと2度目に会ったのは、成田空港でした。アイルランドに滞在して2週間が過ぎた日のこと。私はアイルランドの西・3番目に大きい都ゴールウェイからアラン諸島への定期船に乗りました。めざすはイニシィア島。アイリッシュの祖先であるゲール人(ガリア人)がイングランドに終われて逃げた終着地であり、今なおゲール語をメインで話すという場所でした。30人も乗れない定期船に揺られて到着したのは午後7時。あたりは真っ暗でした。繁忙期を過ぎ、宿はすべてクローズ。しかし宿の人になんとか頼み込んで、イニシィア島で過ごす2日間の宿を確保しました。そして、前日から何も食べていなかった私は自炊の準備をしようとしました。そこではじめて、持っていた自炊用の食料が底をついていたことに気が付きました。島に1軒ある雑貨と食料品店は18時クローズ。空腹のうえに潮風で濡れて体温が低下し、私はほとんど動けなくなってしまいました。そこで私は友人にひきずられるようにして、島で1箇所だけ明かりのついているパブへ足を運びました。店に足を踏み入れ、「パブごはん」のメニューを尋ねると、マスターから「そんなものはない」との答え。私は途方に暮れました。雅「丸2日、ほとんど何も食べていなくて体が寒いんだ」マスター「なら、ウィスキーを呑め。どうやって呑む」雅はそれまでウィスキーを呑んだことがありませんでした。雅「・・・それじゃあ、水割りでお願いします」マスター「ん?水で割る?そんな馬鹿な話があるか。そんなものをウィスキーとは言わないんだ。いいか、よく聴け。ウィスキーはロックかストレートで呑むものだ。寒いんだろう?ストレートにしておくよ」といって、マスターは私にジェイムソンを出してくれました。一口呑むと、思ったよりもアルコール臭はきつくなく、紅茶のような香りがたっていたせいか、おいしく感じられました。そして、しばらくすると体の震えが止まったのです。この経験がきっかけで、私はウィスキーに興味を持ちました。今でもジェイムソンの瓶を見るたび、あの島のパブで呑んだときの、アンバーに照らされた琥珀色の液体の光景を思い出すのです。
2005年05月18日
コメント(4)
雅がこんなに日本酒にうるさくなったのには理由があるんです。それは、蔵元が新しくお酒を作ったときに必ず試飲をしているという日本酒通の親爺の存在です。私は、その親爺の店で、ずっと酒を飲み、知識を蓄えてきました。私にとっての酒のお師匠なのです。その親爺は昨年、とある理由で地方にひっこんでしまったんです。今は、信越で簡易宿と料理を提供するオーベルジュのスタイルで店をやっているのです。そして、この金土を使って、その人に会い、呑みに行くのです。私は偏屈なので好きな人としか酒を呑みません。一緒に酒を呑むというのは、心を許した人だけです。そのかわり、どんなに遠くても、なるべく機会をつくってその人に会おうとします。ギネスを呑みにアイルランドへ行くのも、そんな理由がひとつにあるからです。「酒は己を語り、呑み方は己の姿勢を表し、酒場は人との出会いを提供する」これは、雅の持論です。酒によってもたらされるコミュニケーションというのは、私にとってなくてはならないものなのです。酔っても腹を割って話せる人間かどうか。もしかしたら酒場を媒介にして確認をしているのかもしれません。これは日本の「呑みニュケーション」という言葉に通ずるものがありますね。お師匠は「花に水、人に酒」と常日頃からいいます。生活を華やかにするための社交場としての酒場と、コミュニケーションとしての酒を表現したすばらしい言葉だと思います。さぁ、あと3時間で出発です・・・大変だ。。<お酒メモ>木曜1軒目:軍鶏屋で。黒龍 純吟38号 1合緑川 少々道満 1合2軒目:銀座にて謡いながら^^;名もなきブレンデッドウィスキーを5杯・・・。起きれるかな??
2005年04月29日
コメント(0)
時々、ふらっと店に入り、一人酒をしたくなる時があります。今日はそんな気分。冷たい雨が降っていて、少し残念なことがあったこんな日には、特にそんな気持ちに駆られます。たまに一人で店に入るときは、マスター相手に饒舌に喋るのですが、こんな日はひとりで黙って呑みます。今日のお酒が果たす役割は、自分の迷った心や、人に対する嫌悪感を消すための「消毒」みたいなものです。リセットボタンを押す行為のようなものなので、ガブガブ呑むことなく、ショットで1杯、あるいはグラスで2杯程度でおさめます。時にお酒は、心を静めてくる役割も果たしてくれます。私にとってお酒は、よき相談相手でもあるのです。そういえば、美空ひばりの曲に『悲しい酒』という曲があります。確かこんな歌詞でした。ひとり酒場で 飲む酒は別れ涙の 味がする飲んで棄てたい 面影が飲めばグラスにまた浮かぶ酒よこころが あるならば胸の悩みを 消してくれ酔えば悲しく なる酒を飲んで泣くのも 恋のため一人ぼっちが 好きだよと言った心の 裏で泣く好きで添えない 人の世を泣いて怨んで 夜が更け昔、通っていた居酒屋のおかあさんが、好きでかけていた曲です。仕事や人間関係のつまずきがあったときは、この曲が妙に耳に入ってきたことを思い出します。今はもう、その居酒屋は閉店しているのですが、今日みたいな酒をやるときは、どこからともなく、このメロディーが聞こえてきます。頭の中でぐるぐると歌詞がまわって、気がつくと気持ちがすっきりするのです。(でも雅が今抱えていることは恋愛ではないんですけれどね)。今日はゆっくりと酒を味わいながら、悲しい気持ちを忘れようと思います。「水に流す」ではなく「酒で流す」というのが、私らしいといえば私らしいのですが…しかし、知り合いにこんなことを話せば、また「呑んだくれ」と言われそうです(笑)<お酒メモ>アイリッシュパブのカウンターで、ギネスを1.5杯(2杯目はハーフにしました)だいぶ元気になりました。ほろ酔いでいい気分です。
2005年04月12日
コメント(2)
このところ、蒸留酒ばかり呑んでいたので、なんだか体の切れが少し悪いです。私はアル中ではないので、こんなときは、お酒を止めて、お茶ばっかり呑んでいます。暇さえあれば二日酔いに効くツボを押して、「早く戻れ~」と念じています。足の甲、親指と人差し指の付け根からそれぞれ伸びる骨が交差するところにくぼみがあります。これは太衝(たいしょう)というんですが、これを押してやると肝臓にいいのです。あと、足の内側、くるぶしから15センチくらい上のところに築賓(ちくひん)というツボがあります。これも押してあげると回復が早くなります。ところで、今日は止めようと思っていた証券会社からお手紙が届いてました。「プレミアム会員として手数料を特別に割り引いてあげます」という内容。よくよく読んでみたら、ここ1年間の手数料で、数十万も使っていたらしい。割り引いてもらっても、やっぱり業界一高いんです。×村証券さん。はやくもっと手数料の安い証券口座に変えないとな~と再認識しました。今度は、業界一安い手数料の証券会社にしようと思っています。手数料の額が、10倍以上違うんですよ~。
2005年03月24日
コメント(2)
花粉症の季節です。今年は飛散量が多いので花粉症でない私でも珍しくくしゃみや鼻水が出ます。ということで、例年以上に掃除に気を配っています。(普段はしなさすぎ、っていわれるんですけれど)花粉症の人のためにお掃除法をいくつかお教えします。花粉が舞うとつらくなるので、しにくくなる「コツ」のある方法をとればいいわけです。・フローリング、たたみ掃除機はつかわない。かわりに雑巾やいならくなった洋服の切れ端(=木綿の割合が高いものがよい)で水拭きする。面倒な人はアレルクリンやファブリーズなどのエタノール系お掃除製品のシートで直拭きします。正直言って、ダスキンモップやクイックルワイパーなどのワイプ系の製品は四つ角の周りは捕集効果があるのですが、力をいれたときの「てこ」の作用で、中心部はほとんどごみやほこりがとれません。ゆえにシートそのものを使って、手で作業することがベストなのです。これをやると、お掃除の程度が従来の半分になってもほこりがたちにくくなります。・ガス、レンジ周りこれにはビールを使います。特に前日の呑みのこしがあればベストです。雑巾にビールを含ませて放置し、3分くらいしたら油汚れのきついところを拭いてください。するっと取れます。ビール臭さは、徐々に揮発していくので、5分もすればなくなります。・窓新聞紙をぬらして拭く。インク跡はつかないのですが、インクの油分がワックスの働きをします。汚れにくくなるうえ、油が窓の汚れの付着をブロックするので、花粉もつきにくくなるのです。この3連休、よかったらお試しください!
2005年03月19日
コメント(6)
3月17日は、アイルランドのお祭り、セントパトリックデーです。今日は仕事で徹夜なので(だから今は会社♪)、お夕飯はアイリッシュパブに行って食べてきました。セントパトリックというのは、アイルランドにキリスト教を広めた神父です。昔むかし、アイルランドは多神教だったので、一神教のキリスト教はなかなか広まらなかったのですが、このパトリック神父は「イエスの下に従う精霊たちは貴方たちが信仰しているものなのである」と説いて、アイルランドにキリスト教を布教していったのです。そして現在、アイルランドはカソリック教徒が9割程度。中絶も許されない保守的な国なのです。話が脱線しました。そのパトリック神父を祈念して、毎年アイルランドの人たちは緑のものを身につけてパレードをし、謳い、呑み、踊ります。ご多分に漏れず私も日本でお祭り騒ぎです。ギネスを3パイント呑んで、おまけにその店で生まれてはじめてダーツをやって1位になって商品をゲット! ちょっとできすぎです。ビギナーズラックに感謝!です。そんなこんなで仲間たちとわいわいやって、楽しい一日を過ごしました。そして今、会社へ戻り…仕事を頑張りますです!
2005年03月17日
コメント(4)
「雅はアイリッシュより呑む」。以前アイルランド人に言われたジョーク(?)です。そんなギネス好きの私としては、ギネスビールはやはり普通のグラスよりも専用のパイントグラスで呑んだほうが美味しく感じるのです。普通のパイントグラス(574ml)は雑貨屋でも買えるのですが、ハーフパイントグラス(約350ml)はなかなか見かけず、欲しくても買えませんでした。でも、でも、先日見つけたんです。ギネスのキャンペーンをやっていて、缶のギネスを3つ買うとこのハーフパイントグラスをタダで貰うことができる!うれしいな~雅はもう2つ手に入れました。呑んでいないギネスの缶がリビングにたくさん並んでいます(笑)よーし、まだまだ買うぞ!ちなみに信濃屋さんで買いました。。
2005年03月11日
コメント(2)
今週はずっとアホみたいに呑んでいたので(のべ6Lくらい呑んでます)、今日は会社の人&クライアントから宴席に誘われ、席についたときはずっとノンアルコールビールを呑んでいました。実はノンアルコールビールは初体験なのです。呑んでみると、発泡酒よりもずっとあっさりしていて、かつ発泡酒よりもビールテイストなので、思ったより美味しい。でも、ノンアルコールといってもアルコール度数は0.5%くらいあるんですよね・・・。これを呑んでから自動車の運転もできないし、アルコールアレルギーの人はやっぱり呑めない。洒落や気分転換以外に、一体誰が飲むんだろう?なんて考えてしまいました。「アルコール度数が低いから酔わないんですよ。酔いたくない人が呑むんです」なんて、いう人がいるかもしれません。でも、でも・・・私、330mlを2本しか呑んでいないんですが、酔っています。何故だ??ギネスは2Lくらい平気で呑むんだけれど・・・うーん、へそまがり?
2005年03月04日
コメント(13)
別に私はアル中ではないのですが…時々お酒が話しかけてくることがあります。バーマンが氷をゆっくりとグラスの中でマドラーでまわしながら溶かす時、ウィスキーがグラスに気持ちよさそうに入っていく時、何回か口をつけた後のお酒が、空気と触れ合って味が変化したり、きらきらしていたり…そんな時に、「おいしい?」とか「今香りが変わったばかりなんだよ」とか、お酒が喋るっているかのような気がするのです。でも、重ねて言いますが、私はアル中ではありません(笑)何もお酒だけの話ではありません。先日友人とホルモン焼肉を食べに行ったところ、肉好きの友人は「肉好きが肉を語るな。肉が己に語りかけてくるものなのだ」と言っていました。これも、「酒が喋る」こととおんなじ理屈だと思います。敬虔なキリスト教の一派であるクウェイカー(震える人)たちは、近代の文献の中で「しばしば神の声が聞こえた」と語っています。宗教と同じで、本当に好きなものだったり熱中しているものは、きっと対象物の「声」みたいなものが聞こえてくるのでしょうね。それはきっと自分自身の深層心理にある声だったり、そのものが持つ作用を自分自身が感じ取った結果、「声」のように聞こえるのだと思うのですけれど。いずれにせよ、好きなものの「声」に耳を傾けるということは悪いことではないと思います。唯一声を傾けてはいけないのは投資の世界だと思います。何せ、株価が上がって売ろうとすると「まだ騰がるぞ」と語りかけてきて、たいていその逆になるからです。売りそこなうと利益を逃してがっくりする。この「声」は自らの「欲」が語りかけているに違いありません。実は2日連続で、持っている手持ち銘柄のいくつかがストップ高になっていて、変な声が聞こえてくるんです。「まだ騰がるから持っておけ」って…。うーん、どうしよう(苦笑)
2005年03月02日
コメント(2)
昨晩、友人からいただいた「八海山」(日本酒・新潟)の5点セットを開けて、利き酒をしました。八海山を呑むのは実に7年ぶり。「日本酒好き」と吹聴していた頃は「越の寒梅」や「久保田」「雪中梅」なんていういわゆる「名前が通ったお酒」ばっかり呑んでいました。もちろん「八海山」も呑んでいました。でも今から考えると、正直、口だけ達者で、うまい酒とその呑み方についてはわかっていなかった気がします。私に「酒」の心を教えてくれた師匠に、ホント感謝しています。話を戻しますが、利き酒をした「八海山」は以下の内容でした。・純米吟醸・大吟醸・吟醸・清酒・本醸造私の好みは大吟醸>純米吟醸>吟醸でした。あとの2本は同列でビリです。大吟醸と吟醸は名前の通り、コメを磨いて(=削って)生酒を造り、火入れしてからアルコールを入れて整えたお酒。口に入れると、華やかなコメの香りが口に広がったかと思うと、アルコールの味がツンと立つ。そのアルコールの広がりの強さはやはり吟醸のほうが強いのです。純米吟醸は、その点アルコールを添加していない(はずな)ので、はじめからコメと麹の香りが口の中に充満し、そのまま一定して残ります。刺身を食べるのなら、あまり自分を主張しない純米吟醸がいいなと感じました。吟醸や大吟醸を呑むのであれば、味付けの濃い、角煮などの肉料理が合いそうだな、と判断しました。辛口採点で書いてしまいましたが、八海山はいいお酒だと思います。醸造所はコメどころの新潟・南魚沼郡。コメ自体もいいものを使っています。市販で簡単に手に入りますし。値段もそう高くないので、料理にあわせて呑むには非常にいいお酒だと思います。といいつつ、呑んだ後に口をゆすいで黒龍の純米大吟醸「八十八号」を呑んでしまいました。…食後に利き酒はじめちゃったからなぁ。「八海山」、ごめんね。
2005年02月07日
コメント(0)
お酒の席で、泣き上戸、笑い上戸、からみ酒など、人によっていろいろ酒癖があると思います。以前、人から聞いた話ですが、お酒が深くなった時に出るこれらの「癖」というのは、その人自身の本能に近い部分が現れているそうです。ふだん笑い上戸でも、悲しくて心の奥底で悩んでいる時は、お酒が深くなってしまうと「泣き上戸」になるそうです。お酒は魔物だといいますが、人の心を素直に露出して、苦しいことを吐き出す作用があるんでしょうね。でも、いつも「素直」になりすぎちゃうのも困りものなので、「ほどほど」に楽しんでくださいね。<お酒メモ>金曜日1軒目:ホテルのバーにて、ウィスキーをストレートで。ザ・グレンリベット12Y/マッカラン18Y/ロイヤルハウスホールド2軒目:ブリティッシュパブにて、生ギネスを3パイント電車で帰れたので、よい日でした(笑)
2005年02月06日
コメント(4)
何をいまさらと言われるかもしれませんが、私はお酒が大好きです。でも、毎日呑みません。なるべくなら中1日や2日あけて呑むのが私の好きな「登板間隔」です。世間のおじさんたちから比べたら、私の平均酒量はそんなに多くない。しかし、私は「いつも呑んでいて、大酒呑み」という印象をもたれます。個人的には、「時々たくさん呑む」より「毎日呑む」ほうがお酒好きだと思うんですが・・・みなさんはどう思いますか?ちなみに、毎日コップ半杯のビール、あるいは日本酒半合~1合程度を毎日呑むと、長生きする確率が高くなるそうです。
2005年01月25日
コメント(2)
今日は仕事がてらなのですが、ギネスを飲みに行きました。病気で右耳がよく聞こえなかったのですが、飲んでいるうちに通常のような聴こえ方になりました。ギネスはビタミンを豊富に含み、鉄分を含むので何かの栄養分が作用したのでしょうか?それとも、好きなものを飲むと、治るものなんですかね?久しぶりのリハビリ、リハビリ(笑)<お酒メモ>1軒目 ギネス×パイント2 フィッシュ&チップスも少しいただきました2軒目 バスペールエール×パイント1HPを見に来ていただいている皆さんともいつか呑みたいです(笑)
2005年01月19日
コメント(4)
長患いと投薬治療でアルコール厳禁を言い渡されていた私。流動食のみ→おかゆなどの消化の良いもの→油・アルコール分以外のもの→アルコール以外のものと、手順(?)を踏んでいき、病状は徐々に回復してきました。一番辛かったのは、先日出張先の接待で「世界の山ちゃんに入ったとき。「世界の山ちゃん」というのは、名古屋発祥の居酒屋。名古屋名物である「手羽先」や「海老ふりゃー」、「味噌カツ串」などの料理がとてもリーズナブルなお値段で楽しめるお店で、名古屋では大人気なのです。そして、私がずっと行ってみたかった店なのです。しかし、出張で「世界の山ちゃん」をはじめて訪れたときは、まだ医者から「おかゆのみ」を言い渡されていたので、まったく食べられない(それでも味噌カツは意地で食べてみましたが、あとで発疹が出て討死)。おかげで3時間、ほぼウーロン茶2杯のみで過ごしました。目の前で出される名古屋名物を眺めるだけ…非常に辛い経験でした(笑)。特に「海老ふりゃー」。すごくユーモラスな盛り付けで、どうしても食べたかったのに…同席の名古屋のかたが…あぁそれは私の食べる分なのに…ぱくっと食べてしまいましたとさ。実はそれからどうしても「海老ふりゃー」が頭の中から離れないのです。そこで、今日仕事が終わったら近くにある「世界の山ちゃん」に足を運ぼうと思います。最近は都内にも“山ちゃん”が進出しているので、実は食べられるのです。名古屋のお店に電話して、都内の「世界の山ちゃん」の住所を聞き出したので、今日はたらふく食べるぞー!病気のほうは…「治った」と自己解釈(爆)
2005年01月16日
コメント(4)
料理をする時に、調味料の一つとして欠かせないのがお酒です。私はレストランメニューとして出ているような料理については、調理時に使うお酒の種類はほぼ決まっています。しかし、普通に煮物をしたり、蒸し物、炒め物などするときには面倒だから手近なお酒や、後少しでなくなりそうなものをついつい使ってしまいます。お酒には次のような性格があります。・日本酒・・・肉を硬くする。煮崩れなどが防げる。野菜は柔らかくする。・焼酎・・・肉/野菜を柔らかくする。蒸す時に水の替わりに代用すれば、煮崩れは防げる・ワイン・・・肉を柔らかくする。・老酒・・・肉/野菜を柔らかくする。素材のほのかな甘味が引き出されるということで、ビーフシチューなどを作るときには決してワインがないから日本酒を、なんてことはしないでください。すね肉も堅いままですし、ルゥの味が染み込みません(笑)ちなみに、料理酒は高いものでなくて構いません。アルコールは飛んでしまうので、アルコールの悪い/良いは味に関係ないからです。むしろ合成酒など安いもののほうが、たっぷり使えますし、染み込みやすいです(人間と同じか?>笑)ワインも、飲み残しなどを活用するといいと思います。そのまま飲むと酸化していて味はイマイチですが、醗酵している分、料理はおいしくなりますよ~。
2005年01月09日
コメント(2)
私はいつもよいお酒ばかり呑んでいません。時には場末の酒場にも顔を出しています。ということで、本日はさる不動産投資家と一席、交えてきました。場所は浅草。といえば、どぜう・・・いや、電気ブランです!電気ブランは、フランスから日本にワインのつくりかたを伝えた神谷さんが作った琥珀色のカクテル。中身ワインやブランデー、ジン、ベルモット、キュラソ等が入っているようですが、ブレンド配分などは不明です。よもや、それを月曜から味わう羽目になるとは・・・。待ち合わせをして一軒目はすき焼き食べながら生中ビール×1&焼酎2杯、二軒目はカラオケスナックでレモンサワーそして、「電気ブラン行くか」のお誘い・・・ええい、ままよ!というわけで行って来ました。過去、電気ブランと同じくらい強烈だったものに「ホッピーの焼酎割り」があります。これはホッピー1:乙類焼酎1の割合で混ぜ合わせたやくざな代物で、1L飲めば誰でも泥酔して死にます(笑)大学生時代は、立ち飲みやで飲んでいました。(デートに誘ってきた下心まるだしの男の子を捕まえては、呑ませて潰していました・・・ごめんなさい)今日は月曜日なので、何としてでも帰らなければの決意で、何とか帰ってきましたが・・・やっぱりつらいです。でも、個人的にはホッピー焼酎割りのほうが悪酔いしますね。みなさまも、電気ブランにせよホッピー焼酎割りにせよ呑むときは、翌日が休日の時にしてください・・・・・・。
2004年12月20日
コメント(6)
最近、「いい酒場」が減ってきて困っています。私が長年通ってきた酒場が、昨年、一昨年と、それぞれ地方移転または閉店してしまったおかげで、長くゆっくり酒を呑む場所がない。周りからは「酒と肴に非常ぉ~にうるさい」と言われる私。そのせいでしょうか、なかなか酒も肴も雰囲気も満足できる場所がないのです。素敵な「酒場」を捜し求めてあちこち出かけていたのですが、10カ月ほど前に知人の紹介で行った店が、これまた酒も肴もなかなかおいしくて、頻繁に訪れようと思ったのです。しかし、何回か訪れているうちに、おや?っと思ったのです。会計を済ませた後、レシートを見ると、「呑んでいない酒の金額」が入っているのです。「おかしいな…」。そう思って、呑んでいた時のことを思い出して、わかったことがあったのでした。その店には店長である利酒師と、カウンター越しに調理をしているオーナーがいるのですが、彼らは私が呑んでいる時に、会釈をしながら「いただきます」といって、ビールや日本酒を呑んでいたのでした。その次に、またその店に行くと、またオーナーと店長が、自分で酒を注ぎ、私に乾杯を求める。会計をすると、案の定、同じように彼らが呑んだ酒のお金が上乗せされているのでした。私は腹が立ちました。業務中に酒を呑むのはその店のスタイルだから構わない。でも、客の勘定に手前の酒の勘定を乗せるのは、言後道断だと思うのです。「ここはキャバクラかーーっっ?(怒)」以後、私はその店に行く回数が激減しました。行くたびに、「呑んでもいいですか?」と聞かれ、やんわりと断るのに疲れたからです。酒場は、「酒と肴とサービス(居心地のよさ)」が欠かせません。しかし、この店には明らかに「サービス」がかけていたのです。また、手前の酒の勘定を断りなしにつけ、請求するような人間は「商人」ではなく「商売人」でしかないのです。私が常連として通っていた店は、いずれも「商人が経営する店」で、客から酒を決してたかるようなことはしませんでした。そのうちの一軒は柳屋小さん師匠が晩年、ふらりと訪れていた店で、いつもひばりか裕次郎がかかっていました。そのママ(昭和ヒトケタ世代)はいつも私にこういっていました。「商人は、人に酒を呑んでもらったり、ものを売って商売すること。私はお客さんが『一本おごるよ』と言っても、絶対に勘定につけない。一緒には呑むけれど。それが商人の心得ってもんだよ」私はそのママのことを尊敬していました。自分の親のように思い、誕生日や何かの祝い事には、贈り物をしたり、一緒に出かけたりしていたものでした。酒場とは、飲食だけでなく、人との人間関係をつくる大切な場所である、ということも、このママから教わったのです。だから、件の“キャバクラ居酒屋”の利酒師にも、私はおいしい蔵元を教えたり、一緒に試飲会に行ったりと、お酒のことに関して伝えられることを彼らに伝えたつもりでした。それがおいしい酒と肴を提供してくれる商人への「お返し」だと思っていた私にとって、「知らずにたかられていた」というのは、非常に裏切られたような行為なのでした。「仲良くなる」ことは「客に酒を奢ってもらうため」という心が彼らの中にあったのなら、それはとても残念なことです。最近は生粋の商人魂を持つ店が減り、このような「商売人」がいる店が多くなりました。目先の売上だけを追求して、商売をしていけば、短期的には売り上げが上がるかもしれませんが、リピーターは育たないのです。長期的に見れば、たくさんのお金を落とす顧客さんを失う行為なのに…。世知辛い世の中になったものだ、と感じる雅でした。<お酒メモ>おうちで日本酒・慶紋 東長 1合「東一」の兄弟蔵元。私はこちらの東長のほうが、甘さは在りますが、好みです。酸化しても途中で味が酸くならないようになっており、ある程度長く保存するとアミノ酸がいっぱいになっているでしょうから肌にはいいかも♪・黒龍 純米吟醸 半合しばらく冷蔵庫保管していたのですが、この間の「ひやおろし」よりも味が調っていて、おいしかったです。今、呑みながらメモ打っています(幸せ♪)
2004年12月16日
コメント(6)
ウイスキーって、アルコール度数が高く、呑みづらいというイメージがあります。でも、意外と他のお酒に比べて立派な長所があります。1)ワインよりもポリフェノールがたくさん含まれているお茶などにも含まれているポリフェノールは酸素の毒性を防御する「抗酸化作用」があり、動脈硬化、老化防止、発ガン性予防などに役立つと言われています。2)カロリーが低いビールと比べると、カロリーはかなり低いです。一回に摂取する量はもちろんウイスキーのほうが少ないのですが、同じ量を摂取したとしても約2/3。糖分は約0.01%以下だといわれています。3)胃の粘膜を保護してくれるアルコール飲料には、実はコンジェナーという物質が含まれており、胃の粘膜を守ってくれます。ウイスキーは他のアルコールよりも、コンジェナーの含有量が高いのです。でも、アルコールのにおいがきつくて・・・という方は、軽く呑めるウイスキーの順を覚えてしまいましょう。1:カナディアンウイスキー2:アイリッシュウイスキー3:ジャパニーズウィスキー/スコッチウイスキー4:アメリカンウィスキー(いわゆるバーボン)数字が大きくなるほど、きつく感じやすいので、初めての方は、数字の低いもので、シングルを頼んでみてはいかがでしょうか?ウイスキーのいいところは、「周りから放っておかれる」ことです。少しずつ呑んでいても、「おかわりは?」って聞かれないし、継ぎ足しもされません。ゆっくり呑むことができるので、女性の雅にとってはとても嬉しいです。もちろん、味も大好きなのですが^^最後はいつも、ピーティーなもので〆ます。ちなみに雅はもっぱらスコッチとアイリッシュを堪能しています。<お酒メモ>会社の人と説教居酒屋へ。またもや説教される(笑)ビール瓶1本と、芋焼酎のお湯割りロング2杯(芋は生で呑むべきなのですが、この店の酒は混ぜ物が多かったためです)
2004年12月06日
コメント(2)
おはようございます。我慢できずに、抗生物質をごみ箱に捨て、酒を呑んで朝帰りしてしまいました・・・とほほ。二日酔いは、上手にお酒を呑んでいても、時々起こるトラブルのひとつ。なってしまったことは、元に戻りません。だから、早く治したい。誰もが思うことです。私は、いつも以下のことをやっています<寝る前>・・・「あ、呑みすぎちゃった」と思った時・水をたくさん飲む。※常温で飲んでください。一気のみはせず、ゆっくりと500mlは飲んでください。<寝起き>・・・まだ具合が悪い時・アルカリ性食品を摂取する。アルコールは体内で分解されてアセトアルデヒドと水に分解されます。そしてアンモニアとともに尿として排出されます。アンモニアがアルカリ性ですから、アルコールを体外に出す時は、体のアルカリがどんどん抜けていきますので、酸性体質になります。故に、中和するためにアルカリ性食品を摂取する必要があります。アルカリ食品は主に大豆(いんげん、大豆など)海藻野菜(ほうれんそう、里芋、人参、大根、キャベツなど)果物(バナナ、りんご、イチゴが特に○)きのこ類ですが、雅のオススメは、なんと言ってもなまこ酢。水洗いしたなまことレモン汁1:しょうゆ3:黒酢2であわせたものをつけこみ、ゆっくり水分補給をしたあとのご飯でいただきます。もちろん、呑みながら食べたり、あらかじめこしらえておいて冷蔵庫におきっぱなしにしておいても大丈夫です。あわせだれが面倒な人は「ポン酢しょうゆ」で代用できますのでぜひぜひやってみてください。あ、そうそうアルカリ成分が含まれている富士の水(バナジウム含有水)などの摂取でもOKです。意識的に摂取すれば、リカバリーは早いです。ぜひやってみてください。<お酒メモ>・1軒目レセプション烏龍茶×3・2軒目新橋の居酒屋烏龍茶×3(ここまでは我慢した)↓ついに負けて生中×1・2軒目銀座のバーでバルベニー12Yグレンフィデック12Yいずれもショットで・・・。気が付いたら朝でした。調子こいて、数キロあるいてから、電車にのってみました。もう、若くないのにね^^;
2004年11月19日
コメント(2)
あぁ、口惜しい。ボジョレーが目の前にあるのに、抗生物質飲んでて呑めないなんてぇぇぇーーーーー。すみません、取り乱しました(笑)。本題です。でも、本題はずーっと下のほうにあるので面倒だったらスクロールしてください^^本来、お酒は「楽しく酔いたい」から呑むものだと思うのですが、そうさせてくれないケースに時折遭遇します。雅もいっぱしのサラリーマンですから、月に一度くらいは会社の上司と呑みに行きます。その上司の行きつけの小料理屋に時々足を運ぶのですがこのおばちゃん、なかなか曲者なのです。そう、30代以下の若者がやってくると「説教」し始めるんです。やれ、「最近の若者は挨拶もろくにできない」とか「若いオンナは男からちやほやされるのが当たり前だ」とか。挙句の果てには、上司に相談事をしている時に、口を挟んでくるんですよね・・・。その時のキメ台詞は「あたしは、20代の頃単身でアメリカへ行って、仕事を探して何でもやったわ。住むところがなかったから、現地の男に声かけられて一緒に住んだりもした。人生経験が豊富だから私のいうことに間違いはない!」どうも、このキメ台詞が出ると、帰りたくなります。ママに相談しにきているのではなく、ゆっくり呑みたいから来ているのになーなんて思いながら。私としては酒を呑む調子が狂ってしまうのです。あまりこの店には足を運びたくないのですが、このお店、実は予約しないとなかなか入れない。しかも、5時開店なのに、9時に入るともう閉店寸前のことが多い。23時閉店なのですが、メニューが途中で底をついてしまうのです。何で人気なのか。どうやら「誰にでも説教をするから」というのがポイントらしいです。客のオヤジ数人に聞くと、最近は、悩みごとは増えるのに、叱ってくれる人が少なくなって迷える子羊、ならぬオヤジが多いそうです。悩んで、居酒屋に入って、少し愚痴をもらすと、ママが気勢を揚げて叱咤してくれる。それがオヤジにはたまらないこと、らしい。たいていは家庭があるのですが、奥さんはあんまり口をきいてくれない。だから、その居酒屋で説教をうけていると、自分のことを親身に思ってくれような気がしてきて、非常に癒されるのだそうです。なんか、新手のビジネスにもできそうですよね。でも、世知辛い世の中だな~。
2004年11月18日
コメント(2)
朝早く起きて、酒蔵へ行ってきました。杜氏さんがいらっしゃって、仕込みをすると聞きつけたからです。その酒蔵の商品は、アルコール添加をしない酒蔵だと聞いていたので、非常に期待して行きました。・・・が雅にとって、残念なことがいくつかありました。1)試飲するための環境が悪い試飲をさせてくださるところだったのですが、試飲用の酒は、ふたは開けっぱなし。いくつかのお酒を試飲するときの器はみな同じ。これでは、味や香りはわかりません。また、器を洗おうにも洗うスペースもなく、水道もなかったので、ちょっとがっくりしました。2)仕込み水をきちんと供さない酒を飲む前に「仕込み水は?」というと変な顔をされました。お酒を知る前に、仕込み水で水の味を確認するのは、私にとって儀式のようなものです。以前書いたとおり、日本酒は米と麹と水でできるお酒ですから、まず、水を確認するのは当たり前のことなのです。とにかく、勧められるお酒を断って、まず水を手に入れました。その水は地元の井戸水だということなのですが、臭い。通ってくる管に付着したさびの味がしました・・・。日本の酒文化を守る!と仰っていましたが、こんな環境では、日本酒への関心がますます薄れます。おいしいと思える最低限の環境を整えて、日本酒の啓蒙をするべきです。それから、個人的には、そのお酒に対して米をもっと磨いて精米歩合を変えるあるいは、腕を上げるかしてください!という辛口の評価でした。時間を割いていただいてのは非常に有難かったのですが、・・・ごめんなさい、って感じでした。
2004年10月31日
コメント(0)
日本酒の原料となる「麹」(こうじ)には、肌を若返らせる働きがあります。臨床試験でも美白効果や肌の再生を助ける働きをもすることが、最近認められました。生で冷やして、一日半合(約90ml)から一合程度を呑めば、肌がきれいになります。この時期であれば、昼間日にあたって少し焼けたと思った夜に、適量を摂取すれば、新陳代謝の手助けをしてくれます。日本酒は長期保存しがちですが、「賞味期限」は約1年です。特に、火を通していない、非加熱処理の「生」タイプは、常に要冷蔵にする必要があります。しかし、大多数の家庭では、常温で保存していたり、「高いお酒だから」といって何年も寝かしたりしているのではないでしょうか?先にあげたような保存方法では、体内に取り込んでも、悪酔いするだけです。また、酸化していることで、体にも良くない影響が出ます。せっかくのお酒を台無しにしてしまった!あるいはお酒がのめないけれど、効果を確かめたい!未成年だけれど、お酒できれいになりたい!そんな人は、コップ半杯(半合程度)のお酒をお風呂の湯船に入れてください。(注:湯船を温めたあとにやってください。お酒を入れた後沸かすのは危険ですので、絶対に止めてください)そうすると、皮膚から吸収され、血行がよくなったり、毛穴が大きく開いて、体の老廃物を外に出してくれます。お風呂上りに、湯船がいつもよりも汚れた感じになるでしょうが、それが、からだの「老廃物」なのです。老廃物を出せば、体に吸着しているバクテリアなども排出されるので、悪臭の防止にもなります。加齢臭が気になる、中年男性にもおすすめです。有名な女優さんも、日本酒風呂に入っている、という話をよく耳にします。お金のかからないプチエステ。呑まなくてもできる手軽なお酒の愉しみかたです。よかったら実践してください。私は、素肌のことが多いのですが、おかげさまでいまだにしみはありません。日本酒のおかげだと、思っています。追伸:念のため、アルコールにアレルギーのあるかたは、皮膚に日本酒を数的たらして、赤くならないか反応をみてから、試してくださいね。
2004年10月18日
コメント(2)
ギネスビールは、アイルランドを代表するスタウトです。学生時代、アイルランドを放浪していた時のことです。いつものように、近場のパブに入り、ギネスを呑んでいるとあるアイリッシュが私に話し掛けてきました。「女性はね、毎日パイント(約572mlのギネス)を呑むと体にいいんだ。ギネスの黒は鉄分の黒さ。妊娠中には毎晩ハーフ(1/2パイント)を摂るといい」アイリッシュ・ジョークだと思って、その晩は調子に乗ってセッションとダンスと酒に興じていました。しかし、これ、本当だったのです。ギネスは鉄分やミネラルを多く含んでおり、カロリーも他のビールよりも低いのです。さらに、スタウトなので、炭酸もきつくありません。腸への負担や刺激は他のビールよりずっと軽い――つまり、美容にもよいのです。(腸への大きな刺激は、肌荒れの原因になります。潰瘍性大腸炎や過敏性腸症候群の人は、酒の機会には、炭酸のきつくないお酒を選ぶとよいでしょう)鉄分が補給されるので、貧血気味の人には向いています。女性で生理痛がひどい人にもおすすめです。ちなみに、ギネスブックの「ギネス」はこのお酒の名前からきています。アイリッシュたちがギネスを呑みながら冗談のような記録を自慢し、あるいはそういった風説を酒の肴にしていたことがらをまとめたのが、ギネスブックです。(もちろん現在のギネスブックは、認定制ですので、実際に記録として認められた「真実」の記録集です)蛇足ながら。私の好きな食べ物は「フィッシュ&チップス」ですが、これも、ギネスをやりながらハマッてしまった食べ物のひとつです。口に残ったフライの脂っこさは、クリーミィでほろ苦いギネスを一口流し込むだけでたちまちすっきりします。あとは、コルカノンなんかもギネスに合います。時々家で作っています。機会があれば、違う機会に紹介させていただきます。
2004年10月13日
コメント(0)
中国のお酒「紹興酒」は、「こうりゃん」という穀物から作られています。このお酒は非常にアミノ酸が豊富に含まれています。アミノ酸の種類は・ビールが11種類・ワインが12種類に比べ、紹興酒は21種類も含まれています。アルコール度数は10%後半で、日本酒程度。日本人にとってはやや高めかもしれませんが、あたためてアルコールをある程度飛ばしてしまえば、翌日の二日酔も回避できます。冷え性の女性は、温めて呑んだほうが、冷えに効果的だと思います。このお酒に含まれているアミノ酸には、若返りに必要な「ビオチン」(ビタミンUとも言われています。ビタミンB系の成分です)もあり、肌のしわ、たるみ、かさつきにも効果的です。中国酒は手羽先など、コラーゲンを多量に含んだ食べ物ともよく合いますので、あわせて摂取すれば、おいしくきれいになれるのです。私が10年弱通った中国系居酒屋の店主のお母さんは、70を超えていますが、しわやしみがほとんどなく、白く透き通った肌をしています。毎日手羽先とともに、紹興酒やビールなどを少量とっていただけだとおっしゃっていましたが、実に若返りには実のある摂取方法だったと思います。(古くは柳家小さん師匠や、武術家の大山倍達さんなどがいらっしゃっていた店です)紹興酒はだいたい、地元の酒屋さんや、スーパー、百貨店などで売られています。1本400円~(平均で700円程度)と手軽に購入できます。台湾系(辛口)と中国大陸系(甘口)がありますので、お好みで選んでみてください。
2004年10月09日
コメント(0)
日本酒を選ぶ時、「度数が××度だからうまい」(アルコール度数の強さ)「有名な○○の酒だからおいしい」(ブランド名で選ぶ)という人をよく目にします。でも、それは違うと思います。それでは、何で判断するのでしょうか?私は水で選んでいます。新しい日本酒を呑むときには、まず、そのお酒を造るための仕込み水「だけ」をまず飲みます。仕込み水がおいしければ、その水をベースにしたお酒は自分の舌に合う、「おいしいお酒」である可能性が高まります。いちいち酒を呑んで味を確かめていては、おいしいお酒に出会う前に酔ってしまうことも多いですからね♪ちなみに、ウィスキーに加水(水割)にするときにも、呑む銘柄の地元近くのお水を入れると、よりおいしく呑めます。というわけで、今日は・スコットランドの『ハイランドスプリング』(2L)・ウェールズの『ティナント スティル ウォーター』(500ML)を購入しました。 その帰りに、ギネスビールを2pintと、fish&chipsを久々に堪能しました。日曜日の夜は(翌日仕事なので)ブルーになるのですが、今日はそんな訳で、ご機嫌さんです。
2004年10月03日
コメント(0)
全644件 (644件中 601-644件目)