アダム語録 Adam Words

2002年 Adam Cooper Interview in TV programme broadcasted by TBS

(「白鳥の湖」について)

Adam ; It gives me far more opportunity , more people get to see me, who wouldn’t normally see me, and when I’m doing ballet,whether be here or in Japan and or in States ,it just gives people much better chance to see me and therefore I get more opportinity to do different things.

 アダム; 「白鳥の湖」は僕にとってほんとに幅を広げてくれた作品だよ。「白鳥の湖」はふだんバレエなんか見ない人たちが見に来るし、おかげで僕が(正統派の)バレエをやるときでも、ここ(英国?)や日本やアメリカ合衆国やどこでやっても見に来てくれるから、僕もいろんなことに挑戦できるんだ。

(The Swan / the Stranger の役について)

 Adam ;  It’s one of the most tiring roles that I have ever done, because once I’m on stage , it’s pretty non-stop all the way through, also it’s demanding emotionally as well as it’s phisically, because the emotions that you have to go through as the swan, and those the strange character in Act Ⅲ, it’s very taxing.

taxing = 不安となる、厄介な

アダム; 僕が今までやった役の中で一番消耗する役だよ。ひとたび舞台に立てば終わりまで休む間がないし、この役は肉体面だけではなく、精神面も必要とする。つまり白鳥役としての感情や、3幕のストレンジャー役の感情も表現しなくてはならないから。これはとっても難しいことだ。


Adam Cooper Freelance dancer, choreographer
and pin-up!

by Karen Ritchie and Jane Napier September 2002


アダムのオフィシャルホームページを主宰している2人がアダムにインタビューした記事を読んだが、とてもおもしろいので、ちょっと書いてみたい。

2002年9月 アダム・クーパーインタビュー
       ~ダンサーで振付家でアイドル!
           byカレン・リッチー&ジェーン・ネイピア

▼アダムにとってダンスとは何なのか?
  「現実からの逃避だ。舞台上にいると安心する。ここでは何でも出来るし誰にでもなれる。僕は内気な人間なので、舞台だと自分らしさが出せる。舞台の喧騒と、興奮が好きだ。始まる前に緊張したりアドレナリンが吹き出てくる感じがいい。すてきだし、ほんとに生きてるって感じる。ダンスで好きなのはドラマティックな部分だ。体を動かすことも好きだけど、ほんとに楽しいのは役柄になりきるということなんだ。これが一番楽しいんだ。」

▼アダムはもう「白鳥」は踊らないの?

 「僕は「白鳥」で真実のパートナーと呼べる2人と仕事した。スコット・アンブラーとベン・ライトだ。誰か他の人と「白鳥」やれといわれても難しいよ。この作品はパートナーがすごく重要なんだ。」(これを読むとなるほど、と思うよね。アダムが今回に本公演に参加してくれたのもベン・ライトの存在があったからなのではないか、と。全面的信頼を寄せていたのですよ、ベンには。ベン、ありがとう!)

▼アダムはロイヤル・バレエではあまり報われなかったようだ。にもかかわらずアンソニー・ダウエルは最近、アダムはカンパニーのヒーローだと言ったらしいけど、そう言われてどんな感じ?
‘No. More like the carpet of the company. 「カンパニーのヒーローというより、カンパニーのカーペットみたいなもんだよ。」(つまり踏み付けにされてるのさ)

▼アダムの好きな役は?
  もちろん「マイヤリング」、「マノン」のレスコー、「ロミオとジュリエット」のティボルト 絶対、AMPの「白鳥」 「グロリア」の男。

▼アダムの嫌いな役は?
  「眠りの森の美女」の役は何でもヤダ。コスチュームがサイテーだから。かつらはヤダ

▼アダムの好きな本
  ミステリーを読む。Rebusとミネット・ウォルターズを今読んでるって。
     (Rebusって誰?~調べました。イアン・ランキンのハードボイルド「リーバス警部シリーズ」です。舞台はスコットランドらしい。まだ読んでない。
ミネット・ウォルターズって結構本格だよ、複雑で深い作家ですよ。)

▼アダムのごひいきのサッカーチームは
  「リバプール」(ちなみに私はA.C.ミランだけど、どうでもいいか)

このインタビューはBallet.co.に掲載されました。
 URL 
http://www.ballet.co.uk/magazines/yr_02/sep02/interview_adam_cooper.htm

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