写楽祭の写真講座

写楽祭の写真講座

2007年05月16日
XML
カテゴリ: 写真

流し撮り
 カメラを振り回そう(その1)



走る軽トラ.gif

オートバイ・メイン.jpg

 目の前を疾走するオートバイ。時速70キロは出ていると思います。これを早いシャッター・スピードで撮ると、オートバイは止まっているように写ってしまいます。

 そこで 流し撮り という、写真の技術としては、最高クラスの難しいテクニックで背景をブラしました。

 上の風景写真よりもさらに遅い時間の撮影で、手持ち30分の1秒でカメラを振り回しました。

 それでもオートバイの人物にブレは殆ど感じられません。


にほんブログ村 写真ブログへ ← 面白かったら押して下さい
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ


オートバイ.jpg

 これも綺麗にバックが流れましたが、オートバイの運転手にはしっかりピントが合っており、ブレも殆どありません。


にほんブログ村 写真ブログへ ← 面白かったら押して下さい
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ


自転車.jpgバス.jpg

 自転車だって速いんだ           疾走する観光バス

バイク.jpgタクシー3.jpg




タクシー.jpgトラック.jpg

走る軽トラ.gif

にほんブログ村 写真ブログへ ← 面白かったら押して下さい
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ


タクシー2.jpg

 キミー、急いでくれ。わかりました!

にほんブログ村 写真ブログへ ← 面白かったら押して下さい
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ


スクーター2.jpg

 バックはブレているのに、運転手の顔もハッキリ。凄いスピード感が出ました

こんな写真をどうやって撮るのか?バカチョン・カメラでピント合わせが間に合うの?

マンホール.jpg 答えは簡単。このマンホールが答えです。

 実は、自分の真ん前に在るマンホールなど、なんでもいいから、撮影したい位置に在る目標物(この場合はマンホール)を画面の中心に入れ、シャッターを半押ししておきます。すると、ピントはマンホールに固定されたままになります。

 このテクニックを業界用語では 置きピン と言います。超高級機ならともかく、普通のカメラでは、向かって来るオートバイに自動でピントを合わせるのは難しいでしょう。 

 この状態で遠くから走ってくるオートバイや車を画面の真ん中に入れ、そのままカメラを上下に動かさないよう気を付けながら、水平に動かして被写体を追い続け、マンホールの近くに来たら、半押ししているシャッター・ボタンを静かに押しきります。

 なるべく遠くから被写体を画面の真ん中に入れ、シャッター・ボタンを押す時、指は真下に押すのではなく、移動していく方向にずらすような気持ちで押すのがコツです。真下に押すと、縦のブレが入るか、ブラスのが止まってしまい失敗です。

縦の線が無いバックを選ぶ 」ことが重要です。

 また、こちらに向かってくる段階で写すと、あまりスピード感は出ません。自分の真ん前を通り過ぎる時がベストです。

 乳幼児が三輪車に乗っている写真も、レーシング・カーも、この要領で撮れば、簡単にスピード感の有る写真になります。

 被写体の速度に応じて、シャッター・スピードは変えます。乳幼児の三輪車なら30~60分の1秒くらい、レーシング・カーなら125~250分の1秒でしょう。

走る軽トラ.gif

にほんブログ村 写真ブログへ ← 面白かったら押して下さい
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ





 600万画素で2万円ちょっとという安さですが、スナップならプロも満足出来る性能です。


 カメラの写真をクリックすると販売店に飛んでいけます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年05月16日 08時33分38秒
[写真] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カテゴリ

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月

プロフィール

写楽祭

写楽祭


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: