子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2016.11.29
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カテゴリ: その他
有川浩さんと言えば、好きな女性作家のランキングで、第一位を獲得されるような、人気の作家さんですよね。
​「 図書館戦争 」シリーズ、「フリーター家を買う」、「県庁おもてなし課」…。
いずれも映画化された大ヒット作。
ですが、私はこれまで読んだことがありませんでした。
映画もまだ…。
ずっと興味はあったんですけれど、今さら「図書館戦争」を図書館で借りるのが恥ずかしいような…。
「え? あなた、まだ読んでないんですか?」

もちろん、私のバカな見栄なんですけど。

このたび一念発起して、歯磨き本に有川浩さんを選んだのは、有川さんが、佐藤さとるさんの太鼓判で「 コロボックル絵物語 ​」を書いていたことを知ったからです。
そりゃあ、絶対に、すごい人だ!と。

図書館で「 旅猫リポート ​」を見つけ、さっそく借りてきました。
装画は、大好きな村上勉さん!
新しいコロボックル物語の前哨戦的にタッグを組んだ作品だったそうです。
物語の終わり近くに、コロボックルらしき描写もありましたよ。

その「 旅猫リポート
近頃、本を読んで涙する機会がめっきり少なくなってしまったのですが、これは涙なしに読むことのできない物語です。
慟哭する、と言っても過言ではない。
特に、動物好きの人間なら、もう、この本に描かれている感情が手に取るようにわかっちゃう。

主人公は猫の「ナナ」。
野良猫だったナナは、大けがをして、猫好きの悟(「さとる」ですよ!)に助けられ、それから一緒に暮らすようになりました。

それで始まった、里親探しの旅。
ナナと悟は、悟の小学校、中学校、高校時代それぞれの友人の元を訪ねます。

旅をしながら、悟の人生が追って描かれていきます。

以前、何かで読んだかテレビで聞いたかは忘れましたが、
「ディケンズをまだ全部読んでいないのなら、人生の楽しみがそれだけ残っているようなものだ」
というような言葉に触れたことがありました。

今、まさに私はそんな気分です。
まだ読んでいない有川浩作品がた~くさんある!
それって、わくわくする~!


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灰色猫 伸び








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Last updated  2016.11.29 12:16:35
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