おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

おもいつくまま きのむくまま(経済指標グラフからみえるもの)

2010年01月13日
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 国内景気は11月も拡大局面、「雇用なき景気回復」が続いているようである。中国からの外需で製造業の大企業が景気を牽引している様である。外需に頼れない中小企業は相変わらず厳しく、円高の影響もあり景気動向CI指数の水準はリーマンショック前には遠く及ばない。変動周期から考えて今年2-3月辺りでピークを成りそうだと見ている。
11月の景気一致指数、8カ月連続上昇 外需主導で生産回復

 景気動向指数をグラフ化すると下図のようになる。20100113_景気動向指数_短期.jpg

 CI先行指数・CI一致指数共に上昇基調で、直近8か月連続上昇。昨年の11月中旬頃は円高で景気拡大が年を越えられるか心配したが1月も景気は拡大基調を継続している模様。12月一旦小康を取り戻した円相場が1月に入りまた円高に振れ始め、景気の足をまたぞろ引っ張る気配が出てきている。管財務相の発言で振れ幅が増幅されどの位まで円高に振れるかわからない。

 先行きを見通すためDI指数の推移をグラフ化すると下図のようになる。
20100113_景気動向指数(DI)_短期.jpg

 DI一致指数は100で上限に張り付いているが、DI先行指数が下がり始められている。DI一致指数が下降し始めるのも時間の問題と見られる。景気縮小を体感するようになるのは今年2-3月辺りからと思うのだがどうだろう。

現在の景気拡大は、景気対策の効果で自立回復力がない。政権で止めた公共事業の影響が1-3月に本格化すると見られ景気拡大基調が終了するのは避けられないと見ている。






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最終更新日  2010年01月13日 22時30分48秒
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