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今週は週間を通じて270円の上昇となり、日経平均も1万円台にのせたまま終了する事が出来た。ようやく震災前の水準に近づいてきた事になるが、今後猛暑が続きそうな気配を見せる日本列島に、電力不足の影響が出てくることは必至の状況だ。中国での生産も停電や景気減速の影響で減少気味だという。特に最近はインフレ要因による需要減退が深刻さを増しているとも言われている。食料価格が一部に倍になったとい事で、生きる上で直接関係のない品物が売れない。更に不動産価格の下落により、不動産投資をしていた個人などが、少しずつではあるが痛手を被りつつあり、富裕層と呼ばれている方々の中で、高級品の購入をためらいつつある傾向がみられるらしい。いよいよ好調な経済にも陰りが出てくるのだろう。不動産業者も換金して撤退しているところが多くなりつつあるそうだから、そろそろ限界なのかもしれないが、日本経済にも少なからず影響が出ると感じている。まだまだ不安定な時期が続きそうだ。週末のNYは62ドル安、CMEも115円安となっている。週明けは大きく下落しそうな気配だ^^; ↑よろしかったら押してくださいな
2011年07月10日
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今週は週間を通じて189円高となって終了した。一応ではあるが、ギリシャのデフォルトが回避された事により、各国のマーケットが大きく上昇した事が要因だ。今度はアメリカの国債発行高の上限を上げる法律が議会を通過出来るのかが焦点になりそうだ。未だに与党と野党との間には深い溝があり、最近ではその溝が深まっている雰囲気もあるが、多分ギリギリのタイミングで通過する事になると思っている。仮に通過出来なかった場合には、部分的なデフォルトという事態になり、国債も格下げされる事になるという。そうなれば、ドルの価値はますます下落してしまい、世界からの信認も落ちてしまうだろう。そんな事をしてもアメリカに何の得もない。もし議員達が賢ければ、そんな選択は採らないはずだ。経済状況は、まだまだ安心できる状況にはない。相変わらず、貧乏暇なしの状況が続いている。出来るだけ日曜日は仕事をしない様に心がけているが、歳の性なのか疲労感が週毎に増加しているのを感じる。最近のゼネコンは本当にデタラメだ。昔の様な管理能力も無ければ、人の技量レベルは素人レベルにひとしい。こんな状況で、大規模な再開発プロジェクトなどを実施しているから驚きだ。実務はサブコンにまる投げで、作業工程なども当初から物理的に破綻しているものが、工事長の印鑑が押されてまかり通っている。当然ながら工程に遅れが生じると、無理矢理な突貫工事を要求してきて、問題が発生すればサブコンに責任を転嫁してくる。一体、彼らの存在価値は何だ?ゼネコンは施主から受注した当事者であるはずだが、最近はそんな自覚も無い様だ。安く下請けを叩いて利益を出している様だが、『物』の『質』は値段相応である事を忘れていないだろうか?下請けも自衛策の為に、ゼネコンに解らない様な手抜きが行われているとも聞く。見た目は立派に見える住宅が欠陥だらけだったという話を良く聞くが、大規模プロジェクトであろうと、多分構造は同じだ。安かろう、悪かろう、見た目だけは立派という、施主にとっては最も嬉しくない状況が生まれている。まあ、姉歯問題を超える様な社会的に大きな問題が発生しないと、結局何も変わらないだろうが・・・かつての予想通り、夢も希望も無い業界になってしまったものだ。週末のNYは168ドル高、CMEは140円高となっている。週明けは1万円を回復する事ができるだろうか? ↑よろしかったら押してくださいな
2011年07月03日
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今週は週間を通じて327円の上昇となった。ここ数週間調子が良くなかった事を考えると、とても堅調な動きだった。ギリシャのデフォルト危機が、とりあえず先送りとなった事が好感された形となった様だが、まだ議会での承認や国民の理解が無い状態なので、安心は出来ないだろう。来週の議会承認が一つの山になる事は確実だ。一説によれば、ギリシャの破綻は回避する事は困難であり、あとは一番良い時期にデフォルトする事を模索している状態だともいわれている。今回は回避できても、また半年後に問題が再燃してくるだろう。それまでにソフトランディング出来るような世界経済になっていれば良いのだが・・・日本の政治も混迷している。確か今月の前半では、今の政権が今月末までの退陣しないと大変な事になると言っていた様な気がするが、今は野党からも与党内野党からも声高にそんな話は聞こえてこない。新聞などでは延長された会期いっぱいまで辞めないだろうという話になりつつあり、反原発を盾にして解散を目指しているとも言われ始めた。どちらにしても、早々に辞める気はなさそうだから、野党側も法案審議を十分にすればよいと感じる。意地になって審議拒否などしてみても、国民や被災民にとっては何の利益にもならない。とにかく、英知を持ちより、より良い法案にしてもらいものだ。正直、今のままの政党政治が続く限り、この国の先行きには期待は出来ない。電力不足の恐れ等から、海外に出て行こうとする企業が増加しているのに、なんとも情けない話だ。週末のNYは115ドル安、CMEも70円安となっている。週明けはどうなる事やら・・・ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年06月26日
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今週は週間を通じて163円安となって終了した。アメリカの経済指標が予想以上に良くない事と、なんと言ってもギリシャがデフォルトの危機を迎えている事が大きかった。このギリシャ危機に対してEUは緊急的に支援する事を表明したが、当事者のギリシャ国内ではデモが頻発し首相が退陣する、しないという所まで来ているが、なんら解決に結びつく状況が生まれていない。一時的に救済されたところで、数か月先には今よりも状況の悪くなった『ギリシャ』が出現するだけで、次は更に大規模な支援が必要になるだろう。しかしいつまでも支援を続ける事など出来ないので、そう遠くない時期にデフォルトという事態が生じそうだ。アメリカもデフォルト危機が近づいている。最近も議会の対立が続いており、一部に歩み寄りの姿勢も出てきているが、予断は許さない状況だ。こちらはギリギリでデフォルトは回避されると考えているが、不測の事態が生ずる危険もあり、注視する必要があるだろう。来週も問題山積といった所だ。週末のNYは43ドル高、CMEは25円高となっている。さて週明けは上昇して始まるか??? ↑よろしかったら押してくださいな
2011年06月19日
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今週は週間を通じて22円高となった。NYが弱い動きとなっており、今週12000ドルを割り込んだ事を思えば、まあまあの結果ではないだろうか?チリで火山が噴火したという報道があった。10年程前から環太平洋の各地で噴火や大地震が頻発しているが、北米大陸にも危険が迫っているという話が出てきた。現在言われているのがサンフランシスコ付近とアラスカだとの事だが、その発生時期もここ1~2年の間ではないかと言われている。確かにこの地域では未だに大地震は発生していない。まあ確実な話ではないので、必ず発生するという訳ではないのだろうが、仮に発生した場合はアメリカ経済の凋落に拍車がかかる事になるかもしれない。日本でも最近ようやく新聞にも掲載されたが、今後1年以内にM8前後の地震が発生する確率が非常に高いと言われている。また内陸で発生するM7クラスの地震も発生する可能性がかなり高い。復興がなかなか進まないが、今後整備が進んだ後に再び大地震が発生するのだけは止めてほしい。発生するならば、出来るだけ早い内の発生を望みたいものだ。ある研究によれば、現在でもM7.4程度の予兆が観測されているというから、再び大地震がくるというのもまんざら嘘ではないのかもしれない。とにかく用心するに越した事はない。中国ではバブル崩壊の予兆が出てきているという。上海の有力不動産業者の撤退が相次いでおり、不動産価格も50%程下落しているという。買い手も急速に減少しているという。内陸部の不動産は値上がりを続ける場所もあるというが、これも地方政府がお金をばら撒いている事が大きいのだが、規制がかけられるとの話もあり、今後の動向が見えてこない。来年主席が交代する年なので、それまでは何としても誤魔化してでも、今の状況を維持するかもしれないが、その後は解らない。どちらにしても、いずれ積み上げたツケは必ず清算しなければならないだろう・・・しかし、良い話、期待出来そうな話が本当にないなぁ・・・週末のNYは172ドル安、CMEも80円安となっている。週明けは下落で始まりそうだ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年06月12日
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今週は週間を通じて、30円安となって終了した。NY市場が連日大きく下落している事を思えば、こんな程度で済んでいる事が不思議でもある。まあ、今以上大きく下落する要素もないという事か・・・政治は相変わらずドタバタ劇を繰り返している。辞めるだの辞めないだの、今はそんな事を言っている場合ではないだろう。そもそも不信任案を提出した自民、公明党の下品さには閉口している。確かに政権奪取も彼らにとっては大事な事なのだろうが、今は政治家個人の思惑や党の論理を優先する時ではない。民主党に対しては被災者無視だと批判をしているが、自分達こそ『被災者無視』の張本人だ。国民もこのことを良く見ているのだろう、世論調査をすると、現政権には期待していないが、いま交代するべきではないという意見が7割以上を占めているという。当然だ。まして民主党内の小沢や鳩山グループの行動は最悪だ。自分達の意見が党内で通らないのが気に入らないという理由で、自らの政党を否定する様な行動に出た。離党し新党結成という信念に基づいての行動ならまだしも、菅首相が退陣を示唆したとたんに、反乱は中止となってしまったという事は、結局のところ何の覚悟も信念も無かった事を意味している。原口氏などはその後のテレビで言い訳を繰り返しているが、以前に書いた通り、残念な人の一人だった事が確実となってしまった。鳩山氏には呆れたの一言だ。『嘘つき』だの『ペテン師』だと菅首相を批判していたが、お前が言うな!と言いたい。総理を辞めたら議員を辞めると公言していたのは誰?普天間問題解決について、腹案があると言って多くの国民を騙していたのは誰?あなたも十分『ペテン師』だろうに。こんな連中は、次の選挙で落選させるべきだろう。『政治屋』は必要ない。この国にマトモな神経をもった政治家がいるのだろうか?冗談抜きに国会開催中に、国会議事堂に隕石が落下してくれないかと願ってしまう。週末のNYは97ドル安、CMEは変わらずだ。さて、週明けはどう動くのだろうか? ↑よろしかったら押してくださいな
2011年06月05日
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今週は週間を通じて42円の下落となった。なかなか1万円の壁を乗り越えるのは難しい状況が続いている。先週末にはギリシャが再度格下げされて、ほぼデフォルト直前の状況に追い込まれている。今後EU内で救済策が出てくるだろうが、何度も書いてきたように、所詮一時的な問題先送りになるだけの事になるだろう。本来ならば昨年の問題発覚時に根本的な処理をしておく必要があったのだろうが、結局1年経っても良くなるどころかますます悪くなった上で、問題が再燃してきた。いつまでもこの中途半端な状況が続く事はなく、今回も誤魔化せても、結局半年先なのか1年先なのかは解らないが、『強制処理』が待っている。最近は震災報道の影に隠れて、あまり報道もされないが、スペインもキナ臭くなりつつある。スペインは経済規模がこれまで問題が発覚した国とは違うので、問題が起こればヨーロッパだけでなく、世界に広がるだろう。かなり危険な兆候である事は間違いないと感じる。アメリカでも、とうとう国債発行の上限に到達してしまい、現在は誤魔化しながら上限を引き上げる為の法案が議会を通過するのを待っている状況だ。債務の上限を上げるという事は、更に借金が積み重なるという事で、ドルへの信認が更に揺らぐ。この悪循環を断つ事は、多分難しいだろう。こちらも時間の問題で、危機への扉が開きつつあると感じている。本当にロクな話がない。今以上に良くなる事は当分難しい気がしている。株で儲けて、金の現物を買い増ししておきたかったのだが、難しくなってしまった・・・中韓の首脳が日本で会談しているのだが、ニュース等ではあまり大々的に報じていない気がする。国内的にはそれどころではないのかもしれない。しかし少ない報道や情報を見ていると、とても心配になってきた。それは中国が過剰な位に『にこやか』になっている事だ。それは良い事だと言う人もいるが、彼らが『にこやか』になる時は、何かたくらんでいる事がとても多い。日本で震災が起きたから、これまでと違うという人がいたが、これも違う。日本が震災直後の混乱していた時、中国軍は領空スレスレに接近してきたり、尖閣諸島付近に艦船を近付けて挑発するなど、決して『友好的』とは言えない行動を採っていた。いろんな意味で、今回日本は中国と韓国に借りを作ってしまったが、挑戦、挑発には断固とした態度で出て欲しい。今の民主党に期待するのも酷かもしれないが、将来悔やむ事がない様にしてほしいものだ。末代まで『国賊』扱いされたくなければ・・・週末のNYは93ドル安、CMEも90円安となっている。今週も週明けは下落して始まりそうだ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年05月22日
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今週は週間を通じて210円安となって終了した。GW明けの本格的な週だったが、ヨーロッパの金融問題やアメリカの経済指標の悪化など、あまり良い話題がなかった事が大きかったのだろう。決算発表も先週末がピークだったが、やはり東日本大震災の影響が大きかったのか、下方修正する企業も目立った。今期の業績予想も発表しない(できない)企業も多かったのが気になった。アメリカでは今後、政府債務の上限を上げるのか、議会で審議されるそうだが、これにより今以上にドルの信認が失われてゆくと考えている。さすがにこの議案が拒否される事はないと思っているが、仮にそうなれば最悪アメリカ国債のデフォルトという事すら起こるかもしれない。年々問題が悪化している様に感じるが、そろそろ終焉が近いのかもしれない。いづれは整理しなければならない事だ。人は鈍感になるものだと、最近つくづく感じる。先日、福島第1原発の1号機がメルトダウンしている事が、正式に発表された。これまではそうではないのか?と疑念の声があったものの、東電も政府もそれを否定しつづけてきた。圧力容器に何らかの損傷があり、その損傷箇所より格納容器側に汚染された水が漏れているという事が確実になり、更にその格納容器にも損傷があるらしく、格納容器外にも大量の汚染水が存在するという。その量は3000トンを超えると想定されており、この処理をどうするのかが今後の問題になりそうだ。思い起こせば、先月には海に大量の放射性物質を含んだ汚染水が何週間にも渡って漏れ続けていたこともあった。この震災が発生する以前、原発に関しては異常とも思えるほどの扱いで、超微量の放射線漏れであっても、マスコミが大騒ぎし、付近に住んでいる人達も心配していたはずだ。現状から思えば、『そんな程度の話?』と無視されてもおかしくないような話だ。今も福島第一原発からは放射能物質を含んだ空気や汚染水が漏れ続けている。一時程ではなくなったので、報道も静かになっているが、少なくとも平時に大騒ぎしていた超微量の何百万倍という線量を放出する物質が日々出続けている事は間違いない。しかし、福島原発周辺の立ち入り禁止区域や避難準備区域以外の場所では、基本的に普通の生活が毎日繰り返されている。一応、日々暮らしていても被ばく量が少ないので安全だという事になっているからだが、長期的に起こる問題は不明瞭だ。しかし、原爆被害を受けた広島や長崎でも、いわゆる『黒い雨』を浴びた、または直後に爆心地に入り、救援活動をした人以外で放射能物質が原因で病気等が増加したという事はないという。それから考えると、長期的な問題も日々の被ばく量を管理できれば問題ないのかもしれない。一部の研究によれば、100ミリシーベルト程度までであれば、むしろ体に良い影響があるという話もあるなど、案外物凄く心配する必要が無いのかもしれない。(日本でもラドン温泉などの放射能泉に長期滞在する事で、ガンが縮小した等の話も多い。もちろん全員に効果がある訳ではないだろうが、効果があると考えるのが自然な気がする)いまやメルトダウンだったと言われても、現状が安定している様子なのでそれほど危機感を持って報道されていない。これが震災当日に発表されたものだったら、今以上にパニックになっていただろう。私が聞いていた『メルトダウン』のイメージは本当に絶望的な状況だった。聞いていた話が、いかにいい加減な物だったのか、我ながら恥ずかしく思いながらも、大した事がなくて良かったという思いがある。今原子炉建屋に覆いを付ける工事を始めると報道されたが、とにかく放射性物質の拡散をこれ以上続けない様な措置を講じてほしい。そうでないと累積で更に危険地域が拡大しかねない。今後原子炉の状態を安定化できれば、多くの問題は残るものの、とりあえず憂いの一つを解消する事になる。日本経済の本格的な回復はそれが大前提となるだろう。週末のNYは100ドル安、CMEも80円安となっている。週明けは下落して始まりそうな気配だ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年05月14日
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今週は週間を通じて9円のプラスとなって終了した。今週と言っても、GW期間だった為に実質2日間の結果でしかないが、それでもプラスで終了出来た事は良かったのだろう。一時は1万円の大台を回復したものの、ヨーロッパでの金融問題が再燃しつつある今、円が買われやすくなる展開で、GW期間中に一時79円台を付ける場面もあった。今後も円高に振れてゆくと、株価にも影響が出そうだが、それでも1万円台を回復して維持するようになるまで、それほど時間はかからないだろう。但し、大きな余震や原発問題が悪化しないという前提だが・・・現在震災関連や原発関係の話題がひと段落しているのか、ニュースではしきりに焼肉店えびすで発生した食中毒事件の話題を取り上げている。私が住んでいる富山県で発生した事も驚きだったが、この事件で死者が4名、現在も意識不明の人が3名、重症者も20名を超える程の被害となった事に衝撃を受けた。これまでよく食中毒の原因菌としてはO157やO26は良く聞いたが、今回のO111は初めて聞くタイプの菌だ。それもこれほどの強毒性を持っていながら、これまで話題にすらなっていなかった事も不思議だ。私自身、この店を利用した事は一度もないが、新聞広告やCMなどでは良くこの店の名前を聞いていた。とにかく安い。異常な位に安い金額で客に提供しているので、何か特別な工夫でもあるのか?と疑問には思っていた。今回問題となっているユッケは一皿280円だと言うが、私が時折利用する店では700円台だったはずだ。真相が明らかになるにつれ、全国の生牛肉を提供していた店全てが、実は生肉用の牛肉を使用していなかったという。そもそも生肉用の肉は流通していなかったというのだから、二重に驚いた。逆に言えば、よくこれまで大きな問題が何も起こらなかったものだと思う。大腸菌群は肉の中には存在しない為に、商品として提供する前に表面をカットしてしまえば、基本的には問題ない訳で、結局商品の値段が高い店では、店でこのトリミングと呼ばれる処理をしているのだろう。人手が介在するので、人件費分だけ高いという事だ。280円で提供できると言う事は、逆にいえば『人手をかけていません』と暗に宣言している様なもので、仕入れ先から安く提供されると言う事は、その仕入れ先でも人手をかけていない事を意味している。今日になって、仕入れ先が『和牛』と称していた肉は、実は交雑種の肉だったという事が判明したという。いわゆる偽装していたという事だ。ここまで聞くと、商品を客に提供した店側は一義的に悪いのだろうが、仕入れ先の卸業者も同罪だと思う。偽装する様な悪徳業者だという事で、一連の問題も一時が万事という事なのだろう。しかし、これまでも何度も同様の問題が発生しているはずだが、なぜ何も変わらないのだろうか?監督する役所も、この結果から見れば何もしていないという事なのだろう。何もしないならば、そんな役所は必要などないだろうに。関係した業者の刑事罰は当然の事として、そろそろ関係した役人を『不作為の罪』で告発できる様、システム変更する必要があるだろう。これで『お咎めなし』では、亡くなられた方々が気の毒で仕方ない。週末のNYは55ドル高、CMEも60円高となっている。週明けは上昇して始まりそうな気配だ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年05月07日
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今日は朝から、ただただ列車に乗り続けるだけという、友人に言わせれば『罰ゲーム』の様な旅をする事になります。目的は紀勢本線に乗る事のみで、相変わらず観光地を見学する事など、想定もしていない予定です。紀伊半島を一周するだけでも、特急列車を乗り継いで8時間程かかるので、普通列車のみで行動しようとすれば、途中で一泊しなければいけません。本当は普通列車でゆっくり、のんびりと進みたかったのですが、今回は時間もなかったので諦めました。朝のワイドビュー南紀1号で名古屋を出発すると、列車は市街地を進みます。名古屋駅を出発右隣には近鉄線が接近していて、この先四日市駅のひとつ手前にある富田駅まで離合を繰り返しながら、共に進んでゆきます。八田駅~春田駅間 近鉄線には特急列車が見えます。四日市を過ぎてしばらく行くと、伊勢鉄道線に入り、高規格の線路を快調に進みますが、基本的には水田地帯の間を走る様なイメージで、人家は多くありません。国鉄時代に関西本線と紀勢本線を短絡する目的で建設された様に、路線内の人口はあまり問題ではないのでしょう。現在でもJR東海の快速列車や特急列車が、この伊勢鉄道を経由して運転されています。河原田駅~鈴鹿駅間 広大な水田が広がっています。津に到着すると、一時離れていた近鉄線が接近してきますが、しばらく並走したのちに再び離れてゆきます。松坂駅で再び近鉄線と並走しますが、これが最後となってしまいます。この付近から少しずつ山の気配が近づいてきて、多気駅をすぎた頃からは完全に『山線』の匂いが漂ってきます。10年ほど前に紀勢本線に乗車した際、この先の区間では紀勢自動車道の建設が盛んに行われていましたが、それが現在では既に完成していて、この先々で構造物の巨大さを実感する場面が出てきます。確かに道路事情は不便な場所ですが、これではますます鉄道の存在意義が薄れてしまい、ただでさえ減少気味の乗客が、ますます少なくなってしまうのではないかと、危惧されます。川添駅~三瀬谷駅間 10年程前は、まだ工事中でした。時の経過を感じます。紀勢本線のイメージと言えば、やはり海岸沿いの路線という感じもしますが、JR東海の範囲は山の中を走る区間が、かなり多いと感じます。線路はますます山深い風景の中を走る事になり、眼下を流れる川も渓谷の様な雰囲気をかもしだします。滝原駅~阿曽駅間 大きな岩が目立つ様になり、源流の様な雰囲気となります。この辺りから、トンネルが連続する様になり、長大なものも散見される様になってきます。幾つものトンネルを抜け、海が見えてくると紀伊長島駅に到着します。紀伊長島駅手前 海が見えてきます。ここからしばらくは海沿いを走る事になりますが、漁港や湾内に浮かぶ養殖いかだなどを見ていると、昨年訪問した東北三陸地区の風景を思いだします。この沿岸も津波被害のリスクは高いと、常々言われている地域で、線路沿いの道路などには浸水想定地区を示す標識が各所に建てられていました。列車は時折海岸線に顔を出しながらも、基本的には山中をトンネルで貫けてゆきながら、尾鷲駅に到着します。この先は海岸線に近い所を線路は進みますが、切り立った山が海岸線に迫る厳しい地形の為にトンネルも連続します。この区間は紀勢本線の中でも最後に開通した場所になり、昭和34年に開通した比較的新しい区間です。土木工法も進展していた為に、駅を設定する集落間をトンネルで短絡する様に造られています。この区間にも高速道路の工事の波は訪れていて、各所に工事の槌音が聞こえ始めています。また10年後には立派な構造物が、線路の頭上を跨ぐ風景が展開するのですかね・・・新鹿駅~波田須駅間 広がる砂浜の奥の山に工事途中の道路が見えています。やがて熊野市駅をすぎると住宅地が目立つ様になり、線路も平地を走ります。鵜殿にある紀州製紙の工場を過ぎ熊野川の長い橋梁を渡ると新宮駅に到着します。熊野川橋梁を渡ります 奥に見える天理教の巨大な寺は前回訪問時にも気になっていました。新宮駅からはJR西日本の領域となります。当然、駅名標もJR西日本仕様となり、いつも見慣れている為なのか、少し興ざめしました。この駅から先は電化されていて、電車が通っています。乗務員が交代し、列車は更に先に進みます。線路は海岸線に沿いながら進みます。砂浜というより、小石が目立つ浜が続く中を進み、やがて終点の紀伊勝浦駅に到着します。駅前の風景は10年前とほとんど変わっていない様な気がします。前回はこの街で一泊しましたが、その際に利用した食堂やモーニングを食べた喫茶店など、見る端から次々と記憶が甦ってくるのが不思議でした。新宮駅~三輪崎駅間 小石が敷き詰められた様な海岸線が続いていました。紀伊勝浦駅前 前回訪問時とそれほど変わっていない様子でした。ちょうど到着が昼前だったので、駅前の食堂で定番の生ビールとまぐろ丼をいただき、次に乗るオーシャンアローを待ちます。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年05月04日
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仕事が忙しくて、どこにも行けない日々が続いていましたが、とうとう我慢の限界がきてしまって、無理矢理GW中に2日間の休みを作りました。2日しかないので遠出する事は出来ず、今回は基本的にただ、ただ列車に乗る事を目的に予定を組みました。テーマとしては10年以上ご無沙汰となっていた高山本線に乗り名古屋へ。そして最近開館したJR東海のリニア館を訪問する事にしました。ついでに名古屋科学館で最近オープンしたプラネタリウムを見る事が出来れば、なお良いかと。高山本線のワイドビューひだに乗る為に、前日から富山駅近くのホテルに宿泊していたので、市内軌道の車両を眺めながら駅に向かいました。富山地方鉄道市内軌道に導入された新型車両T100系現在北陸新幹線の駅を建設する為に、仮駅舎が元の駅舎の隣に造られていますが、これが案外遠く、更に改札口からホームまでも跨線橋をかなり歩かなければならないなど、少し余裕を持ったつもりが、結局ギリギリになってしまい、朝早くから走るはめになったのは予定外でした。ホームには約10年ぶりのキハ85系が3両編成で停車中。前回同様に最後尾となるグリーン車の1C席に陣取りました。この席が運転席から対角の位置で、名古屋から富山に向かう際には、前方に邪魔なものが無い上に1人用の席で、最高の場所だと個人的には感じています。しかし、指定券の発売の際には、特に指定しない限り、かなり最後まで発券される事がなさそうで、他の席に乗客が座っているのに、今回も1A、1B席は空席のままでした。(富山発の場合は進行方向を向くと眺望が背中側になるので、関係ないかもしれませんが)富山駅に停車中のワイドビューひだ富山を出発し次の停車駅である速星駅まで間は、異常な位にゆっくりと走っていました。先行する列車がある訳でもなく、理由は良く解りませんが、とにかく下手な普通列車よりものんびりと走ります。速星駅を出ると、流石は特急列車と思わせる走りに変わり、山線の風景に変化してゆく車窓を楽しみました。猪谷駅から先は2004年の台風被害により、宮川に架かる橋梁が流出するなどして約3年の間不通となっていた区間を走ります。現在では時間が経過した為に、その当時の痕跡はなかなか見つける事は出来ませんが、一時は廃止区間となることも覚悟した事を覚えば、復旧して今日その区間を踏破できる事は、とても喜ばしい事です。打保駅~坂上駅間 山深い車窓が続きます。個人的にはこの猪谷駅~飛騨細江駅間の風景が高山本線の中で一番好きなのですが、やがてその区間も抜けて高山へ向かいます。時折現れる見覚えのある風景に出くわすと、なにか妙な懐かしさを感じつつ、やがて高山駅に到着しました。ここで列車の前方に5両を増結して8両編成になります。構内には一般型国鉄色に塗り分けられたキハ48が留置されていましたが、どうもドア配置が急行型に似ている為か、違和感があって仕方ありません。(北海道車に似ている気もしますが、身近なスタイルではないので・・・)妙な感じがするキハ48列車は快調に進んで温泉地である下呂に到着します。ちょうど旅館をチェックアウトする時間なのか、駅から見える街並みには人が多く見られ、この駅から乗車してくる人も多く見られました。自粛ムードと聞いていましたが、駆け込みで温泉に来た人達も多かったのかもしれませんね。高山駅までの区間は、途中駅で普通列車と交換するよりも、『ワイドビューひだ』と交換する頻度の方が高いと感じる位、特急列車が頻繁に運行されています。やはり多くの需要があるのでしょう。列車はその後も快調に走り、正午過ぎに名古屋に到着しました。予定的にはリニア館へ向かうつもりでしたが、やはりプラネタリウムが気になり、とりあえず行ってみる事にしました。運がよければ、駆け込みで入館できるかもしれないと、淡い期待もありました。地下鉄に乗り、次の伏見駅で下車し、その後400mほど歩くと名古屋科学館のある白川公園に到着したのですが、既に遠目にも物凄い行列が目に入ってきました。直後に拡声器をもった職員の『本日分は完売したと思ってください』という声が耳に届きました。まだ昼を少し過ぎた位の時間でしたが、夕方の最終公演分までダメだという事ですから、もし見たければ朝早くから並ぶ覚悟が必要だという事なのでしょう。見る事が出来ないのなら仕方がないので、再び地下鉄にのって名古屋駅に戻り、食事の後でリニア館を目指します。リニア館はあおなみ線の終点金城埠頭駅の近くにあります。このあおなみ線も乗った事はありませんが、元々は貨物線だったものを旅客線に改造したものです。乗客も想定していたほど伸びず、昨年には事実上の破綻(事業再生ADR)をしましたが、運行は現在も継続されています。路線の終点に、目玉施設が出来た事で乗客数が増加する事は確実でしょうが、あとはいつまで継続するのかが問題でしょう。あおなみ線の1000系沿線の風景もなかなか変化に富んで良く、今度じっくりと乗車してみる価値がありそうな気配でした。そうこうしている内に列車は終点の金城埠頭駅に到着し、となりにリニア館がある事は解りましたが、その前には人、人、ひと・・・既に14時を過ぎていましたが、入口付近には長い列が連なっていました。『入場まで60分』とプラカードを持った職員が行列の最後尾にいて誘導していましたが、普段ならば諦めて帰る所を我慢して、その行列に並ぶ事にしました。リニア館の前にならぶ人の列。予想外の展開に少したじろいでしまいました。鉄道ファンや幼児達が多いのは当然としても、意外とカップルや女性同士が目立つ事には違和感がありました。鉄道を見に来るというより、話題のスポットという扱いを受けているのでしょう。これを見れば、不景気というのは気のせいか?と感じてしまう程の熱気でした。長い時間の行列に耐え、ようやく入場できたのは50分程後の15時少し前でした。展示内容については、可もなく不可もなくという感じで、事前に大宮の鉄道博物館を体験した身としては、正直、物足らなさすら感じました。リニア館内部鉄道ジオラマも見るまでに30分程行列に並ぶ事になりましたが、鉄道博物館の様なストーリや解説などはなく、ただいろんなシーンを交えながら鉄道模型が走るというものでした。ジオラマの出来は悪くありませんが、鉄道博物館の時の様な閉塞信号機等の設置はなく、施設の中では踏切が点滅し遮断機が降りる位の変化しかなかったのが残念でした。鉄道ジオラマ 昼間の演出(名古屋ブロック)鉄道ジオラマ 夜間の演出(東京ブロック)結局、閉館ギリギリまで滞在する事になり、最後は駆け込みで売店に。ここも人であふれていて、精算するにも長い行列を待たなければいけませんでした。本当にあの場所には『不景気』の文字は見当たらない程、人々は買い物かごいっぱいにモノを買っていました。私自身は図録を買いましたが、小冊子的な造りに少しガッカリでした。鉄道博物館のものは立派な装丁で見栄えも良かったのですが、なんでわざわざこんな貧弱なものにしたのか理解できません。少しでも安く提供したかったのかもしれませんが、『わざわざ訪問した』ので多少高くても売れると思うのですけどね。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年05月03日
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今週は週間を通じて91円の上昇となって終了した。ジリジリとではあるが、上昇している事は嬉しい限りだ。株価も9700円に迫りつつあり、そろそろ1万円も視野に入ってきた。東電救済の話が進行している。来週中にも支援の骨子が閣議決定されるという話も出てきているが、どうも納得いかない。今回の原発事故は、きっかけは大震災であったものの、建屋の爆発等の問題は確実に人為的なミスによるものだろう。2号機の圧力抑制室が爆発して、多量の放射性物質が外部に流出した事故も、元はと言えば冷却用の海水注入ポンプ系への給油を忘れた事により、ポンプが止まり、そのことによって温度が急上昇してしまい被害が拡大した訳だ。また数年前には、今回と同様の事態が発生した場合の対応を指摘されたにも関わらず、なんの手も打っていなかった事が、今回の状況を造り出した最大の理由だとも言える。更に言えば、本来想定されていた1号機の耐用年数を特別の理由もなしに伸ばし、使い続けようとした事も問題だと思う。既に償却も済んでおり、稼働させればさせるほど、『儲かる』炉だと判断していた様だ。事故が起こり、周囲の地域に多大な被害をもたらしている事は、報道などにより言われている通りだ。ある意味人災ともいえる災害により、全く過失のない数十万人の住民が人生を狂わされている事実は直視する必要がある。にもかかわらず、東電が負うべき賠償は、かなり『やさしい』ものと言えるだろう。社員のリストラは関連企業も入れて52000名中の2~3000名程度とされ、給与のカットも年収ベースで2割程度を予定しているらしい。今回の事故により単独賠償をする場合、通常の企業の場合は確実に債務超過に陥る事が確実で、結果として事実上の倒産に追い込まれるのが普通だろう。一部に一般の社員に対しては可哀想だという意見もあるそうだが、企業が倒産して路頭に迷った従業員など、これまで五万といる。電力会社は事実上は準国営企業かもしれないが、東証1部に株式を上場している『投資対象』企業である事も確かだ。まずは資本主義の常識に照らして、その企業そのもの(社員や資産)が最大限身を削り、株主に投資分を毀損する形で責任をとらせ、融資してきた金融機関に対しても融資に対する精査不足であったという責任を担わせる必要がある。それを行わないで、顧客である東電地域の住民や企業に料金の値上げ等で賠償金を確保しようなど、ふざけるにも程がある。まして東電の地域以外の国民に負担させるなど、それこそ正義に反する行為だ。自民党の河野太郎が言ったが、東電が鼻血も出ない程に資産や社員をリストラし、賃金をそれこそ現在の半分以下にした上で、それでも資金が足りなければ、政府と電力会社が国民に対して土下座した上で、増税なり、料金の上乗せを検討するべきだ。この手順こそが『社会正義』というものではないのか?週末のNYは52ドル高と堅調だ。CMEは30円安となっている。さて週明けは上昇して始まるのだろうか? ↑よろしかったら押してくださいな
2011年04月23日
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今週は週間を通じて177円安となって終了した。日本の災害に目が行きがちだが、アメリカでは11年度予算がようやく議会を通過した。しかし、今後は債務残高の最高値の引き上げという状況が待っており、多分ギリギリで通過すると思われるが、万が一法案が否決された場合、一時的な債務不履行という事態が起こるかもしれない。この場合の心理的な影響は計り知れないと感じており、ドルに対する信認が一度に瓦解するかもしれないと思っている。ヨーロッパでも、結局ポルトガルがEUに対して緊急融資を求め、ギリシャでも金利が急上昇するなど、波乱が続いている。先日のG20でも日本の震災問題より、欧州の金融危機が重要視されいるなど、世界からみれば日本の問題など小さい事として扱われつつある。逆にいえば、世界が今回の震災が日本経済に与えるダメージは少ないと見ているあらわれの様に感じ、復興は着実に進むと期待しているのだろう。私も日本国民の力を信じている。政治には特に期待はしていないのだが、国民一人一人が微力でも力を合わせ、協力すれば、大きな力に変わるだろう。今だけでなく、今後も継続して微力ながら貢献していきたいと思っている。思えば既に一か月が経過してしまっている。時が経つのはとても早いものだ・・・週末のNYは57ドル高、CMEも30円高となっている。週明けはとりあえず上昇してはじまりそうだ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年04月16日
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今週は週間を通じて60円高となって終了した。上昇が続いているのは良い事だが、まだまだ10000円までは距離がある。大震災から月曜日で1カ月が経過する事になる。現在は震災直後の様な風景は少なくなりつつあり、瓦礫などが少なくなっているものの、復興の形は全く見えていないのが現状だ。原発も状況は落ち着いているものの、それでも終息へ向けてのビジョンは全く見えていない。こちらは長期戦となる事は確実であり、場合によっては数十年単位の処理が必要になるという。困難な作業ではあるが、いずれ各地にある原子炉が耐用年数を過ぎれば、結局解体する事になる。今回の事案は半強制的に、それも燃料が溶融するという、最悪の状態の原子炉を解体する事になる訳で、この機会にロボット技術やノウハウを蓄積しておけばよい。いまさら、この事故について批判してみても、元の状況に戻るわけでもない。責任の追及や、これまでの行政の問題点についての議論は必ず必要で、当然処罰もしなくてはいけないが、それは今ではない。とにかく、この災いを利用して、今後につなげる結果を出してほしい。そうでなければ、この『犠牲』が全くのムダになってしまう・・・そんな中、半分ほど忘れられていた様に統一地方選挙がある。原発反対を政策に唱えている候補もいるが、だいたい原発が無い自治体の候補が、原発の廃棄を政策の中心に据えるというのは、意味が解らない。当選したところで、他県や他の自治体にある原発を廃止せよと訴えたところで、権限もないので何の意味も持たないだろうに。こんな意味不明な政策を、恥ずかしくもなく訴える人間は全く信用できない。以前も書いたが、原発反対は結構だ。個人の自由だから。では反対する人は、毎日の電気使用量を1/3カットしながら生活するつもりなのだろうね?オール電化の家ならば、現実的にほぼ実行不可能だ。現在の原発を全て廃止して、新規に廃止した発電量に相当する発電所を建設した場合、電気料金は現在の1.5~2倍になるだろうともいわれている。自然エネルギー(太陽光発電や風力発電)を主体とするならば更に料金は高くなる。それも無条件で受け入れるという覚悟があるのだろうか?私は原発推進派ではない。無くて支障がないなら、無い方が良いとは思っている。しかし現実的になくす事はムリだろうし、安全対策を強化すれば、滅多な事はないと思っている。あくまでも今回の問題は半分は人災だろうし、甘い想定が原因だ。1000年に一度と言われる今回の震災だが、その様な事態を想定すらしていなかった女川原発でも、無傷ではないにしろ基本的に安全に停止しているではないか。もっと現実的な見方をする必要があるのではないだろうか?週末のNYは29ドル安、CMEは60円安となっている。週明けは下落して始まりそうだ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年04月09日
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今週は週間を通じて172円の上昇となって修了した。相変わらず福島原発の問題が解決していないが、一応小康状態となっている事と、為替が円安に推移している事が好感されている様子だ。景気の先行きが、かなり怪しくなってきた。最大の要因はやはり福島原発事故に端を発する避難区域の存在で、これにより圏内にある主要部品工場が稼働出来ないでいる。その為に、その上流に位置する産業までが操業停止に追い込まれるなど、震災の被害とは無縁の地域に波及してきている。更に地震の影響と、原発事故の為に停止した原発が再起動出来ない事が重なり、関東地区では計画停電が実施されている。これにより、加工するのにある程度連続した時間が必要な商品が製造出来ない事態となっている。身近なところではビールや納豆、ヨーグルトなどがあり、工業製品でも半導体や焼付工程のある様な商品が造れないという。半導体関係は世界的に問題化しつつあり、携帯電話やゲーム機、コンピューター端末などの製造に影響が出始めているらしい。また亜鉛精錬の工場が被災した為に、亜鉛メッキの原料が調達出来ないとか、インキ、顔料の工場が被災した為に、今後は印刷用のインキが不足する事態になるかもしれないらしい。とにかく、今回の問題は被災地のみならず、間接的に日本全体に生産の停滞という形で現れはじめており、やがて世界に波及する可能性も低くないだろう。現在、少しずつではあるが、派遣切りが始まっているらしく、正社員も自宅待機や解雇という事も起こり始めている。今後、急速に失業問題が表面化してくると思われ、それが更に景気を下押しする危険性もある。正直、かなり嫌な予感がしてならない・・・今から覚悟して、準備しておく必要がありそうだ。週末のNYは57ドル高、CMEも105円高となっている。このままならば、月曜日は上昇して始まりそうだ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年04月02日
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今週は週間を通じて329円高となって終了した。大地震による下落を解消するには、まだほど遠い状況ではあるが、とにかく上昇したという事を、素直に評価したい。原発の問題は一週間経っても、それほど変化もなく、むしろ時間の経過による放射能汚染の広がりが問題化しつつある。原発内部でも高濃度の放射能物質が検出されるなど、修復への障害が日々増大しているが、東電や保安院の対応はかなり呑気なものであると思わざるをえない。こんな事を書くと批判があると思うが、これは一種の『戦争』だと個人的には感じている。作業員の安全を第一に考えて、その都度作業が停止している様だが、その停止している間に、さらに事態は悪化してゆき、危険度が増してゆく。仕方なく基準を緩和して作業を再開するものの、作業が遅れ、無駄に時間が過ぎた為にさらに状況は悪化してゆく。最近の流れはこんな感じである。確かに作業者の安全は大事かもしれないが、万が一に原発から高濃度の放射能物質が大量に飛散する様な事態となり、原発の周囲数10キロの範囲が汚染されて封鎖されれば、その被害、損害は計り知れないものになる。仮に他国が日本領に侵攻し、それに対抗する場合、自衛隊が動員される事になるだろうが、その時には戦死者が必ず出る。国民はその時、戦死者が出た事で国家や政府を大々的に批判するだろうか?もちろん、狂っている平和主義者は批判するだろうが、そんな連中は極々少数であろうし、むしろ国に殉じ、多くの国民を守った事を感謝する人達が大半だと思う。今回の一件も、私個人は同じ状況だと思っている。一般の作業者が無茶な事を強要されるは問題だろうから、それならば自衛隊のNBC対応部隊が作業に当たればよい。そして、これまで根拠のない『安全』を声高に叫んでいた、保安院の人間も作業に加わるべきだ。安全だったのだろう? 身をもって今後の指針作りの参考にすればよい。経験は大事だ。自衛隊では、既に万が一の場合に備えて、見舞金(死亡、負傷共に)の額を1.5倍に増額したという。(最高6000万を9000万へ)個人的には倍にしても良いと思っている。もちろん金ではないだろう。しかし、万が一の場合のせめてもの償いとしては安いものだろう。もちろん、犠牲になる人が出ないで、今回の事態が終息する事を期待しているのは言うまでもない事だが。来週も原発問題がマーケットを左右する事になるだろう。万が一、悲観的な事態となれば日本経済事態に深刻なダメージが生じる事にもなる。それと、陸羽地方も今後3カ月程度は注意する必要があるだろう。この場所で大規模な地震が発生した後、ほぼ確実に陸羽地区で大きな内陸地震が発生しているという。今回も該当するかは不明だが、注意するに越した事はない。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年03月26日
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今週は週間を通じて1048円安となって終了した。一時は9000円を割り込んで8600円台まで急落する場面もあった。個人的には落ちても9000円のラインまでだろうと思っていたが、想像していた以上に原発が問題化してしまい、放射能漏れの恐怖から急落してしまったようだ。一応、ストップ安水準で2銘柄流していたが、あっさりと買えてしまった^^;その後は急上昇して現在の位置まで戻しているが、原発は今後も予断を許さない状況である事には変わりない。東電と保安院の対応には怒りさえ感じている。水素爆発を起こした後、現場を放棄して撤退する事を要望したという。菅総理が撤退は許さないと言った事で、職員の一部が残り作業を続けているが、数日前まではオフサイトセンターにすら、東電の役員が訪れる事は無かったそうだ。現在も現場では東電の一部社員と下請業者の作業員、自衛隊や消防が決死の作業を続けている。にも関わらず、東電の社長が記者会見に現れる事もなく、技術的な事もロクに解っていない様な幹部が、たどたどしく記者発表をしている。これを見ると、組織として腐っているのだと感じてしまうのは私だけだろうか?原子力安全保安院も同様だ。原発の半径20キロ圏内に、まだ避難出来ずにとりのこされた方々がいるというのに、自分達は放射線濃度が上昇すると、そそくさと福島県を脱出してしまった。これまで安全であると言い続けて想定外の事態への対応を怠っていた為に、悪化の一途をたどっているのは確かだろう。数年前に、予備電源を失った際にどのような手を打つのかと、指摘されていたにも関わらず、『そんな事態は生じません』と、何も手を打っていない。いったい何の為に存在している組織なのだろうか?所詮、天下りポストの為の組織だったと言う事なのだろう。そうであれば、今後は解体・廃止してしまって構わない。代わりに政府・官僚から距離を置いた任期付きの第三者機関を設立して、客観的な視点から原子力政策を行ってほしい。しかし、なんだかんだと言っても、ここまで危機的な状況になっていても、未だに激しく放射能物質を放出していない事には感心する。地震の揺れでは原発本体に殆どダメージが無かったし、一番被害の大きい地域にある女川に至っては、自動停止後、安全に管理されている。現実問題として、原発を全廃する事など不可能なのだから、今後はどう上手に付き合っていくのか模索する必要があるだろう。今回の事態を見ても、基本的には安全な設備ある事は確かなのだ。ハードがいくら良くても、ソフトが劣悪だった為に、現在の不必要な混乱が生じているのだと思う。とにかく、一日も早い終息を望む。週末のNYは84ドル高、CMEも215円高となっている。週明けは上昇して始まりそうだが、流れはやはり原発の動向次第というところか・・・ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年03月19日
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今週は週間を通じて439円の下落となった。アメリカの雇用統計が良くなかった事と、最終日の金曜に日本で大地震が発生した事で、更なる下落となった。11日に恐れていた大地震が発生してしまった。仕事中に緊急地震速報が鳴った為にテレビを付けてみた。大津波警報が発令されており、第一波の到達高さが数十センチ程度だったので、一瞬安心したが、その後中継の中で津波の規模が6mとなり、更に10m以上という話が流れ、その内に岸壁を乗り越えて市場に流れ込む画像が流れると、これは大変な事になるという感じがした。それでも当初の映像だけでは部分的な被害で済むのではないかと期待していたが、夜に流れた気仙沼の映像を見た時には、完全に市街地がダメになっていると感じた。その後も陸前高田市や南三陸町の惨状がヘリから中継されると、これは数万単位の犠牲者が出てしまうだろうと思えた。連日各放送局が24時間体制で報道を繰り返しているが、まだ現地に入れない市町村も多々あり、最終的にはどれくらいの犠牲が出るのか解らない状況だ。市町村のほぼ6~8割が津波で破壊されている自治体が多い様だが、今後、復旧作業を行っていくにあたり、どのようにしてゆくのかが問題だ。残った住民の全てが、その地区で再建したとしても、数千人程度の自治体になってしまう恐れもあり、病院、鉄道、商店などの生活に必要なインフラが十分に整備されるのか解らない。今回の事態でこの地での再建を諦める人が増えれば、極論を言えばこの地域の自治体を再編成する必要も出てくるかもしれない。更に福島原発でも大きな問題が発生しており、未だに安全な状況にはなっていない。個人的には地震発生時に福島原発より、女川原発の方が心配だったが、女川の街が壊滅したにも関わらずに、現在3基とも安全な状況になっているという。元々津波が危険視されていた地域だったので、相当の対応が採られていたと言う事なのだろう。それに比べて福島原発は大津波に対しての備えが出来ていなかったと思われ、10m以上と言われる津波にさらされた為なのか、安全装置の殆どが機能しなくなってしまい、炉心溶融という最悪の事態に至っている。それでも大規模な放射能漏れという事態は避けられており、なんとかこの危機を乗り切ってほしいと願っている。来週は大地震の被害が続々と明らかとなって行くだろう。更に原発の事態には安全宣言が出るまでは注視してゆく必要があるだろう。週末のNYは60ドル高、CMEは175円安となっている。地震の影響で売られ安い環境となっているが、激しく下落する事はないのではないだろうか?1万円割れは確実だろうが、9000円を割ってくる可能性は少ないのではないだろうか?まあ、原発次第だろうが・・・来週は仕事になるのだろうか・・・ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年03月12日
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今週は週間を通じて167円高となって終了した。一時的に中東問題の悪化が停滞した事とアメリカの経済統計が良かった事が追い風となったそうだ。しかし何度も書いているが、アメリカ経済の回復など幻想以外の何物でもないだろう。リーマンショックで発生した不良債権の処理の大半は先送りとなっており、何ら解決されていないばかりか、金利負担を含めて事態は悪化している。現在、日本でもバブル崩壊後に発生した中小企業への貸し渋りが頻発しており、中堅企業でも破綻するところが出始めているという。更にアメリカの議会では予算承認をめぐり、かなり危険な状況が続いており、3月5日以降の予算執行はギリギリで承認されたものの、承認されたのは2週間分のみであり、3月19日以降は白紙のままである事に変わりはない。更に4月に入ると、法律で制定されている財政赤字の上限額に達すると言われており、議会で上積み承認が必要となる。これが承認されないと、最悪アメリカ国債のデフォルトという事態も発生するかもしれない。(これほどにデフォルトの危機が切迫しているというのに、日本では殆ど報道すらされていないし、あの合法詐欺会社である格付け会社も何もコメントを出していないのはどういう事だろうか?)もうひとつ、昨年に判決が出た住宅ローン債権の転売に関する行為が無効だという事で、現在は新規ローンの契約が激減しているとも言われている。今後金融機関が投資家等に売却した債権を買い戻す必要に迫られた場合、多額の資金が必要となり、金融機関の自己資本が多く毀損する事が心配される。これがきっかけとなり、また破綻する大手金融機関が出てきてもおかしくない状況だ。このことは現在進行形で進んでいるはずなのだが、これもあまり日本で問題視されていないようなのが不思議だ。今はヨーロッパよりも、アメリカに注目しておく必要があるのかもしれない。週末のNYは88ドル安、CMEも55円安となっている。週明けは下落して始まりそうな気配だ^^; ↑よろしかったら押してくださいな
2011年03月05日
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今週は週間を通じて316円安となって終了した。なんとか10500円台を維持したものの、先行きはあまり明るいとも思えない。今週の下落は、やはりリビア情勢が大きいのではないだろうか。現在、リビアの原油輸出が事実上停止しており、このことで北海原油やWTIの指数が急上昇している。今週、WTIも2年振りに100ドルを突破しており、北海原油も130ドルを突破している。今後、サウジアラビアやクエートに動乱が伝播して混乱すると、一部のレポートでは200ドルを突破するという話もある。そうなれば、世界中の経済が停滞する可能性が高くなるだろう。大きなうねりが世界を包み込んでいく・・・ 価値観の大転換。そんな気が日々大きくなっていく。隣の中国もこのうねりに、いずれ飲み込まれるのだろう。ニュージーランドでも大きな地震が発生して、日本人が30名近く行方不明となっている。ここ数年、環太平洋地域の各地で大きな地震が頻発している。何年も前から地球の活動期に入ったのではないか?と言われていたが、日本でも新燃岳の噴火などが発生しているなど、どうもこの事を裏付ける事象が出ているようにも思える。日本でも東海地震の危険が2000年頃から言われている事を思うと、決して他人事ではないと感じる。天災は忘れた頃にやってくる。この言葉を今一度、よくかみしめてみる必要があるだろう。週末のNYは62ドル高、CMEも45円高となっている。週明けは上昇して始まりそうだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年02月26日
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今週は週間を通じて237円高と、大きく上昇した。株価も終値として10800円台を確保しており、11000円台も目前となっている。企業業績が改善しており、平均PERも10倍台前半となる事が予想される事から、割安感がかなり出てきていることが、株価が上昇している最大の要因だ。海外勢は、ここ数週間の間は大きく買い越しているという。しばらくは上昇期待がありそうだが、海外の状況に問題が出てきている。エジプトの『革命』の成功が各国に波及している。今週はバーレーンやサウジアラビアでも集会やデモが起こっている。リビアでも大規模な衝突が起こっていて、100名以上が死亡したという報道もあるが、これで制圧に失敗すれば、カダフィー大佐の命運も尽きてしまう可能性が高い。親米的な国々で続々と体制打倒の運動が起こっているが、これが成功してゆくと、バーレーンもサウジアラビアもイスラムシーア派が主導権を握る国に変わる可能性が高くなる。中東の勢力図が大きく変わるかもしれない今回の事態は、われわれが考えていた『常識』的な世界を大きく変えるのかもしれない。幸いにも日本は、歴史的に力で中東に覇権を求めた事もなく、イラクやペルシャ湾に自衛隊が出動した事以外には軍事力も展開していない。今後、イスラム色が濃くなった中東で、利権を行使するのには都合の良い立場にある。今後アメリカの言いなりにならず、『アメリカなき中東』が生まれた後の戦略を、今から描いておく必要があるだろう。世界の価値観の大転換は近いと感じている。週末のNYは73ドル高、CMEも5円高となっている。先物は微妙だが、週明けは上昇して始まる事を期待したいものだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年02月19日
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今週は週間を通じて62円高となって終了した。この一週間は出張等で、ネットに接する機会が極端に少なかったので、経緯が良く解らないものの、終値で10600円を超えていた事は良かったと思う。新聞等では企業決算が好調であった事と、やはり新日鉄と住金の合併話が出た事で、その他の業界でも同様の事が起こり、その結果日本企業の国際競争力がアップするのではないかと期待感が出た事が大きい様な気がする。公正取引委員会が、ある意味これまで大合併の障壁になっていた事は、様々な発表から明らかであり、本当にこの国の政府機関は、この国の産業を荒廃させる事だけは上手だと、改めて思った。今回の合併の発表では、事前に公正取引委員会へ打診する事なく、いきなり発表に出たという。個人的にはJFEと神鋼が一緒になり、高炉メーカー2社体制になる事を期待したい。さすがに1社にすると危機管理上や価格決定上の不安がある。これで公正取引委員会が異議を唱えれば、この連中の存在価値そのものが問われる事になるだろう。国賊的な組織にならない様に願いたいものだ。週末のNYは44ドル高、CMEも95円高となっている。週明けは上昇して始まりそうだ。今月は出張が続く事が確定的で、ネットにつながる事も少なくなりそうだ。最初の数日は抵抗を感じたが、慣れてくるとあまり違和感も無くなるのが不思議だ。せめて週イチくらいは書き込める様にしたいものだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年02月12日
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NYが68ドル高となった事で、東京市場も堅調な動きとなった。続々と発表される3Q決算の数字が良い事が要因なのかもしれない。開始直後からプラス圏で推移した株価は10300円突破を試したものの、あと60銭程足りずに失敗。その後は10280円付近でのもみ合いとなった。後場に入っても大きく上昇する事もなく、前場と同程度の水準での推移となり、大引けを迎えた。結局、37円高の10275円となって終了した。エジプトで大規模なデモが発生している。本日は『100万人デモ』と銘打った集会が行われており、首都カイロで数十万人の人達が広場に集っているそうだ。イエメンでも内閣が総辞職して、デモに対する沈静化を狙っているそうだが、こちらも今後の動向が注目されている。問題はこの動きがサウジアラビアに飛び火するかどうかだ。この国も長い事王制が続けられており、やはり民衆に不満が充満している。特に王家に近い人達が富を独占している事に、多くの人達が不満を抱いている。それが証拠に、9・11のテロを実行したとされる、ビンラディン氏もこの国の出身だ。サウジはイランと近い土地にシーア派が多く住んでいる。イラン革命ではないが、サウジでも同様の事態が起こる可能性も否定できないだろう。そうなれば、現在は親米的な国であるサウジも、イスラムシーア派が支配する、本当の意味でのイスラム国に変化するかもしれない。そうなれば石油利権や輸出等に多大な影響が出てくるだろう。世界経済は一時的に混乱するかもしれない。今後の動きに目が離せない・・・NYは102ドル高と大きく上昇している。CMEも70円高となっている。明日も上昇が続く事を期待したいものだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年02月01日
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今週は週間を通じて、86円高となって終了した。気持ち的にはマイナスで終わった様な気がしていたが、実はプラスとなって良かった。今週から来週にかけて、3Q決算の発表が本格化している。おおむね悪い数字は少なく、どちらかと言えば、上方修正を発表する企業が多い。しかし株価の動きは鈍く、良い数字が出ても無反応という事が多い。逆に言えば、当たりの『宝くじ』が沢山落ちているともいえ、今後大きく上昇する可能性も高い。良く調べれば、短期で大きく利益が出せるかもしれない。週末のNYは166ドル安と、大きく値を下げている。CMEも135円安となっている。月曜日は大きく値を下げそうな気配だ^^; ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月29日
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NYが8ドル高となった事で、東京市場も堅調な動きとなった。開始直後から10450円を超えた位置からのスタートとなったが、値動きは少なかった。前場引けにかけては下落したものの、後場開始時点では再び10450円を超えてスタートとなった。株価は10500円を目指して動いたものの、突破する事は出来ずに大引けを迎えた。結局、77円高の10479円となって終了した。今日の夕方に突如S&Pが日本国債の格付けを引き下げた。出張から帰ってきたら、いきなりこれだ・・・これまでのAAからAA-に1ノッチ引き下げとなり、中国と同格、現在ヨーロッパでソブリン危機と言われ始めたスペインよりも格下扱いになった訳だ。これまで何度も書いてきた事だが、格付け会社の評価など、自分達の『儲け』の為の道具として使われている程度のもので、合法的詐欺の重要なアイテムとなっている。こんな連中が何を言おうが、本来ならば関係ないのだが、システム売買が進んでいる現在では、売買の重要なファクターとなっているので、意思とは関係なく価格が変化してしまう。今後、日本より格上のスペインで万が一金融危機が発生し、かつ日本では何事もなく経済活動が推移している場合、彼らはなんと言うつもりなのだろうか?今回の日本国債格下げも、債券投資家を揺さぶり、急落させて大儲けする事をたくらんだ行動だとも言われている。世界は早々に、このイカサマ指南師達を糾弾し、ブタ箱にぶち込むべきだ。NYは25ドル高、CMEも35円高となっている。明日は上昇しそうな気配だ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月27日
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今週は週間を通じて225円安となって終了した。最近は弱い動きが続いていて、今後の動向が少し心配になりつつある。来週から、いよいよ通常国会が始まる事になるが、野党の対決姿勢が鮮明になりつつある今、予算関連法案を可決できるのか不透明になりつつある。与党民主党内でも、内紛が激化しており、場合によっては小沢グループの集団離党という事もありえるかもしれない。その時に民主党自体も更に大きく分裂し、更には自民党の有志議員も自民党を離党して、国益を最優先に考える新党を結成するというシナリオに期待したい。今のままでは自民党議員にも民主党議員にも投票する気になれないし、どちらが政権の座についても、将来への期待感は全く生まれない。むしろ絶望的な気分になってしまいそうだ。小泉政権時の様に、感覚的に世の中が前向きな気分になれる様な状況が生まれれば、株式市場も活気につつまれる事なるだろう。とにかく、手っ取り早く『国富』を増大させるには、国民の金融資産を増やす事だろう。儲かれば、自然と自動車や家など、高額な商品も売れる様になり、消費が増えればお金も世の中に回り、景気も底上げしやすくなる。いくら政府がお金をばら撒いても、世の中の気分が良くならなければ、ムダ金にしかならないという現実を、そろそろ理解した方がよい。まあ、金持ちはこの国が変わらない事を察知すれば、我先に海外に資産ごと出てゆき、残されるのは貧乏人ばかりとなってしまう可能性が高い。金融資産の負け組ばかり残され、みんな仲良く貧乏になっても、良い事などひとつもないだろうに・・・NYは49ドル高、CMEも40円高となっている。月曜日は上昇して欲しいものだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月22日
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NYが13ドル安となった事を受けて、東京市場も安く始まった。開始直後から10500円割れとなった株価は、その後も下落を続けて前場引けでは10450円付近まで下げた。後場に入っても中国株が大きく下落している事も嫌気され、上昇に転ずる事もなく、前場終値付近でのもみ合いに終始した。結局は120円安の10437となって終了した。寒い日が続く中、仕事が一向に減らない。何を計画しているのか、連日変更指示の山だ。毎日0時近くまで仕事しているが、寒いと消耗も激しい。寒さが骨身に凍みる・・・せめて、早く温かくならないかなぁ。NYは今日も53ドル安と下落している。CMEは変わらずだ。明日は上昇してほしいものだ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月20日
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週末のNYが55ドル高となったものの、中国の預金準備率引き上げの影響で、東京市場は軟調な展開となってしまった。開始直後はNY高を好感して10560円付近からのスタートとなったが、上昇する事もなく前場引けまで同水準でのもみ合いが続いた。後場に入ると、中国の預金準備率の引き上げにより、上海市場が大きく下落した事が嫌気され、東京市場も一段安でのスタートとなり、前日終値付近でのもみ合いに変わった。しかし大きく下落する事はなく、ほぼ同水準での動きとなり、大引けでは辛うじて4円高となって終了した。終値でも10503円と、僅かではあるが10500円台を維持できた事は良かった。日銀が地域の景気判断を下方修正した。エコカー減税やエコポイントの効果が無くなり、消費が減少している事がその要因だという。どの程度減少しているのか不透明なところだが、景気が上向きとなっている感じはしない。一部の企業は、今後年央にかけて景気が良くなると言っているらしいが、本当にそうなるのだろうか?しばらくは様子見をしなければならないだろう。NYは休場で、CMEは15円高となっている。明日も上昇して欲しいものだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月17日
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今週は週間を通じて42円安となった。本格的に始まったマーケットの第一週目としては、プラスで終了して欲しかったのだが、マイナス幅も小さかったので、とりあえずは良しとしようと思う。アメリカ経済も回復しているという様な話題が、最近度々耳にする様になったが、それがどこまで本当なのか、まだ解らない。確かに一部の経済指標や失業率の改善などを見れば、これまでよりも良くなっているのかもしれないが、それでも何度も書いてきたように、根本的な問題は何も解決されていない。来年はアメリカの大統領選挙と言う事で、今年と来年はお金をばら撒いても景気を維持するだろうと言われているが、それもこれまでの様にドルに『信認』があればこそだった。しかし今では、そのドルの価値が下落しており、今後もドル札の乱発が予想されている。金融緩和は続くだろうし、それを止めるとアッと言う間に景気が悪くなる。結局、ドルの乱発は止めるに止められないだろうと予想している。ヨーロッパ圏でも財政不安の国々が続々と発生している。これまで噂程度の話だった、スペインにも疑念が出てきており、CDS指数や金利が上昇している。次はイタリアかとも言われはじめ、なんとも不安定な状況が続いている。今後の動向は注意深く見ていく必要がありそうだ。NYは55ドル高、CMEも95円高となっている。週明けは上昇して始まりそうだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月15日
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NYが結局24ドル安となった事で、東京市場も軟調な動きとなってしまった。開始直後10500円付近から始まったマーケットはその後上昇に転じたものの、前日終値に届く事なく前場を終えた。後場に入ると小安く始まり、その後は週末という事もあり、株価は下落基調となった。結局、91円安の10499円と10500円を維持する事が叶わなかったのが残念だ。今日、菅内閣の改造人事が発表された。大半の閣僚は留任となったが、問責を受けた仙石官房長官と馬淵国交大臣、そしてかねてから問題視されていた、岡崎国家公安委員長が外された。今回の改造人事は通常国会での審議が円滑に進む為のものなのだろうが、野党は対決姿勢を崩しておらず、参議院では菅総理の問責決議を検討しているという。参議院での問責決議は、これまで法的な拘束力を持っていないので、無視しても構わないのだろうが、今回の様に、この事を機に大臣が更迭される様な事態が常態化し、問責=更迭という流れが半ば『暗黙の了解』に変わると、参議院に与えられた権限以上の力を事実上手に入れる事に繋がってしまう。6年間、自動的に議員の身分で存在出来る優位性を盾に、本来の権限以上の『力』を行使し、いわば政界のドンの様な様相になってしまうと、大変な問題となってしまう。今は自民党は野党だが、将来は与党に返り咲く可能性も出てきた。仮にそうなった際、今回の事態が、そのまま将来の自分達に跳ね返ってくる可能性もある事を踏まえた上で、対応してほしかった。もっと議会も『大人』になって欲しいと思うのは私だけだろうか?折角、与野党共にこれまで未経験の体験をしている訳で、お互いの立場を身をもって理解できたと思う。長期的な政治の熟成に、与党も野党も真剣に熟慮すべき時期だと思うのだが・・・ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月14日
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NYが84ドル高と好調だった事から、東京市場も堅調な動きを見せた。開始直後から10600円を突破したものの、それ以上の伸びを見せる事はなく、やがて下落に転じた。しかし、大きく下落する訳でもなく、前場終わりでも10580円を維持していた。後場に入っても動きに変化は起きず、10580円前後の位置を上下していた。結局、77円高の10590円で終了したが、10600円を維持出来なかった事は残念だった。NYは6ドル安、CMEは80円高となっている。明日は週末だが、この調子ならば上昇して終了出来そうな予感だ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月13日
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10日のNYが37ドル安となった事で、東京市場も軟調な動きとなった。開始直後10500円を割っていたものの、その後は上昇に転じて、前場引け前には前日終値に10円の所まで上昇したものの、突破する事は叶わなかった。後場に入り小高く始まったものの、やはり前日終値を回復出来ず、その後はジリ安に変わり、結局30円安の10511円となって終了した。取り合えず10500円台を回復した事は良かった。気が付けばWTIが90ドル付近まで上昇してきている。約2年ぶりの高値だという。今後、再び100ドルを突破する日が訪れる可能性も高く、ガソリン価格も今後、上昇してゆく可能性も高い。エコカーのありがたみが身にしみる事になるのかもしれない。最近静かになっている中東情勢だが、アメリカ軍のイラク完全撤退を目前に控え、何かひと悶着あるかもしれない。忘れた頃に大きな問題が発生するのは、世の習いだろう。NYは61ドル高、CMEも70円高となっている。とりあえず明日は、上昇してほしいものだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月11日
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先週の週末から体調が悪くて、今日までずっと寝ていました。インフルエンザではないのですが、37~8℃程の微熱が続き、食べ物も全く受け付けなく、お粥とスポーツ飲料で凌いでいました。元々前年から体調が良くなかったので、疲労の蓄積があったのかもしれません。まだ体調は戻っていませんが、なんとしても明日から仕事に戻らなくては・・・こんなに調子が悪くて寝込んだのは何年ぶりだろう・・・ やはり歳のせいなのでしょうね^^; ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月10日
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NYが20ドル高となったものの、昨日の上昇も手伝って今日は軟調な動きとなった。開始後は10400円を割った位置から再び上昇に転じて10410円付近まで上昇したものの、長く維持出来ずに下落してしまい、再びマイナス圏となって前場を終了した。後場に入っても軟調な動きが続いたが、大きく売り込まれる事もなく10360~80円のレンジで推移した。結局は17円安の10381円となって終了した。NYは28ドル高、CMEは160円高と大幅に上昇している。この調子ならば、明日は大幅上昇を期待できるかもしれない^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月05日
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今日から新たな年のマーケットが始まった。正月休み中にNYが93ドル高となった事もあり、ご祝儀相場のような展開となった。開始直後から10300円のラインを突破して始まり、その後もジリ高の展開が続いて、前場引けには10400円付近まで上昇した。後場に入ると、流石にそれ以上の上昇にはつながらなかったが、10400円付近でのもみ合いが続いた。結局は10400円に僅かに届かず、169円高の10398円で終了した。今日は大発会であったが、仕事をしていたので特に通常の日々と変わらない気がした。帰宅後のニュースでその雰囲気を知ったが、イベントがあった以外に特に変わった事もない。今後、24時間取引などが実装されると、この様な行事も無くなるのかもしれない。まあ、時代の流れと言う事なのだろう。NYは昨日の反動なのか3ドル安、CMEは15円高となっている。休み明けの連騰を期待したいものだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月04日
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新年、あけましておめでとうございます。昨年中は多くのコメントを寄せていただきまして、ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。昨年度もなかなか厳しい年となりましたが、なんとか乗り切る事ができました。昨年年初に心配していた中国のバブル崩壊は起こりませんでしたが、ヨーロッパ発の問題は予想通りの発生して、それが現在も継続しています。先程のテレビで、来年は良い年となると言っていましたが、どうもその意見には賛同できる気になりませんでした。アメリカが今後も金融緩和をするという中で、ドルの価値が落ちる事があっても、上昇する可能性は少ないでしょう。そうなれば、ドルペックを採用している国にとって通貨発行圧力がかかる事になり、それがインフレを加速させる事になるのでしょう。今年も昨年からの流れ通り、アジアと中東で危機が続く気がしています。日本も当事者となる可能性も高くなり、不安定地域となりそうな予感です。金融危機も再び高まり、特に今年はアメリカが震源地になる様な気がしています。ここ数年、毎年良い話題を書くことが出来ないのが悲しいが、それも仕方ないでしょう。なんとか今年で中途半端な処理を止めて、とにかく問題が終了したという状況になってほしいものですね^^みなさまのご多幸をお祈り申しあげます。 ↑よろしかったら押してくださいな
2011年01月01日
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ひさしぶりにNHKの紅白歌合戦をみました。例年の年末年始はあまりテレビを見る機会がないのですが、今年は私にとって特別でした。ゲストとして桑田佳祐さんが出演する事になった事が、今年は見ようと思った最大の要因でした。今年は楽しみにしていたコンサートも中止となり、ましてガンである事が解った事で、個人的にもかなり心配をしていましたが、幸いなことにこんなに早期に復帰される事になって、とても喜んでいます^^本来ならば、今日は桑田さんの年越しライブで盛り上がっていたはず?なので、余計に嬉しかったのです。中断していたアルバムも完成したそうですし、来年の早々には発売の運びとなるのでしょう。そうなれば春過ぎからツアーが再開されるかもしれないと、個人的にはとても期待しています。とにかく、いつものノリで元気な姿が見れただけで満足でした^^しかし、ついでに見ていた紅白で歌われた『トイレの神様』には参りました。不覚にも涙が出てしまったのは、やはり歳のせいなのでしょうかね。どちらかと言えばお婆ちゃん子だった私には、かなり私の心の琴線に触れた曲でした。良い曲ですね^^とうとう、平成22年も終了します。無事に一年過ごせた事に、素直に感謝です! ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月31日
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NYが10ドル高となって終了したものの、東京市場は円高を嫌気した売りが続き、大きく下落した。開始直後は10300円を維持していたものの、その直後から急落して前場引けには10200円直前まで落ちた。後場に入って下落は止まったものの、大きく戻す事はなく、10250円との圏内で推移していた。大引け直前に一時は上昇する場面もあったが、結局は再び下落に転じてしまい、116円安の10229円となって終了する事になった。今日で今年のマーケットが終了する事になった。残念ながら昨年の終値を上抜く事が出来なかったが、大きく下落する事がなかったので、良しとするべきだろう。現在も円高が進行しており、81円台で推移しているが、この流れは来年も続くと個人的には見ている。一部にはアメリカ経済が持ち直し、ドルが買われるだろうと予測する向きもあるが、私はそうは思わない。来年は今年無風だったCMBS関係の問題が浮上してくるだろうし、その場合は何度も書くがリーマンショックの比ではないインパクトがあると言われている。このことで更にアメリカは金融緩和をするだろうし、そうなれば更にドルの価値は下落するだろう。ヨーロッパでも金融問題が再燃しそうな気配になりつつあるし、中国でもインフレが急速に進行中で、金融引き締めが今後も続きそうな話だ。そうなれば、不動産バブル崩壊をきっかけとして、経済が低迷する危険が高くなる。外部環境に良い話は今のところ何もない。正直、心配事ばかりだ。どうも来年は厳しい年となりそうな気配だが、なんとか持ち株を処分できれば良いと思っている。はやく『来年は大いに期待できそうだ^^』と書き込める日々が訪れる事を願いたいものだ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月30日
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NYが休場だったものの、東京市場は終始堅調な動きを見せた。開始直後から10300円を回復し、その後もジリ高の展開が続いて前場を終了した。後場に入ると一段高からのスタートとなり、10400円を目指した動きだったが、さすがにそこまでの力はなく、13時頃をピークにジリ安の展開に変わった。しかし急落する事もなく、大引けでは10350円確保して終了した。結局、77円高の10356円となって終了した。NYは中国の利上げを嫌気して、弱い展開となっており、現在は35ドル安となっている。CMEも5円安となっているので、このままならば明日は小安く始まる予感?後数日間だが、堅調な動きであってほしいものだ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月27日
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今週は週間を通じて25円安となって終了した。先週の反対の様な動きとなった。年末を控えて、取引がひかえられているのだろう。いよいよ来週は今年の取引の最終週となる。あと数営業日を残すのみとなったが、1万円台を維持して終われるのか気になるところだ。できれば前年の終値を上回ってほしいものだが、あと300円ほど差があるので厳しい様な気もする。とにかく明日の動向次第だろう。しかし、今年もあと数日となった訳だが、早いものだ・・・ ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月25日
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昨日のNYが14ドル高となったものの、週末という事もあってか膠着状態の動きが続いた。開始後から10300円を割り込んだ株価だったが、その後は下落する事も、上昇に転ずる事もなく、淡々と前場を終了した。後場に入ってもこの流れが変わる事はなく、前場同様に動きの乏しい展開となった。結局、67円安の10279円となって終了したが、今日の値幅は25年ぶりの小ささとなったそうで、膠着感が増大していた事がわかる。NYはクリスマス休暇でマーケットも休みとなっているが、今年のクリスマス商戦はどうだったのか、興味のあるところだ。あまり期待もできないのだろうが・・・個人的な話だが、本当に尋常でない位に忙しい。これでお金になれば良いのだが、大半が『サービス』という名の奉仕に費やされている。どうもこの国はサービス業はタダで仕事をする人々だと、勘違いをしている輩が非常に多い気がする。人が動けば、自動的にコストが発生しているという発想は、わざと気が付かないフリをしているのだろうが、これがデフレの大きな要因になっているのだと考えるべきだ。いつまでたっても良くなる事はなく、悪くなる一方だ・・・ ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月24日
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NYが14ドル安となったものの、東京市場は堅調な動きとなった。開始直後からプラス圏での推移となり、10300円を僅かに下回る水準での値動きとなり前場を終了した。後場に入るとアジア市場が堅調である事が好感され、一段高となっての動きとなったが、更に大きく上昇する事もなく、後場開始直後の位置付近でのもみ合いに終始して大引けを迎える事になった。結局、154円高の10371円となって終了した。中国のGDPが世界第2位になろうかとしている今、この国はまだ中国に対してODAを行っている。今日話題になった話は、中国大使の丹羽氏が、その中国に対して更にODAを積み増せと言っているらしい。先日の尖閣問題で冷え込んだ日中関係を修復する為にも、来年度は今年度より更に増額せよと、政府に働きかけているそうだ。彼は伊藤忠商事の会長をしていた事もあり、対中国貿易に支障が出る事を恐れているのかもしれないが、これが本当ならば『売国奴』と呼ばれても仕方ない様な行為だ。(本人は否定しているそうだが)もはや国家予算に余裕の無くなった日本は、即刻対中ODAを止めるべきだろう。どうも日本の『中枢』に位置する人達は、この国を中国やアメリカなどの外国に売り飛ばしたいと願っているらしい。自分達さえよければ、何をしても良いのか? まるで中国人と似たような価値観が支配している様だ。(だからその友人たる、中国に日本を売ろうとしているのかもしれないが)この国の将来はどうなってしまうのだろう・・・NYは45ドル高、CMEも55円高となっている。この調子ならば、明日も上昇が期待できそうだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月21日
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週末のNYが7ドル安となった事で、東京市場も軟調な展開となった。開始直後は前日終値から少し安い位置だったが、その後はジリ安となり前場引けを迎えた。後場に入ると、韓国軍の砲撃訓練が行われるという話から、上海市場が急落してしまい、それを嫌気した売りが東京市場にも波及してきた。一時は10200円を割り込む場面もあったものの、結局87円安の10216円となって終了した。NYは30ドル安、CMEは65円高となっている。明日こそは上昇するか?? ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月20日
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今週は週間を通じて92円高となって終了した。ここ数週間は微妙ながらも上昇を続けているので贅沢は言えないが、それでももう少し勢いが欲しいところだ。今週末にアイルランド国債が5段階引き下げられた。予定通りと言えばそれまでなのだが、なぜにすぐに引き下げを行わなかったのだろうか?既に問題が発生してから1年以上経過している訳で、直後はムリでもせめて数カ月後には、とりあえず数ノッチ下げる事も出来たろうに。どうも自分達の資産を逃がす為の工作ではないのかと、勘ぐりたくもなる。鳩山氏が正式に議員引退を撤回した。政治家の言葉は『基本的には嘘』だと、更に国民に対して宣伝している。彼が首相をやっていた間に発した言葉の大半は『嘘』となってしまった上、現在の普天間問題がこじれてしまった根本原因を作った言動は、決して許されるものではない。それにも関わらず、まだ政治を続けたいという神経は異常としか言えないだろう。どちらにしても、結局何も出来ない人なのだから、その存在自体がムダなのだ。彼の言う事など、今後誰も信用しない。北海道の該当選挙区の人達は、少なくとも小選挙区から彼を当選させてはいけないだろう。人は良いのだろうが、政治家としては無能だ。ある意味世の中を知らない故、一般人が政治家になるより、質が悪い。ここまで酷いとは、想像すらできなかった・・・NYは7ドル安、CMEも60円高となっている。週明けは上昇して始まりそうだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月18日
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NYが19ドル安となった事で、東京市場も小安く始まった。開始時はマイナス圏でのスタートだったが、大きく下落する事はなく、前場引けではプラス圏に戻した。後場に入ってもその流れに変化はなく、前日終値付近での推移が続いていたが、後場中頃に急上昇。とは言っても20円程度であり、その後はジリ安となって大引けを迎えた。結局、2円高の10311円となって終了した。NYは37ドル高、CMEも80円高となっている。明日は週末となるが、上昇する事を期待したいものだ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月16日
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NYが48ドル高となった事で、東京市場も堅調なスタートとなった。しかし開始後はプラス圏だったものの、その後の展開は軟調となり、前場引けではマイナスで終了した。後場に入り、更に小安く始まったが、その後も持ち直し大引け前にはプラス圏に戻したものの、終了直前に急落してしまい、結局は7円安の10310円で終了した。スペイン国債の格付けも引き下げられそうな気配だ。まだ確定ではないが、現在よりも引き下げる検討を始めたそうだ。この頃、ヨーロッパ各国の国債格付けが引き下げられる傾向が強い。特に金融危機がささやかれる国に対して実施される事が多く、その結果、更なる資金逃避などが起きており、悪化に拍車をかけている。わざとやっているのか、そこらへんは良く解らないが、そろそろ世界も格付け会社の存在に疑問を投げかけても良いのではないだろうか?彼らの存在が、安定の『邪魔』にこそなれ、益につながる事など、これまでもなかったろうに。デタラメな商品にAAA格を与えるなど、リサーチ力もゼロだ。国際的な合法『詐欺』集団だと言って良い連中に、何を気がねしているのだろうか?どうも最近、尋常でない程に立て込んでいる。体調も良くない・・・ブログに書き込む気力すら無くなる事が多くなりつつあり、仕事が落ち着くまでの間は、気力が残っている時だけになりそうだ。歳のせいなのだろうか・・・NYは36ドル高、CMEも80円高となっている。明日は上昇しそうな予感だ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月15日
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週末のNYが40ドル高となった事で、東京市場も堅調に推移した。開始後しばらくは先週終値付近でのもみ合いとなっていたが、後場に入ると一転。上昇に転じた。この流れは大引けまで続き、結局は82円高の10294円となって終了した。NYは39ドル高、CMEも75円高となっている。このまま推移すれば、明日も堅調な動きとなりそうだ^^ ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月13日
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今週は週間を通じて、34円高となって終了した。僅かな上昇で終わったのが残念だったが、それでもプラスで終了出来た事は良かったと思う。来週は日本の政界の動きが注目される事になりそうだ。明日民主党では小沢氏の国会招致を勧告する決議を役員会で決定するそうだ。そうなれば小沢氏を支援する議員が対抗措置を講ずると言っている。今日も小沢、鳩山、輿石氏が会合して対応を協議したと言われているが、これは民主党分裂のの前触れなのかもしれない。自民党との大連立を模索している民主党の幹部は、障害となっている小沢氏グループを切り捨てた上で、大連立を申し込むつもりなのかもしれない。そこまで戦略的な考えを持っているのか不明だが、個人的には一時的にそうなった方が良いとも思っている。一緒になれば、そこから政界再編の動きが加速する可能性もも、今以上に高くなってくる。民主党にも自民党にも、良いと感じる政治家はいる訳で、その人たちがまとまって、方向性が一致する事こそ、今のこの国に必要なことではないかと感じている。さて、どうなる事やら・・・NYは40ドル高、CMEも45円高となっている。週明けは上昇しそうな雰囲気だ。 ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月11日
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NYが2ドル安となった事で、東京市場は小安い動きとなった。開始直後はプラスからのスタートとなったものの、早々にマイナス圏に落ちた後は10250円付近でのもみ合いに変わった。後場に入っても、その流れが変わる事なくやはり10250円近辺での動きに終始した。結局は74円安の10212円となって終了した。昨日なぜか書き込みができなかった。日本語入力がことごとく受け付けられず、結局諦めてしまった。今日は特に問題がなさそうだったが、なぜなんだろうか?歳の為なのか、疲れがなかなか取れない。毎日午前様なので仕方ないのかもしれないが、昔は何の問題もなかった。ここでムリを重ねれば、将来ツケが回ってくる可能性もあるのだが、今はそんなことを考慮できる様な状態でもない。『労奴』になりつつありそうで、ある意味怖い・・・ ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月10日
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NYが3ドル安と小安く終わったものの、東京市場は堅調な動きとなった。開始直後から10200円付近での動きとなり、その後は10250円との間でのもみ合いとなり前場を終了した。後場に入っても、ほぼ同じ様なレンジでの動きとなり、結局91円高の10232円となって終了した。急速に円安が進行した事が好感されたようで、現在もこの流れが続いており、84円台を推移している。金星探査機が軌道投入に失敗したというニュースが流れていた。火星探査機に続いての失敗となった訳だが、元々惑星探査機自体が高度な技術が必要である事から、仕方ない気もする。但し火星探査機とは違い、今回は6年後にチャンスが再びあるかもしれないという話も出ているが、正直、個人的には期待していない。今回の投入失敗の原因が何なのか不明だが、逆噴射途中での異常という事からもエンジントラブルの可能性が高い気がする。そうであれば、既にメインエンジンが破損している可能性もあるだろうし、姿勢制御エンジンだけで軌道変更が出来るのか疑問に感じる。まあ、失敗した事を今更責め立てても仕方のない事で、今回の問題を次に開発する衛星にフィードバックできれば、それで良しとするべきだろう。こんな事で宇宙開発を停滞させる事だけは避けて欲しいものだ。現在NYは8ドル高、CMEも20円高となっている。明日も連騰となる事を期待したい。 ↑よろしかったら押してくださいな
2010年12月08日
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