ユウ君パパのJAZZ三昧日記

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syoukopapa

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2014.01.02
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カテゴリ: 家事

     ママのお母さん(ショウコちゃんとユウ君のおばあちゃん)の新年のお墓参り。そのあと、新年のご挨拶にママの実家に行きました。遅めのお昼を食べた後、「 NHK BSプレミアム 浜田省吾ライブスペシャル ~僕と彼女と週末に~ 」が観れました。 ブログでこの映像のビデオ起こしされている方 の想い、パパも同感なので以下引用させていただきます。ちなみに、パパが参加したハマショーのツアーは ON THE ROAD '96 "Tender is the night" (大阪城ホール)だったと記憶。 勿論、大阪城ホールのライブは最高でした。

浜田省吾2014_0102.jpg

12年ぶりにテレビに出演。(中略)

**********

浜田省吾ライブスペシャル~僕と彼女と週末に~

(浜田省吾)
   浜田省吾です。2010年から2012年にかけて、どうして我々はいまこうして、この状況の中にいるのか、というテーマで、自分自身のライブ映像と、ニュース素材や、記録映像を使って、「僕と彼女と週末に」という映像作品を制作し、そしてそれを元にしたコンサートツアーを行いました。これからご覧いただくプログラムは、そのツアーの、ステージの模様です。楽しんでいただけたら、幸いです。

●「On The Road」
●「Hello Rock & Roll City」
●「独立記念日」

(浜田省吾)
     今日は、2011年の、9月の22日の日曜日。3月11日以降は、皆さん本当にいろんな想いを胸に抱いて、暮らしておられるのではないかと思いますが、今日はその厳しい現実や状況を束の間、忘れるというのではなくて、また明日からそれらのものと闘っていける、英気を養ってもらえるような、元気になってもらえるような、ステージをやりたいと思ってます。この On The Road 2011は、俺達ミュージシャンにとっても、スタッフにとっても、特別なツアーになりました。ベストを尽くして、いい夜にしたいと思います。

●「悲しみは雪のように」
●「PAIN」

君を失った時に 手のひらから
世界も一緒にこぼれて落ちた
何も感じられない
街へ出ればいつもと 同じ様に
意味のない仕事に追われて走る
何も聞こえない
二度と立てぬ 痛手なのに
受け入れてく 不思議だ人は
追いつけない この悲しみ 後に残して
君の部屋の窓辺に 車とめて
つくはずもないのに あかりを探す

何も見えない
思い出は砂に書いた文字のように
あらわれてく
いつも二人 波打際 
歩いていたね 脆く 強く
二度と立てぬ 痛手さえも
受け入れてく 不思議だ人は
追いつけない この悲しみ 後に残して

●「裸の王様」

【インタビュー】
(田家:田家秀樹、浜田:浜田省吾)

田家) 今日は、スタジオに浜田省吾さんをお迎えしております。浜田さんは先ごろ、「僕と彼女と週末に」というタイトルで、日本の近代から現代へという時代の流れを、記録写真や、映像、そして、ニュース素材を使って見せるという、ユニークな映像作品を発表されました。今日は、どうしてあのような作品をお作りになろうと思ったのか、その意図をですね、伺えたらという風に思ってるんですが。どうしてあのような作品を?
浜田) えっとですね・・・うん。
田家) 始まりがですね。
浜田) はい。
田家) 明治維新とか黒船の来航とか、かなり古いところから始まりました。
浜田) そうですね、うん。そうでした。
田家) しかもその、ご自身の未発表のライブ映像も使われていて、ミュージックビデオ的な構成になっているというのも、とってもユニークな点でした。
浜田) あ、そうですか。
田家) 浜田さん、どうされました? 大丈夫ですか?
浜田) どうして我々は、ここにこうして、この状況の中に、いるのか、このテーマは、どっから始めればいいのか、やはり明治維新からだろうなあと考えました。それ以降、日本は急速に近代化され、内外にとって悲劇的な戦争の時代があり、敗戦後の混乱や貧困から立ち上がり、そして、今がある。と同時に、世界も同じく、時を刻んでいる。つい、十数年前までは、歴史の中の事件や出来事を調べようと思ったら、図書館に通って文献を一つ一つ一つ、探さなければいけなかった。しかし今は、インターネットがあります。一つの事件に関しても、幅広ーい翼の中から、映像も含めて、いろいろと検索することができます。ミュージックビデオ的な音楽作品を入り口にして、俺達はどうしてここにこうしているのか、そのようなことを考えるきっかけになれば、と思って、制作しました。
田家) 浜田さん、この(シロクマの)パペットは何なんです?
浜田) ・・・う、うーん・・・熱い・・・

●「Theme of Father's Son ~ 遥かなる我が家」
●「風の勲章」

(浜田省吾)
        1986年、25年前、俺は33歳。この歌を作りました。80年代半ば、戦争が終わって40年。ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われ、アメリカを抜いて、世界一の経済大国になる。そう、まさにバブル経済、これから頂点に向かっていく、そんな時代でした。でも、その頃俺が感じたのは、そんな中で、少しずつ、日本人の持ってた慎ましさや、謙虚さや、勤勉さ、そのようなものが、失われていってる。そんな風に感じました。そして90年代。バブルは崩壊し、国の財政赤字は、瞬く間に膨らみ、格差は広がり、あっという間に10年が失われました。21世紀になって、明るい未来が待っているのか、そんな風に思ってた矢先、9月11日、同時多発テロで、世界は全く違う、扉を開いてしまった。そしてつい最近、世界的な金融危機、あっという間に20年が失われた。そして今年、3月11日、間違いなく、戦後最も、困難な時期に、この国はあると思います。しかしこれを乗り越えて、いつの日か、多くの事を教訓にして、次の世代に、そのまた次の世代に、何かを残していけるのかどうか、そんな事を考えなきゃいけない、2011年だったような気がします。そして25年前に、自分自身に問いかけた、言葉が、あの頃よりもっと、深い意味になって、自分に返ってきました。

●「J.Boy」

(浜田省吾)
       生れたところをかなり、遠く離れたところにいます。ひょっとしたら、いろんなとこ旅行したけど、今いるとこが一番遠いとこかもしれないなあ。今日はですね、2010年の、9月の2日の、木曜日です。えー今、俺がいるところは寒いですけど、聞くところによると東京は、今日は、9月にも関わらず35度だそうです。もちろんその暑さは俺知ってて、ずーっとこの夏、CD、DVDの編集をやってたので、あの、強力な、暑さはよーく知ってます。そして今年の夏は、パキスタンの洪水、中国の洪水、あとヨーロッパの乾燥、特にモスクワあたりの森林火災とか、本当に、地球の温暖化っていうのをリアルに感じた、夏です。でも、俺は今、とても寒いです。俺は黙ってたんだけど、実は君たちは、もう既に2011年の10月30日の世界にいるんだよね、日曜日という、埼玉スーパーアリーナ。わ~後1年以上先なんだな、これより。てことは、俺の知らない事をみんなは一杯知ってんだね。今、俺が知らなくてこれから1年半ぐらい後の事を、全部君たちは知ってるんだ。わ~。でも一つだけ、確かな事があって、もし、君がこれを見てるとしたら、俺はそれまで、元気で音楽をやってて、これから、センターステージで一緒に盛り上がる。盛り上がっていこう。ピース。

と、これをライブ会場で、もしくはブルーレイやDVDで、既に観てしまっている方たち。今はもう2013年の世界に生きていて、この後に起こった出来事を、全部知っているんだよね。そして、俺も2013年の春、この番組を作っています。でも、この放送を今、あなたが観ているという事は、この番組は、無事に制作され、オンエアされているって事だよね。つまり、世界は、存在しているって事だね。さあ、こっからアンコール、センターステージの模様を一緒に観ようって、場面だね。盛り上がっていこう。ピース。

●「I am father」
●「君がいるところが My Sweet Home」

(浜田省吾) 
       放送時間も、残りわずかになってきました。このテレビプログラムの制作に、携わって下さったスタッフ、コンサートツアースタッフ、映像音楽制作のスタッフ、全てのスタッフの方々に、感謝します。そして誰よりも、コンサートに来て下さった、オーディエンスの方たち、更に、今この番組をご覧になって下さっている、あなたに、心から感謝します。ありがとうございました。

●「日はまた昇る」
●「僕と彼女と週末に」

(「僕と彼女と週末に」語りの部分)

週末に、僕は彼女とドライブに出かけた。

遠く街を逃れて、浜辺に寝転んで、
彼女の作ったサンドイッチを食べ、ビールを飲み、
夜空や水平線を眺めて、僕らいろんな話をした。

彼女は、彼女の勤めている会社の、
嫌な上役の事や、先週読んだ、
J・D・サリンジャーの短編小説の事を僕に話し、
僕は、今度買おうと思ってる、新しい車の事や、
二人の将来の事を、話した。

そして、誰もいない、静かな夜の海を、
二人で、泳いだ。

あくる日、僕は吐き気がして目が覚めた。
彼女もひどく気分が悪いと、言い始めた。
それで、僕らは朝食を取らず、
浜辺を歩く事にした。

そしてそこで、その浜辺で、
とても奇妙な、情景に出会った。
数え切れないほどの、銀色の魚が、
波打ち際に、打ち上げられてたんだ。

♪いつか子供達に この時代を伝えたい
 どんなふうに人が 希望を継いできたか

 君を守りたい ただひとりの
 君を守りたい この手で
 愛を信じたい

 人の心の 愛を信じたい 
 いつの日か

**********

         「僕と彼女と週末に」久々に聞いた、語りの部分。サリンジャーと、吐き気がして目が覚めたというセリフ。どこか、遠い国の話のようで、どこか不安な未来のようで、胸がザワザワしたそんな記憶。「PAIN」の言葉が、深く、胸に響いた。この曲をずっと忘れていたなんて・・・


♪二度と立てぬ 痛手なのに

 受け入れてく 不思議だ人は

  (以下、略)






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最終更新日  2014.01.04 13:52:05
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