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商品の価格は,商品を販売する側と,対価を支払って商品を購入する側が,商品の価値を相互に共有することができる均衡点で決まります.ですから,商品を販売する側は,販売価格の安い水準では売らなければよいし,購入する側は,商品の価格が高いと思えば買わなければよいということになります.
しかし,よく考えてみてください.あなたが欲しい商品を売っているショップが,あなたの行動範囲のなかにいくつありますか.あなたが都会の住人ならば,数え切れないくらい山ほどのショップが身の回りにあるかもしれませんが,あなたが田舎の住人ならば,事はそう簡単ではありません.あなたの行くことができるショップが限られているのが常ですから,せいぜいその中で最も安い価格で販売しているショップで買うのがせいぜいではないでしょうか.例え,その価格が全国的にみた場合に高い価格であったとしても・・・です.このことから,実店舗を持つショップでは,ショップ側が優位な立場で販売価格を決定している傾向が強いのです.この傾向は,都会であったとしても変わりはありません.
しかし,オンラインショッピングでは,購入する側の価格決定力が大幅に増大します.購入する側は,ネット上に開店されている山ほどあるショップの中から,最も安い価格で販売しているショップを選んで買うことができるのです.販売価格が高いショップにはユーザが集まりませんので,そのショップは,やがて価格が高いことに気づき,販売価格を下げるだろうし,それに気がつかないショップは自然に淘汰されてゆきます.オンラインショッピングの世界では,実店舗よりも強く競争原理が働きますので,商品の価格決定権は,自ずと購入する側の方が強く握ることになるのです.
今日の日記の内容は僕が書いた本からの抜粋です. ネットショッピングの裏技を満載していますので損はさせませんよ!
ネットショッピングと消費行動のパラダイム 2007.06.10 コメント(1)
すでにあなたはオンラインショッピングの… 2007.06.05 コメント(2)
すでにオンラインショップ淘汰の時代に突入 2007.06.04 コメント(1)
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