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岩下の新生姜がパッケージをリニューアルすることになった。従来の巾着型を止めるということだが、このところやたら安売りされていて「どうしたんだろう?」と思っていたので、ようやく腑に落ちた。いまの包装在庫を使い切るためだったのか。リニューアルの原因は、同業他社の類似品の包装のデザインのパクり方があまりにも露骨だったかららしいが、それも頷ける。パクっている会社の代表として「山本食品工業」というのがあるのだが、私も岩下の新生姜だと思って間違って何度か買ってしまったことがある。お値段は岩下の新生姜よりも数十円安いのだが、生姜がしなしなしているし、痛みも早いのだ。間違えて2回ほど購入してしまったのだが、あまりの品質の悪さに、それ以降はしっかりと岩下の新生姜かどうかを確認して、注意深く商品を選んで買うようになったのだった。株式投資においても、似たような業態の会社というのは多い。特に直近のIPOでマザーズ銘柄だと「ECサイト」「化粧品・健康食品」「バイオ」が乱立していて、名前の区別もあんまりよくわからないから、「人気の業態」「流行りの業界」という括りで買われてしまう。企業としての成果が出るのにはしばらく時間がかかるから、十把一絡げに買われるわけだ。このあたり、岩下の新生姜問題と似ているなと思う。8月にサロンFUJIYAMAでお話した時には「この手の株は初心者はまず触らない」とアドバイスしたのだが、業界のリーディングカンパニーの株価が好調だと、似た「ぱちもん」の企業も引っ張られて株価は騰がることは多い。むろんそれは長続きしないから手出し無用なのだが、投機目的なら話は別で「短期で動くから買ったほうがよい」となる。運用期間は一律に「長期だからよい」というわけではない。それぞれの投資家の気質によって保有の長短というのは向き不向きがある。ただ、大抵の人は中長期からはじめてみたほうが、経済や金融の勉強にもなるし、株をたしなむことで社会全体に対して、違った視点で物を見ることができるようになるから、人生自体にプラスに働く確率が大きくなるのかな、と感じている。ところで、岩下の新生姜を安い時期にたくさん買いだめすればよかったのだが、結果的にそれはやっていない。というのも、この2カ月、梅酢で自家製の紅しょうがやらみょうが漬を作っていたためだ。料理とは言えないほど作るのは簡単だし、岩下の新生姜を買うよりも原価が安い。ただ、ハイペースで梅酢を使っていたので、もう梅酢自体を使い切りそうな感じ。新生姜を使ったレシピで漬物作りをするタイミングでのパッケージリニューアルは、財布には少々痛いなぁ。。<お酒メモ>9月1日水曜日MOET 泡 ハーフボトル小布施 オーディエール クレレ メルロ&ピノノワール 1本MICHEL LYNCH ORGANIC ROUGE フランス 2016 グラスで2つ
2021年08月31日
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最近、海運株が好調だ。それなりに相場を見ていて、しかも記録もちゃんととっていないので記憶があやふやなのだが、過去の経験から「海運バブルは相場末期のサイン」だと感じている。相場歴もそこそこ長い(20年以上)の60代の個人投資家さん2人にそれを話したところ・いつも雅は〇〇フラグとか言うよね(俺は気にしない)・確かに自分もそう思っていた。2000年になる前も、バブルが終わるとき、最後海運株が「わっ」とあがったんだよねと、全く別の答えが返ってきたのだった。前回の海運バブルはリーマン・ショックの前年の2007年だったと記憶している。当時、上場していた第一中央汽船(のちに破たん)を筆頭に、ものすごくよく騰がって、私も東栄リーファラインというまぐろ関連の海運株などを買っていたりした(儲からなかった)。海運株はわーと上がって、わーと下がって、その後株価は長期ヨコヨコというチャートを描いている。その低迷期間は、他のセクターより長くてつらい。通常の株が上り龍になるのが10年に一度くらいだとすれば、海運株はもっと長いのだ。だから短期でギャンブルとしてひと相場張る、という割り切りがなければ、わざわざ手出しするのはどうかなと感じている。見た目高配当なので、魅力的なんですが、無配転落とか割と速攻で起こるので、手掛ける場合は注意してください。<お酒メモ>8月27日金曜日クカイオーネ ヴェルメンティーノ ディ ガッルーラ イタリア DOCG 白 グラスで2つ弱小布施 オーディエール メルロ&ピノノワール クレレ 2019 赤 グラスで1つ8月28日土曜日アサヒスーパードライ0 小瓶で2本遊佐 純米吟醸 2合奥の松 サクサク辛口 精米歩合65% 2合半8月29日日曜日反射炉ビア 彩り Orange Haze IPA 小瓶1つ
2021年08月26日
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ご挨拶が大変遅くなりましたが、8月のサロンFUJIYAMAにわざわざお越しいただいた皆様、当日は私のつたない話を聴いていただいてありがとうございました。その際に、投資の才能として「運」というのはやっぱり必要ではないか、それを高める方法はあるのか、という話に若干触れました。9月のサロンFUJIYAMAはそれを受けてかたまたまかはわかりませんが、兼業投資家のとりでみなみさんに「運と投資」というテーマでお話しいただきます。とりでみなみさんは理系なので、私のほわーんとした説明より、より理屈っぽくデータ込みでお話しいただけるんじゃないかなと思っています。もともと9月は要望が大きかった初心者向けの無料株式勉強会「ひよこLOVE」を久々に開催予定で、それをとりでみなみさんに受けもっていただくはずだったのですが、結果的にダブルヘッダーで両方やっていただくことになりました(笑)静岡県も緊急事態宣言が発令され、飲食店の規制が出て懇親会開催は無理なのですが、セミナー会場は以前の緊急事態宣言時とことなり、閉鎖はしないそうなので、サロンFUJIYAMAは開催します。いつまでムダな辛抱をするのかはわかりませんが、10月以降もできるだけ懇親会も含めて開催できるといいなと思っております。よろしければ奮ってご参加ください。サロンFUJIYAMAには「運がいい人」がたくさん集まります(^^)<9月サロンFUJIYAMA>開催日時:2021年9月11日(土) 14:30 〜16:30(初心者向けひよこLOVEは13:30~/無料)場 所:プラサヴェルデ402会議室 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100 サロンFUJIYAMA 14:30 〜16:30テーマ:とりでみなみさん「運と投資」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)ご参加のお申込は、以下の情報をご記入のうえ、吉野エージェンシーの佐藤さん(info@hokenyoshi.jp)までご連絡ください。1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)
2021年08月19日
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ポートフォリオ第1位の東京エレクトロン(8035)の決算発表があった。数字的には自分が想定した通りの好決算&上方修正で、相変わらず安定感あるなーと思ったのだが、嬉しい誤算は、増額された配当が自分が想定していたよりも多かったこと(*^^*)2018年に保有を開始して、当時は1株当たり624円→19年758円→20年588円→21年781円→22年四季報予想1061円。この22年予想が1189円になった。四季報の23年予想配当のレンジにまで食い込んできている。今回は10%程度の増配を見込んでいたが、上振れになって、ちょっと嬉しい。株価は保有開始から3年が経過して2倍以上になっているが、配当もほぼ倍近くなった。増配を重ねて実質配当利回りがよくなっていく株を長くバイアンドホールドするのが自分のスタイルなので、それに素直に応えてくれる株というのはやっぱりどんどん愛着がわいてくるのである。<お酒メモ>8月15日日曜日CANTINA DI SOLIERA ロゼスパークリング イタリア グラスで2つドメイヌ ド・ラ・モット ソービニヨンブラン 白 グラスで3つ信州ワイン 松本平 ブラッククイーン 2019 赤 グラスで2つ半奥尻ワイナリー メルロ 2019 赤 グラスで2つ小布施 メルロ&ピノノワール クレレ 赤 ハーフボトルCALERA ピノノワール 2016 アメリカ 赤 グラスで2つ
2021年08月16日
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マザーズ指数は昨日7月末日(30日)現在、1085.34と、昨年末の1222.01に比べて、11.2%の値下がりとなっている。新興大好き、レバ大好きの個人投資家は結構苦境に立たされていると思う。だいたいマイナス10%くらいが大体の投資家におけるいったんの損切りラインだが、マザーズはボラティリティ(騰落)が激しいから、「いやいや、まだまだ。これから反転する」などと思いこんで、ずるずると損失を拡大させてしまう人が多い。だから今は、いちど目先の節目だといえる。きらりと光るダイヤみたいな株も中にはあるのだろうが、マザーズはいわば新人芸人がたくさんいるような場所で、将来の有名芸人を探すようなものだ。マニアックなものをうまく発掘して自慢することと資産を増やすことは違うわけで、大きな儲けを狙うより、もうちょっと安全域のあるところ(せめてJASDAQ以上)でこつこつ勝負したほうが勝率は高いのだが、値幅が大きいと人は興奮するから、やっぱり言っても聞かない人が多数となるだろう。結局人は見たいものしか見ないし、聞きたい話しか聞かない。ならばその情報バイアスをどう(自分自身で)鍛錬して外すかというのが課題になるのだが、その辺の話はなかなか株のオフ会なり、勉強会でも出てこない。それを突き詰めすぎると(依存症克服や宗教関連のワークショップのような)語り合いに陥ってしまうからだ。そういうのが好きな人もいるが、私は少し苦手なのだ。暑苦しいと感じてしまうのである。メンタルに関する話は、とかく自己陶酔に陥りがちになっているなという感想を持ってしまうことが多いし、とかく(胆力の大小など個人差が大きいので)相互理解をするために話が長くなりがちである。自分の経験譚を背景にするが故に、昭和のおっさんの「俺も昔はやんちゃでさー」という語り草を延々と聞く感じに似ていて、傾聴が苦手な私は疲れ切ってしまうのである。暑苦しくなく、長尺にならない程度に、投資におけるメンタルについての「いい話」が聞ける場所はないのかな、と思ってみたりする。そういう場があれば少しはマザーズみたいな鉄火場に「全力信用二階建」みたいな無茶をする人が減ると思うのだが。奇跡みたいなパフォーマンスがものすごい小さい確率だが、出てしまうが故に、人はマザーズに手を出してしまう。ごく小さい確率で勝った勝者(投資家)は、新垣結衣と結婚できるようなものだが、新垣結衣は市場にはたくさんいない。そっくりさんだってそんなにたくさんいない。深田恭子だって何人もいないのである。メンタルの部分を勉強すると、そういうことがわかってくる。派手なものは避け、自分に合ったレベルの株をそれなりの適正数保有できるようになる。株に自分の感情の起伏を支配させられる機会は減る。
2021年07月30日
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梅雨明けして一気に暑くなった。私はエアコンがあまり得意でなく、なおかつここのところ自律神経が少しイカれているみたいで、まだ寝るときに布団が必要である。そのうえエアコンなし寝ていたら、朝、白文鳥の「文蔵」が私の寝床のそばにある鳥かごの中でぐったりしていた。可哀そうなので、エアコンをかけて眠ると、今度は自分の方が調子が悪い(汗)。どうしたものかなぁ。今日は今年初めての猛暑日で危険な暑さらしいのだが…私、いま窓を開けているだけで、エアコンはかけていない。これでちょうどいいのだが、おかしいのかな(^^;8月のサロンFUJIYAMAの募集が先週末から始まりました。今回は「おい、大丈夫か」みたいなことばかりやっている私が講師を私が務めます。テーマは「買ってはいけない金融商品」にしました。投資初心者が買うと痛い目を見そうなジャンルの株や投資商品の提示とその理由を説明していきます。否定するのは楽な作業ですが、それだけだと救いがないので「こういう買い方をしたらどうか」というご提案も後半の方で触れていく予定です。自分も「欲しいものより、危ないものは避ける」というスタンスなので、そういう視点からお話したいと思います。今年は例年以上に株の売買回数が減っており、なおかつ運用パフォーマンスも個人投資家さんの平均よりあまりさえない状況(今日時点でたぶん+5%ちょっとくらい?)ですが、よかったら聞いてやってください。懇親会も開催予定です。先ほど主宰の吉野エージェンシーさんから連絡があり、席はあと5つ残っているそうです。<8月サロンFUJIYAMA>開催日時:2021年8月7日(土) 14:30 〜16:30場 所:大手町さんさんホール ※久しぶりに駅の南口の会議室です。 静岡県沼津市大手町3丁目5-21 電話:055-963-3134 テーマ:「買ってはいけない金融商品」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)ご参加のお申込は、以下の情報をご記入のうえ、吉野エージェンシーの佐藤さん(info@hokenyoshi.jp)までご連絡ください。1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)3.懇親会の出欠(会費6000円を予定。17時から2時間程度)
2021年07月19日
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指摘されて「なるほど」と頷いたのだが、「ダウ&ドイツ指数」vs.日経平均の乖離率が広がっている。これは米国株のアノマリー(株の法則)であるサマーラリーが正常に機能しているからなのか、それとも日本株の先行き不安を示すものかはわからないが、乖離率が広がっているというのは頭の片隅に入れてトレードしたほうがいいなと感じている。ご存じない方に説明しておくと、米国株の世界では7月の4日から9月第1週のレイバーデイ(労働者の日)までの期間をサマーラリーと呼んでおり、株が高くなりやすい。もちろんならない年もあって、そういうときは「夏枯れ相場」と呼ばれる。まぁ、猛暑と冷夏とか、そういった対比くらいの話で捉えておけばよいのだが、日本株と米国株、どちらを軸に考えるかで今後の投資戦略は変わってくると思う。個人的には、「いくらなんでも他国に比べて弱い日経平均は、今後それなりに乖離縮小をめざして多少はあがるでしょ」とは思っている。逆に「米国株たちがいま高いとしたら、インデックス的には日経平均に収斂していく」わけで、日経平均はここからは「下げにくい」となる。ならば、この間入ってきた配当金で「少しは買ったほうがいいのかなぁ」となる。こういうときは日経平均の構成銘柄や、それに影響されるものを買いたい、と思うのが私の投資方針だ。小型よりも中型。あるいは大型で短期間に売られ過ぎているものだ。また、「これから国策他で上がる潮流」というシナリオやイメージ主体の株よりは、すでに具体的にその潮流に乗り始めて決算でそれなりの数字が出ている企業を買う、ということになる。さて、何を買い増そうかな…新規の株よりは細かい枚数の株たちがポートフォリオに増えてきたので、そこを厚くすることを前提に考えている。
2021年07月18日
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一応、会社員生活を続けていて、ありがたいことに先日ボーナスをいただいた。働きが悪いので、昨年よりも金額は減っていたが(笑)、それでももらえるだけありがたい。このところ引っ越しに加え、ケガの治療代とか、親の手術代その他で、よくわからないままお金をウンと使っていたので、とりあえず何か実入りがあるというのは「ありがとう」という言葉以外にない。もっとももらったボーナスの手取りの倍以上出費しているので「前借り分が少し戻ってきた」という感じだろうか。ただ、そう思う反面、証券口座をひらくと、毎日の「増えたり減ったり」はボーナスの額面どころではない。「平民の自分が、なんで株式市場にこんな金額漂わせてるんだ」とか思ったりもする。だいぶ前は「自分の月給」とか「自分のボーナス平均」といった。ある程度まとまった期間の労働対価と、毎日のポートフォリオの増減を比べてドキドキしていた。でも、そうやっていると仕事が手につかなくなったり、働くことが馬鹿馬鹿しくなるかもしれない、ということに気づいた。ということで、金額の絶対額ではなく、投資金額に対して何%動いた(=増えたのか減ったのか)という「ただの数字」として捉えるように思考を変えていった。そうしないと、日常が「投資金額の増減」に振り回されてしまう。それはよくない。お金は生活に潤いをもたらす手段なので、手段に振り回されるのは本末転倒だ。このスイッチの切り替えは、人によってはとても難しいのかもしれないが、時間をかければ、圧倒的多数の人はできるだろうし、運用で資産が増えた場合には「必ずやるべき、通る道」なのだと思う。知り合いの投資家さんで「今日は4000万円減った」とジョーク交じりに連絡をくださる人がいる。私も「ふーん」というリアクションをするだけなのだが、これって絶対額にすると中古マンション1戸くらいになるわけで本当は大金だ。でもその人の資産額からすれば数%なのだから、そういう意識で会話をするに限る。心が落ち着いていないと、運用はうまくいかないものだ。そうでない人もいるだろうが、少なくとも私にとって株式運用は「ムキになったら負けるゲーム」だ。柄にもなく集中投資しようと思う時に限って大きく外すからだ。よく言えば自分の性格や星回りをわきまえているんである。もともと博才はないので、「ない」という自分の性質をよく理解したうえで、最善のやり方を尽くす。株式投資は「己自身を早く、深く理解して、そのパフォーマンスが最大限出せるやり方に徹する」ことができる人だけが(投資にも自分にも金にも)勝てるんだと思う。スポーツで「心技体」の心得の話はよく出るが、自分の運用では一番「心」が大事かなと思っている。
2021年07月13日
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2週連続で早朝起きてしまった。せっかくの日曜だというのに、かつ前日はお客様が来て泊まっていったので惰眠をむさぼろうと思ったのに。褥瘡から指に入った菌のせいで眠れなかったのである。根負けして、とりあえず家の窓拭きなどをしてから、新しく出た四季報を眺める。前回の春号はほとんど読んでいなかったのだが、「夏号だから」ということで読んだ。ご存じの方も多いと思うのだが、夏号は3月決算の企業の決算および、次期予想が載っているので、他の四季報に比べ、比較性や一覧性において優れている。中長期的に保有する銘柄を考えているのなら、夏号は一番しっかり読んだ方がいいと感じている。このところ小さなロットで株を打診買いしてしまったがために、ポートフォリオには細かい銘柄が散見される。SBI証券では1画面に50銘柄までしか載らないのだが、51銘柄になってしまい、非常に不便なのである。51銘柄になると、一番下に表示される前日比の%増減や含み益などを見るためには次のページに飛ばねばならず、見るときに面倒なのだ。ということで、何か処分してまた1画面に戻さねばならない。最近ヨコヨコの株価の銘柄で、成長性が期待できないもの、なんとなく優待分しか持っていない株から処分すればいつも何とかなるが、今回は保有株で「切る株」のリストアップが難しい。というのも、四季報で「次期予想」「2期先予想」を見てみると、手持ち銘柄のほとんどが「増益」「増配」予想だからである。そういった株を選んできたので、目論見通りなのは嬉しいのだが、それでも「1画面」にこだわってしまい、悩む。しかも意外と「2期先」に配当予想が倍になっている企業が散見される。うーむ。私は「持ちっぱなしで配当利回り(インカムゲイン)が増える株」というのを愛好しているため、この基準からすると「まだ売らないで持っている」が正しいわけで。その割には他の投資家さんがきちっとやっている年間配当受取総額を全く計算していないのだが(汗)、去年よりは増えそうだということは四季報を見て確認できた。ほったらかし投資の基本は「売上高営業利益率が高くて、増配をきちっとしていて、キャッシュフローのかたちがいい銘柄を選ぶ」ことだと思っている。これに、チャートの形が、確度が鈍くても右肩上がりであれば、言い過ぎかもしれないが、どの銘柄でも長期投資で儲かると思う。資産運用は、ある程度、株の勉強をしたら「オタクになりすぎない」「マニアックにならない」ことが大切だと思う。一度入れたいろんな株のテクニックや情報を今度はひとつずつ捨てて、自分が単純に考えてできるやり方をカスタマイズできれば、あとはそれなりに資産形成できる気がしている。でも、何を切ったらいいんだろう…。とりあえず2画面が私はイヤなんだ(><)
2021年06月19日
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7月のサロンFUJIYAMAの募集が始まりました。今回は年1回ペースでお願いしている、アナリストの「ユーラシアの風」さんに、超多忙の中、無理をいって講師をお引き受けいただきました。過去、「プーチン政権と原油」「ユーラシア大陸の地政学とEUとの関係」など、アカデミックな視点から株式投資に関するヒントをいただいています。しかも情報が早い!さすが外交官なども経験されているから事情に敏感なんだと思っています。「いま、水素が来ている」ということで、今回は「水素がなぜ新しいエネルギーとして注目されているのか」ということから、新しい銘柄を見つける礎にしたいと個人的には思っています。必見ですぞ!懇親会も開催します。お店のキャパシティを超えた場合は2か所借りてやろうと思っておりますので、自粛のあく抜けを心から楽しんでください!あ、ちなみに8月は不詳、雅がお話します。「初心者手出し無用の金融商品」というテーマでお話します。業界裏話、与太話も交えてお話しできればと思いますが、まだ手が治っていないので資料が作れておりません(><)<7月サロンFUJIYAMA概要>日 時:2021年7月3日(土)時 間:14:30 ~16:30場 所:プラサヴェルデ 401 静岡県沼津市大手町 1-1-4 電話:055-920-4100講 師:ユーラシアの風さん「水素のおはなし-エネルギーの貯蔵や輸送にも使える優れもの-」(仮) 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)定 員:45名以下、会場より来館者の皆様へのお願いです。●来館される際にはマスクの着用をお願いします。●入館時の手指の消毒やこまめな手洗いにご協力ください。 ●館内や会場内では他のお客様と密にならないよう間隔をとっていただきますようお願いします。 ●発熱又は風邪の症状がある場合には来館をお控えください。また、そのような状況が見受けられた場合、スタッフがお声を掛け、退館をお願いする場合がございます。 ●館内の混雑防止のため、やむをえず入館を制限し、館外やロビーでお待ちいただく場合がございます。 また、状況次第で日程を変更する可能性がございます。<ご参加のお申込について>サロンFUJIYAMAご参加のお申込は、吉野エージェンシーの佐藤友美さんのメール(info@hokenyoshi.jp)に以下情報をご入力の上送信してください。申し込みは先着順とさせていただきます。1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)3.懇親会の出欠(費用は6000円前後を予定)どうぞよろしくお願いいたします。
2021年06月15日
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SBI証券で単元未満で取引ができるミニ株(S株)の買い付け手数料実質無料キャンペーンを今月6月末までやっている。ボーナス時期の資金流入を当て込んでの作戦かな、とも感じる。キーエンスや任天堂、東京エレクトロンなど、1単元買うのに数百万円必要な値がさ株を、小口でしかも手数料無料(手数料相当分を7月にキャッシュバックしてくれるらしい)ということで、値がさ株の動きが良くなってきたように思う。このキャンペーンのミソは「買う時だけ手数料ゼロ」ということで、売るときにはちゃんと手数料をとられるところだ。売るときの手数料はそれなりに高いので、小口で買った投資家は我慢とばかりになるべくホールドする心理になるだろうから、全体的に買い圧力が高くなると考えられる。SBI証券はよくキーエンスなどのノックイン債などを販売しているから、このあたりのポジションを鑑みて、こういったキャンペーンを展開しているのかも。一番いいのは「小口で何回か買い付けて1単元にし、満足いく利が乗ったら売却」する。これは手数料がもっとも少なくする方法かもしれない。いずれ他社もミニ株0円を真似してくるような気がするので、そうしたら、値がさ株には追い風かもしれない。1単元未満だと議決権行使はできないが、配当はもらえるわけだし、値がさ株+高配当を物色するのも手かもしれない。<お酒メモ>6月14日火曜日信州ワイン 白 グラスで2つ骨折箇所が腫れているので、まだ固定を外せません。ということで少な目。
2021年06月14日
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今年は日経平均に劣後した資産増しかしていない。原因は思い当たる。「投資の勉強をさぼっている」からだ。四季報をちゃんと読んでいない、持ち株が買値の2倍になってもすぐに売らない、など、今まで愚直にやっていたルールをさぼっているからだ。買値の2倍になった時点で、持ち株を半分売却するかどうか検討したうえで、「しない」という選択肢を選んで売らないのならいいのだが、ルーズになっている。それがパフォーマンスの低下につながっている。「しない」という選択肢を選んで売らない、は監視している状態だが、適当にほったらかしてそのままにしているのは「さぼり」である。見た目には同じだが、行為としては天と地ほどの差がある。「ほったらかし投資」というと見なくてOKというイメージがあるけれど、意識の部分で気をつけないと、いつまで経っても運用のコツというのは向上しない。自分でも「これではいかん」と思うのだが、最近どうしても興味が湧かない。ある程度のまとまったお金にはなっているので、「ならば、やる気になるまで無理せず休む(放置しておく)か」という気持ちになっている。というよりはむしろ、このところ、「増やす」より「どう遣うか」ということに意識がいっている。せっかくたくさんのお金を増やしたのに、遣い方が下手というか、なんでそんな仕方のないことに使っているのかな~という事例をいくつか目の当たりにしている。誰かが1万円稼いだ時に、同じことをして上手に3万円稼いだとする。だけれど、時価1万円の物を目利きを間違えて3万円で買ってしまったら、結論としては1万円稼いで1万円遣ったことと変わらない。これだったらまだいいが、どう見ても1万円の価値もないものに、5万円とか10万円遣っている。そういう状況を見るにつけ、「もっと遣い方上手になったほうがいいかな」などと痛感するのである。まぁ、生涯でどう考えても飲食(特に酒)で数千万円は遣ってしまっているので、自分もとやかくは言えないのだが、今からでもその他のことで「あ、これはいい遣い方できたかな」というのをやってみたいと思う。それなりの出費で資産が大きく減ったら、また尻に火がついて「さぼり」から「監視」に戻るんじゃないかな、と思っている。まずは身体と心を壊さないようにして生活します。それが一番大事。<お酒メモ>6月13日日曜日ギネス 缶 350mlGOOSE IPA 缶 350mlカタヒ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 1本信州ワイン 赤 グラスで2つ
2021年06月12日
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立会外分売や立会外トレードの銘柄は割とよく見る方だ。理由はいくつかあるが、ウォッチしていていつ買うか迷っている最中の株だったら、間違いなく応募する。そうすると儲かることが多いからだ(というかこれまで損したことはない)。企業が売りたい思惑があって行う立会外分売(またはトレード)だが、応募する側にとって手数料はかからないし、直近株価よりもディスカウントされた価格で買えるので利点は多い。企業も分売実施するのは、株主数を増やしたいとか、鞍替え上場を意識しているとか、ポジティブな思惑であることが多い。増資実施前にいいIRをぶち上げて分売応募を誘い…といった悪質なケースはめったに見当たらないので、自分で銘柄分析をして、検討中の銘柄が分売対象になったら、トライしてみたほうがいいと思う。ネガティブな理由での売り出しは、市場外で大口にまとめて引き取らせるといった方法になることが多いから、このあたり分売は安心して応募している。ただし人気が殺到すれば希望枚数全部は買えない。ポートフォリオが細かい株だらけになってしまうことも起こりうるので、分売で1枚当たったら、追加枚数を何日かに分けて市場で普通に買って、ポートフォリオを安定させたほうが、管理が楽になる気がする。<お酒メモ>6月8日火曜日七賢 特別純米 限定 風凛美山 1合手取川 夏酒 おちょこで1つ蒼空 美山錦 2合あべ 白ラベル おりがらみ 1合弱
2021年06月07日
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沼津で約15年続けているお金の勉強会サロンFUJIYAMA。おかげさまで満員御礼が続いており、申し込み募集から満席までの時間がものすごく短くなっております。女性の比率もぐんと高まっており、会自体も新しいステージに向かっているのかなと思う今日この頃です。立川一さんをお迎えしての6月のサロンFUJIYAMAも満員となっています。ここ数カ月ですが、申し込みをされて、当日お越しにならない方がいらっしゃいます。急な場合は仕方ないのですが、キャンセル待ちの方も常時いる状態が続いているので、できれば事前にお越しになれないことが分かった場合、事務局に一報をいれていただけると嬉しいです。先着順でのご案内のため、古くから足を運んでくださっているリピーターの方も申し込み次第であぶれている状況です。初めての方ももちろんウェルカムですが、来てくださる方あっての場なので、お気遣いくだされば…と思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2021年05月27日
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外債投資から運用をスタートした身としては、株式投資においてはどうも配当利回りを重視するきらいが強いと思う。ただ、「配当利回りがとにかく高いものを保有」というやり方だと、どうも株価自体が伸びないことが多い。なので配当利回りを鑑みつつ株の含み益が増えそうな銘柄「とは」というバランス感で銘柄選びをすることが大切だと感じている。20年近く前に株式投資を始めた草分けの個人投資家・立川一さんも高配当銘柄を多く保有する方で、自分の保有銘柄と一部重複することがある。彼の銘柄で新しいものがあると「ふむふむ」と参考にすることもある。ケガしないやり方で、信用取引をせずに億り人になったのは立派で、立川さんののやり方は運用下手の人でもお金を増やせるコツが満載だと思う。少しずつやり方も進化しているので、3年に一度くらいは講演をお願いしたいなと思い、今回もお引き受けいただけたので嬉しく思っている。今回も時節柄懇親会はできませんが、ご興味のある方はぜひご参加ください。これこそ「手堅いほったらかし投資」だと言えます^^<6月サロンFUJIYAMA> 開催日:2021年6月5日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ 401 静岡県沼津市大手町 1-1-4 電話:055-920-4100講 師:立川一さん(専業個人投資家)「高配当銘柄投資のコツ」参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい) 定 員:45名お申込は、株式会社吉野エージェンシーさん宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
2021年05月17日
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決算時期なので、株価変動が激しいのはわかっているのだが、本日は持ち株のうち3つが値下がり率上位50銘柄にランクインしている(^^;あまりにも珍しいことで、なかなかないことだが、やはり少々しびれる(笑)昨日今日だけで、OLの年収2年分が吹っ飛びましたよ…(´Д`)こういう日はおとなしく家の掃除をしたり、まだ済んでいない諸手続きをやるに限る。朝から仕事開始前まで、クリーニング屋に衣服を持ち込んだり、グリルの掃除、風呂周りの掃除を念入りにやってみたり。やらないことをやったからこうなるのかな。大きく下がった銘柄のうち、2銘柄は逆に買い妙味が出てきたので、指値中。うち1銘柄は先ほど約定した。主力TOP10に入れるくらいまでコツコツ買おうかもしれない。コロナ禍で決算の明暗が分かれているが、BtoBの企業中心にポートフォリオを組み立てているきらいがある私の場合、月次決算や四半期決算の数字でバタバタ売買するわけではない。むしろ決算での急落時には「次の経済のシナリオがどこに行くか。それに関連するど真ん中の企業」を物色し購入する。はたからみたらナイフをつかんでいるように見えるかもしれないが、それが性に合っているみたいだ。でも痛いよー。
2021年05月12日
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3年ぶりに兼業投資家の御発注さんにサロンFUJIYAMAの講師をお願いし、募集が始まったので、こちらのブログで告知をしようと思ったら…瞬殺で満員になってしまった(^^;現在、キャンセル待ちの状態ですが、念のため以下に開催場所他を記載いたします。どうぞよろしくお願いいたします。<5月サロンFUJIYAMA>開催日:2021年5月8日(土)時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ 407 静岡県沼津市大手町 1-1-4 電話:055-920-4100講 師:御発注さん「Q&A」にお答えします参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)定 員:45名<お酒メモ>4月19日月曜日幻舞 純米大吟醸 香り酒 3合弱4月20日火曜日CAVA スペイン 泡 いちごを入れて 軽めにグラスで2つ小布施 ノンボワゼ シャルドネ 白 グラスで2つサンテミリオン 2014年 フランス 赤 グラスで2つ幻舞 純米大吟醸 香り酒 1合シャトーポールマス フランス 赤 グラスで2つ
2021年04月15日
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郵政が民営化したのは、平成19年9月30日、つまり2007年なのだが、これ以前に入れた・定額郵便貯金・定期郵便貯金・積立郵便貯金は、満期後20年2カ月経過すると、払い戻しできなくなる、つまり全額没収となるらしい。おいおい…。もっとちゃんと告知しなよ、と思う(国はあんまりPRしたくないんだろうが)。特に地方在住だと、それなりの年齢の人は郵便局に貯金していた金額比率は高いだろうし、虎の子として預けていて、いずれは贈与や相続で、といって、満期後も預けっぱなしにしている人も多いと思う。預けていれば、その預入額の枠内で、貸し付けも受けられるし、万が一の時のメリットもある。マイナンバーもそうだが、当初「税務の背番号管理にしか使わない」と言っていたのに、いつの間にか免許書だとか、健康保険証と統合できますよ、ポイントもつけますよ、となんだかめちゃくちゃなことになっている。話がずるずると変わっていってるのに、それが世論として「おかしい」と指摘されないと小出しにしながら原理原則を変えてしまう。これは私がよく言う「痴漢理論」(最初に少し触って反応がなければ、どんどんエスカレートしていく)に当てはまる。国が卑怯なことをしてどうする。やるんだったら「変えます」とか「変える理由」を建前でもいいから用意して説明しないと納得がいかないなー。<お酒メモ>4月10日土曜日蒼空 美山錦 2合あべ おりがらみ 1合半Jr.のヒ蜜 半合雅楽代 純米吟醸 1合小布施 ドメイヌソガ ソーヴィニヨンブラン 白 2019 2/3本シャトーポール・マス フランス 赤 グラスで2つ4月11日日曜日シャトーポール・マス フランス 赤 グラスで1つ
2021年04月11日
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Twitterで見て知ったのだが、米国株運用をしている方で「億の資産を築くために、毎月10万円投資用に入金する」という主旨の発言があった。ちょっと驚いた(^^;いや、月10万円入金できるほど、普通の人は生活に余裕はない。この文脈って、そもそも無理なことをいっているなと思った。私は社会人になってから株式運用をはじめた。最初の給料が手取り14万円だった。賃貸マンションを借りたものの、結構な金額で、14万円のうち半分持っていかれてしまった。当時はカネがなかったので、週に1度しか呑みに行けなかったし、大根や人参の皮、キャベツの芯など、あらゆるものを駆使して食事を作った。弁当をこしらえてみたものの、仕事に忙殺して食べる時間はほぼなく、たまに弁当を自分のデスクで食べていると「弁当なんか食うな。そんなものを作る時間があったらもっと仕事の片付けに(時間を)充てろ」と叱られたものだった。そんななか工面したのが、最初は月3万円程度だったと思う。初ボーナスは半分くらい証券会社に入金したのを覚えている(でも買ったのは外債だった)。実際問題、今は社会保険料の料率が昔より上がっていたりするので、バブルの頃入社した50代やそれ以上の年齢の人の「俺の若いころは~」の話は、こと手取りのカネの話になるとまったくアテにならない。給料の額面が頭打ちなのに、そこから持っていかれる額は増えているからだ。理屈は置いておくとして、率直に言って入金投資するのは月3~5万円程度からはじめるのが精いっぱいだと思う。ボーナスで10万円~入金して年間で80万円から、というところだろうか。仮に年80万円入金したとしても、投資しながらで(損を出していなければ)10年でトータル800万円+αお金が増えることになる。これだとそこそこの金額になるわけで。そこから複利で年8%程度~の運用で回していくのならば、60歳くらいまでに億というのは理屈としては可能である。信用取引もしなくていい。ただ、ここで注意したいのは、ポートフォリオに注意するということ。私も米国/英国株は保有しているが、これを100%にはしないほうがいいと思う。日本株は混ぜたほうがいい。なぜなら、向こうはなだらかな右肩上がりを描いている株が多いのだが、これがいつまでも続くかといえば歴史的にはそうではない。30年チャートどころか、もっと長い軸でいちどご覧になったほうが良いと思う。米国株の運用で資産を築いた人たちは昨今「FIRE」と呼ばれているが(注:この呼称は誤用だが、ここではそういうニュアンスで使わせていただく)、多くはリーマン・ショック後からの運用組である。米国株の「いいところ」の時期を見ての達成なので、そこは注意したほうがいい。対して、日本株は新興国株並みに上下動が激しいし、その波が来る回数が多い。新興国株以上に新興国株の動きをしている。バブル後はアベノミクス相場まで長期下降モードだったが、その間にもプチバブルで騰がる局面が何回かあった。これからもこういった波が起きる確率が高い。その波を上手にとることを念頭に置いてポートフォリオを組むのが利口ではないか。私もそうしてきて、ささやかな蓄えを作ることはできたから、もっと賢いみなさんなら、できることだと思う。
2021年04月08日
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バタバタしていてちゃんと見ていなかったのだが、主力の東京エレクトロン(8035)が株価5万円を超えていた。100株単位なので、1枚500万円以上になっているというわけだ。…ビックリ(^^;買値から2倍以上になったら、とりあえず半分売って恩株にする、ということをやっていたのだが、珍しく1枚も売らずにずっと握りしめている。売る理由が見当たらないので、継続保有という感じでやっていたのだが、さすがにすごい金額になってきたので、驚いている。配当も割と高いし、現状では経済の向かう潮流に載っている状態の会社なので、この株を売ってわざわざ買う株が現状、うまく見当たらないのである。キーエンス(6861)も1枚だけ保有しているのだが、こちらも1単元で500万円以上する。なんかえらいことになってきた。<お酒メモ>4月1日木曜日カタヒ ソーヴィニヨンブラン スパークリング NZ グラスで2つシャトーポールマス 赤 フランス 2/3本イタリア 白 1/3本
2021年04月01日
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いよいよサロンFUJIYAMA15周年祭りが近づいてきました。今回のFUJIYAMA自体は定員90名ですが、あと若干名、枠がございます。また懇親会ですが、開催することにいたしました。主宰者とお話して、沼津駅前の大きめの場所を借りることができました。100名以上入れるところに半分程度の人数で、という感じなので、密にはなりません。食事はバイキングではなくそれぞれにご提供というスタイルで、昨今のコロナルールに配慮したいと思います。今から申し込むぞ!という方は、懇親会希望とお書き添えください。どうぞよろしくお願いいたします。 <4月サロンFUJIYAMA> 開催日:2021年4月3日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ301/302(2室借ります) 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100講 師:www9945さん(専業投資家)、とりでみなみさん(兼業投資家) 「禁断の企画!銘柄クリニック」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)3.懇親会参加の有無(懇親会費:5000円)を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。また、緊急事態宣言発令は静岡県内では解除しておりますが、いろいろ物々しい状況なので、ご参加の際には以下の項目を各自ご確認ください。 1.体調不良の有無(体温が37℃ないし自覚している体調変化) 2.味覚・臭覚異常の有無 3.海外渡航・滞在の有無 過去2週間の状況で該当項目があればPCR検査を受け陰性であればご来場ください。<お酒メモ>3月24日水曜日イタリア ピノグリージョ 白 2/3本
2021年03月25日
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4月サロンFUJIYAMAの募集がはじまりました。サロンFUJIYAMAと名前がつく前からも含め、勉強会を始めてから足かけ17年(!)にもなります。最初は軽く声をかけられてお手伝いをはじめたものの、まさかこれほど長く続くとは思っていなかったので、自分でもびっくり。ただ、お越しになる方の人柄や、運用に対する姿勢がいいことが、長続きしているコツなのかもしれません。「カネさえ稼げればいい」というタイプは、不思議と居つかないので(笑)、この会自体が「人を選んでいる」のかなと思う今日この頃です。最近の参会者は、「これから株式運用を始めるため勉強したい」という初心者の方や「塩漬けばかりで、今度こそ利益を出せる考え方を身につけたい」というリベンジ組の比率も増えており、今回15周年記念として、あえて普段だったらやらない企画として「銘柄クリニック」という題目で、銘柄選択の考え方を中心にお話していただこうと思います。2月の参加者に募った40数銘柄全部の現在のバリュエーションを、講師の2人に〇△×で分析してもらい、その傾向を洗い出したうえで、これからどういう銘柄およびセクター選択をしていくかということを深堀します。さらに、そのうちの数銘柄、もしくは講師が気になっている銘柄を挙げたうえでその業態分析をしていただくという企画です。講師の2人は毎年1度は講演していただいており、さらに投資手法に関して再現性が高い、あるいは多少ズボラな人でも参考にできるやり方をしているので、いい意味で敷居が低いやり方を開陳してくれることと思います。普段借りている会議室スペースの倍を借り、今回は定員90名でのご案内となります。過去の講演の講義資料なども閲覧できる状態にいたしますので、アーカイブなどもお手に取ってみていただければと思います。ジム・ロジャーズの愛弟子の林則行さんの資料や、元大蔵省のファンドマネジャーの講義録など、懐かしいものがたくさんありますので、ぜひご覧ください。懇親会は今のところ「なし」の予定ですが、個人的には夕飯をどこかで何人かと食べようと思っております。お泊まり企画はまだ部屋の確保が済んでいないので未定ですが、確保出来次第、ご案内しようと思います。どうぞよろしくお願いいたします。<4月サロンFUJIYAMA> 開催日:2021年4月3日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ301/302(2室借ります) 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100講 師:www9945さん(専業投資家)、とりでみなみさん(兼業投資家)「禁断の企画!銘柄クリニック」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。また、緊急事態宣言発令解除しておりますが、いろいろ物々しい状況なので、ご参加の際には以下の項目を各自ご確認ください。 1.体調不良の有無(体温が37℃ないし自覚している体調変化) 2.味覚・臭覚異常の有無 3.海外渡航・滞在の有無 過去2週間の状況で該当項目があればPCR検査を受け陰性であればご来場ください。このほか、飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わりといった場面でも感染が起きやすく、注意が必要です。また、状況次第で日程を変更する可能性がございます。会場からの要請で人数を制限しています。
2021年03月15日
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日経平均が下落するときは、日経平均以上に手元のポートフォリオは下がり、日経平均が騰がるときには日経平均ほど(ポートフォリオ)は騰がらない。昨日(24日)は現物運用で分散投資のはずなのに、3%も下がった。信用をやってる投資家さんよりも喰らったので、「何か悪いことしたかな?」などと思案する今日この頃。株以外のことは、割と順調というか、毎日楽しく、濃く生活しているのだけれど(^^;2月18日に募集開始した3月6日のサロンFUJIYAMAですが、おかげさまで2月のサロンFUJIYAMAに続き満員御礼となりました。米国のゲームストップ株高騰の一件で、最近「株式市場はバブルなのか」という論議が盛んだが、確かに個人投資家&初心者が増えていることも一因かもしれない。講師がDAIBOUCHOUさんということも多分にあるとは思うのだが…。初心者が増えるということは相場が爛熟期にさしかかっているということ。昨日個人投資家さんたちと久しぶりに一献したのだが「相場のピークはいつか」という話題に花が咲いた。個人的には今年いっぱいはいけるんじゃないかと思っていたのだが、他の方々はもっと短いと予想していた。そろそろ撤退するときのシナリオや、(運用金額の)減資など、少しずつ考えていかないといけない。
2021年02月24日
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3月サロンFUJIYAMAは、年1度お願いしているDAIBOUCHOUさんにご登壇いただきます。名前からもそうですが、もともと「大膨張」という株的には縁起のいい名前なので、(相場がそうなるようにと)意識的に毎年1月にお願いしていたのですが、いつも1月だと「いつも同じ時期というのは講師依頼をしている自分の怠慢なのかな」などと疑心暗鬼に駆られてしまいまして、今年は3月に依頼いたしました(^^)再度の緊急事態宣言下なので、残念ながらオフィシャルの懇親会は設けていないのですが、個人的にサロンFUJIYAMA終了後、少しご飯でも食べて帰ろうかなと思っております。4月はサロンFUJIYAMA開始15周年記念なのでお泊り会、やりたいなと考えております(できるかな)。4月に関しては節目ということで、講演の部屋を2つ用意しました。密をさけつつ、計180人収容できる場所で開催します。記念展示も考えておりまして、www9945さんの掃除夫時代の、蔵出しショット(Twitterのイラストに近い若い時代)などご用意しようかなと思います。歴代のセミナーのレジュメの陳列など、いろいろ検討しておりますので、よろしければお越しください。どうぞよろしくお願いいたします。<3月サロンFUJIYAMA> 開催日:2021年3月6日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ401 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100講 師:DAIBOUCHOUさん「2021年有望銘柄を考える」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの鈴木さま&杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。■緊急事態宣言発令に基づき、ご参加の際には以下の項目を各自ご確認ください。 1.体調不良の有無(体温が37℃ないし自覚している体調変化) 2.味覚・臭覚異常の有無 3.海外渡航・滞在の有無過去2週間の状況で該当項目があればPCR検査を受け陰性であればご来場ください。このほか、飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わりといった場面でも感染が起きやすく、注意が必要です。また、状況次第で日程を変更する可能性がございます。会場からの要請で人数を制限しています。
2021年02月18日
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1980年代のバブル時に相場に携わっていた人の何人かに、このところ会う機会があった。理由は各々異なっていたが、「ひょっとしたら日経平均が5万円とか、6万円になる可能性がある」というようなことを言っていた。私はその時代のバブルの時はまだ幼かったし、もちろん相場を見ていたわけではないので、何度も言えないのだが、その当時を経験している人の感性から出た発言というのは、ちゃんと記憶しておいた方がいいと思っている。もしそうなるのであれば、個別株でポートフォリオを組んで、日経平均にかなりおいてけぼりされている状態の私は、インデックスなどの組み入れも検討したほうがよいかもしれないと感じている。実際、おとといは日経平均採用銘柄以外はあまり買われておらず、「日経平均ならばよい」という形での相場なら、それに合わせた運用をするしかない。運用もビジネスも「相手(相場)に合わせる」ことが肝心だ。そこに「自分の思い」とか「気持ち」を込めるのは自由だけれど、「思い>相手」というやり方でうまくいった試しはない、というのもまた真実なのである。<お酒メモ>2月16日火曜日ハウス白ワイン チリ グラスで2つ蒼空 おりがらみ 2合半鳳凰美田 1合半 …あと珍しく覚えていない(汗)
2021年02月17日
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日経平均がぐいぐい騰がっているのに、手元のポートフォリオはさえない。でもこれはまだいい方で、・小型株は(日経平均などの)指数に反して騰がらない・相場に割高感があって現金化したので、この上昇で再INするのをためらっている・天井圏だと思ってカラ売り比率を高めたため、踏みあげられてトータルで儲かっていないという話をちらほら聞く。馬鹿ロングしている自分の方がまだましなのかもしれない。だいたい騰落レシオや他の過熱を示す指標が警戒ゾーンに入っていても、警戒している人が多いうちは騰がるものだ。もう限界、と思うところからちょっとだけ引っ張るのがコツなのかな、と近年は感じるようになった。こういう相場で一番いいのはスキャルピングやスイングトレーダーである。売買高はあるので、1日で値幅の大きい銘柄に参戦すれば、それなりに儲かる時期なのではと思う。<お酒メモ>2月15日月曜日王祿 丈径blue 純米吟醸生 3合 開運 純米 1合弱
2021年02月15日
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目下3Q(第3四半期)の決算シーズン。決算がよいか悪いかを予想して株の値幅を取ろうとすることを、俗に「決算プレイ」というが、近年、決算の善し悪しと株価が比例関係にならないことと、もともと決算プレイは短期であることから「ギャンブル的な要素」があるので、私はやらないことにしている。ただ、決算を細かく見ている投資家さんから「この株どう思う?」的なことは聞かれることはある。その銘柄のいくつかは決算短信とチャートを開いてざっくりと割安か割高か、やっている会社の事業モデルが、今後伸びそうなものなのかを見て、頭の片隅に置いている。マザーズやIPOしたての銘柄は基本保有しない方針だが、そういうのでいい決算を出したものなどを教えてくれることもある。数年たってからのんびりとそういう銘柄を手掛けたりすることはある。節分天井、彼岸底というが、たいていの暴落は2~3月に来ることが多いが、近年は3月の方がより注意したほうがよい。昨年のコロナショックも3月に入ってからがひどかった。おそらく2月に入り下落相場になって、いったん騰落レシオなどを見て「割安」と判断して、無茶な信用買いをするトレーダーが増えているからだと思う。ゆるい計算をしてみたら、2020年末比に比べて日経平均株価は+7.5%とピッチが速い。私はそれよりもずーっと劣後している運用成績だが、なんだか1日のポートフォリオの増減が激しいので、その数字についていくのが精いっぱい。まったりとその様子を眺めている。あと年末まで10カ月あるので、変な減らし方をしないようにしたい。<お酒メモ>2月11日木曜日レ・ドゥ・ヴァッシュ・ルージュ フランス タナ100%のワインで牛肉との相性が最高^^ 1/2本明石ブルワリー 山田錦ビール 100ml王祿 丈径blue 純米吟醸生 2合
2021年02月11日
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お寺で坐禅を組むのを、大体月イチペースでやっているのだが、毎回坐った後に、住職が話をしてくれる。今回は「自灯明 法灯明」の話だった。かいつまんで説明すると、これはお釈迦さまが亡くなられた2月15日の前に、弟子でありいとこの阿難にかけた言葉である。「あなたが死んだら私はどうしたらいいのかわからない」と泣く阿難に「自分はすべてのことをあなたに伝えた。消える私自身は幻なのだから、伝えた教えに従って、自分の中にある『灯』(真理)に気づき、その灯で自分自身を照らして生きていきなさい」(自灯明 法灯明)と諭したというものだ。これはまことにその通り。お寺も含め、私はたまに宗教家のところに足を運ぶことがあるのだが、そこに行くといわゆる「出家した人」とか「修行中の人」がいる。たいていは先生であったり住職に低頭して「はい、はい」ということを聞いているのだが、「どうしてあなたの先生がそういう命令をしているのか」を考えずに、ただ言われていることをしているなぁと感じることがある。弟子をいいように顎で使う宗教家もいるかもしれないが、その命を受けて行う動作に含まれている意味とか気づきが起こらなければ、仕える必要はないと私は思う。修行の絶好の機会なのに、与えられている修行について考えていないからだ。坐禅した寺の住職は、カリスマのある人にすがるろうとする人を「人形」と評したが、まさにそうである。これは投資にも言えることで、「儲かっている人の銘柄だから」というのは、その有名な人間自体にすがっているだけであって、再現性がない。本来、カリスマ何某(なにがし)がどう考えてその銘柄を保有しているのかという「考え方」をパクる必要があるのに、パクっているのは外形としての「銘柄」。あぁ勿体ないと思うのだが、考えない人は延々とそれを繰り返す。自分のしっぽを追いかけている犬のようなもので、ぐるぐるやっているうちに一生が終わってしまう。残念である。そういう人は諭しても聞かない。目の前の銘柄をパクり続ければなんとかなると思っているからだ。うまい話は続かない。じゃんけんでずっと勝ち続けることなんてなかなかできない。わかっているけれどやめられない。それは人間が弱いからだ。「自灯明 法灯明」みたいなことを説き、「みんなに投資の考え方を学んでほしい」という有名投資家は多い。ただ、そういう人は2種類あって、「建前のきれいごとで、よく見られたいだけ」の人と「本心からそう思っている人」に分かれる。前者は結局、自分の銘柄の提灯買いをして高値をつけてくれるレミングやイナゴが欲しいだけだ。そういう人に会うと、言い方は悪いが据えた匂いがする。よく炎上したりする有名個人投資家は、たぶんそういう困った人である可能性が高いんだろう。考え方というのは、そばにいるだけでも伝染する。ウイルスと同じだ。だから「なんかおかしいな」と感じたら、そこから離れるのが一番良い。自分が「これだ」と思う灯りを持つ人を探しに行った方が悪い結果にならないはずだ。<お酒メモ>2月9日火曜日澤乃井 純米吟醸 1合弱蒼空 美山錦 3合
2021年02月10日
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ポートフォリオで少し強弱がついてきたので、以下メモ。米国の半導体関連の指数が一時弱くて、半導体関連の銘柄が軟調となり、ポートフォリオがその影響を受けていた感じだったのだが、一服した感じである。年初来は日経に劣後していてそう大してプラスではないのだが、ここのところ鼻息が荒い人の話をちらほら耳にするので、あまり構わないようにしている。だいたい、一緒になってムキになっていいことがなかったからである。「無駄に勝負しない」。これ、相場の鉄則です。運の総量が決まっているのなら、本当に大事な時にそれを使うのが賢いやり方だと思っている。<ポートフォリオTOP10> ※時価総額順。2021年2月9日現在、ザラ場1位 東京エレクトロン(8035) 2位 A&D(7745)3位 LIXILグループ(5938)4位 東京海上HD(8766)5位 ワークマン(7564) 6位 トランザクション(7818) 7位 シーティーエス(4345) 8位 綿半HD(3199)9位 ウェザーニューズ(4825) 10位 ローム(6063)1位の東京エレクトロンは買値から2倍以上にはなっているが、恩株化しておらず、珍しく馬鹿ロング中。A&Dも3Qが上方修正で増配を発表したので、こちらも継続保有。LIXILグループもいい感じで騰がっています。4位の東京海上HDがほぼヨコヨコの株価なので、相対的にそれ以上の上位銘柄が元気だという感じがみてとれる。万年11位だったロームの株価がじわじわ騰がって、安定的に10位圏内に入っているのが嬉しいです。保有株のキーエンス(6861)をもう1枚買い足すかどうか、最近思案中です。<お酒メモ>2月8日月曜日モルドバワイン カベルネ 赤 グラスで1つ王祿 丈径blue 純米吟醸生 3合半而今 特別純米おりがらみ生 半合
2021年02月08日
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珍しい2月2日の節分は割と強い風が吹いていた。豆腐屋に豆乳を買いに行く途中、男の子2人の兄弟が、鬼の面をかぶってふざけていた脇を通り過ぎたときに、風が起こり、被っていた鬼の面を吹っ飛ばしてしまった。お面は私の脇をころころと通り過ぎてしまった。摂り損ねた。それを見て、子供たちは木枯らしのように私の横を矯正とともに駆け抜け、お面を追いかける。元気でよろしい。令和の子供たちのその姿はまるで昭和みたい。その後、近所の和菓子屋で、炒り豆を1袋だけ買う。朝炒ったばかりなのでとても香ばしい匂い。北海道の大豆だという。今年は収穫が芳しくないと聞いていたし、鬼にもなんだか悪いなと思ったので、結局投げずにぽりぽりと齧って節分を越えた。カレンダーを見やると、もう今週土曜日はサロンFUJIYAMA。3月以降のラインアップも決まっているところまでは以下ご案内いたします。4月はサロンFUJIYAMAが丸15周年ということで、記念講演として企画を立てていたのですが、少しおふざけというかお祭り感にある企画として「銘柄クリニック」という禁断の企画をやろうと思います。2月6日のサロンFUJIYAMAにお越しいただいた方に紙をお配りしますので・気になっている銘柄・株式投資に関する質問についてざっくばらんに書いていただき、それに講師が無双で回答するというものです。また、記念展示をやろうということで、15年前の歴代講師陣の写真とか、演目や講演内容のレジメの開陳なども考えています。家の片付けで、ものすごく昔の写真がぽろぽろ発掘され、一部を呑み仲間に見せたところ、今とあまりの違いに爆笑の渦。コロナ禍ならぬコロナ下で「渦」巻いてます(><)4月サロンFUJIYAMAには、ましな写真だけ数枚持っていこう…。<今後のサロンFUJIYAMA講師予定> いずれも沼津駅前周辺で14:30~16:30開催予定です●3月6日 個人投資家・DAIBOUCHOUさん●4月3日 元掃除夫投資家・www9945さん/兼業投資家・とりでみなみさん他「銘柄クリニック&質問無双」●5月8日 兼業投資家・御発注さん ※第2土曜日開催です●6月5日 高配当投資家・立川一さん●7月3日 アナリスト・ユーラシアの風さん「水素をテーマにしたお話」<お酒メモ>2月1日月曜日テヌータ サンアントニオ テロス イル ロッソ 2015 赤 イタリア ハーフボトル2月2日火曜日ネグロアマーロ100% 赤 イタリア プーリア州 ハーフボトルアスティカ シャルドネ 白 アルゼンチン グラスで1つハートランド 生 ふたくち
2021年02月03日
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書類を整理していたら、平成17年に野村証券から届いたはがきに、手書きのメモが挟み込まれていた。村田製作所ローム石原産業シマノカゴメ三洋電機トヨタソニーと書かれている。おお、この頃からロームに注目していたのか私。なんだかほほえましくなった(ちなみに保有し始めたのは3年前)。昨年、村田製作所も気になっていて打診買いしようと思い、指値をしたものの、約定せずにそのまま放置している。けど、急にメモが出てきたこともあり、これも一種の巡り合いというか「ご縁」だし、買ってみようかななどと感じたのだった。おそらくカゴメ云々以下の銘柄は当時保有していたものの覚書だと思う。ベタな株をいろいろ持っていたなと懐かしくなったのだった。<お酒メモ>1月25日月曜日吉乃川 杜氏の晩酌 ふぐひれ熱燗で2合 ←こちらのほうが美味しい吉乃川 雪中貯蔵 ふぐひれ熱燗で2合1月26日火曜日小布施 日本酒 6号酵母 5合
2021年01月26日
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お金について学ぶ勉強会「サロンFUJIYAMA」のお手伝いをして15年近くが経つ。正直、当初はこんなに長く続くものだとは思わなかった。初期メンバーと現在とでは、顔触れもだいぶ異なっている。ただ組織と言うのは、それ自体も「生き物」みたいな存在だと思っていて、常に新陳代謝はある。この15年で、そこから零れ落ちずに、お手伝いというかたちで係われているのは私にとって幸いだったと思う。講師を連れてくるだけではなく、足を運んで話を聞きに来てくださった方から学ぶことというのが、やはりものすごく多くて、私の中でなくてはならないものになっている。サロンFUJIYAMAでお会いしたことがきっかけで、普段づきあいしてくださる方もいる。おかげさまで退屈しない毎日を過ごしている。「なんだかんだいろんな人が構ってくれて忙しいんでしょ(ウリ、ウリ)」と先日やられたが、「ははは」と笑ってごまかしたものの、確かにそうだと思った。そういう大切な場だからこそ、常に「講演の趣向やテーマをどうするか」というのは頭の片隅にある。いまはあちこちで投資勉強会もたくさんある。マンネリにならず、他の勉強会と演目が被らず、かつ「会の規模を競うのではなく、どういう人に何を伝えるのか」ということは心掛けている。変な言い方だが、自分の良心に照らして、「1年通してサロンFUJIYAMAに参加して、ここの話が役にたったな」と来た人が思えるようにしようとは思っている。ということで、今回は初登壇の個人投資家・愛鷹(あしたか)さんをお招きしました。彼の投資手法は「10倍株を探して、それで儲ける」という方法。普通10倍株というのはなかなか見つけることができないし、そういった株を見つけるのはその人の感性がずば抜けているから、というのが定説。つまり、誰でもできる再現性がないわけです。ところが愛鷹さんの話を聞いて「なるほど」と思ったのは、彼は10倍株を当てるのに「再現性がある」やり方をしているというと気づいたからです。それをご自身の口から開陳していただこうというのが今回の主旨になります。つまり「パクれる」手法だということです。「これは(いろんな意味で)すごい手法だな」と思ったのは、有名個人投資家で言うとwww9945さん以来だったので、しつこく口説いてお越しいただけることになりました。新型コロナウイルス自体よりも、それに対して構えている世相のほうが殺伐として、凶悪になっている今日この頃ですが、「気にならないよ」という方はぜひお越しいただけると幸いです。世の中的に憚られる状況なので、残念ながら懇親会はないのですが、講演自体は聴くと元気になること、請け合いです。よろしくお願いいたします。(^^)<2月サロンFUJIYAMA> 開催日:2021年2月6日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ407 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100講 師:愛鷹さん「10倍株(テンバガーの見つけ方)」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。注意事項:静岡県で感染経路不明の新型コロナウイルス変異種の感染者が確認され川勝知事は、独自の「感染拡大緊急警報」を発令しました。変異ウィルスは従来型より感染力が強い可能性がありますので特に注意が必要です。以下の項目を各自ご確認ください。1.体調不良の有無(体温が37℃ないし自覚している体調変化)2.味覚・臭覚異常の有無3.海外渡航・滞在の有無過去2週間の状況で該当項目があればPCR検査を受け陰性であればご来場ください。
2021年01月22日
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「今の相場はバブルだ」という人をちらほら見かける。私はそれに賛同するかしないかは、正直何とも言えない。よくわからないのだ。そういう時には情報収集して判断するに限る。以下は気づいたこと。1)「コロナ怖い」の中、投資セミナーへの、初心者の関心が高まって集まっているところには人が来ている。いわゆる「イナゴ」という相場の「こやし」がまだ途切れていないどころか増えている模様。2)日経平均主導で相場は相変わらず活況である。SNSでは強気の人よりももうピークだよ、という声が多いので、ひょっとしたらテンプルトン卿の格言「(相場)は懐疑の中で育ち」の段階なのではないか。3)上記のように考える理由として「ネット保守」の運用者がこぞってリスクオフ&金保有を推奨しはじめていることも私の頭でひっかかっている。アメリカの国内政治が混乱していてもそうすぐにはガラにはならない。忘れた頃にガラは起こる。4)不動産も強気で、いわゆるカネ余りが局所的に起こっている状態。これは不景気の株高という言葉の局面ではないか。ということで、長くは引っ張らないが、今伸びている株は、一部刈り取ったら、そのままボーボー伸ばしていこうかなと思っている。1)のこやしは増えているものの、この人たちが必ず「小型株」に行くかは定かではないので、銘柄選択の時価総額については、中型株中心で行こうと思っている。
2021年01月18日
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1月のサロンFUJIYAMAの講師のukiさんが、2~3月のコロナッショックがいかに異常なものだったかを、PERやPBR、騰落率などいろいろなデータを分析して説明してくれた。非常に役に立った。ざっくり言うと2020年の日本株年間パフォーマンス傾向は、大型株≒中型株>小型株割高株>PBR1倍割れ割安株というわけで、小型でバリュー株投資をして、レバレッジをかけていたら「暴落時に追証になる確率が高く損切りせざるを得ない」相場だった。つまり、ネットやマネー誌で有名な億り人がやっているオーソドックスな投資をマネると「死ぬ相場」だったわけだ。億り人たちは、自分たちの身が危うくなればなりふり構わず行動するし、オプションその他、普段やらないことまで駆使して生き残りを図るから別にどうでもいいのだが、これをマネた人はものすごく大変だったと思う。また、日経平均は約16%の上げだったが、TOPIXの年間パフォーマンスは4%台ということで、大型株、中型株のウエイトが多い現物投資(でかつ日経平均採用銘柄で騰がった株を主力で持っていた)の自分が、なるほどマシだったのも頷ける。この流れはまだ続くと思う。コロナ禍でのいびつなマネーのばらまきが、貧富の差をより拡大させ、二極化する気がしている。自粛で儲かる側の「カネ余り」の中で、行き場を失ったマネーは「短期で稼ぎたい」という射幸心の強い人を巻き込んで、株にも流れ込むだろう。大きなマネーほど小型ではなく、指数やインデックスなどで粗い動きを見える。だから大型株や中型株に継続して張る、で私はよいと思っている。今年のNISAではまた配当目当てで東京海上(8766)をお腹いっぱい購入。昔、小型株ばかりいじってパンパンに信用を張る老投資家に「お前の運用は投資信託の運用みたいでつまらない」と言われたが、付き合いを断(た)ったおかげか、自分の投資の軸足がきちんとなり、むしろそこそこ儲かるようになった。非常に感謝している。「付き合いで投資をしちゃいかん、いかん」ということを改めて実感している。そんなわけで2021年も「つまらない投資」を淡々と続けたいと思います(誤解のないように申し上げると、決して卑屈な気持ちではなく、運用ってそういうものだとつくづく感じています)。<ポートフォリオTOP10> ※時価総額順。2021年1月13日現在、ザラ場1位 東京エレクトロン(8035) 2位 A&D(7745) 3位 東京海上HD(8766)4位 ワークマン(7564)5位 LIXILグループ(5938)6位 綿半HD(3199)7位 シーティーエス(4345)8位 トランザクション(7818) 9位 ウェザーニューズ(4825)10位 ローム(6063)注:昨年、Eストアー(4304)を買値から2倍ちょっとになったので半分売却し恩株に。その売却資金の一部を使って、東京海上HDをNISA枠で買い付けています。
2021年01月08日
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私のNISA口座の運用はどうも下手らしく、通算でマイナスである。何故だか知らないのだが「入れたらその後下がる」ことが多く、完全に銘柄選択が「曲がっている」。仕方ないので、近年は東京海上HD(8766)一択にしている。理由は・ディフェンシブなセクターで、10年チャートが穏やかな右肩上がり・保険会社の大手の中でも、損になる保険はカバーしない手堅さ・わりかし高配当(4%台)なので、下値不安が小さい分、非課税の債券感覚で配当を享受できるという3つからである。それでも、私が買ってからはどうもさえなくて、未だ含み損である(ToT)そうはいっても、損益幅は数%なので、1年保有して配当をもらったらトントンになるくらいなので、5年トータルで持てばなんとかなるかなぁ…と思っている。「配当目当てなら(もっと利回りの高い)JTにしておけば」ともいわれるのだが、JTのチャートを見ると心停止というか、右肩下りなので、5年という軸で持つことを考えると、保有したくないなと言うのが正直なところだ。「NISAは東京海上一択」にしてから3年目。今年はまだ買い付けてはいないけれど、すでにNISAポートフォリオの時価総額50%を占め、集中投資になっている。私にとってNISA口座はもはや東京海上の配当を受け取るだけの「非課税銀行預金」と化している(^^;<お酒メモ>1月3日日曜日カタヒ NZ ホークスベイ 白 グラスで2つ半
2021年01月04日
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大納会がいつだったのか、ということもよくわからないうちに、大晦日になってしまった。今週はザラ場をまったく見ないで懇々と仕事をしている日が多かったなぁと思う。それほど意識が仕事>株だったんだろう。今年の全資産の運用成績は、概算で+14.92%でした。キャピタルゲインから召し上げられて納税した分や配当金も込み込み。また、左から4桁目以降は切り落として足し算をして、ざっくり計算したものなので、まぁザルなんですが、いつもそんな感じなのでお許しください。日経平均が+16.01%だから、1.1%ほど劣後していることになる。まあインデックスの方が運用が上手という結果になったのだが、これは相場が下手な自分の素直な成績なので甘受したいと思う。ただ、日経平均の押し上げ幅に貢献した「年初来でプラスになった銘柄」は74だそうで、このうち上位7位というのがネットに公開されていた。押し上げた上から順にファーストリテイリング(9983)ソフトバンクG(9984)エムスリー(2413)東京エレクトロン(8035)ダイキン工業(6367)中外製薬(4519)信越化学工業(4063)だそうである(12月25日時点)。私は主力第1位が東京エレクトロンで、これがおかげさまで2倍になったので、これが貢献したと感じている。また、上記7銘柄を見ると、ウォッチしていたエムスリーもかなり騰がったので、このあたり目をつぶって買っておけばよかったな(笑)。半導体系が2銘柄入っていることもあり、来年もこの辺の銘柄は意識して保有していきたいと思う。ここ数年、運用をしていて頭がおかしくなってしまった人を何人か見かけている。12月に入っても、10年来の付き合いがあった人が「おや?」という状態になっていた。老いからくるものなのかもしれないが、その人がまだ正気だったころにこんなことを言っていた。「人はあるとき、突然おかしくなったりする。どうして変わってしまったのかは考えない方がいい。自分もそういう人を何人も見てきたから」自分もいつか「変わっていない」と思いながら、周りから見たらおかしくなってしまう日がくるかもしれない。傲慢にならずに、人の話を聞き、相手との距離感も図りながらお付き合いすることを心掛けないといけないなと感じたのだった。正直、お金をいくら欲しいとか、そういうのがなくなってしまって、ベンチマークとしての日経平均やTOPIXと、自分の運用結果の距離を測っているだけなので、お金に対する欲望というのがものすごく薄れてしまった。いまは、漂っている、という表現がぴったりかもしれない。だから、お金に振り回されておかしくなった人を見ると、とても悲しいというか、虚しい気持ちになる。お金は大切だし、必要なものなんですけれどね。
2020年12月29日
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今年は例年以上にあわただしい年末になっている。忘年会はほぼないのだけれど、全く余裕がない。老化のせいで処理が遅くなっているのかもしれない。リモートワークで新規の仕事の開拓がしづらくなっているのも痛手である。これで対時間の生産量が落ちている気もする。今日もまだ食事ができていないのだが、なんだかずっとあれこれやっている。明日から年明けまでに納品しろという仕事が複数来るので、ちっとも休めないなぁ…。という中で、あっという間に2021年のサロンFUJIYAMAの募集が始まりました。新年1発目ということもあって、2本立てです^^前半はデータ分析が大変上手な億り人のukiさんを数年ぶりにお招きして、今年3月に起きたコロナショックがどう異常な相場だったのかという分析を端緒に、いろいろ相場についてのお話をいただく予定です。後半は我らがサロンFUJIYAMAの主宰を続けてくださっている吉野聖一さん自らにご登壇いただきます。こちらも5年以上ぶりです。近年、社会の高齢化や自然災害の多発により、保険業界や介護ではフォローできないお金の問題がいろいろ発生しています。そのリスクと対処法、還付金を受け取るコツについてご教示いただきます。資産運用でお金を増やすことが「攻め」であれば、「防御」の話がこれに該当すると思います。株のセミナーが全国で大流行りですが、「出ていくお金」の締め方もたまにはやるべきではないかということで、吉野さんにご提案いたしました。奮ってご参加ください。大変恐縮ですが、コロナ感染増に対する社会の「要請」が再び厳しくなっていることもあり、新年会は見合わせることになりました(><)。どうかお許しください。<1月サロンFUJIYAMA>開催日:2021年12月9日(土)時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ401 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100講 師:ukiさん「データから見たコロナショック」/吉野聖一さん「保険会社が引き受けないリスク」参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの鈴木さま&杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
2020年12月19日
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オフ会や勉強会に参加するのもいいが、最近は大学の授業の資料作りやら家探しやら、諸手続き更新などであまり時間の余裕がない。年末年始も仕事詰めになりそうな気配(というかほぼ確定)。というわけで、株の勉強をするために顔を出して…というわけにはいかない。でも、投資に関する「優良な情報」というのが欲しいという気持ちもある。ならばどうすればいいか、ということになるが、一番いいのは「整理された情報をかいつまんでわかりやすく説明してくれる人と食事をする」ということに尽きる。先日は久しぶりにサロンFUJIYAMA以外の勉強会に顔を出させてもらったので、お話をする以上にいろいろ気づきとか勉強になることがあった。やっぱ時々は違う刺激があると、視座が変わるのでよいと思う。以下、覚書。・今年の個人投資家(特に億り人)のパフォーマンスは昨年末比で0%付近の人が多い。これはTOPIXに近い数字。日経平均(13~14%くらい)のパフォーマンスに近い人はあまりいない。中小型株運用でもJASDAQいじっている人はゼロ付近が多い。・マザーズをいじっているひとは大儲けしているか大損しているかの2極化傾向。・四季報オンラインが不人気に。特にスクリーニングはほぼ株探派が異常に増えた。紙の四季報派も根強い。投資方針を組み立てるのならば株探を軸に考えたほうがよさそう。・アーリーリタイアのための資産運用の話が30~40代に人気。億り人が専業になった資産総額は2億円~、あるいは配当収入年500万円~がきっかけになる。どちらかの金額になると会社員をやめてしまうので、このクラスの兼業投資家がいない(というか、表に出たがらない)。←個人的には賢い選択だし、だからこそ兼業をやっていけるのだと思う。以上が優良だと思った話である。私の運用パフォーマンスは、日経平均には及ばないものの、それ付近なのは、おそらく大型株~中型株のウエイトが億り人さんたちより大きいからだと思う。今は指数先行型の相場なので、劣後しているものの、喰らいつけているのかなぁと。ただ、自分の場合、現金比率もかなり増えてきている。割高に感じる株が増えて利益確定した後、買いたいと思う次の株がないのだ。こういう心理状態になった時に、相対的に割安だから、という理由で株を買い付けると、大抵下落が始まるので、今回は静観している。
2020年12月12日
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銀行の与信で、「投資家」して認められるのは、保有資産3億円以上だと言われている。なので、厳密にいえば「億り人」は自称「投資家」であって、職業としては認められない存在ということになる。先日、顔見知りのマタギさんたちの、今年の釣果を堪能する食事会に友人を誘って参加したのだが、自己紹介をする際に、「××です。投資家をやっています」とはきはき言っていたのを聞いて「確かに彼は3億円以上運用しているし、社会的にもちゃんとした投資家なんだよなぁ」と改めて思ったのだった。昨日付けの11月30日の日記にも書いたが、兼業投資家が専業になる目安として、だいたい2億円あたりが区切りになることが多いようだが、与信における「投資家」の定義を適用すれば、2億円から3億円の間は「無職」となる。うーん、厳しいなぁ。ここからは想像だが、以前は「3億円以上運用している人」というのは、個人でのディーリングや自宅でのトレードではなく、どこかの未上場企業に投資したり、自分でも資金調達して事業をやってみたりと、本来の「投資家」という言葉が持つような活動をしているのが普通だったのではないだろうか。3億円以上もお金を持っていて、家でトレードだけして食べているというのは、投資家の間でも「モグリ」の少数派だったのかなとも妄想する。変な言い方だが、自分の身体を動かすことも含めて、社会的にコミットしながら投資をする。いわゆるコンサルティング的な視点も持ち合わせた投資家活動が「投資家」の、ごくごく普通の姿だったのではないだろうか。基本が「エンジェル」みたいなイメージである。もし自分が運用金額3億円を超えたとしたら、減資して、生活サイズを変えずに自然体で生きていくことを選択するか、(あるいは思い切って)非上場でも上場でもいいから、どこかの企業に投資して、よりその会社が社会に役立つ方向にアドバイスするとか見守るとか、といった活動をしないといけないのかなぁ。それがお金を増やした人の社会的使命なんじゃないかな、と感じている。万物はすべて還元していく法則というか、流れになっていて、そのセオリーに従うのなら、投資家もそうしていくことが命題なんだと思う。ただ「いくらいくら持ってます」とマウントする道具に使われているのは、カネも周りの人も憐れだ。
2020年12月01日
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「そんなこと言わんでもわかるわ!」とツッコまれそうだが、相場が過熱している。特に、日経平均などの大型株に影響する指数がものすごく強い。私は数年前から多少ウェイトを変えていて、大型株や時価総額2000億円以上の中型株を保有するように心がけているのだが、それにしてもちっとも日経平均に追い付かない(笑)自分のポートフォリオの銘柄入れ替え基準というものを作っていて、それは基本「TOP10に保有ベースで時価総額1000万円以上の銘柄がいくつあるか」という数値でみているのだが、あきらかに異常な数になっている。通常ならば、過熱しているとみられる銘柄を売って、他の保有銘柄で期待できるところを買って比率を高める(厚くする)のだが、1)運用金額がそれなりに多くなったかも、と感じるので、自分の基準自体を見直すべきなのかも2)日経平均などのインデックス自体が強いので、その比較で考えるとまだ銘柄入れ替えをせずに、しばらく静観するほうが利口と考えて、そのまま放置している。杯を酌み交わしていたら「株は売っていまは全部現金」とおっしゃる男気ある投資家さんもいて、「この自分の判断、大丈夫かな~」などと思っているのだが。目先、株以外にやることがたくさんあるので、運用金額の一番左の桁の数字がひとつ増えたら考えます。<お酒メモ>11月26日木曜日天明 純米吟醸 1合弱鍋島 純米吟醸 1合ちょっと
2020年11月26日
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ありがたいことに、昨年に引き続きオファーをいただきまして、名古屋の株式勉強会でお話をすることになりました。去年はwww9945さんと2人でしたが、今年はとりでみなみさんを加えて3人で2演目、お話する格好になります。お話しするテーマは、とりでみなみさんに通常の講演をしていただき、www9945さんと私が「基本、来た方の質問に無双で答えて」という内容です。昨年同様、事前にご質問いただければその話題について最初に整理してお伺いします。 以下、概要です。主宰者は元証券ディーラーで、サロンFUJIYAMAの講師も2度務めていただいた方なので、怪しい方ではございません。当日ドタキャンを防ぐために、事前振込み制にしていますが、詐欺ではないのでご安心ください。ご興味ある方はよろしくお願いします。 【名古屋勉強会概要】 日時:12月12日(土)13:00~受付13:30~14:20/とりでみなみさん14:30~16:15/www9945さんと雅16:20~18:00/懇親会(呑み放題つきコース料理) ※料理は1名ずつお皿でコース料理でお出します。4人席に2~3名着席スタイルで、ソーシャルディスタンスには注意をしています。18:20くらいに退店 場所:とりとり亭池下店 (名古屋市千種区。地下鉄池下駅下車、北へ徒歩2分) 講師:とりでみなみさん&www9945さん&雅 会費:7,300円(事前お振込み。振込先は主宰者よりメールでご連絡します)お申し込み:「マジ目に株式を勉強する教室」講師の甲斐さん(アドレス hiroaki-kai●hotmail.co.jp ※●を@に変えてください)にご連絡をお願いします。お申し込みの際は以下1~3をご記入ください。1お名前(ハンドルネーム可)2お住まいの市町村とだいたいの年齢(アラサー、アラフォー、青年、元青年、昔青年という表現でもOKだそうです)3日本株投資経験年数
2020年11月21日
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12月のサロンFUJIYAMAの募集がひっそりと始まりました。コロナ感染者の拡大もあり、お話も私がすることから、今回は懇親会は「なし」となります。その代わりと言っては何ですが、懇親会はないのですが、別途、温泉宿で「お泊り会」をやろうと思っています。世間の手前もあるので、大人数ではないのですが、14人分の宿泊分は確保いたしましたので、ご希望の方は以下、サロンFUJIYAMAとは別にお申し込みください。なお、お泊り会の料金はGoToトラベルを使用した場合のものです。現在自治体判断によってこの補助の適用がNGになる可能性があるので、値上がりする可能性もありますので、その点はご容赦ください。サロンFUJIYAMA自体は、バフェット他、世界的に有名な投資家を6~8名ほどとりあげて、「成長株派」「割安株派」「テクニカル派」など投資スタイルごとに4種類に分類して、その手法+与太話をしていくというものです。魚の名前(銘柄)よりも魚の釣り方(銘柄選択や売買パターン)を上手な人から学んだ方が、投資スキルの上達が早いのではという私の信念をベースに、お話しできればと思っています。執筆時点の今日(24日)は日経平均が700円以上値上がっていますが、肝心の私のポートフォリオは2%も騰がっておらずでして、今年のパフォーマンスは日経平均やTOPIXに劣後して9%程度でしかないのですが、こんな拙い私の話を笑って聞くよ、という方はぜひお越しください。<12月サロンFUJIYAMA> 開催日:2020年12月5日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:さんさんホール 静岡県 沼津市 大手町3-5-21 電話:055-963-3134(沼津大手町商店街振興組合)講 師:雅「伝説の投資家に学ぶ」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの鈴木さま&杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。<お泊り会>・タイムテーブル:サロンFUJIYAMA後、温泉宿に電車で移動(車の方は小一時間かかりますが、駐車場はありますのでその旨お知らせください)17:30~ 近場でお食事会(宿泊費と別途。6000円以内に抑えます)その後、有志で2次会(宿で温泉に入ってのんびりする人と二手に分かれます)。翌日10:00 チェックアウト(朝食なしですが、建物隣に飲食店があります)。・宿泊費:6000円弱(14人の場合は1人5500円。女性やご夫婦・家族を優先してツインルーム(3室有)にご案内します。当日私にお支払いください。・定員:14名(先着順)・お申込みslowlysheep●yahoo.co.jp (●を@に変えてください)まで、メールアドレスとお名前、携帯電話番号をご連絡ください。11月28日以降のキャンセルは、キャンセル料を申し受けることがあるので、ご了承ください。どうぞよろしくお願いいたします。
2020年11月20日
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10月1日からSBI証券の手数料プランのうち、アクティブプラン(1日の約定代金合計)で100万円以下だと手数料が無料になった。とりあえずどんなものか試してみたのだけれど、1カ月半くらい経って考えた結果、通常のスタンダードブラン(1注文に対しての約定代金に対して手数料を徴収する)に戻した。理由は2つある。ひとつは、1日に100万円以上の売買代金になった場合、圧倒的にアクティブプランの手数料の方が高額になるからである。突然手持ちの株のひとつがストップ高になったりして、その日に全株売りたい場合、今の自分の資産配分を考えると、スタンダードプランより何倍も手数料をとられてしまうのである。ちまちま買う「平時」「順張り」の時は「100万円以内手数料無料」のアクティブプランは、ありがたいのあが(私は信用口座を空けていないので、正直100万円よりももっと金額の枠を増やしてほしい)、「いつ売るか」というのは計画できない。なので、私にとってはものすごく面倒だなと感じるのだ。もうひとつは、今みたいにボラティリティが大きい(株価の変動幅が大きい)時期は、損切りラインや利確ラインなどにひっかかる確率も増えるので取引回数が自然と増える。想定外に1日の約定代金が膨らむこともあるので、アクティブプランだとかえって手数料が高くなってしまう。「無料の枠内で取引して残りは明日以降順々に」とはいかないのである。10営業日もかかったら、もう株価もだいぶ変化してしまうわけで。結果的に目先のチリツモの節約に飛びついて損をこく、というパターンになってしまうなぁと判断したのである。ということで、明日からスタンダードプランに戻ります(^^)
2020年11月14日
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持ち株のEストアー(4304)の中間決算が好感されて、今日はS高になった。先日のA&D(7745)もいい決算が出てS高したが、その後はなかなか株価続伸とはならなかった。増益幅を考えるとどちらもまだ割安なのでホールドなのだが、最近は決算発表前後の値動きがやたら荒すぎるので、株価の動きだけ(モメンタム)だけを考えるのなら、いちど利確すべきか否か、と悩んだりする。といっても、どちらの株もホールドしっぱなしだが。。買いよりも「売り」が難しい、と言われる。以前に比べると私もそれを感じている。というか10年前の自分の方が売りは上手だったと思う。それは経験のなさ、つまり「売りの難しさを体感する回数が少なかった」から、できたことなのだと思う。「頭でっかち」とか「むっつりスケベ」という言葉が持つものとよく似ているのだが、いろんな細かい情報がいくつも積み重なると、それがノイズとなって、決断や判断を鈍らせるのだ。理屈で言えば、まだ両株ともホールドなので、初志貫徹でこしばらくは握力で頑張りたいと思う。<お酒メモ>11月12日木曜日生ビール グラスで1つ梵艶 純米大吟醸 1合半蒼空 こうじましましおりがらみ 500ml四季桜(宇都宮) 原酒 1合弱
2020年11月10日
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もう10年来、公私ともに付き合ってお世話になっている人からメールが来た。「雅ちゃん、俺、株始める!」。今年のコロナ自粛下でそんな連絡をもらったのだけれど、当時は証券口座の新規申し込みに時間がかかり、その後の話が立ち消えになっていた。ただ、今日になってもう一度「雅ちゃん、俺、株始める!」というメッセージが届いた。聞けば、こんなことがあったそうだ。毎月5万円の積立をしていて、満期になったので銀行に行ったところ、3年間で180万円。その利息はたったの1800円で、そこからさらに税金が引かれると言われた。そこでもっといい運用がありますよ、ということで銀行が投資話を進めてきたのだが、断ったのだという。満期時点の額に対して0.1%なので、現在の低金利を考えれば「まぁ、そんなもんだよな、ましなほうだよな」と思うと同時に、今朝新聞の三面記事の片隅にあったベタ記事が頭に思い浮かんだ。それは、小学校の教頭が、10代の女性に裸の写真を送るように要請し、10代女性は写真を送って対価として2000円のオンラインギフトカード(たぶんAmazonギフトカードかなんか)を受け取ったという話だ。2000円か、激安だなと思ったけれど、この話といい勝負だ。そういえばその昔、渡世上の義理でとある女性と出会い喫茶に行く羽目になり、見守り役だったはずの私がなぜか物色に来た男に「買われ」そうになった。そのときの交渉金額が「お茶を一緒する」で1時間2000円だった。これと10代の女性の裸の値段が同じなのか、と。デフレ極まれりだな、などと訳のわからないこともつい思い出してしまった。件のお世話になっている人は、積立をした結果、はじめて「お金を預けてもなかなか増えない」ということを実感できたわけで、これを契機に株で運用をはじめることになる。どんな運用スタイルであれケガをしないということは「絶対にない」のだが、できるだけ持続して資産が増えていくといいなと願っているし、そのお手伝いができればいいなと思っている。
2020年11月07日
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方々の協力を得て、11月から来年5月(むこう半年くらい)の講演の日付とラインナップが決まってきましたので、ご案内します。もしかしたら講師や講演内容に変更があるかもしれませんが、ご容赦頂ければ幸いです。12月は私がお話しようと思いますが(大丈夫かな?)、懇親会後は「お泊り会」を企画しております。現状14人ほどを考えておりますが、場合によっては拡張可能ですので、12月FUJIYAMA募集の際に、こちらのブログでご案内したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。【サロンFUJIYAMA予定(2020年11月~2021年5月)】●11月14日(土)プラサヴェルデ www9945さん「2020年秋の注目銘柄」●12月5日(土)さんさんホール 雅「億り人の投資スタイル~世界的投資家モデルは誰か」●1月9日(土)プラサヴェルデ ukiさん「データから見たコロナショック」吉野聖一さん「立地次第では保険料高騰?不動産購入で注意したいこと」●2月6日(土)プラサヴェルデ 愛鷹(あしたか)さん ※初「テンバガー(10倍株)の探し方」●3月6日(土) DAIBOUCHOUさん ●4月15日(土) サロンFUJIYAMA15周年記念セミナー●5月1日または8日(土) 御発注さん
2020年10月24日
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ポートフォリオTOP10にギリギリいつも入らず、万年11位くらいに居るローム(6963)が大幅な上方修正を出してきた。コロナ禍でいつも以上に保守的な通期予想を出していたので、さすがに期首予想は超えてくると思っていたが、想定以上である。この分だと通期で増配になるかな、と予想。かなり保守的な予想を出すところだし、京都の会社だということもありプライドが高くてなかなか気難しい銘柄なのだが、自動運転という今後の世の中の流れにとって保守本流の技術を持っていて、かなり前に購入した。自動運転は特に高齢化の日本では止められないと思い、「黒潮に逆らわない」のセオリーで保有している。ちなみに受付嬢は「お家柄(または学歴)+顔で採る」のでレベルが高い。ひふみの藤野英人さんの『スリッパんの法則』で「受付嬢が美人な会社はダメ」というようなことが書かれていたが、ここは例外である。さて、「雅は半導体好きだよねー」とよく言われるのだが、半導体や関連株は・世の中の流れとしてその技術や製品が必要不可欠でかつ今後も旺盛な需要がある・株価の変動率が激しいので、現物での運用しかやらない自分にとっては動きのバランスがちょうどいいという理由で、このセクターのポートフォリオのウェイトがやや大きい。半導体の技術やシリコンサイクルを読むのは結構難しい作業(というか正直よくわからないところもある)なのだが、勉強にもなるので、たまに業界の技術などを聞きかじるようにしている。ところで、12月のFUJIYAMAですが、講師をお願いしようと思っていた方が予定があるそうで、僭越ながら久しぶりに自分がやろうかなと観念した次第です(^^;12月の講師を喜ばそうと思って、(コロナ騒動で合宿ができないため)非公式のお泊り会の宿も予約してしまったので(爆)、こちらはまた改めてご案内します。本末転倒だ…。<お酒メモ>10月18日日曜日カタヒ ホークスベイ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 2/3本作 純米吟醸 1合10月19日月曜日スパークリングワイン グラスでなみなみ1つaransat イタリアのオレンジワイン 1本 ←これ、かなり当たり(^Q^)
2020年10月18日
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10月からGo To トラベルに東京も加わることになり、都内も少しは人出が増えたように感じる。賛否両論あるけれど、私はこのGo To トラベル自体はいい施策だと感じている。詳細を改めて説明すると旅行代金の35%を割り引いて、それとは別に15%の旅行先で使えるクーポンをくれるという仕組みになっている。基本は宿やプランに対しての割引なのだが、JR東海ツアーズ経由で宿泊付き新幹線セットプランを申し込めば、新幹線代も安くなる。だけれど、これは始まってからIR東海ツアーズの窓口はものすごく混んでいて、なおかつ職員がまずトロくて要領を得ない人の確率が高いので(あちこちのエリアで会話したが、体感的には7割くらいはそうだった)、東京駅の場合、窓口でプランを組んでもらって安くするには3時間はかかるというお公家ぶりだった。これじゃぁ東京で待っている間に大阪に着いてしまいますよ、何のための新幹線だろう、ということで、諦めて素直に正規料金で新幹線に乗っていたりする(汗)私にとってお金は「時間を買う」ための手段なので、あまりにも非効率なことは好きじゃない。お金が浮くからと言って何時間も待つのは、バリューという言葉が意味する本質の部分じゃないと思っている。話を戻すが、このGo To トラベルという制度は日本人のデフレ体質に合っている。現金でもなんでも無期限だと「あとあとのためにとっておこう」というインセンティブが働きやすい国民気質なので、宿泊当日と翌日中に使わないと、15%相当の買い物クーポンの価値がゼロ円になる、というルールは、まったくもって国民の体質を理解したやり方だと思う。経済学の世界に似たような考え方があるのだが、これはゲゼルマネーと呼ばれている。ドイツの経済学者、シルビオ・ゲゼルは著書「 自然的経済秩序」 の中で、「自由貨幣」論を提唱した。これは時間が経てばたつほど、お金の価値が減価していくという貨幣。お金も老化をして、最後は消えていく方が、最終的にはカネを持った金持ちが損をするので、すぐにお金を遣ってくれるようにある、畢竟、経済が回りやすくなるという考え方である。Go To トラベルの源流はこれじゃないのかな、と感じている。日本にある特殊な制度、・株主優待が、日本人にこんなにウケ、かつ優待タダどりや、優待周辺の乞食プレーを尊ぶ個人投資家が多いのもうなずける。優待はたいていは期限があり、その前に「要らない優待はいつ金券ショップに売ったら高値になるのか」「期限が尽きる前に使い切ろう」となって、その個人投資家の生活態度は、優待を発行している会社にとって大きな「うねり」になる。円という通貨は、世界的にゴールドやスイスフランと同じような動きをするので、ゲゼルマネー化することはもはや不可能だが、政府の財政政策として、「ゲゼルマネー=地域通貨して減価する通貨」をすることは、景気刺激策としては有効なのではないかと感じている。
2020年10月14日
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約15年ほど続いているお金の勉強会、11月のサロンFUJIYAMAは、恒例のwww9945さんを講師に迎えた回になります。年1回ペースでお引き受けいただいており、だいたい10~11月に開かれることが多いのですが、今年もやります。ご本人が集中投資を検討している、または既に保有している銘柄をピックアップし、その(株価が騰がる)ストーリーや理屈を語っていただくという内容になります。「投資勉強会あるある」のオーソドックスな講演ですが、他所ではそれはやっていないようなので、希少性はあります。私の保有銘柄と異なり、株価が急騰するのではなく、じっくりとバイ&ホールドして2倍、3倍となる中小型株を発掘する能力にたけた投資家さんなので、初心者の方ほどお聞きになるとよいと思っています。魚(銘柄)ではなく魚の釣り方(銘柄選択)を学べる場なので、ご興味ある方はぜひお越しください。<11月サロンFUJIYAMA> 開催日:2020年11月14日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ407 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100講 師:www9945さん「2020年イチオシ注目!銘柄」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの鈴木さま&杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)3.懇親会参加/不参加かのご意向を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
2020年10月13日
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10月のしょっぱなから東証が売買停止になって「ん?」と思ったら、システム障害だという。「コンセントが抜けてた」という投稿もあり(冗談だと思うけれど)、大したことはないのだとわかって、ホッとした。株中毒の人にとってはいい「特別休」になったのではないだろうか。現物組は信用組と違ってこういう時ラクである。いつ復旧するかハラハラする必要もないし、頭を切り替えることもできる。専業で激しいポジションをとっていないのなら、こういう日はディスプレイとにらめっこするのを止めて、外を一日歩き回って気分転換したほうがプラスになると思う。おりしも、10月1日からネット証券の値下げ競争がまた始まって、SBI証券は「業界最安値」を謳いたいがために現物は約定代金100万円まで手数料無料とした(アクティブプランに限る)。制度信用も一般信用も上限100万円までそれぞれ無料として、全部足すと1日あたり、最高300万円手数料無料にしますから、信用口座開けませんか?という話である。ただ、その100万円無料に飛びつくと、100万円以上は100万円ごとに1278円かかる。注文ごとの手数料なら、約定代金150万円までは640円だから、倍近くかかってしまうことになる。私のようなひよこ投資家は、暴落時に投げたり時に大量に買ったりをしないといけないので、なんだか「100万円まで手数料無料」に飛びつくと、かえってトータルで高い手数料を払う予感がしているので、プランを切り替えず、無視したほうがよいかなと思っている。第一キーエンスとか、東京エレクトロンとか、値嵩株を持っているわけで。これを売るだけでも今までよりカネがかかってしまうし…。「目先の無料」はどうも「地獄への道は善意で敷きつめられている」という言葉を思い出してしまう。損な性格だなぁ。<お酒メモ>9月30日水曜日333 350ml缶1つ
2020年09月30日
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