ユウ君パパのJAZZ三昧日記

      　　　ママと「SHONAN JAZZ BY THE SEA LIVE in RIVIERA  ZUSHI MARINA 」にTOKU(vo&flgh)を聴きに行こうとして、湘南ビーチFMに電話しました。係の方から「予約が一杯なのでお立ち見でしたら」と言われてしまいました。 ２時間立ちっぱなしもキツイので（PITINNでは２時間立ちっぱなしは良くありますが） RIVIERA  ZUSHI MARINA に行くのは諦め。そこで、昨日WEBでSometimeに秋田慎治がJAMセッションに出ることを知ったので逗子→吉祥寺へ方向転換。Sometimeに電話し、こちらも満席近くでしたが何とか秋田慎治の「華麗なるピアノタッチを間近で観れる」席を確保。 RIVIERA  ZUSHI MARINA には車で行くのでビール飲めませんが、Sometimeは飲めるのでパパにとってはこちらの方が嬉しかったりします。

　　　　　吉祥寺、到着。SometimeでGroovy Soundを聴く前に、まずB店へ御食事を頂きに入店。B店に入ったのは「実に」久方（ひさかた）振り。吉祥寺に住んでいたお友達のA君に7年くらい前に教えてもらった、本格JAZZの聴けるB店。アンティークな吹き抜けが特徴的な階層構造の空間にアールデコ調のテーブルや椅子がセンス良く配置されている。この心落ち着く空間にJAZZのスタンダードナンバーが少し大きめの音で響く。音の源泉はスピーカーＪＢＬパラゴンＤ４４０００。パパが嘗て通った京都聖護院に在る五木寛之も常連だった、YAMATOYAとほぼ同じのQualityでJAZZが楽しめる。ちなみに、YAMATOYAではパパはいつも花が設えられている、五木寛之のお気に入りの定位置の席で珈琲を飲みながら、JAZZに浸っていました。Sometimeに行く前の約９０分くらいしか時間が無いので、軽めに御食事。まず、ビール2杯注文。前菜にはムール貝のアイオリソース。ビールのおつまみとしては冷たく、ツルっとした食感、塩加減とてもグッド。次はパスタで桜海老とプチトマトのアラビアータ。今週ママと行った表参道の名店ほどではないですが、このパスタもとても美味しかったです。サーブする前に2人分のお皿に取り分けてくれているのも、細かいですが良い配慮。EXILE風のギャルソンの方、仕事振りが洗練されている。次はメインの自家製　仔羊のハンバーグ。このメインは「お薦めの手書きの黒板」に書いてあったものを注文しただけですが、当たりの御品。良いセレクションでした。

 　　　　　予約のPM7：30になったのでお勘定をして、ハーモニカ横町経由でSometimeへ。ハーモニカ横町に乱立する、オープンスタイルの立ち飲み屋は軒並み盛況。何かテレビ番組で特集されたか？Sometimeも店内は既に満員状態。ネクタイと背広の5人くらいのオジサン組がパパ達の後に入ってくるとほぼ満席。（この5人組はライブでは話が出来ないと分かって直ぐ出て行きましたけど。場違いなオジサンでしたが店にとってはチャージを余分に払ってくれる良いお客。）定刻から２０分遅れて、秋田 慎治（p） 岡 雄三（b） アーミン・T・リンツビヒラ（ds）登場。岡さんとアーミンさんは CRYSTAL KAY のツアーでバックを務められていたそうです。3人のジャムのリズムが融合し渾然一体に昇華したタイミングで、主役の今出 宏（vo/harp）登場。 Bill Withers 「Lovely Day」、「Use me」（この歌は女にイカレタ男の哀愁の歌）、John Coltrane 「Naima」、Earth,Wind & Fire 「Let`s Groove」、Marvin Gaye 「Inner City Blues」、「What's Going On」などなどのスタンダードと今出 宏のオリジナル、アルバムMONGOから「All Things」、「No ceu Flutuar」で約2時間。パパは秋田 慎治が一番イケメンだと思いましたが、ママはアーミンがお気に入りになったらしい。それでも間近で秋田のピアノの激烈なタッチが観れてママにとっても良かったらしいです。しかし、白眉は今田のGroovy Sound & Talk。Fabulous＆Terrific。ラスト前の「What's Going On」の途中でママと泣く泣くSometimeを立ち去ることに。（乗りたかった湘南新宿ライナーのラストは諦めて、23時前まで粘りましたが。）顔馴染みのお店の方からお勘定の際に「また是非いらしてください」と言っていただけるのも何となく心が和みます。