〇習慣と結果について
1・習慣もついているし、結果も出ている(出てきた)
2・習慣がついているのに、結果が出ていない
3・習慣がついていないのに、結果が出ている
4・習慣がついていない、結果が出ていない
お子さんが「1」の場合はお見事です、保護者様とお子様の努力の成果ですね。
「4」の場合、これはいたしかたありませんね。
しかし、伸びる可能性(未来)が一番大きいのも確かです。
「3」の場合、保護者の方としては「これから(未来)」が心配でしょうね。
しかし、このゾーンの生徒も意外といますね。
・学校での授業がとてもしっかり「身についている」
・保護者の方が知らない「短い時間」で密度濃く集中している
・早い段階で「学ぶこと=“正確さ”および“速さ”を求める」という原理原則、本質、
方向性として身体に染みついている(身体知化されている)
ただし、将来的には非常に心配なお子様でもあります。
自信過剰なお子様は特に不安ですね、経験上・・・
よって、一番心配なのは「2」のゾーンの生徒ですね。
経験上、このゾーンの生徒を伸ばすには一番「属人的なパワー」が必要とされます。
保護者の方から見られて「頼りない」「?」「話がよくわからない」先生ではまず無理です。
「合格実績があろうが」、「ブランド力があろうが」、「システムがしっかりしていようが」、
「徹底マンツーマン形式であろうが」、「最高最先端の教材を使おうが・・・」
変わらない時は変わりません。
〇そのお子さんのことを「真剣に」思い、問題点発見に最大の「関心」を払い、
解決に向けての「仮説を提案でき」、実行レベルに落とし込む。
(問題点は「原理」「原則」の認識不足、「本質」からの逃避、「方向性」が違うことが多い)
そういった「真摯に」「毅然と」「判断基準を持った」「決断力のある」人間を探さねば
なりません。(あえて「塾」とは書きません、「人間」と書きます。)
見つけた場合は、しばらくはその人を信じ、「最低2~3か月」は「何も言わずに」
お預けするべきです。(ただし、「希望・要望・ニーズ」は最初にしっかり伝えてください、
真剣な人間は「希望・要望・ニーズ」に鈍感なわけがありませんので。)
うちの塾にも「習慣はあるが伸びていない」状態で「4名」お預かりしています。
自分の中では、「最優先の生徒」です。5月、6月のテスト結果はなにがなんでも結果
を出させてやりたい。最低限、その「兆候」「兆し」でも実感させなければなりません。
5月、6月のテストへの準備はスタートしています。
(4月の進級テストは「2月、3月、春休み」の努力結果だと認識しています。)
〔菅原学習塾〕(石川県石川郡野々市町) 【代表:福村幸治】
※TEL 076(272)8133 e-mail : sugaharajuku@live.jp
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